鴉の娘

『鴉の娘』



説明
子煩悩な学園長が見たかった




学園長
 娘を溺愛する夜の妖精族。年齢不詳。
妻を亡くしたが最愛が残した唯一の宝を育て上げた。
ただし、たまに心が無くなる発言はいつものこと。いつも妻に指摘されていたが今は娘に言われている。
娘を着飾るのが趣味。
毎年、妻の墓参りをかかさない。時間が取れるなら行けるときに行く。
相変わらず胡散臭いのは生まれ持った性質。ドンマイ!
個人情報が全く開示されておらず、独身貴族だとトレイン先生などの古参たちと思っていた。
娘を自慢?そんなことしてみなさい!!
「うちの子の嫁に!」なんて騒がれてしまうでしょ!!!?
どこにも!!!嫁に!!!やりませんから!!!!!


奥さま
 幼少期に亡くなる。元々身体が病弱で子供を生むこと自体止められていた。
しかし、「あなたとの子供が欲しいの」「私はどうしても先に逝ってしまうけどこの子がいたら寂しくないでしょう。寂しがり屋さん」と。
なんとか説得し、子宝に恵まれる。
子供を持ったからか、医者も驚くほど長生きして家族の思い出を作って亡くなる。
 永遠に愛してるわ、私の愛しい人、そして私たちの最愛の娘。
でも娘の花嫁姿、見れるのかしら…?結構、パパ似なのよね……



主人公
 学園長のひとり娘。年齢不詳。
闇へ誘う闇の女神のような、精巧な人形ような《人外の美しさ》をもった見た目は20代のお姉様。
そのため、ストーカーなどの変質者や狂信者に狙われることがしばしば。
そのため、何よりも安全な実家ぐらしのまま。
トトさまによる高級住宅地にある対魔法やら色々と仕込まれている厳重な家である。
それでも周辺にうろつくので警察の巡回ルートとして登録されているほど。
※高級住宅地でもあるため、元々いたがより厳重化。
職業は芸術家。
絵画、石像などをはじめ、個展を開くほどだが《正体不明の人物》
派生して、挿絵。小説家から映画台本などの依頼を受けたほど。
《アンノウン》として活動している。
 自分にひどく無関心だが、自身の容姿が人が惹かれるものだとはぼんやりわかっている。
だからといって態度を改める気はないが、付きまとわれるのは面倒なので引きこもる。
家事全般をしながらお仕事をしている。
この子が一つ作品を作るだけでニュースになるほどだというのはぼんやりわかってる。
服に興味が無く、トト様の趣味である。
さすがに下着などは専門店に任せて購入した。
そう、自分で選んでない!!!!
背中がガッツリ開いてるのを好むのは服が当たるのが好きじゃないから。
トト様に言われて場所は選ぶが、言われないと動きやしさ重視。
ただし、トト様の趣味に集められた中からである。
ちなみに名門「賢者の塔」の首席入学し、卒業した。今でも才女〈叡智の乙女〉として有名。


監督生ちゃん
ちゃんとした学園長に保護された。
だけど持ち前に「トラブル吸引体質」または「トラブル巻き込まれ体質」により、巻き込まれて学園長などの大人泣かせをする。
たぶん、死神探偵並みにトラブルに巻き込まれてきたので「どんと!来い!!」と構える男前。
実は男家系で生まれた唯一の女子。めちゃくちゃお姫様として可愛がられたが、男兄弟や親戚と遊ぶことが多かったため、反対に《お姉ちゃん》に憧れを抱くように。
推しキャラはお姉様かお姉ちゃん
それがこの度叶って喜んでる。





ストーリー

NRC入学式。
お祝いの日なのだが、学園長含めて教師たちは頭を抱えていた。
なんと、闇の鏡に選ばれた生徒の中に未成年の女性。
しかも、闇の鏡により「帰り道はこの世にない」という、おとぎ話の異界からの珍客と発覚。


学園長「………はぁーーーー………………」
トレイン「学園長、どうしますか」
学園長「トレイン先生。そうですね、…とりあえずオンボロ寮の清掃を他の方々とやっておいてください。私は国と連絡を取ります」
バルガトス「あんなところにレディをか?」
学園長「本当ならばしたくはありません。ですが、彼女自体に安全性は認められてません。寮はもちろん、みなさんの使う寮にもおけるわけにないでしょ…せめて掃除して時間を稼ぎます。病院に行き、健康診断と共に他にも調べてもらってから正式に保護します。それからのことも考えなくてはいけませんが…ここはNRC。数々の生徒を預かってます、安易なことは例えば未成年でもできません」


そう、各国からの要人のご子息をはじめ、生徒たちを預かっている。
侵入者として疑うのは当然のこと。


学園長「当分、残業を覚悟してください」


学園長によりそれぞれ走り回った。
結果、少女は本当に何も無い、魔力なしの異界からの珍客と確定。
国預かりかと思ったら、いつの間にか仲良くなった魔獣〈グリム〉とお世話をしていた。
それに国預かりはちょっと嫌な予感がした学園長は強引にNRC生徒とした。


