あのスネイプがそのような服装をするなんて…大変申し訳ないが笑わずにはいられなかったし、この場に双子がいたらどんなに大喜びするだろうと思った。
他の生徒達もその格好のスネイプを想像したのだろう、大爆笑だった。
「ネビルが首尾よくやっつけたら、その後ボガートは次々にキミ達に向かってくるだろう。皆、ちょっと考えてくれるかい?なにが一番怖いか…その姿をどうしたらおかしな姿に変えられるか…想像してみて…」
皆から笑いが消え、考え始めていた。
レンも考えを巡らせる。
自分が一番怖いもの…ヴォルデモート…そう思えば、目の前に緑の閃光が走り、レンはそれも怖いと思ってしまう。
緑の閃光に良い記憶はない…だが…去年、ハリーが目の前でバジリスクと戦い、その腕にバジリスクの牙が刺さっているのを見た時…あれが一番怖かったように思えた。
何も考えられない…ハリーが死んでしまう。
だが、それをどのようにすれば面白い姿になるか…なんて、レンには想像する事が出来なかった。
ふと顔をあげれば、視界にリーマスの姿が入る。
するとポロリと一粒の涙が無意識に零れてしまい、レンは慌てて俯いた。
ハリーを失うのはとても怖い…だが、リーマスを失う事もそれと同じ位にとても恐ろしい…。
ロンやハーマイオニー…仲間をシャルの時のように失う事がどんなに恐ろしいか…。
このホグワーツに通い始めて、自分はとても弱くなったのではないかと思ってしまった。