どっからどうみても女子でしょ?この子
『どっからどうみても女子でしょ?この子』
説明
っと言ったらやべぇことになった。
主人公
魔眼【真の眼(仮)】の持ち主。
幻覚や妖精や神様のかどわかし等々が効かないため、監督生の偽りの姿を一発で見抜いた。
しかし、なにかしらの事情があるだろうと黙秘し続けた。
でもあまりにもトラブルに巻き込まれるから陰ながら心配していたし、顔色がめちゃくちゃ悪過ぎで保健室に誘導したのが発端。
スカラビア寮一年。
実は性別概念がない神族の血族の特徴を持つ。
なので男女の自分を楽しむオタクくん
普段は飾り気の無いデフォルトだと、NPC。
化粧や身なりを整えると美人や美青年に変身。
声色も変えられるように務めて、その道のお姉様方やお兄様方に御指導もらう。
両親
母親の実家が老舗呉服屋であり、本人が衣装デザイナーとして活躍している。
主人公はモデルをときおりしているが、化粧ノリが良過ぎでもはや別人で「ご子息」とバレることは無い。
父親は大手出版社の上層部の偉い人。活字中毒。たまに母(※ネタが無くて荒れる姿)のマネキンになる。
ふたりとも友人が多い。
その道の人たち
茶道や芸子などの作法、歌舞伎役者や殺陣の指導の先生から御指導もらった。
ストーリー
騒ぎの中心にいる監督生、そしてその友人たち。
遠巻きに見る程度でいた。関わるとロクなことにはならないのはわかっているから。
でも、流石に今回のは無視できなかった。
『あ、監督生。さっきクールウェル先生が呼んでたよ』
そう呼んでからかわれながらも付いてきた監督生
監督生「どこ行くの?」
『保健室。監督生、めちゃくちゃ顔色悪いよ。だから嘘ついたんだ、おせっかいだけどその顔色はやべぇよ』
監督生「!?」
『休みなって』
後ろを歩く監督生の顔色がもっと悪くなったことに気づかなかった。
保険医に話しても首を傾げてきた。
保険医「どこか?いつもの監督生くんだろ?」
『…あの、先生。何言ってるんですか?こんな青白い顔してるのに』
保険医「?キミこそ、何を言ってる」
『えっ?』
彼はもう一度監督生を見る。顔色はさっきよりも悪い。
保険医にコソコソと小声で
『…あの、もしかしたらアレかもしれないので引き取れないんですか…!』
保険医「???」
『…だ、だから!監督生、女のコでしょ!!月ものっ』
保険医「……ちょっと待て」
深呼吸をし、監督生に視線を移す。
保険医「監督生、キミ…女のコなのかい?」
監督生「!!…………………、」
小さく頷いた。
保険医「………うそぉ…」
『???監督生、見るからに女のコじゃん』
保険医「いや、わかんないし聞いてない…」
『……ぁ』
保険医「?」
『……あの、ぼく。その……幻覚効かないって診断受けたことが…』
保険医「え」
『妖精のかどわかしも見えないくらい…』
保険医「えっ」
妖精のかどわかし
妖精が気に入った人を誘惑して自身のねぐらまで手招きするのだ。
それは相手が望む幻覚を見せるもの。
魔力耐性や自身の我慢する耐性とか必須だが、大抵抗えない。
それほど相手の心の底の望みを映して連れ去るのだ。
『…あー、監督生。マジカルペン、貸して』
受け取り、白い生地に赤文字が書かれた布を巻く。
保険医「ぁ、うん。女のコだぁ……」
監督生「え」
保険医「あ〜うんそゆことかぁ……監督生、えっと」
『ぼく、外に出ます』
監督生「ま、待って!」
『「!」』
監督生「…い、一緒にいて」
『…監督生がそういうなら』
監督生「…ありがとう、……朝から体調が悪かったんですけど、マジカルペンを持つと男装した上から違和感なく生活できるようになるって言って…それが多分、覆い隠しているのかと」
保険医「グリムくんは?」
監督生「グリムよりも早く起きるので、…気づいてないかと」
保険医「学園長だよね。それを渡したのは」
監督生「はい、」
『つまりは…男装にプラスして周囲に違和感なく、生活できるように魔法をかけていた。
しかしそれが思った以上に効果を発揮して普段通り生活しているように見せかけちゃったのか…例え、顔色が悪くても、』
保険医「前に怪我したときもヘラヘラ笑っているように思えたけど痛かったよな…ごめんな…」
監督生「い、いえっ……仕方ないかと、」
保険医「とりあえず病院に行こう、精密検査しなくては」
監督生「でもお金ないし、保険書?も無いので…」
保険医「気にしないで!!あとでどうにでもなるから!!」
監督生「でも、…」
保険医「…」
うつむく監督生の手を取るのは、白い手。
顔をあげるとそこには少し年上に見える女性がいた。
