「可愛くないからって役に立たないとは限らないわ。ドラゴンの血なんか素晴らしい魔力があるけど、ドラゴンをペットにしたいなんて誰も思わないでしょう?」
そうハーマイオニーは反撃をしたが、レンはハリーとロンと視線を合わせるとニヤッと笑ってしまった。
そう、ハグリッドは自分達が1年生の時に、ごく短い間だったがドラゴンをペットに飼っていたのだ。
ハグリッドは危険である程、怪物のような生物である程好きという、少々変わった所があるのだ。
「まぁ少なくとも、スクリュートは小さいからね。」
1時間後、昼食を取りに城に戻る道すがら、ロンが言った。
「そうね…あれがハグリッド程の大きさになったら少々勘弁してもらいたいわ。…臭いと外見が…ね。」
そのレンの言葉にロンはケタケタと声をあげて笑う。
「でも、ハグリッドがどんな餌をやったら良いか見つけたら多分それくらいの大きさにはなるんじゃないかしら。」
「だけど、あいつらが船酔いとか何とかに効くという事になりゃ問題ないだろ?」
ハーマイオニーの言葉にロンは悪戯っぽく笑って言えばハーマイオニーは少しだけ溜息を漏らす。
「よーくご存知でしょうけど、私はマルフォイを黙らせる為にあんな事を言ったのよ。本当の事を言えば、マルフォイが正しいと思う。スクリュートが私達を襲うようになる前に全部踏み潰しちゃうのが一番良いのよ。」
ハーマイオニーの考えももっともだと思ったが、レンはそれ以上に気になる事があった。
スクリュートって生き物は元々いた生き物なのだろうか…もしそうでないとしたら…
それが最悪リータ・スキータに見つかり暴かれたとしたら…
嫌な考えに身震いがし、レンはあまり考えないように自分に言い聞かせた。