シュラウド家に就職しませんこと!!?

『シュラウド家に就職しませんこと!!?』


説明
イデアさんに「うちで就職しませんこと!!?」て言われたい。
ちなみにどちらとも未プレイ。
印を組んで倒すとこがかっこいい

twst民
歪んだ世界だから、怪異も歪んで見えている。
そしてまた怪異も歪んでしまった。
例えるなら「世界は右に、怪異は左に歪んでいる。2重の歪みの間に不可視という壁があり、混ざることもはないがより可笑しくなっている。」


主人公
本来の姿がみえて思念体を読み解くので、歪みから正すことができる。







主人公
前世がとあるハラジュクで起こった百鬼夜行をキッカケに妹を攫われた兄と幽霊となった凄腕警察官……の平行世界。
凄腕警察官が組んでいたメンバーのひとり。
ゲーム上では2Pキャラ(サポートキャラ)として登場する。
そのさらに強化バージョンが主人公。
目の前に降りかかる火の粉を振り払っていた経緯で警察官のメンバーに誘われる。
それもあり、現在も火の粉を祓う程度のことしかしない。
自分の手のひらの大きさ(救える範囲)はわかっているから。
ただし、この世界が怪異に対しての相性が悪すぎるので隠居したい。
良くも悪くも人にも怪異にも平等に接する。
極東にある諸島のひとつ「???」の出身者だが、『田舎生まれ』『島生まれ』と説明をまともにしていない。
本土とも繋がりがある。


能力
黄泉還りの陰陽師と言われたほど。
思念体を視る能力を持ち、失せ物探しから相手の過去を読み解くこともできる。
霊符や術式の構築などオカルト面に特化している。




シュラウド家
ゴースト・怪異対処の専門組織の大手(エキスパート)
細々と道具屋とかその筋の繋がりを持つ。
大概 追い払うか、封印して後回しにするが定石。






変異した怪異
「血濡れのテディベア」
子供が持てるサイズのどこにでもいるテディベア
一度相手に捕まると離さないため、足ならば折れるまで掴まれる。
そのため、血濡れである。
燃えても濡れても掴んで離さないとか。
≫変異後
力加減を学び、ハグを気をつけるように。
イグニハイド寮に住み着き、みんなの抱き枕になって寝ていることもある。
イグニハイド寮のみんなが大好きな幼児に。

生まれた理由
ある少女の誕生日プレゼント
毎日ように抱きしめられ、大切にされていたが大人になっていくにつれて部屋の隅に置かれたまま。
ひとり暮らしに連れていってもらえず、ついには捨てられた。
その寂しさから抱きしめ返してくれるのを求めている。
離さないでほしいと。
リボンのところにうっすらと「テディ」と書かれている。


「浮かぶ両手」
なぜかキッチンだけに出現する両手。
驚かせるだけですぐ消える。
≫変異後
イグニハイド寮専属の料理人となる。
キッチンの隅にDIYが得意な寮生による彼女専用の戸棚がある。
みんなからお礼のハンドクリームやマニキュアセットが置かれている。
ブレスレットや指輪もある。

生まれた理由
料理人を目指す女子生徒だったが、事故により夢叶わず。
料理をして父親のように笑顔にしたいという気持ちでキッチンに出現していたが、伝わらず。
ちなみに相手のびっくりした声にびっくりして消えただけ
主人公に気づいてもらえてイグニハイド寮専属の料理人として頑張ってる。



「登録名無し」
肩に乗るサイズの蜘蛛。
弱っていたところを主人公が害虫()を食べさせたことから懐く。
それからイグニハイド寮に住み着き、害虫()を食べるようになる。
たまに主人公が弱らさせているのもある。

生まれた理由
……半分成功したが、半分は失敗したから。
主人公により本来の使い方がされる前に調教している。








ストーリー

とある一年生の目にはハイライトが無かった。
理由は簡単、魑魅魍魎に溢れた学校生活に気が遠くなっていたから。
先代たちが残した怪異ファイルとやらを読んだが、ただ不安が募っただけだ。


『(自己防衛ちゃんとできての??こっちの人たち、怪異耐性低すぎ……??)』


そんなことを思っていた。
まぁ、怪異ファイルにも載ってない名無しの怪異を影ながら始末しつつ、学校生活をおくっていた。





ある日、図書館帰り。
足に当たる感触に下を見た。
…ぬいぐるみが足を掴んでいる。


『………』


ギチギチと締め付けていく。
なので、思いっきりゲンコツを食らわせた。
ポロ、と簡単に離れた。


『そんなにきつくやられたら痛いんだけど』


首根っこを掴んで視線を合わせるために持ち上げた。
今にも外れそうな目のボタン、ボロボロな身体から綿が出ている。


『…まったく』


無防備にこちらをみるテディベア
道を外れ、外に出ると林の中に入って枝を拾う。
そして円を描く。


『まねしてごらん』


だが、すぐにパキンっと折れた。


『力を調節しろ、いいな』


そうして、別れた。
それから数日後、また出会った。
次は使い切ったボールペンを
次は廃棄予定の木片を
色々と与えていった。
そうすると物に対する調節(力加減)を学んだ。


