「オー・デ・コロン?…ハグリッドが?」ハーマイオニーが目を丸くした。
「それにあの髪と背広はなんだい?」とハリー
「見て!」
2人の言葉を聞きながらも、ロンは突然窓の外を指差した。
そこには紅くなったハグリッドとボーバトン生とマダム・マクシームがいた。
マダム・マクシームと話すハグリッドの表情はうっとりとしていて、どうやらハグリッドはマダム・マクシームがお気に入りの様だった。
「私達の事は、ハグリッドの頭の中から抜け落ちてしまったみたいね。」
レンがそう言えば、ハーマイオニーは信じられないと言った表情を浮かべながらも、4人はハグリッドの小屋から出て城へ向かおうと扉を閉めた。
「ハグリッド、あの人に気があるんだ。…まぁ、2人に子供が出来たら、世界記録だぜ。」
ロンは信じられないという表情で言いながら、マントをしっかりと巻きつけている。
家の中に居たので気付かなかったが、驚くほど外は暗く、レンもしっかりとマントを巻きつけ芝生の斜面を登り始める。
「大丈夫?」
「えぇ、有難う。」
一番最後を歩いていれば、ハリーがそう気にかけてくれ、レンは笑みを返した。
「みて、あの人達よ」
ハーマイオニーの囁く声が聞こえ、そちらに視線を向ければダームストラングの一行が、湖から城に向かって歩いていくところだった。
ロンはワクワクしながらクラムを見つめていたが、クラムはレン達よりも前方を歩いた為、少し先に城に到着し、こちらを振り向く事もなく中に入った。
4人が中に入った時には、蝋燭の明かりに照らされた大広間は、ほぼ満員だった。
炎のゴブレットは、今は教職員テーブルの、まだ空席のままのダンブルドアの席の正面に移されていた。
「元気になった?」
「勿論。お前を悲しませる訳にはいかないし。」
ジョージは冗談交じりにそう言いウインクをすれば、レンは微笑み、ハリー達と席に着いた。