第41話【シリウス視点】
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ホグズミードの日。
レンの友達の魔女…
その年にしては賢い魔女の友達、ハーマイオニー・グレンジャーから、愛娘の姿が消えたという事実を知らされた。
現場にいたいと家を飛び出したのは、レンからの連絡が途絶えたのもまたひとつの理由だった。
ハリーを頼むと言い残した自分の言いつけを守り、単身で敵陣に乗り込んだのだろうか…?
彼女の母親が闇の陣営に捕らわれ、レンを身篭る原因になったあの事件を嫌でも思い出してしまい、嫌な汗が出る。
レンの友達は、レンが書き残したというメモを見せてくれた。
ヒントは自分が気になった香りとパッドフットの話…
つまりは私がレンが話した内容と、レンが気になっていた香りが事件を解く鍵となる。
私が話した内容といえば、レンの身を案じる事、そしてムーディが襲われた事、カルカロフが死喰い人だった事ぐらいだ。
そしてレンが気になっていた香りの持ち主はムーディ。
今ホグワーツに居るムーディに何かしらあるという事だ。
香り自体が何の香りかは判らないが…全ての事柄を整理すれば仮説は成り立つ。
クィディッチワールドカップで貴賓席に座っていた人物。
その者が死喰い人で、透明マントを被りハリーの杖を盗み闇の印を打ち上げ、その罪を屋敷しもべ妖精のウィンキーに擦り付ける。
そして、ムーディを襲う。
ムーディは襲われ脅されたとしても、闇の陣営に手を貸すような人間には到底思えない。
となれば、答えは簡単だ。
捕らえられ、今のムーディが偽者。
またはとても強い魔力の持ち主による服従の呪文で従えられているという事になる。
香りについてはまだ何なのかは判らないが…。
ここまで答えを導き出せば、ある疑問にぶつかる。