「ミス・クレスメント。こちらへ来なさい」
それにハリー達はレンを見たが「先に行ってて」と声をかけると、レンはスネイプの元へと歩いていく。
「お呼びでしょうか、スネイプ先生」
「マルフォイの傷が完全に癒えるまで君が色々と手伝ってあげなさい。幼馴染の方が安心出来るとのご指名だ」
レンはそれを聞くと、小さく息を吐いてから頷いた。
「それと、今学期は特別授業が行われる。日付は追って知らせるので、必ず来るように」
「はい、先生。」
レンはそう言うと、自分の鞄を肩にかけてからドラコの荷物を持った。
「大広間まで運べば宜しいかしら?」
レンはそいう言うと、ドラコは小さく頷き、空いている手でレンの腰を抱くと、両サイドにクラッブとゴイルを並ばせてスタスタと歩いていく。
「レン?!」
ハリー達の側までくると、ハリーが驚いたように声を上げ、レンは曖昧に微笑んだ。
「彼女は僕のパートナーなんだ。気軽に声をかけないでくれないか。」
「貴方が、傷が治るまで困った時に助けるようにとスネイプ先生にお願いしたのでしょう?」
レンは少し不機嫌にそのままスタスタと歩いて行ってしまった。
その後ろをパンジーが不機嫌そうに睨みながら着いてきているのが、更にレンを不機嫌にさせた。
大広間までつけば、スリザリンの席にドラコの鞄を置き、グリフィンドールの席に行こうとしたが、ドラコが手を離さない。
「久し振りに一緒に食べれば良い。」
「寮が違うわ」
「なら、僕に食べさせてるって言えば良いじゃないか」
ドラコがそう言えば、パンジーにも聞こえていたのか「まぁ!」と声を漏らす。