第14話
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「そうそう、シャルに、何か本を送って頂戴って伝えてくれる?」
その時にでも私の家でお茶でもして少し息抜きすると良いわ…と耳元で言うとドビーは笑みを浮かべ「判りましたでございます」と嬉しそうに声を弾ませた。
「ドビー行くぞ」
ちょうどその時ルシウスが通路へと降りてくる。そこにレンがまだ居るとは思っていなかったらしく、レンの姿を発見すると、お辞儀をした。
「ルシウス、ありがとう。ナルシッサによろしくお伝え下さい。」
お気を付けて。とルシウスを見送ってからレンも出口へと歩いていった。
「あのプレイは最高だったぜ!」
レンは暫く歩くとグリフィンドールの選手たち達と会い、皆の顔には笑みがこぼれていた。
「勝ったのね。おめでとう」
レンは笑みを浮かべて皆にそう言うと、皆「ありがとう」と言いレンの前を通り過ぎ、後ろを歩いていた双子がレンの両脇を歩き一緒に城へと歩いていく。
「ハリーはどうしたの?姿見えないみたいだけど…」
「ブラッチャーをくらって骨折さ。」
「ロックハートが治そうとしたんだけどさ、骨ごと消しちまったみたいだぜ」
「今頃医務室でマダム・ポンフリーが手当てしてるんじゃないかな」
ジョージとフレッドのその言葉にレンは一気に血の気が引いた。
「俺達、医務室へ行く所なんだ。一緒に行くだろ?」
フレッドの誘いに頷いて見せながらも、レンは申し訳なさで頭がいっぱいだった。
ハリーは無事に試合を終えたんじゃない。私が間に合わなかったのだ…。
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