第40話【ハーマイオニー視点】
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「整理してみよう。」
暫くすると、鳥の足をもう1本もって振りながらシリウスが言った。
「始めはしもべ妖精が貴賓席に座っていた。クラウチの席をとっていた。そうだね?」
「そう」
3人は同時に答えた。
「あ!けど待って。レンがずっとその席を気にしてたんだ。」
「レンが?」
「うん、ジョージがあそこに誰か見えないかって言うから何故かって聞いたら、レンがずっと気にしてるって…」
ロンはそう溢すと、ハリーはハッとした表情に変わる。
「待って!レンは透明マントの中が見えるんだ!其処に誰かが透明マントを被ってウィンキーと一緒に居たんだよ!」
ハリーのその言葉に、またシリウスは考え込んでいる。
ハーマイオニーは話すなら今しかないと思い本題を離してみる事にした。
「そうね、レンも第2の課題からずっと姿が見えないわ。自分は事件について調べる、だから3人は課題に集中してって…私、毎晩彼女と意見の交換をしていたの!けど…課題の日の朝、一度姿を見たっきり帰ってきていない。」
「レンからの連絡が途絶え、キミ達と一緒に来ていないからな。そんな事だろうとは思っていたが…やはりそうだったか。」
シリウスに心配そうな表情が浮かび、ハーマイオニーは少しほっとした所があった。
「それでね…こんなメモが残されていたの…。」
ハーマイオニーはポケットから昨晩見つけたメモを取り出し、シリウスに渡した。
「香りと…私が話した内容…?」
シリウスはそのまま考えこみ、ハリーが言葉を続ける。
「…そうだよ、何で気付かなかったんだろう。あの場所に居たのはクラウチさんだ!隠れなきゃいけない理由があってあそこにいて、スネイプの研究室に忍び込まなきゃいけない理由も何かあって…そしてそれにレンが気付いて、何処かに連れて行かれたんだ!だって、ワールドカップで姿を見てるのはレンしか居ないんだから!それをダンブルドアに知らされたら大変だし!」