レン達が戸惑っている間に、直ぐにそこはグリフィンドール生でいっぱいになり始め、パーシーが不機嫌そうに歩いてくる。
「何をやっているんだ。」
真隣にパーシーがやってきた事に気付くと「私達が此処に来た時には絵も切り裂かれててレディが居なかったの。」とレンが言えば、パーシーは後方に向かってダンブルドアを呼んでくれと叫んだ。
それから一分も経たない内にダンブルドアはその場に姿を現し肖像画の方に歩いて来ると、ゆっくりと切り裂かれた部分をなぞり、その瞳は深刻そうだ。
ダンブルドアが振りかえれば、そこにはマクゴナガル、リーマス、スネイプがダンブルドアの元へと駆けつけてつけてくるところだった。
「マクゴナガル先生。直ぐにフィルチさんの所に行って、城中の絵の中を探すように言ってくださらんか。」
「見つかったらお慰み!」
ポルターガイストのピーブズは何処からか姿を現し、楽しそうにダンブルドアにそう声を掛けた。
「どういう事かね?」
ピーブズはニヤニヤと笑いをちょっと引っ込めた。
流石のピーブズもダンブルドアを揶揄う勇気はない様だ。
「校長閣下、恥ずかしかったのですよ。見られたくなかったのですよ…あの女はズタズタでした。5階の風景画の中を走っていくのを見ました。木にぶつからないようにしながら走って行きました。酷く泣き叫びながらね。」
「レディは誰がやったか話したかね?」
「ソイツはレディが入れてやらなかったら、酷く怒っていましたねぇ。…あのシリウス・ブラックは癇癪持ちだねぇ。」
ダンブルドアは直ぐに皆を大広間へと集めた。