ロンの言葉にレンは驚いてみせる。
まさかロンにそう言ってもらえるとは、レン自身思っていなかったのかもしれない。
「私はあの人の娘よ?私に待っている未来がどういうものか…考えてみれば簡単に判るわ。」
ニッコリ微笑みいったが、レンの言いたい事がどういう事か、ロンには伝わったのか、そうでないのかは判らなかった。
だがロンは「ハリーとの事、ちゃんと考えて見るよ。」と小さく呟いてくれた。
気持ちを整理する…考える時間が欲しいのだとレンは思い、優しく微笑めば頷いてみせた。
「ロンがちゃんと話を聞いてくれて嬉しかったわ。…それじゃ、私はこれから手紙を出しに行くから…」
「手紙?」
「今回の事、ちゃんと知らせるべきだから。去年出会った、わんちゃん達に…ね。」
そう言えば誰の事か判ったのだろう、小さく頷くと「僕も一緒に行く」と小さく漏らした。
一度図書室に寄り、レンはそこで手紙を書き始める様子をロンはじっと見つめていた。
内容を読んでいるのか、読んでるフリをして考え事をしているのかは判らなかったが、レンは何も言わず、気にもせずにペンを走らせる。
『学校で大変な事が起こりました。今ホグワーツで三校対校試合が行われようとしている事は、知っていると思うわ…。その代表選手にハリーが選ばれてしまったの。誰かが炎のゴブレットにハリーの名前を入れ、命を狙っているのだと、私も新しい闇の魔術に対する防衛術のムーディ先生も考えています。こんな絶好のチャンス、私が”彼”なら逃さないもの。ワールドカップでの出来事も気になるし…。私なりに調べてまた連絡します。 レン』
そう書いてインクを乾かせば、小さく折り畳む。