デュース「俺の相棒。サイコーにカッコイイでしょ!」

『デュース「俺の相棒。サイコーにカッコイイでしょ!」』



説明
っていうデュースくんが私は見たい。


異常現象
ほかには超常現象、(いい表し難い)何か、悪意ある存在など。国や地域ごとでも言い方が変わる。
極東では「怪異」とも言われるもの。
一貫して言えることは【科学でも魔法でも証明できない。理不尽極まりない存在】
【不運すぎる交通事故】とも。
 各国に特殊対策部隊がいる。霊媒師などの専門化。そこに弟子入りして将来が決まったものまでいる。
基本的に血筋や「不運すぎる交通事故」にあつたために開花してしまったものが属することが多い。
特に魔力の有無に関わらずに狙われることが多いが、魔脈(龍脈とも)といわれる自然にマナが集まった場所が多い。
特に過去、非難な事件や事故があった場所や伝説、逸話、人の噂が集まるところなど多種多様。
 まぁ、そうあるほどではないのは特殊対策部隊や関係者が必死こいているのもあるが、本当に一生気づかずに終える人もいる。
巻き込まれるときは巻き込まれるけども。
国に属するか、連盟に属するか。


シュラウド家
 冥府にもっとも近い嘆きの島出身地であり、冥府の番人だから。
幼少期から嘆きの島であればうろついているので慣れているし、仕事もする。
それを対価に単位にしているほど出不精なのがイデア。
見るのうざぁ
しかし、それでも見えないものがあるとは気づいてなかった。



デュース
 不良時代に度胸だめしに不法侵入しょうとした仲間を止めた。死者への冒涜だから。
からかってくるが、相手をせずにいたら中で悲鳴が聞こえて乗り込んでバットで暴れてなんとか逃げた。
しかし、目をつけられており、死にかけたところを偶然助けられた。
その姿に一目惚れ(Like)し、「俺にも教えてくれ!!」と。
はじめは断れたが「視える」ようになったため、特殊対策部隊を紹介してもらい、そこで鍛錬を積んだら持ち前のパワーにより開花。
「俺!お前の相棒になるから待ってろ!!」と宣言。
面白がった上司により組まされることもあり、パワー系の熱くなりやすいデュースと万能型だが後方支援タイプな冷徹な主人公と組み合わせがよかった。
「俺がぶっ飛ばして道を開く!あとは相棒がいるから問題ない!!」
『おい』(# ゚Д゚)
「ァーーー!ギブっ!ぎぶっ」
 主人公と同じく一般協力者。緊急時に戦闘許可がおりている。


外津國名/アンバー・フルグライト
極東名/閃光 重(せんこう かさね)
 記憶のある昔からトラブルに巻き込まれやすく、死に戻りさえしたことある主人公(ゲーム)のような人生を過ごしたことがある。本人曰く『これらの記憶は全て、《誰かの人生を追体験した》ようなもの。映画を見ているようだ』と切り替えている。
そこから知識や経験を使い、必要なものを選別し、生きることに活用してきた。
 今回はどこまで生きられるか、と思っていたら面倒事を始末していたら特殊部隊に目をつけられて強制連行された。納得するわけもなく、反抗。
そしたらとある隊員から暴行を受けたらこの隊員や傍観していた仲間は呪われてしまう。
実は異国の戦神と森の大いなる存在(とある森の神様)などにバレたから。
騒動を聞きつけたお偉いさん、「子どもに手をあげるバカはお前かぁ!!!」と平手打ち。
 そんな経緯もあり、一般協力者という立ち位置にはなった。
特殊部隊?全員嫌いじゃないよ。あの場にいた奴らは嫌いだけど。
ディアソムニア寮一年。



裏話
 実は極東の血もあり、父方の祖父が戦神を祀る神社の出身。
だが修行としてこっちに来た際に結婚し、子孫へと繋がっている。
今でも交流があり、面倒を見てもらっている。
ほかにも加護をあたえた神々がいる。
たまに主人公経由でスペード家族に加護(小さな不幸の積み重ねで大きな不幸を回避するとか)がある。


強制連行の裏話
 殴った相手は「戦える力があるのに戦わないとかふざけんな!!!」でキレた。
過去、家族が犠牲になったために宝の持ち腐れを平然としてこっちは死にかけながらも這い上がってきたのに、というもの。
同席してきたメンバーも憎からず同じ思いだったから連れてきた。
 でも相手が悪かった。祝福持ち(加護持ち)だったから死にかけたがいろんな手をましてもらって助かった。
殴ったことに後悔はない。
だが、「彼は未成年であり、親の同意無しに連れてきたことは犯罪。そして規則違反だ」と一刀両断。
「君があぁなった理由はわかった。だが個人の感情で動くことは許されない。それが組織だ」
「そしてキミはあの子の抱える問題に気づいてない」
「…生まれ持った才能故にトラブルに巻き込まれやすくなる。しかも今の今まで周囲知られないようにしてきた。君が“仕事で”自身で立てるようになったのはいつだい?あの子は君よりも早くに立たざるおえなかっただろう。」
……。二度と会うことはないし、会いたくはない。謝る気もない。
だが、彼からの報告で被害が未然に防げていることには感謝している。
呪いは「二度と巡り会うことはない」





