「僕とレンはそんな関係じゃないよ?」
「判ってるわよ。」
ハーマイオニーは苦笑を浮かべた。
「でもどうしてレンが行方不明って知る事が出来たのかしら…ホグワーツに入る事を禁じられているのに。」
「どうせあのマルフォイが何か言ったんだろ。」
「レンが行方不明で心配だって話をしたとしても、この記事がレンと僕に関する話題だから…きっとマルフォイじゃないんじゃないかな。だって僕とレンの仲が良いのが気に入らないみたいだし。」
「大切な幼馴染にご執心だものね。だとしたら一体どうやって…」
ハーマイオニーは考え込めば、ハリーが考える仕草をしながら言葉を続ける。
「もしかして虫をつけたんじゃないかな?」
「虫を付けた?」
ロンがぽかんとした。
「なんだい、それ…ハーマイオニーに蚤でもくっつけるのか?」
ハリーは「虫」と呼ばれる盗聴マイクや録音機について説明し始めると、ロンは夢中になって聞いたが、ハーマイオニーが話を遮った。
「2人とも、いつになったらホグワーツの歴史を読むの?」
「キミやレンが全暗記してるもの。僕達はキミ達に聞けば良いじゃないか。」
「マグルが魔法の代用品に使うものは…電気だとかコンピューター、レーザー、その他いろいろだけれど…ホグワーツでは全部メチャメチャ狂うの。空気中の魔法が強すぎるから。だから、違うわ。リータは盗聴の魔法を使っているのよ。そうに違いないわ。…それがなんなのか掴めたらなぁ…うーん、それが非合法だったら、もうこっちのものだわ。」
ロンが言った。
「この上リータ・スキーターへの復讐劇までおっぱじめる必要があるのかい?」
「1人でやります!」
この日から、レンの行方を探る事の他にリータ・スキーターの秘密を探るべき動きはじめ、リータの秘密を握る事になる。
そしてそれは暫くして、ハーマイオニーは素晴らしい勝利を収める事になる。
そう、ハーマイオニーやハグリッドの記事を書いた時には無登録のコガネムシの動物もどきになっていたという事実を掴み、彼女に復讐を果たす事が出来たのだった。