『よくできたじゃねーか』


その度に、抱きしめられた。
やりすぎると全力で痛がるふりをして、やめることを学ぶ。
ボロボロになった身体を洗って縫い合わせた。



まぁ、そんなことをしていたら友人に気づかれた。
みんなで寮でゲームをしていたら、だ。


「あばばば」
「血濡れのテディベアぁぁ!!」
「…でもキレイじゃない??」
「言われてみれば?」
「えっ、…かわいい……」
「「「え」」」
「ぁ」
『かわいいだろ?俺が直した』
「「「えっっ」」」


テディベアは茣蓙をしている彼の膝に乗り、むぎゅ、と抱きつく。


「ぁ、あ」
『痛くねぇーよ、力加減できるようになったから』


その背中を撫でると、嬉しそうに左右に揺れる。
魔法で動く人形にしか見えない。


『痛かったらサバナクロー寮の真似して痛がると止めるぞ』
「ぶっっ」
「マジかよwwwクソ絡みでwww」
「貧弱な俺達にぶつかっただけで折れる超貧弱な骨www」


そんな中、じーと見つめてくる友人。ディーロ。
実はかわいいものが好きな男の子。


ディーロ「…触ってもいい?」
『ほら、アイツがハグしてくれるだとよ』


ぴょん!と降りて、トトトっと歩く姿は愛らしい。
そのまま、ディーロにぎゅっ


ディーロ「か、…かわいい」


ぎゅっ、と返すとどことなく嬉しい雰囲気が伝わる。
たまに力が強いので、痛がるとやめる。
めちゃくちゃ慌てるテディベアがかわいい…!てなる。
……まぁ、寮長に見つかるんですけどね!!


イデア「あのさ…報告しょ??」
「「「……」」」
イデア「びっくりしたんだけど、血濡れのテディベアが普通に抱えててさ。一瞬ゲーセンで取ってきたのかな??て思ったぐらいんだけど違うよね?あの血濡れのテディベアさんですよね???」
「「「……」」」
イデア「こら、目をそらさない。変異していることにびっくりしてるんだけどこっちは。説明しなさい」


ちょうど居なかった主人公が呼び出しを受けて説明したら頭を抱えた。


イデア「力加減を学ばせて変異させるとか、……えぇ…」
『この子は、ただ抱きしめてくれる相手が欲しかっただけ。なら力加減を学べばいい話』
イデア「そう簡単に、……言えるものじゃないでしょぉ……」


1年生たちにナデナデされているテディベアをみて呆れる。


『ちなみに添い寝を学びました』
イデア「え」
「ぐっすり寝れました!」
「夜ふかししてたら添い寝を希望されて逆らえませんでした!」
イデア「えっっ」
「お願いしたら添い寝してくれました!」
「快眠です」

『まぁ、平和になったのでよかったのでは???』
イデア「えっ、……えぇ、」


ぽてぽてと歩いてきたテディベアが、両手を広げて期待の眼差し。
兄属性のイデア、逆らえはずもなく無意識にぎゅーー!


イデア「がわ゛いい!!!」


陥落ーーー☆
ほかところにいったら何をされるか、わからないのでイグニハイド寮を住処にするように説得。
ほかのイグニハイド生徒はびびったものの、ハグや添い寝、お話を聞いてくれる(※一生懸命頷くだけ)に癒やされた。


ルールとして
・力加減を誤ったさいは全力でサバナクロー寮の「いててぇ骨折れたんだが〜???慰謝料よこせ」の演技をすること。
・添い寝はお願いしてもいいが、強制はしない。
・名前は「テディ」宝物のリボン取ったら命の保証はしません。
・ハグを要求したらハグを返してください。


とまぁ、こんな形に。



イデア「あのさ、まだいるでしょ」
『?』
イデア「変異させた怪異」
『…………』
イデア「…?」
『覚えてません。ちょっかいかけてくるやつ多いですし』
イデア「 」
『ひとまず、キッチンに浮かぶ両手いますけど』
イデア「いつの間に!!!?」
『飯うまいですよ』
イデア「はぁぁ!?」
「まって??おれたちにくわせた???」
『一緒に作ったから問題ねぇだろ』
「「あるけど!?」」
『彼女が泣くぞ』
イデア「ま、…女の子?」
『えぇ、俺達と変わらない年齢の子です』
「え、女の子の手作り……」
「おんにゃのこの手作りを食べてたの……?」
「いつの間に……陽キャに仲間入り…?」


その後、イグニハイド寮専属の料理人として置かれることに。
ルールとして希望の料理に必要な材料を持ってくること。
本人が作り方を知らない場合もあるので動画か本も忘れずに。
お礼にマニキュアやハンドクリームが贈られる。ちなみにDIYが得意な先輩による棚が作ってくれました。




誘拐された監督生たちとロディー。
逃げ隠れたが、ついに襲われた。
そこにテディが怪異に対抗するが、すぐにボロボロに


ロディー「テディ!」
エース「ばかっ、逃げるぞ!」
ロディー「でも、」
エース「いいだろあんなクマ別に!死にたいのかよ!!!」
ロディー「っ、…死にたくはないけど…」


