冬眠するかどうか判らないから試してみようという授業の時に、リータ・スキーターに見つかり、ハグリッドと女史は、金曜日にインタビューの約束をしてしまうなど、とても散々なものとなった。
だが、次の占い学はいつも通りでトレローニーが死について予言をするなど相変わらずの状態がレンを苦笑させた。

「こんばんは。フレッド、ジョージ。」
夕食を食べ終わった頃に2人が夕食を済ませようと広場に姿を現し、レンが声をかければ2人はレンを挟むように座り笑みと挨拶を返してくれる。
「彼はちゃんと支払ってくれた?」
レンがバグマンに頼んでから暫くの時が流れている。
これほど時間が流れれば流石に、話を聞き、正当な金額を支払ってるに違いないと思い、レンは小声で訪ねたが2人は首を横に振り、逸れは酷くレンを驚かせた。
「以前のままさ。」
「手紙も受け取ろうとしない。」
「逃げ回ってばかりいやがる。」
「…そんな人だとは思わなかった。」
大人って狡いわ。レンがそう呟けば2人は首を傾げたが、レンはなんでもないと言葉を濁しムスッとした表情のまま、2人が食事をする間、じっとその場で考えをめぐらせた。
クリスマス休暇は家に帰り、魔法省に赴いて直接バグマンを捕まえ、ちゃんとした答えを出してもらうまで付きまとうのはどうだろうか?
それとももう1度手紙や彼がホグワーツに来たときを狙って説得し続けるべきだろうか…?
「レン、談話室に戻ろうぜ?」
双子が食事を終え立ち上がるが、レンは何処かを見つめたまま動かないのに気付くと、フレッドが少し呆れ気味に声をかけ、ジョージは少し苦笑を浮かべた。
「ごめんなさい。考え事をしていたわ。」
自分も立ち上がり2人と一緒に談話室へと戻るとレンは寝室へ行きベッドに潜り込んだ。
取り敢えずもう直ぐクリスマス休暇だ。