深淵の先にある瞳
『深淵の先にある瞳』
説明
怪異と言語が違うことが前提
なのに、主人公(怪異)とは会話ができるだと!!?
怪異
【■■■■■■■■■■】が言語。
【ァ】や【ぁ゛】の単語さえも違う。
【■■■!】【■■■!!?】的な。
表情から読み取れるわけもなく、言語通訳が不可能とされる。
瘴気の塊。強さ(レベル)差がある。
過去の事件や風土、風習、他愛もない噂まで様々な理由から生まれてしまう。
容姿がアメーバから人型に近しいものまで。
しかし、言語は不明のため、偽物と判断する場合は話させることが鉄則される。
ゴースト
会話ができる。襲っては来ない(一応は)
人型にはなれず、マシュマロボディ的な。
主人公
見た目は、黒。
足首ほどまであるスーパーロング。黒髪。
不思議とそのへんに絡むことはない。
黒のフェイスベール(目元から下を隠す布地のこと)をしており、深い深い赫色の瞳が見える。
ちなみにフェイスベール、極細の黒い糸で刺繍されている。
黒のタートルネックに着崩した上着、ズボン。
大きな大きなストール。不思議とどこかに引っかかることはない。
怪異と同じく、瘴気を持つが会話が可能。
友好的と言えばそうだが、豹変するタイミングが不明。つまりは地雷がわからない!
人語を話すことが可能。
正体
■■■■■■
※特に考えてない。
強いて言うなら『大神』の常闇ノ皇がイメージ。希望の道筋させ食らい尽くす絶望の闇。
イデア
修行(自己防衛も兼ねて)のため、放り投げられた。
そこで偶然にも主人公に出会ってしまう。
これが好機となり、未来でオルトを助けてもらえた。
度々、出会ってしまい、危険なところでは助けてもらうことも。
だが最後まで気を抜かないのはシュラウド家の血が、魂がそう言ってるから。
でもそんなことをしない、と無自覚ながらも思っている。
オルト
兄の縁で助けてもらう。
こちらを楽しげに観察しているのを受け入れている。
決して危ないところに連れて行かないとわかっているという態度が気に入られているのかもしれない。
ストーリー
コンコン、…聞こえた返事。
扉を開けたらそこには一人。
アズール「おや、ひとりでしたか。誰かいたのかと思いました」
イデア「電話してだけ、タイミングよくアズール氏がきたんだよ」
アズール「お邪魔にならなくてよかったです」
さて、今日は何をしょうかと話す。
イデアの後ろにナニカがいることも気づくことなく。
…部活が終わり、アズールは先に帰っていった。
閉じたドアを見つめたあと、深いため息。
イデア「気づいてなら教えてよ…!びっくりしたじゃんっ」
【いやはや、すまぬ。お前と話すのは楽しいからな。つい】
机に行儀悪く座る男性。
その風貌は黒。いや暗闇を擬人化したかのような人物。
【ふふふ】
イデア「はぁーーーー……………」
【しかし、ながらあの子。恨みを買うのが趣味なのか?】
イデア「…商売してるから、…まぁやり方が、ねぇ……程々にしとけって忠告はしてるんだけど」
【海の民は弱肉強食。生き残ってきた自信が無自覚にもあるのだろうな】
イデア「海のほうが大変だから?…はー、陸だってやばいとこだけど」
【アレはお前が可愛がってるようだから、目にかけておくよ】
イデア「べっつに可愛がってないもん」
【ふふふ。そうだ、西館を掃除をしたから安心するといい】
イデア「あぁ、…ありがとう」
【実技、出るのだぞ】
イデア「うぐ、…………はぁい」
そもそも、NRCの制服を着てないし、教師でも職員でもない。
【では、また。】
イデア「うん、……気をつけて」
【あぁ】
机から降りた彼はイデアの影の中に入って消えた。
イデア「…そろそろ帰りますか、」
部室には誰もいなくなった。
赤色の招待状
怪異の一つ。招かれたものたちはどこかにある城に連れて行かれる。
チャンネルシキにて、投稿される。
メイドや執事、庭師などがおり、鉢合わせて………連絡が途切れる。
そのため、目的が不明。
招かれたのは、
アズール、トレイ、デュース、ジャック、エペル。
メイドたちに襲われた際に廊下が崩れてアズールだけ落下。
さらにトレイとジャック、デュースとエペルに分けて逃げることになってしまった。
