第15話
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室内の冷たい空気にレンは少しずつ意識を取り戻すと、自分を起こした人物がハーマイオニーで、先ほど声を掛けた男の子がロンだと言う事が判った。
「ねぇ…どうしたの?…私、多分2〜3時間しか寝てない…」
「僕達、急がなきゃいけないんだ。昨晩また生徒が襲われたってマクゴナガルが言ってたんだ」
ロンは片手になにやら持ち、もう片手はレンの背を押し歩きながらそう言った。
レンはロンの其処の言葉を聞くと一気に目が覚めた気がした。
「やっぱり、昨日のアレは、あの時のものと同じだったのね」
「どう言うこと?」
レンはロンのその問いに、昨晩、冷たい気配に目が覚めたこと、ジニーの事を話した。
それを聞いたロンはジニーを心配そうにしていた。
「私も気にかけてみるけど、ロンも気にかけてみてあげて?家族の方が心強いと思うし。」
「うん、判った。」
そのまま暫く歩けば、ハーマイオニーはマートルのいる女子トイレにレン達を連れて行く。
レンはそのまま女子トイレに入ると、ロンとハーマイオニーは調合の支度をし始め、レンはその壁に背を預けながら様子を窺っている。
「ハリーの様子はどうだった?」
「今日はまだ行ってないんだ。早く薬を作ろうと思って」
「ハーマイオニー、ロン、貴方達そのまま隠れて。誰か来るわ」
レンはロンの返事を半分聞き流し、近付いてくる気配にそう言うと2人は慌てたように個室の扉を閉めて鍵をかけた。
だが、相当焦っているのだろう、モノを落としたり息を呑む音なのが聞こえ隠れてる意味がないとレンは思ってしまった。
「…あ、レン…ロン達を見なかった?」
女子トイレの扉を開けて入ってきたのはハリーだった。
ハリーもハリーで中に人がいるとは思っていなかったようでレンだとわかるとほっと息を吐きそう言いながら、レンの元へと歩いてくる。
レンは視線を個室に向けると、ハリーは納得したように個室をノックした。
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