秘密の仲間になった覚えないンだけどなー

『秘密の仲間になった覚えないンだけどなー』



説明
秘密の仲間扱いされる逸般人



極東
神秘で摩訶不思議な国
職人的技術が変態(※褒め言葉)にすごい
外交は狭いがネット環境は繋がっているからオタク文化を輸出はしている。
物は輸出してないけど。



カナメ・サカイ(堺要)=主人公
ディアソムニア寮所属1年C組
成績は上の中。
オールマイティーな成績だが、別に上の上でもないためにさほど目立たない。
本人も話たりしないし、テストで10位から20位の中なので程々に知られるぐらい。
友人付き合いは浅く広く。
趣味はハンドメイド。幅広くやっており、作家としても有名。
こちらに時間を費やしているため、他者との関わりが薄い。
極東民のため不思議なことに慣れてしまっている。
NRC生徒から言えば妙にリアリストと言われるが、場に合わせて名言を避けるため程よく敵を作らないタイプ。だが、八方美人ではない。
極東民基準で平凡だと思っているか、摩訶不思議に溢れているところで何言ってるんだァコイツは。

カンナビ=ハンドメイド作家名
不定期にレジン関連、絵画(鉛筆画、水彩画、デジタル画、ちぎり絵など)、ぬいぐるみetc.
本当にいろんなものに手出しをしている。
依頼等は受け付けないと公表しており、作ったものをただ売るだけ。
それでも一目惚れした人たちが購入していていく。
極東のみの取り扱い。


秘密の仲間
サムさんの仲間であり、友人であり、契約したものであり、保護しているものでありetc.
基本的に人型の黒い影。なのだがサイズコロコロ変わるし、動物にも変わってしまう。
主人公に餌付けされたことから懐く。
そしてこの子達、案外いたずら好き


サムさん
秘密の仲間のいたずらを受ける。
お礼として主人公には人がいないときに割引、いるときはバレないように荷物にお菓子を紛れ込ませる。
材料と手間賃は商人として無視できないね!
もちろん、職人の小鬼ちゃんの商品は揃えてあるから任せてくれ!





ストーリー

お昼休み
ご飯を食べようと穴場のお気に入りの場所にいた。
建物から離れ、道外れたところにあるボロいベンチ。
木々の中に隠すようにあり、見つかりにくい場所だ。


『いただきます』


お弁当を広げ、今日の出来を褒めながら食べ始めた。
数分後、ふと何かの視線を感じたので向くと木の影から黒い影が伸びていた。
目があったような気がした。相手に目はないけど。
すぐに木の影の中に同化してしまう。


『……どうかしたの?』


にゅ、と伸びた。
こちらを伺うようすになんだか可愛く思えてしまう。


『おいで』


そう呼ぶと迷いながらもこちらに出てきたのは小さな子どもの影。


『あげる』


弁当箱の蓋の上、からあげとポテト。
爪楊枝を刺せば食べられるだろう。
子どもの影は迷ったようだが、爪楊枝でからあげをパクっ!
おいしいようで身体をゆらゆらと揺れている。


『はは、良かった。いい出来だろ?』


うんうん!と頷く。
そのままポテトも食べれば、ゆらゆらと。


『デザートあるけど食べる?』


期待している眼差しに応えないわけがない。
プリンとスプーンを渡せば喜んで食べてくれた。
そのまま食べ終わるのを見送り、回収した。


『僕、授業だから。バイバイ』


そう別れた。
振り返してくれる子どもの影に癒やされた。



(こっちの国のゴーストかな、成仏するといいな)


極東民。摩訶不思議なことには慣れており、ゴースト…未練をもった存在だと思っていた。
しかし、そういわけではないと知るのは放課後だった。



サム「はぁい、小鬼ちゃん。オマケだよ」
『え、』


購買部にてお会計をしたらそんなことを言われた。


サム「」にこっ


見上げたサムさんの影が伸びて見えたのは、子どもの影。
それに寄り添う大人がいる。こちらに会釈をしてきた。


『!』
サム「秘密の仲間がお世話になったね」
『……あー、はい』
サム「これからも仲良くしてくれると嬉しいよ!」
『時間が合えば、また』
サム「ンフフ、それで構わないさ」


こうして秘密の仲間と関わりを持つようになった。
影の形はコロコロと変わるが、そういうものだと受け入れていた主人公は特に気にしない。
購買部で買い物をしていてちょっかいを出されたりするのもすぐに慣れた。
他に客がいなければサムさんとも話すように。