ふわりと笑う女性に不思議と安心感があった。
久しぶりに自分が偽りのない姿で同性といるからだろうか。
『大丈夫、一緒に病院に行きましょう。あなたの身体が頑張りしすぎて悲鳴を上げてるの』
監督生「、」
『どうか、その声を無視しないで…』
ポロ、
監督生「わ、だじ…」
『うん』
監督生「いた、い…おなか、あたまも…いたいよ…痛いよ!」
『うん、教えてくれてありがとう』
監督生「う、…う〜〜っ!!!」
彼女に抱きしめられる監督生。
保険医はツッコミしたい気持ちを押さえ込み、教師陣(※学園長除く)のグループ連絡ツールに事の事情を説明。
同時に友人の医者に監督生を預け、主人公と共に病院に。
集まった先生たちと共に学園長を縛り上げた。
学園長「え、病院に…?」
保険医「私から見ても血色はなく、今にも倒れそうだった。彼が気づかなければあのままあの子は冷たくなっていたかもしれないぞ。お前の魔法が魔力なし故に効きすぎたせいでな」
学園長「っ」
保険医「しかも、女性とわたしたちに共有してなかったなぁ?せめてわたしに言うべきだろ、月ものすらわからんのか?このカラス!」
学園長「えっあ…その、…」
ピョコン
保険医の胸ポケットに入っているキーホルダーのテディベアが手を上げた。
【ユウちゃん、検査が1段落したのだ!】
【先生の顔がとっても怖いのだ!】
【まるでパパさんが徹夜開けで間違ってママさんが楽しみにとっておいた予約したケーキを食べたときみたいなのなのだ!】
保険医「食べ物の恨みはこわい」
学園長「いや!そのテディベアなんですぅ!?」
保険医「付き添い生徒の使い魔です。分裂してこっちに伝達用に残してくれまして、」
【ユウちゃんとマスターは個室で休んで次の検査まで待ちなのだ】
【あ、伝言なの!「とりあえず責任者ァ殴らせろ」】
保険医「あら」
学園長「ひょ」
クールウェル「当然の報いだ」
クールウェル先生は連絡後、休講に。
エースたちから監督生のことを聞かれたが「その件に関して休講だ。教室にいるように」とそれ以上は説明する時間がなかった。
学園長を締め上げた。
とまぁ、他の教師で授業は回してもらい、学園長のドジを追求。
グリムはエースたちに頼んだ。
情報が何も降りてこないため、エースからリドルに他の寮長などにも飛び火した。
なので監視カメラで、主人公と保健室に。
そこからの痕跡は不明。
主人公も帰ってきてない。
しかし、先生からはなにも。
でまぁ、学園長。病院の先生にこてんぱんに叱られた。
しかも「精神的な不安定さがあるからお前に会わせねぇ!!あの付き添いのお姉さん以外却下!!!」と追い返される始末。
で、次の日。
緊急寮長会議にて話をされて第二の学園長の干し。
カリム「じゃ、うちの寮生が気づいたのか?」
クールウェル「あぁ。そのようでな。」
ヴィル「その生徒今はどこに?帰ってきてないようだけど」
クールウェル「……監督生に付き添って病院だ」
イデア【いやあれ、女性じゃん】
クールウェル「お前、防犯カメラを見たな?」
イデア【ナンノコトヤラ】
クールウェル「…はぁ、アイツは性別を持ってないそうでガワだけでも同性がいるほうがいいと性転換したそうだ」
「「「え」」」
クールウェル「今は何をしてる?」
机の端に置かれたキーホルダーサイズのテディベアが手を上げた
【ユウちゃん、おんねんねなのだ!ボクはお留守番!】
「「「!!?」」」
【マスターは買い出し中で部屋にいないのだ!】
クールウェル「そうか。ほかになにか問題は?」
両手を合わせてモニョモニョ
【……ユウちゃん、ずっと寝てるのだ】
【検査終わって、ほとんど寝てるのだ。】
【先生、「随分と疲れが溜まっていたのだろうな」て】
【ちょっと怖いくらい寝るのだ…いっぱい休んでほしいのだ…】
色々と心当たりがある者たちは胸を抑えた。
【わんこ先生!】
クールウェル「っなんだ?」
イデア(絶対可愛いとか思ってますわ…)
【ユウちゃんとおてて、繋いでもいい…?ぼくね、マスターにギュー!てされるの大好きなの。でもこのボク小さいからおててギューしかできないの…】
クールウェル「許すっっ」
【うんっ!】
【あ、ユウちゃん!起こしちゃた?あのね、おててギューしてもいい?いいなの?ありがとう!抱っこ?いいよ!!ギューーなの!】
【…小さいからギューうまくできないなの……】
【ユウちゃんがいいなら、いいけど…ボクはもっともーとおおきいなの!マスターよりもおおきいんだから!!】
【マスター?お買い物終わったら帰ってくるのだ!ボクとお昼寝して待つなのだ!】