監督生 
 朝が怖い。こっちに来てから不定期によくわからないものを見るようになる。





ストーリー



監督生は前を見ない。下を見ていることが多く、ぼんやりしていることもある。
奥歯を噛み締めていることもある。
ひょんなことから友人となったエースは、気になった。
でも同じくひょんなことから友人となったデュースがいるとそんなことが少なくなる。
監督生自身がデュースにひっつくから自然とエースもグリムもいるように。
 オーバーブロットなんて事件を乗り越えて平和な日常。
そんなはずだったのに。
 3人1匹で毎回いるわけじゃない。教師からの呼び出しや他のクラスに用があるってこともある。
だからたまたまデュースがいなくて次の授業のために移動することもある。
疲れ顔な監督生を励ますようにどっかから仕入れた話をすれば笑ってくれる。


フロイド「あ、小エビちゃーーーん!!!」
エース「あ」
監督生「 」


後ろから呼ばれて振り向く。
オクタヴィネル寮トップが揃っていた。
一人駆け寄ってくるフロイドに監督生はハグされて、


ジェイド「おやおや」
アズール「まったく、」


ふたりがあとからこちらに歩いて、
エースはふと監督生の顔を見た。ふたりの足元を見てだんだんと真っ青に、


エース「か」
監督生「もうやだぁああああああああああああおばけぇええええデュースぅうつううううう!!!!!!」


キーーーン!と響く声に耳を抑えた。


デュース「すみません!!!足元失礼します!!!」
ジェイド「 」
アズール「 」


ジェイドの足下、斜め前にバットをフルスイング。
その先に、べじょ


「「「え、」」」


泥だ。
壁に当たり、たれて…床に重なる。
それは形を取り、腕となる。這ってゆっくりとこちらに向かって



「「「ぁああああああああああああ!!」」」



突然のことにパニック。


『失礼』
ジェイド「ひゃっ!」


ジェイドを見知らぬ生徒に担がれ、肩に乗せられる。
彼は剣に似たような武器を持ち、足元あたり狙い振る。
すると泥がぱたり、と動かなくなり、字面に腕の形だけの泥が残る。


デュース「アンバー!」
『連絡しておけ』
デュース「わかっ、「デュースぅうう!!!」わぁあああ!!?監督生?どうしたんだ???」
監督生「ごわがったぁあああああ」
デュース「えっ監督生!?視えるのか!?」


と、慌ててるのを横目に。
肩に担いだままのジェイドを柱の出っ張りに座らせる。
ここでやっと気づく。いつの間にか靴や裾に泥がついている。


ジェイド「っ」


真っ青になっているがそんなこと気にせず、膝をつく。
魔法で泥を乾かしてはたき落す。そのまま靴を脱がし、靴下まで


ジェイド「えっえ」


動揺しているのも無視。
タオルで丁寧に拭かれる。
片方が終わり、履かせた。
もう片方も済ませて立ち上がる。
手を拭きながら振り返る。


『デュース、本人に目立った異常はなかった』


主人公にはそんなつもりはないが丁寧にお世話されて真っ赤なジェイド?知らんな。


デュース「あ、あぁ!監督生連絡させてくれ」


ズビズビとまだ泣いているようだ。


『もういい。俺が連絡する』
デュース「…わるい」
『………アンバーだ。NRCに怪異出現。デュースと祓ったが本体じゃない。追調査を。
連れてきたのは、……』
デュース「オクタヴィネル寮のジェイド・リーチ先輩」
『オクタヴィネル寮所属 ジェイド・リーチ。怪異は泥の塊、かろうじて人の腕の形を形成したが縁切りしたら無効化。本体から離れて憑いてきただろうな。あぁ。じゃ、』


学園長が飛んできた。
二人はバッチを見せた。


『連盟に属する怪異対策部隊の一般枠です。』
デュース「視えるために自己防衛のために鍛練等をする代わりに通報することや緊急時に戦闘の許可をもらっています」
学園長「えっっっそ、うなのですか!?」
『ただし、緊急時のために基本的に怪異対策等の話は断りますよ。一般枠なので』
学園長「あっそれはわかってますよ!!ははははははは!!!」