そんな中、たまたま寝落ちしていたシルバーを保護し、談話室で寝かせた。
部屋に行こうと立ち上がったらマレウス寮長がいてびっくり。


『寮長』
マレウス「シルバーを運んでくれたのか、感謝する」
『いえ。これにて失礼します』


後日、シルバーからお礼の言葉とお菓子をもらうことに。



そんな中、2年生と合同授業。
ランダムで組み合わせを決められた2年生と共に課題の原材料から採取し、作る。
2年生は復習も兼ねているが基本的に1年生のサポート役としてやること。
ちゃんと伝えられて作れて、1年生がきちんとレポートを書かせられるが課題。
1年生は2年生と共に作るが、この工程をレポートとして提出するまでが課題。


『(2年生は、っと……)』


ツンツン、と肩に。
振り向くと


「カナメ・サカイか?」
『はい』
「今回パートナーをすることになったジャミル・バイパーだ。よろしく」
『よろしくお願いします、バイパー先輩(よりによって副寮長クラスか、まぁいいか)』
「よろしく、ジャミルで構わない。カナメでいいか?(面倒事は起こさなさそうな雰囲気はあるが…どうだろうか)」
『はい』


クールウェル先生の声が響き、開始された。
次々と生徒が飛び出していく中、


ジャミル「さて、どうする?」
『ひとまず、材料の確認してから行きませんか?どうせ人が多いでしょうから』
ジャミル「そうしょうか(慎重だな、これなら余計なことはしなそうだ)」


材料の確認。
そこで注意しないといけないことを居残りをしたくないジャミルはさり気なく指摘していく。
それを熱心にメモに書き込みしていくし、細かい質問もしてくる。
つい、熱心に聞いてくるものだから真面目に答えてしまう。


『なるほど。赤い根が最後に右回りを5回半のほうがいいのは熱の弱さの限界だから…それでしたら〇〇の後に入れるのはいけないのですか?』
ジャミル「赤い根との相互性の問題で〇〇が先だと効果が弱り、失敗となる。〇〇に含まれている△△の成分がそれを起こしているが熱を通すことで無くなり失敗せずに混ざることができる」
『どの本に載ってましたか?』
ジャミル「あぁ、図書館の…」


ジャミル、案外 吸収が早い1年に教える面白くなってきた。
まぁ、それも長く続くわけもなく、植物園に。
サクサクとやり方を守り、回収していく。
ちなみに微量の毒性分があるのも採取があったために、かぶれた時点でマイナスである。
そして問題なく、課題品も完成し、提出。
後片付けをしたら隣の教室でレポートを完成。
ジャミルも多少アドバイスはしたものの、ほぼ問題なく補講は免れるであろう出来。
むしろ、好評価では?と思う。
案の定、その場で合格をもらう。


『ご指導ありがとうございました』
ジャミル「いや、俺は何もしてないよ。君の実力さ」
『先輩の教え方が分かりやすかったです。特に赤い根のお話。』
ジャミル「そりゃよかった(NRC生にしては素直だな…)」


裏を考えてしまうのは癖がそのまま解散。
特に何も起こることはない。
ただの礼儀に厳しい家の子と判断した。
でも


ジャミル(教えるの楽しかったな、)


図書館で時たま会うと勉強を見るように。
理解度と回転、知識の豊富さによる疑問の指摘など話していて楽しい。
本の話題が尽きない。
……ちなみにこれを繰り返しているうちにカリムに見つかり、宴に連行されることになるとは知らない。




最近、購買部にて非売品のミニチュア展示品棚ができた。
レジ横で目立つところだ。
購買部の主であるサムをモチーフにしたシルクハットの似合うガイコツの亭主。
レジがある長机のところで、両手を広げて我々を歓迎しているようだ。
隙間を埋めるように様々な商品が溢れて乱雑に置かれているようで統一して置かれている。
実際の購買部のレジ付近を再現したようだ。
時折、ガイコツの亭主の周りには仮面をつけた影や動きそうな猿の人形やら飾りを付けられている。
ポージングも変えられている。
そのクオリティーにイグニハイド寮所属が見に来るようになる。
気まぐれにポージング変更やアイテムが変わっているの見に来るように。
はじめはそれだけだったが、ある日 そのひとつ下の棚が変わった。


シルバー「……」
サム「ははは!熱心だね、小鬼ちゃん」
シルバー「すまない、素晴らしい作品だから目が逸らせなくなった」
サム「そりゃ、喜ぶよ」
シルバー「…」
サム「非売品だからね」
シルバー「…………」


