心配性なマダム・ポンフリーがその後、宴に参加する許可をくださるわけもなくチョコレートと食事を医務室で取ると一晩をそこで過ごした。


翌朝、マダム・ポンフリーはレンの体温や脈が正常な事を確認すると、大広間で朝食を取り授業に参加する事を許してくれたので、レンは大広間に向かった。
レンが大広間に入ると、スリザリンのパンジー・パーキーソンが「あーら、ポッター!吸魂鬼が来るわよ」とハリーをからかっているところだった。
「あら、本当。吸魂鬼にそっくりね。人から幸福を吸い取りそうな顔をしているわ」
レンはそうキッパリと言うと、パーキーソンは憎たらしそうにレンを睨みつけたが、ドラコに直ぐに制され、席に戻って行った。
「レン、おはよう。それと…有難う」
「おはよう、ハリー、ロン、ハーマイオニー…それにジョージとフレッドも」
レンは席に着くと、此処に座れと言わんばかりにフレッドがジョージとの間に一人分の隙間を作ったのでレンはそこに座った。
「三年生の新学期の時間割だ。」
ジョージはそう言い皆に時間割を手渡してくれたのでレンはお礼を言いながらそれを軽く見てポケットにしまった。
「ハリー、なんかあったのか?」
そんなレインを見遣りながらも双子はそう声をかける。
「マルフォイの奴…」
ロンはジョージの向かい側に座り、スリザリンのテーブルを睨みつけながらそう言う。
ジョージが目をやると、丁度ドラコが恐怖で気絶する真似をしているところだった。
「あのろくでなし野郎」
ジョージもロンと同じくらいに嫌な気持ちをあからさまにするかとレンは思っていたが、ジョージは落ち着いていた。