どうだが、という白い目。
 やっと落ち着いた監督生から話を聞くと、


監督生「たまに視界に変なのいるし、デュースがいると来ないんだもん」
デュース「たぶん、アンバーがくれたお守りか…?」
『お前が怪異に対する殺意もあると思うけどな』
デュース「えっっっ」
『それにデュース自身、気合というのだろうがそれが無いと視えることはない。』
デュース「あ、あぁ。今のもダチに何かあったんだろうと思っていたら視えたしな」
『で、お前は日によって視えるものが違うと』
監督生「あぃ」
『どんなのが視えていた?』
監督生「…、えっと」


寮長会議に使われる部屋に集まり、ほかの寮長たちに加わり、フロイドとジェイド。エースとグリム。クールウェル先生がいる。
学園長は対策課と話を、他の教師は生徒たちを寮に。


イデア「某も視る方だけど、監督生氏のは見てないッスね…」
監督生「うそじゃないもん」
イデア「アッアッ泣かないでっっ」

デュース「アンバー、監督生はどうなんだ?」
『…めんどくさい』
監督生「えっ」
イデア「え」
デュース「ややこしいのか?厄介のが憑いてるとか…」


その名前に相応しい琥珀色の瞳と目が合う。


『憑いてない。憑いてないが、めんどくさいなお前』
監督生「ひんっ」
リドル「いい加減にはっきりと説明してくれないか。」


チラ、とリドルを見たが興味なさそうに目をそらす。


リドル「っ」
デュース「寮長、ただアンバーは説明する言葉を選んでるだけなんで待ってください」
リドル「…デュースがそう言うなら、」


小さくため息をこぼし、


『監督生』
監督生「はい」
『ここに紙とペンがある』
監督生「…はい」


机に置かれた紙とペン


『怪異と呼ばれるのは、魔法や科学でも証明できない異常現象のことを言う。』


縦に1本の線。


『だが、怪異に巻き込まれることは比較的珍しい。すべてが全て証明されてないだけだろうが』


さらに横に線を何本か、描いた。


『不幸すぎる交通事故、なんて呼ばれ方もする』
監督生「ほぇ…」
『ゲームは嗜むか?』
監督生「え、うん」
『ゲームキャラって、強さランキングやSRとかあるだろ。怪異を視るのにも差がある』
監督生「マンガとかでそんなイメージはある!」
『そうそう。この中で上位にいるのがシュラウド家のそこの先輩』

イデア「ひょ!」

『このあたりからこの辺りはみえるLv』
監督生「範囲ひろっ、」
『シュラウド家の血筋だからな』
監督生「へぇ、……」

イデア「某を例に出さなくてもっ」
ヴィル「諦めなさい」
イデア「ひんっ……」

『デュースは基本的に視えないが、危機や感情の高ぶりにより一時的に視えるタイプ』
デュース「おう!」
『だからLvは0。だが跳ね上がるタイプ』
デュース「いつでも鉄バットは出せるようにしている!」
『基本的に視えるのが希少だし、気のせいだと片付けられる。』
監督生「ま、そうだろうね…」
『怪異側にもLvがある。さっきのは、雑魚』
監督生「雑魚」
『スライムぐらいだな、』
監督生「スライム」
『で、お前。スライム以下の雑魚も視えるタイプ』


イデアの1番下の先よりも下にコンコンっとペンを立てる。


『しかも、ランダム』
監督生「 」
『テレビのチャンネルのように毎日切り替わる、て言えばわかるか?』
監督生「」
『もしかしたら、チャンネルが合えば知能があり隠れている怪異でさえ視える可能性がある。めんどくさいなお前』
監督生「」
エース「監督生?おーい、…だめだ。キャパオーバーしてる」

デュース「アンバー、どうにかならないか?」
『……そうだな。お前のようにお守りを作るか』
デュース「そうか、アンバーが作るなら安心だな」
『不可視の多重術式。それに加えて緊急時に結界がはれ、SOSが送れるような術式を組まないとな』


全く、と言わんばかりな態度。
両手を肩幅の距離を開けると大小異なる複数の魔法陣が展開。
線が伸びて繋がる。
机の中央から宝石や金属、紙と糸が出てきて溶けて混ざり、形作る。



『日常的に付けていても問題ない物がいいか、防水や防火などの細かい耐性……めんどくさいしな』

イデア「えげつな」
レオナ「……やべぇだろ、あの1年。」
カリム「俺も作ってもらえないかなぁ」
アズール「なんて商売になる…!」


『そこの猫』
グリム「ぶなっ!!?な、なんだゾ」
『そいつが、…ここにいる寮長たちからフルボッコにされるくらい危ない目に合う可能性があるって言ったらどうする?』
「「「えっ」」」
グリム「そんなのだめだぞ!!おっオレサマが子分のこと守ってやるぞ!!親分だからな!」
監督生「!」


