2人は暫く何気ない話をしていたが、段々と人が多くなってくると、それをレンに返し、リーマスは少し休むといい、眠ってしまった。
レンもリーマスの隣で少しうとうとしていると、列車が動き出し、もうそんな時間なんだと小さく欠伸をした。
それから間も無く、コンパートメントに見知った顔が3つ入ってきた。
「ハリー、ロン、ハーマイオニー…遅かったじゃない」
レンがそう言うと、ハリーは丁度良いや、キミにも聞いてもらいたい事があるんだと言い中に入ると三人ともリーマスに視線がいった。
「この人は誰?」と、ハリー
「闇の魔術に対する防衛術の新しい先生でR・J・ルーピン先生よ。」
「この人がちゃんと教えられれば良いけどな。強力な呪いをかけられたら一発で参っちまうように見えないか?」
「ルーピン先生はそんな人じゃないわ。優しい良い先生よ。きっと授業も今までのものより楽しいんじゃないかしら」
レンがそう言うと、ロンは「そうだと良いけど」と言葉を漏らした。
「ところで、何の話なんだい?」
ロンはハリーの方を向くと、リーマスが本当に寝ているかどうか確認をしてから席に座りゆっくりと口を開く。
「実は…昨晩キミのパパとママとレンが話をしてたのを聞いちゃったんだ。」
「ハリー、あそこに居たの?私気付かなかったわ」
「ごめん。たまたまなんだよ…けど、レンが言ってくれたこと、僕嬉しかった」
レンにハリーはそう言うと、ロンとハーマイオニーにハリーが聞いたというアーサーとモリーの話を聞かせた。
「それで、さっきおじさんが、僕に言ったんだ。何があっても城の外に出ないで、僕がブラックを探し出すような事はしないでくれって。」
「まぁ!シリウス・ブラックが脱獄したのは、ハリーを狙う為ですって?!あぁ、ハリー…本当に気を付けなきゃ。自分からわざわざトラブルに飛び込んで行ったりしないでね?」
ロンは愕然とした様子だったし、ハーマイオニーは心配そうにそう言った。