最終話
「ミス・グレンジャー、ちょっと手伝ってもらいたいんじゃが、良いかの?」
談話室へつけば、ダンブルドアはハーマイオニーにそう声をかける。
ハーマイオニー以外にも談話室には多くのグリフィンドール寮生がいるのか、沢山の魔力を感じる。
「荷物を纏めるから、少し手伝って欲しいの。流石に見えないままじゃ全部詰められたか判らないから。」
ハーマイオニーを近くに感じれば、小さくそう言い、ハーマイオニーは少し驚いた様な感じを受けるが、今度はダンブルドアの後ではなく、ハーマイオニーの後ろを椅子は宙を浮きながら着いていく。
人の視線はこんなにも感じるものだったのかと思うほど、皆が自分を見ているのが判る。
寝室へと着けば、ハーマイオニーはレンのカバンを取り出し、色々と詰めてくれている。
自分である程度やると声をかければ、自分がやりたいのだとハーマイオニーは言い、最後まで手を出させてくれない。
「ねぇ、レン。」
「なぁに?」
「私、貴女を親友だと思ってるわ。」
「急にどうしたの?」
「だから…どんな時でも貴女と一緒に戦いたい。足手纏いになるのも判るわ。けど、私は…」
「1人で行動した事、ハーマイオニーも怒っているのね?」
レンは静かにそう言えば、ハーマイオニーは違うのと慌てて首を横に振った。
「貴女はいつでも1人で抱え込んでしまう癖があるのは去年にはっきりと判ってた。けど、私は貴女と互いの親友になりたい…貴女の事、迷惑だなんて思わないから…だから、何かあれば相談して欲しいの。貴女の力になりたいの。1人で戦わせたくないのよ。」
「有難う。」
「その代わり、私も貴女に色々相談する事にするし、少しでも貴女の癖が発動したら気を付けたり聞いたりするわ。約束してくれる?私には貴女が必要なの。」
「判ったわ。…でもね、私は貴女の事足手纏いだなんて思った事一度も無いわよ?」
レンは小さく微笑み頷けは、ハーマイオニーは安心した様に息を吐いた。