ペナルティもあり50対10…するとボールとデリックがウッド目掛けてブラッジャーを打てば、その2個ともにウッドの腹部に命中。
これにはフーチ先生も怒り、ペナルティを与えた。
その結果60対10。
フレッドがブラッジャーでワリント目掛けて強打し、ワリントはクアッフルを取り落とす。
それをアリシアが奪ってゴールを決めた。
相手が卑怯な手に出てもグリフィンドールの勢いは止まる事を知らなかった。
ハリーはこの時を待ってましたといわんばかりに自分の上空目指して一気に飛び立つ。
だが、側にいたドラコはそれを阻止しようと追いかけ、そして…
「ペナルティー!グリフィンドールにペナルティーゴール!!こんな手口は見た事がない!」
そうリーは叫び他にも貶す言葉を何度となく浴びせ掛ける。
フーチ先生もドラコの行為に怒ったようで2人の下へと飛んでくれば、叱りあげた。
そう、ドラコは前に乗り出し、スニッチではなくハリーの箒をしっかりと握り締めて引っ張っていたのだ。
フーチ先生の声で、ドラコは渋々自分の箒に戻り、グリフィンドールはペナルティーゴールを狙ったが、怒りで手元が狂い外してしまう。
ドラコの行為はスリザリンにとって勢いをもたらした。
良くやったと士気があがり、それとは反対にグリフィンドールは怒りによって集中力を失っていた。
スリザリンはゴールを決めて70対20…
レンはハラハラしていた。
スリザリンの手段を選ばない行為、グリフィンドールの怒りと集中力の乱れ…それが悪い形で重なり大怪我などしなければ良いのだが…
アンジェリーナがクアッフルを持ち、スリザリンを攻め様とした時、スリザリンの選手は全員で大きな壁となりその行く手をさえぎる。
ハリーは機転を利かせ、そのど真ん中にファイアボルトで突進していけばその陣形が崩れ、アンジェリーナは得点を入れる事が出来た。
だが、それはドラコにとっても大きなチャンスだった。
ドラコは芝生の1、2m先にスニッチを見つけ急降下していく。
ハリーはそれに気付くと急いでドラコを追いかける。