現れたのはミニチュアサイズのドラゴン。
黒色で宝石のような輝きを魅せる緑の瞳。
片翼を広げ、こちらを見つめている姿はミニチュアのはずなのに迫力がある。
その傍らには、小鳥が。白が特徴的である。
ディアソムニア寮所属の特に妖精族から販売を求められたが頑なに拒否。
マレウス直々の願いでも「これは俺が仲間から貰ったものだ。いくら俺でもインスットク!はできないね」
秘密の仲間。本当に謎が深い。
諦めざる終えなかった。


「これは俺が(秘密の仲間の友人である、彼から)貰った(というか秘密の仲間経由で置かれるから勝手に触ったりしたら怒られるから)いくら俺でもインスットク!はできないね(依頼するつもりないのは彼が気まぐれな職人気質だから頼むなんてしたら絶対にやらないしね)」


濁しただけ。
これによりサムさんの秘密の仲間の作品と知られるように。
依頼や紹介さえも拒否。
秘密の仲間だからね!!!(ゴリ押し)
ちなみにドラゴンのポージングも変わる。
次の機会で増えたのは黒色のコブラ。身体に赤色の模様。グレーががった紫の瞳。


カリム「ジャミルみたいだな!!」
ジャミル「そう、か」


カリムからの言葉もあったが拒否。
たまに仲良くドラゴンとコブラがお茶会している。
その際は3度見される。
初見の際にジャミルは5度見した。



(※この時点で2章まではいってる。)



先生に頼まれ、ハーツラビュル寮所属のクラスメートに課題を届けに来た。
その際、副寮長であるトレイと会ったため事情を説明。


トレイ「そっか、わざわざありがとうな。案内するよ」


何でもない日の準備中だったらしく、案内してもらえばすぐに渡せた。
そのまま帰ろうとしたが、リドルに見つかり、事が知られる。


リドル「全く、課題を言い渡されてるのを忘れるなんて…!」
「す、すみませんっ」
リドル「届けてくれてありがとう。どうだい、予定が無ければ何でもない日に参加するといい」
『…作法がわからないで、』
リドル「なに。僕が招待したんだ、気にすることはないよ」
『…お願いします(断るのがめんどいな、これ)』


とのことで、参加。



購買部にて、クローバーが付いた帽子をしたフラミンゴとティーカップの中に居る王冠をかぶった赤色のハリネズミが追加された。




植物園にて
読書をしたらつい、うとうと。
傍らに誰かが来たことに気づいていなかった。

レオナ「…」


ラギーに見つからないために奥に来たら知らぬ生徒。
叩き起こしてやろうかと思ったがその足に乗っている本が気になった。
隣に座り、本を拝借。古語にまつわる古書だ。
しかも読んだことがないからそのまま。


『…』


なにもわからず、起きたら顔だけは知っている寮長がいた件について。


レオナ「お前の私物か?」
『はい、』
レオナ「…マジホ出せ」
『…?』


そう、連絡先を交換し、そのまま借りられた。
後日、お菓子と共に返却。
それから時折、古書の貸し借りをするように。
古代語にも詳しいため、話が盛り上がる。
ラギーは(うわぁ、頭がいいやつの会話……)とスルー。
まぁ、レオナさんのお気に入りの生徒という脳内にメモ書きは残している。



購買部にて、牙のネックレスをしたライオンとハイエナが置かれるようになる。
意外にもレオナも所望したほどの作品。
まぁ、その愚痴を聞いてサムさんにも聞いて、要望が根強いと聞いて。
ガチャガチャを提案し、原型まで用意してくれた。


サム「小鬼ちゃんんんんんっ( ᐪ꒳ᐪ )」
『』( ¯꒳¯ )b✧


基本的に同じモチーフを数種類、カラーリングやポージングを変更して入っている。
中身は【※随時変更のため、戸棚を確認してください】と注意書きがある。
ハーツラビュル寮からはうさぎ、フラミンゴ、ハリネズミ。
サバナクロー寮からはライオン、ハイエナ、ジャッカルなど。
オクタヴィネル寮からはタコ、ウツボなどの海の生物。
スカラビア寮からはラクダ、ヘビ。なぜか絨毯、ランプの小物。
ポムフィオーレ寮からはクジャク、鷹。なぜか手鏡などの化粧品。
イグニハイド寮からはガイコツ、カンテラ。なぜか修理道具類。
ディアソムニア寮からはドラゴン、小鳥、コウモリ、ワニ、カラス。


しかし、特別に作られたのは相変わらず
ドラゴン&小鳥
ヘビ
ライオン&ハイエナ
フラミンゴ&ハリネズミ。だけであった。
いつ増えるのか、期待されている。

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