片手を上げて通話を切った。
ここからはおしゃべりの時間となるようだ
クールウェル「とりあえず、あちらは問題ないようだ」
リドル「御見舞には?」
クールウェル「昨日の夕方に学園長が行って、…担当医に説教されてきたそうだ。お前たちはまだ後だ。」
リドル「そうですか、」
クールウェル「あの子次第だ。何かあれば連絡が来る。」
テディベアが大きく頷く。
口を手で抑えてるのはおしゃべり中だからなのだろうか。
とりあえず、テディベアはクールウェル先生の胸ポケットに。
そしてこのあと、学生たちにも伝えられて阿鼻叫喚となった。
女のコに俺達わぁ!!!!!!って荒れる。
その様子横目にテディベアはクスクスと笑った。
クールウェル「どうした?」
【ユウちゃん、やっとにこにこした!ぼくもとってもうれしいの!!】
「「「!!?」」」
クールウェル「ほー?」
【マスターが選んだ洋服着てニコニコなの!とっても可愛いなの!べりーべりーべりーきゅーとなのなのだ!】
クールウェル「それは良かった」
【明日はマスターとデートなのだ】
クールウェル「 」
【デート!デート!】
クールウェル「デートとは、…」
【ユウちゃんに必要なもの買い出しに行くのだ!買い出しはデートって言うでしょ?ママさんそういうもん】
クールウェル(そっちか……)
【楽しみなのだ】
クールウェル「そうか、頼んだぞ」
【任せるのだ!】
次の日、監督生と主人公(おんにゃのこ)とデートという買い物。
『まぁまぁ、』と主人公が支払っていく。
【ユウちゃんべりーべりーべりーキョート!】
【春の妖精ちゃんなの!】
【んふふ、】
ごきげんなテディベアの報告にみんなほっこり。
でも気づいた。
レオナ「誰が金出してる…?」
「「「!!?」」」
【マスターなの】
レオナ「あのカラス、なんで財布渡さなかった…!!」
【マスター、ブラックカードあるから大丈夫なのよ?】
通称、ブラックカード
相当の資産家や1流芸能人、王族ぐらいしか持てないためにお金持ちカードと言われることも。
【「学園長にあとから請求してもいいけど、面倒だからいっかなぁーって。女の子とお買い物の代金なら安いもんよ。あっ今わたしも女の子だけどー」ってマスターから伝言なの】
結果、全員からのブーイングで学園長持ちに。
むしろカリムやレオナなどが我先に出そうとして喧嘩になるから学園長が全額持ちに。
ちなみに主人公も監督生の付き添いとして支払ってくれるそうな。
でまぁ、改めて学園に戻ってくることを決めたので帰宅。
オンボロ寮は改装されました。
監督生の内装は簡易的なものになっており、あとから工事できる状態だとでパンフレットを貰う。
色々と話をしてみんなからの謝罪やらを横目に主人公はテディベアを回収。
解散の流れに。
監督生「ぁ」
主人公も寮に帰ることにしたが、後ろからそんな声が聞こえた。
『どうしたの?』
監督生「あ、えっと……」
『?』
監督生「…お、お泊り…しませんか!」
『あら、でも私が混ざってもいいのかしら』
エース「いいんじゃねーの」
グリム「そうだゾ」
デュース「あっああ!」
エペル「デュースくん、緊張しすぎ」
ジャック「落ち着け」
セベク「問題ない」
オルト「大丈夫だよ!」
『あら、』
監督生「…」
『荷物置いてからでいいかしら?』
監督生「うんっ」
すっかり懐かれたようだ。
カリムたちと戻るが一旦男の姿に、肩を回す。
カリム「よくやったな!」
わしゃわしゃ、と撫でられた。
『わ、寮長!』
ジャミル「おい、あいつらのところに行くんだ。ボサボサにしてやるな」
カリム「あ、悪い悪い!」
で、戻ってお泊り。
抜粋
・実家からの荷物。
監督生の衣服を母親に頼んていたがそれにしても多いと思ったら自分宛てにも。
【ネタ尽きた。写真よろ】というスランプに入った母からの要請。
普段の服や靴などに加えてNRCと寮服と掲げる偉人をイメージで作り上げた男女の服装が。
監督生に荷物を渡したあとにジャミルに事情を説明。
「警備の問題があるから大広間だけで俺のチェックをクリアしたものだけだ」という条件で許可された。
カリムにもこの話は通り、たまたま会った監督生にも言ったら知らなかったようで「みるーー!」と大騒ぎ。
なので見学を許可。
ほかの一年生→寮長または副寮長に話が通って許可。
ただし、オクタヴィネル寮だけ仲間外れにされて事を知ったアズールから話が来る。
母により、同人誌(NRCモチーフにしてるから)にされて帰ってきた。
テンションの上がったカリムとの踊った写真はジャミルにより管理された。