少しすれば、外から車のアラーム音のような音が鳴り響き、トムが外に出て行くと直ぐにその音が止みハリーが一緒に入ってくれば、レンはほっと息を吐いた。
「無事に着いたようね。」
「うん、確かに舌を噛まない様にした方がいいって事は判った。」
ハリーは悪戯っぽく笑えばレンもつられるように笑ってしまった。
「ファッジが待っているわ。大丈夫、ハリーの心配しているような事は起こらないし、ホグワーツに行くまで此処にいなさいって。今日は遅いしまた今度逢いに来るわね?」
「うん。レン…有難う。」
「良いのよ。頼ってもらえるの嬉しいから。.…今度は普通にも遊びに来てね?」
ハリーはそれに嬉しそうににっこりと笑って頷いてくれ、レンはそのまま姿くらましをして家に帰った。


数日後、レンは漏れ鍋に姿を現してみたが、既にそこにハリーの姿は無かった。
トムの話だと、ハリーは毎日ダイアゴン横丁に遊びに行っているらしい。
レンはついでに買い物を済ませてしまおうと、グリンゴッツ銀行でで少し多めにお金を引き出してから、レンは辺りをゆっくりと歩いて廻った。