「彼女が食べさせたいそうよ。良いガールフレンドが出来て良かったじゃない」
レンはそうニッコリと微笑み言えば、ドラコは驚いていた。
「そうよ、こんな女に気を使う事ないのよ、ドラコ。私がなんだって手伝ってあげるわ」
「だそうだわ。ミス・パーキーソン、幼馴染殿をよろしくお願いするわ」
レンは完璧までな作り笑いをしてから、優雅にその場から歩き去り、グリフィンドールの机まで来るとドカッと不機嫌そうに椅子に座った。
なんでこんなに苛々するのかすら正直判らない。
「「なんかあったのか?随分ご立腹じゃないか」」
「知らない」
レンはキッパリとそういうと、声をかけてきた双子は苦笑し、直ぐに後から来たハリー達も何が起こったのか判らない様子だった。
ドラコはチラチラとレンを見ていたし、パンジーはそれに合わせてレンを憎しみの篭ったような瞳で睨みつけているのが判り、レンは「もう!」と机をドンッと叩くと、食べ物を殆ど口にはせず立ち上がり、そのままその場を後にした。
癇癪を爆発させるというレンの珍しい姿に、周りにいた人達は驚きを隠せない様子だった。