「レンがパッドフットからで害はないって言ったのが一番の正解だった…アイタッ」
隣に座っているロンがそう言いながら急に痛みを訴えたのでレンはそちらを見れば、手の中で嬉しそうに鳴いていた梟が指を齧ったらしい。
自分では愛情を込めたつもりなのだろう。
レンはクスクスと笑いながら優しくその梟を撫でた。
『クルックシャンクスが、私に変わって、注文を梟事務所に届けてくれたキミの名前で注文したが、金貨はグリンゴッツ銀行の711番金庫…私の物だが…そこから引き出すよう業者に指示した。キミの名付け親から13回分の誕生日をまとめてのプレゼントだと思って欲しい。
去年、キミがおじさんの家をレンと出たあの夜に、キミを怖がらせてしまった事も許してくれたまえ。北に向かう旅を始める前に、一目キミを見ておきたいと思っただけなのだ。しかし、私の姿は君を驚かせてしまったことだろう。
レンは本当に私に良くしてくれた。もうキミやキミの友人達は彼女と仲直りしただろうね?彼女は優しく純粋な魔女だ。ハリー達が私を信じてくれないのは、自分の呪われた血の所為だと森で1人泣いていた姿は私の心を締め付けた。もしまだ仲直りをして居ないのなら、彼女を許してやって欲しい。私をキミ達に信じてもらいたい一身だったんだ。それに彼女は誰がなんと言おうと私の娘だ。キミ達もどうかそう思ってやってはくれないだろうか?
それと来年のホグワーツでの生活がより楽しくなるよう、ある物を同封した。
私が必要になったら、手紙をくれたまえ。キミの梟が私を見つけるだろう。また近いうちに手紙を書く。』
そう読めば、ハリーはもう一枚の紙に変える。
『わたくし、シリウス・ブラックは、ハリー・ポッターの名付け親として、ここに週末のホグズミード行きの許可を、与えるものである。』
「やった!ダンブルドアなら、これで十分だ!」
ハリーはとても幸せそうで、レンは自然と笑みがこぼれる。
「あ、待って…追伸がある。」
『よかったら、キミの友人のロンがこの梟を飼ってくれたまえ。鼠がいなくなったのは私の所為だし。』
「コイツを飼うって?」
ロンは瞳を丸くして驚き、何かを迷っている様だった。