「ねぇ、ロン。皆でお揃いにしたら?」
そう言うレンの言葉にロンは良いかもねと言えば、レンはその帽子を6個とロゼットを5つ買う。
「はい、ロン。」
ロンの分をセットであげればロンは「気を使うなよ」と神経質になって言うロンに、レンは笑った。
「クリスマスプレゼントで良い?今年は何にしようって思ってたの…」
そういえば、ロンは嬉しそうに受け取ってくれ、ハーマイオニーやハリーにも同じ様に手渡すと喜んで受け取ってくれた。
ハリーは自分でも欲しかったのか、スロー再生やコマ送りなども出来る優れた「万眼鏡」を4つ買い、値段も値段なので「これから10年くらいなしかな」と笑いながら皆に渡してくれる。
元々ロンが「これを買わなきゃなぁ」と欲しそうに見ていたので気を遣って言ったのかもしれない。
「有難うハリー。大切にするわ。」
レンはそうお礼を言えば、ニッコリと微笑んでくれた。
ハーマイオニーはお礼にと4人分のプログラムを買ってくれ、財布が軽くなればテントに戻った。
「はい、フレッド、ジョージ。」
2人に帽子とロゼットをレンは渡せば、2人とも驚いている様子だ。
先程全財産を賭けた為、何も買わなかったのだ。
「クリスマスプレゼントの前払いね。」
そういえばケタケタと笑い、ロンと同じように嬉しそうに受け取りそれを身に付けてくれる。
「その帽子は?」
「これは、ジニーに。さっきロゼッタ買ってるの見えたから。」
「うわぁ、有難う!」
「で、レンは何でつけないんだ?」
「これから大臣達とお会いしないといけないから。ちゃんとしなきゃ。」
もう遅いとジョージは、自分が落書きした頬を突付き笑えばレンも笑みを零した。
自分の分の帽子とロゼッタを魔法で家へ届ければ、レンは懐中時計で時間を確認する。
「そうだね、そろそろ行った方が良いかもしれない」
アーサーはそれに気付けば、レンにそう声をかけ、レンは笑みを浮かべて頷いた。
「それじゃ、私はこれで。皆楽しんできてね。またお会いしましょう」
そう言い、レンは姿くらましした。


再び会場の前で姿現しすれば、入り口に待っている魔女がレンの顔を見れば大臣の居場所を教えてくれる。
レンはそこへと向かえば、なにやらパントマイムをしながら話をしている姿が見え、ため息を吐いたと思えば、レンに気付き手招きしてくれた。