ー『怪異が怖くないって?変なことを聞くな』
ー「え?」
ー『同じ人間だって言葉が通じないやついるだろが、人間だろうと怪異だろうと変わらない。意思が通じれば問題ない』


ロディー「と、友達を見捨てるクズになりたくはないんだよ!!」
エース「ば、」


エースの手を振り払い、怪異に火の魔法
怯んだ隙にテディのもとに走って抱き上げる。


ロディー「逃げるよ!」


痛いほどに強く抱きしめた自覚なんてない。
ただ必死だから、


エース「危ない!!」
監督生「逃げて!」

ロディー「 」


振り上げられた腕が、


『せい』


なんとも軽い声が聞こえてきて飛び蹴りが決まった。
オンボロな壁を突き抜け、土埃の奥に消えた。


『よ』


手を軽く上げる。
そんないつもどおりの彼に肩の力が抜ける。


ロディー「おっっ、そいんだよ…」
『そう言われても…これでも寮長に連絡もらって特定急いんだがな』
ロディー「お゛そ゛い゛」
『すまん、すまん』


中指と人差し指を立て、印を組む。
袖の隙間から数珠がみえる。


『すぐに終わらせるから隠れてな』
ロディー「ん゛」




勤勉寮長
は???某の寮生かっこよすぎか?????
うちに就職いつしてくれんの??????
連絡無視しないで??


勤勉寮生
俺のダチが世界一かっこよすぎない???


勤勉寮生
は???惚れたんだが責任取ってくれ???


規律寮生
正気に戻れ




圧倒的な力の差を見せつけ、手早く討伐してあっさりと帰宅。
学園長らが迎えに来たが、


ロディー「テディの様子がおかしい!」
『…満足したんだろうな』
ロディー「え、」

学園長「それよりも説明をして『命の弔いがその説明よりも必要なことですか』…シツレイシマシタ」

ロディー「と、弔いって…」
『テディはただ抱きしめてくれる相手が欲しかった。欲しくて離したくなかった。
でも今はどうだ?イグニハイド寮の中でいろんなやつが抱きしめられて、…そして誰かを守ることを選んだ。勝てないとわかっていても、親愛なる友を守ることを選択した。』
ロディー「、」
『そしてお前も選択した』
ロディー「え」
『逃げることなく、守ることを。それが嬉しかったんだろうな』


ボロボロになったテディベアの頭を撫でる。
表情なんて変わるわけないのに、どこか嬉しそうに笑っているように見える。


『置いていかれることなく、危険なことを承知で駆け寄ってくれたことに』


ボロボロな手を伸ばし、ロディーの涙をぬぐう。
その身体に涙は吸収されていく。
他のイグニハイド寮生徒が集まってくる。


『もうこの子は、テディは寂しくないんだ』
ロディー「っ、つ!」
『…おやすみ、テディ』
ロディー「お、おや…おやすみ テディ」
「ありがと、うな…テディ」
「じゃ、じゃな…!」


みんなを見て笑ったテディ。その手がゆっくりと落ちた。


『……浄化完了』
ロディー「っーーー!」


イグニハイド寮はただただ泣いた。


『お別れしないとな、』
ロディー「ど、どうずるの?」
『浄化を完了したこの器を利用して呪具にするやつもいる。そうさせないためにも燃やさないとならない』
イデア「なんか必要なものある?」
『サムさんところで木を』
「お、俺買ってくる!」
「俺も手伝う」

学園長「あのー」
『弔い終わってませんけど』
学園長「スミマセンでした!」


木を指示通りに組んだ。その中にはテディベア。


ロディー「…」じ、
『火の魔法、やってやれ』
ロディー「!……うん」


みんなで小さな火を向ければゆっくりと燃えていく。
最後に主人公が小瓶を投げて座り込む。


ロディー「」じ、
『……手を合わせてお別れしな』
ロディー「こ、こう?」
『そ。心の中でいろんなことを思い出して楽しかったて伝えてやれ』


みんなでお別れしました。
まぁ、学園長たちにさくっと説明して帰りました。
え??なんか学園の怪異退治をやれとか言われましたが知りませんな。
なんか将来のためにいい経験やら恩を多方面に売るチャンスとかいってタダ働きさせられる感じだったので。


『知るか』
『少なくとも人様の命を軽率に扱う学園長の依頼なんて受けたくない』







ちなみにテディ、イグニハイド寮専属の守護として帰宅しました。

『あぁ、どこぞの神の眷属になったんだよ。キミらが熱心にテディのことを伝えたから眷属としてスカウトしたってさ。ははははは』
「「「最初から言えよ!!!」」」
『言わねぇよ。帰ってくる可能性があるならやるたろうがお前ら。これはテディの意思とお前らの素直な気持ちが必要なの。あと神の気まぐれ』


言ったらできた??の視線に目線をそらした。




スカラビア寮に、蜘蛛連れて掃除したい


まぁ、そんな感じに過ごすかも。

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