「良いのよ、もう。私はあの人の娘だもの、それだけでも信じるに値しないのは私自身がよく判っているから。」
「そんな事ない。僕達が間違ってたんだ。レンは信頼できる人だって判ってたのに、考えるチャンスは沢山あったのに杖を向けてしまった。…僕、凄く後悔してるんだ。…きっと2人も同じだと思う。それにシリウスの手紙にもあっただろう?レンはシリウスの娘だよ。」
ハリーが割って入れば、2人も大きく頷いては頭を下げてる。
レンは有難うと微笑み漏らし、2人もどこか安心した様で、仲直りの印として順番にレンを抱き締めてくれた。
列車がプラットホームに到着し、生徒は9と3/4線の柵から飛び出し、家族と再会し友と暫しの別れを交わす。
レンも今年は4人について行き、ハリーを迎えに来たバーノンとペチュニア達には見えないようにしながら、ハーマイオニーのご両親に挨拶をし、アーサーとモリー達に挨拶をしようとそちらへ行けば、一足先に居たロンの他に、パーシー、ジニー、そして双子の姿があった。
レンはジョージの姿を確認すれば、そろーっと脅かす様に背後から近付き彼の名前を呼び飛びついて見せる。
その行動に驚かされたのは、飛びつかれた本人…以外にも周りの兄弟や両親も目を丸くした。
「あー…はしたなかったわよね?ごめんなさい」
その様子をみてやりすぎたかと思い頬を赤らめ謝れば、アーサーは面白そうに笑っている。
「いやいや、姫のハグなんて滅多にあるわけじゃないし、ハグもキスもいつだって大歓迎さ。」
「俺にはないのか?」
ジョージの言葉に続きフレッドが悪戯っぽく言えば、悪戯されるから嫌だとレンは言い、隣にいたジニーを抱き締め、ジニーもレンを抱き締めてくれた。