アズール(くっ、そ、……)
足を挫いた。立ち上がれない。
近づいてくる足音に物陰に隠れて息を殺す。
………遠ざかったと思いきや、反射的に顔を上げたらこちらを覗き込む逆さまの執事の顔。
死を覚悟した。
しかし、執事はどこかに引きづられたのか、一瞬して消えた。
言語不明の悲鳴らしいものが消えた。
アズール(、)
代わりに聞こえてきたのは足音。
先程とは違い、コツコツコツとリズムが乱れたものではない。
【見つけた】
アズール「、!!」
黒い、黒い男性だ。
だが、悪寒が止まらない。
なぜだ?怪異は話せないものだと、……
人なのか?いやでも違う。違うと本能が言う。
【イデアのかわいい後輩くん】
アズール「イデアさ、んの…お知り合いで?」
【そうだよ。あの子と約束したから】
アズール「…約束」
【約束】
なんのことか、見当がつかない
NRCチャンネルにて聞こうにもマジフォンは壊れているし、機嫌を損ねるかもしれない。
【イデアと連絡取れないの?】
アズール「!こ、壊れてしまいまして……」
【あぁ、…ちょっとまって】
ウォンと空気が振動。歪み、どこか光景を映し出す。
【イデア】
イデア《ほっっっわ!!!!え、あ!!!?》
【かわいい後輩くん、迷子になってたよ】
イデア《ぁ、アズール氏!!!?》
アズール「イデアさん、」
イデア《よ、よかったぁああ!アズール氏だけ浮上してこないから!!マジフォンは?ぶっ壊れ?》
アズール「は、はい」
イデア《まぁ、ですよね。怪我は?》
アズール「…足を、」
イデア《あー、喋れるだけよかったか……あと幸運過ぎ》
【物好きなのに、ね】
アズール「?」
イデア《はははっ……はーー……》
学園長《あの!!どちらの方は存じませんが!生徒を助けていただきありがとうございます!》
イデア《ぁ》
学園長《えぇ、本当に!ですか、他にも生徒がおりましてお力添えを》
【イデアのかわいい後輩くん、そっちに送る】
イデア《鴉邪魔!!》
学園長《きゃっふん!!》
イデア《ご、ごめん》
【イデア】
イデア《おねがい、お願いだから僕の話を聞いて。おねがい》
沈黙
イデア《っおねがい、》
【…なぁに、イデア】
イデア《…ほかにも生徒が招かれた。あと4人》
【イデアには関係ないでしょ?】
イデア《うん、関係ない。でも、…誰かが死ぬのはもうイヤだ》
【…】
イデア《僕の自己満足に付き合わせることになるのはわかってる、それを叶えるためなら僕は…怪異(キミ)だって利用する》
【…ふふ、】
イデア《…》
【いいよ、】
イデア《!!》
【約束だ。あと4人、生徒くんを探し送ろう】
イデア《…ありがとう、》
【かわいい後輩くんは先に送る?】
イデア《どうしましょ、移動手段がありませんし、…送ってくださいな》
【ん。】
彼の着ていたストールに巻かれて歪んでいる空間に入れられた。
イデア「はいはい!あとよろー!」
アズール「???」
フロイド「アズール!」
ジェイド「アズール!!」
アズール「わ、」
イデア「サポートするので、」
【はぁい】
そして怪異をいとも簡単に対処しながら生徒たちを救出。
イデア《ほんと、お世話になりました》
【イデアのお願いだから、ね】
楽しげに笑う彼の足元には怪異の根源である城主が倒れていた。
すでに息はしていない。
崩れ落ちていく光景は異様だ。
【それじゃ、また。夜ふかしはほどほどにしてオルトを困らせるじゃないよ】
イデア《ふぁい》
闇が彼を包み込む。
イデア《あっ、ありがとう》
【、うん】
パチッ、と闇が弾けたと同時に映像は途切れた。
自体が落ち着いた頃に彼について聞かれた
イデア「…僕らでもわかる言語を話せる、異例の怪異だ」
そう言えば驚かれた。
イデア「寛容的ではあるけど、いつ機嫌を損ねるかわからないから…頼ろうなんて思わないことだね。たまたま今回は機嫌がよかっただけ…幸運に感謝しなよ」
ちなみにアズールはこっそりと「約束とは?」と聞いて
「まぁ、見つけたら助けないことはないって、さ…某と親しいからって……」
「それは…ありがとうございます、」
「あー……うん」
また助けてくれるかは不明。