そう、グリムはあのとき発狂した監督生のそばにいて泥に対して威嚇をしていた。
誰もが唖然とする中、戦う姿勢をしめしていた。


『得意魔法は』
グリム「火!」
『一定のペースで火を。守るために必要なものだ。わかるだろ』
グリム「まっまかせろ!!」


グリムの青い炎が混ざり、混ざり…


『ッ、と』


石の中で青い炎が揺らめくネックレス。


『ほら、』
監督生「あ、…ありがとうございます」
『風呂のときも付けておけ、いいな』
監督生「あっはい」
『お前はよくできた、えらいな』
グリム「当たり前ダゾ」
監督生「ありがとう、親分」
グリム「ふんっ」


で。学園長と話を終えた部隊の皆様が来られたので解散。
一応、監督生はハーツラビュル寮にお泊り。
学園長とリーチ兄弟、アズール。
状況説明にデュースと主人公。


「ジェイドさんは心当たりがありますか?」
ジェイド「ずっと考えていましたが、ひとつだけ。3日前に△△山に登りましてその際沼を見かけました。」
「そこを調査するか、」
「地図地図……どの辺かわかるか?」
ジェイド「こちらのコースから登りまして、」


あとは部隊の人たちに任せて報告を待つことに。


「報告感謝。無理するなよ」
「君たちが強いのはわかってるけど程々に」
『あぁ』
デュース「ウッス!」


解散の流れだったが、二人は掴まれた。


『「?」』
ジェイド「……お泊りしてくれませんか…」
デュース「えっ、…と………アンバー……」
『…デュースが泊まれば?』
デュース「俺はぶっ飛ばすぐらいしかできないのに!!?相棒〜!!」
『………はぁ、』
デュース「!ジェイド先輩、オッケイだそうです!!荷物取りに行ってきます!!」
ジェイド「えっ、あ、はい」


交代でお泊りセットを持ってきてオクタヴィネル寮のお泊り部屋に。
そこに乗り込むは、フロイドとアズール。
好き放題過ごしているフロイドと書類を片付けるアズール。
ジェイドをサンドイッチする形で座っているデュースと主人公。


『デュース』
デュース「?」
『課題は?』
デュース「………………」(目をそらす)
『そう言うと思って』


スッと差し出す。


デュース「なんで!!俺のレポート!!?」
『どうしてだろうな。ほらやんぞ、』
デュース「ヒンッ」
ジェイド「おやおや、」
フロイド「サバちゃんがんばれ♡」
ジェイド「対価に僕が教えますよ」
デュース「先輩ぃ…!」
ジェイド「ふふふ」


うなりながら頑張るデュース。
対価に家庭教師をするジェイドに、ちょっかいしながらも教えてあげるフロイド。
その横で教科書と資料である図書館の本を読む主人公。
 

アズール「おや、あなたは問題なさそうですね」
『…』


意味深くほほえむのをちら、と見て書き込む。


フロイド「つれなぁい」
アズール「釣れてくれるのを待つまでです」
『邪魔するならホラー話すぞ』
「「すみませんでした」」
ジェイド「おや、」


なんやかんや課題が終わり、フロイドの思いつきで無駄にでっかくなったベットで寝る羽目に。
むぎゅむぎゅの雑魚寝である。
……真夜中にふと目覚めて誰かの腕の中から抜け出す。


『ふぅ、』


ソファーに座り、天井を眺める。
海の中にいる感覚。
色々と漂っているのは無視する。


『、』


立ち上がり、ベットのそばに。


ジェイド「ん……」


うなされているようだ。
額に手をかざし、払う。


『……』


そうすると呼吸が落ち着いた。
顔にかかった前髪をどけ、数秒見たあとソファーに戻る。
分厚い本を読むが、絡んでくる思念体ともいえるゴーストよりも存在が不安定な存在。


『…♪』


彼らを癒やすために歌えば、彼にだけは聞こえてくるハモリ。
その様子を見ていたのは、オクタヴィネル寮の三人。
デュースはぐっすりだ。


ジェイド(もう僕、雌になってません????大丈夫ですか???)
フロイド(どうしょ、兄弟が性転換しそう)
アズール(知りません)
ジェイド(だって!彼、躊躇なく膝をついて足を拭いてくださったんですよ!?)
フロイド(RSAみたいだったけど)
ジェイド(彼なら許されます)
フロイド(わぁ、……)


『…』
(なんか話してるな、プライベートだろうから流石にやめるか)



と、思われていることなんぞ気づかなかったのであった。

- 1137 -