「ち、違うの!そうじゃないの…確かにリーマスは大切な人だけれど…」
「まぁ!」
「あー違うのよ、違うの!そういう意味じゃなくて…」
さらにレンが焦るように言えば、ハーマイオニーは「珍しいものが見れた」とまたクスクスと笑った。
「…あのね…リーマスはあの手紙の人なの。」
「もしかしてRJLさん?」
教室にちらほらと生徒が入ってきているのを確認するしハーマイオニーに小さく耳打ちすると、ハーマイオニーは驚きを隠せない様だった。
「2年になるまでの夏休みの間一緒にいてくれたし…クリスマスの後からは一緒に住んでくれているの。家にいない時も多いけれど…私、お兄さんが出来たみたいで…何だか嬉しくて」
そう消えそうなくらい小さな声で、耳まで真っ赤になりながらそう言えば、ハーマイオニーは嬉しそうにレンをぎゅっと抱き締めてくれた。
「良かったわね。私最近思っていたのよ。貴女が明るくなったって。初めて会った時なんて何考えているか判らなかったわ。きっとルーピン先生のお蔭なのかもしれないわね。」
「ありがとう、ハーマイオニー。グリフィンドールに来てハリーとも親しくなれたし、貴女達に出会えた事も私を明るくしてくれたのかもしれないわ。ハーマイオニー、貴女も大切な友達よ?」
レンもなんだか嬉しくて、ぎゅっとハーマイオニーを抱き締め返す。
「キミ達、なにやってるんだ?」
ロンはハリーと一緒に来ると、なんだかおかしなモノを見るように彼女達にそう言えば、2人はクスクスと楽しそうに笑い声を上げた。
「いったい何だってんだ」
ロンは意味が判らないと思いながらも、ハーマイオニーの隣に座り、その隣にハリーは座った。