「あれは普通の女の子じゃない!ホグワーツじゃ、ああいう女の子は作れない!!」
ハイハイ…と半ば呆れながらロンの言い分を聞いていれば、それに反論したのは予想外にハリーだった。
「ホグワーツだって女の子はちゃんと作れるよ!」
それに驚き顔をあげ、その視線の先を見れば、ハリーの視線の先には可愛らしい女の子が1人…。
確かあれは…レイブンクローのシーカーだ。
「そうだぜ?ホグワーツだってちゃんと美少女は居るもんさ。な?」
隣に座っていたらしいジョージが、レンの肩に腕を回し、弟に諭すように言えば、ロンは意味が判らないと言うように首を傾げる。
「プラチナブロンドの真直ぐ伸びる綺麗な髪に、海のように深いブルーの大きな瞳…華奢で雪のように白い肌…整った顔にスタイルも良い、此処にだって美少女はいるだろ。お前達は近すぎて忘れてるかもしれないけどな。」
そう言いレンの頭をポンポン…。
レンの視線ときょとんとしたハリーとロンの視線が合わされば、ほんのりと頬を紅く染めてハリーが視線を逸らす。
「うん、だから、ホグワーツにだってちゃんと女の子は作れるって。」
ハリーがロンの方を向きながらそう言えば、ロンは再度あの美少女の方に視線を向けた。
そんな弟の様子をジョージは「判ってないな。」と呟き、相棒達の話題に混ざっていってしまった。
それから暫くすると、教職員テーブルに、魔法省のバグマンとクラウチが席に座っていた。
食事が終わり、テーブルの上の金の皿が、再びピカピカになると、ダンブルドアは「時は来た」と話を始めた。
「三大魔法学校対抗試合はまさに始まろうとしておる。箱を持ってこさせる前に、二言三言説明しておこうかの。」
そう言うと、ダンブルドアは魔法省から来た2人の人物を紹介し始める。
「国際魔法協力部部長、バーテミウス・クラウチ氏…そして魔法ゲーム・スポーツ部部長、ルード・バグマン氏だ」