学園長「国預かりしたら彼女の人権が無視していかようなことが行われる可能性があります。国も1枚岩ではなりませんから、責任を持ってNRCが保護をしなくてはなりません。ですので、強引ではありますが生徒にいたしました。クールウェル先生」
クールウェル「!はい」
学園長「一番若いあなたのクラスに入れます。年が近いほうが相談しやすいことがありますでしょうから、ですが!いつもの躾は彼女の前では程度に」
クールウェル「わかりました。お利口な仔犬ばかりだとそんな必要ないのですが、」
学園長「うちにくる生徒がそんなわけないでしょ、まったく!」

トレイン「しかし、…日用品はどうしますか?」
バルガス「クールウェル先生が付きそうか?」
クールウェル「…さすがに問題が、年の近い女性を付けたほうが」
トレイン「娘達は家の仕事があるしな、…」
先生「事務所のマダムも…年は近くないが子育て経験があるし、いいのでは?」
先生「いや、国にこの件は報告してある。言いたくはないが…誘拐もあるなら腕ぷしがある人物じゃないと不安じゃないか?」
先生「そしたらマダムたちに依頼は…誰か教師が付きそうしかないだろ」

学園長「腕ぷしに自信があるレディ…」


脳裏によぎる。


学園長「賢者の塔、そこの首席なら預けられますよね」
「「「!!!」」」


賢者の塔
魔法士育成教育機関の中でも最も名門校とされるほど、入学の壁は厚く完全実力主義。
入学して例え、退学しても「入学できたの!?」と一目置かれる。
多数の退学者を出し続けも入学希望者が絶えないのは、卒業生たちの活躍だ。
様々な部門で成績を残し、学園の名前は知れ渡っている。
ちなみに一貫教育機関であり、途中入学もある。記念入学試験者が耐えない。


トレイン「もちろん。だが、そんな知り合いが?」
学園長「うちの娘です。」


…………



「「「娘ぇ!!!!?」」」
クールウェル「けっ結婚してたのか!!!?」
学園長「えぇ。娘に頼んでみます。早いほうがいいでしょう」


その様子を見守りながら先生たちは話し合っていた。


「学園長、結婚したの!!?」
「独身貴族かと思ってた」
「う、裏切られた…」
「トレイン先生!!知ってましたか!?」
トレイン「いや、初耳だ」
「え、」
クールウェル「……」
バルガス「……」
トレイン「しかし、娘さんがいたとは…」


学園長「ーーあぁ、ソフィア。すみません、今時間あります?えぇえぇ…最近帰れなくてごめんなさい。お前がひとりでいるのがとても心配です。おっと、ふふ。実は頼みがありまして、細かい説明は後でしますがとある少女の買い物と護衛を頼みたいと…!ありがとうございます。えぇ、ありがとうございます」

学園長「3時間以内とは来れるそ……何をコソコソとしてますか?」
「「「いえ、なにも(親の顔をしていた…)」」」



3時間後。学園の校門前に黒の似合う女性がいた。
門番に通してもらい、廊下を歩くが誰も気づいてないのは彼女自身が見えなくしているからだ。
防犯上、そんなことは不可能に近いはずだが…
学園長室に到着し、ノック。ドアを開けた。


学園長「ソフィア」
『ととさま、この子ですか?』
監督生「………ゆ、ゆっう、ユウで、す」
『、ユウちゃん』
監督生「はい!!」
学園長「えぇ、ソフィア。この書類を読んでから話をしましょう」


魔法契約による秘密の話だ。
さくっと、読んでサイン。
親子だろうときちんと。、


学園長「実は闇の鏡の手違いによるもので異界の珍客です。NRCが保護することになりました」
『…そう。それで日用品を?』
学園長「えぇ。お財布はこれです」
『…』


受け取って首を傾げる。


『ととさま、わたしできないわ』
学園長「え」
監督生(こんなちんちくりんと買い物はNGですか!!?)
『服、選んだことないもの』
学園長「あ"っ」
監督生「……え、その服は?」
『トト様が買ってきてくれたわ』
監督生(えっ、このお姉様のために絶対特注やん)
『だからその、護衛はできても…』
学園長「大丈夫です。彼女と共に行動してくれるだけで助かるのですから」
監督生「はい!お姉様とお買い物できるだけで嬉しいです!!」
『……ユウちゃんがそう言うなら、』
監督生「!!おねがいします!」
『えぇ』


学園長に闇の鏡まで転送。
そのまま買い物に様々な注目を浴びる美女と手を繋いでお買い物。


監督生(はわわわわわわわわわわわ)
『ユウちゃん、こっち』
監督生「はい!お姉様」


いっぱい買い物してもお姉様が空間魔法により保管。
どれくらい買い物したか、わかんねぇな!!!
グリムにお土産を買って帰宅。
学園長によりマジフォンを持っていたので連絡先を交換。


『返事は遅くなるけど、連絡して』
監督生「はい!」


とまぁ、学園長の外出許可の元、たまにお出かけ。
エースたちには「私の安全を保証できる人物じゃないと許可できないのは、私が異界の珍客だから。」と説明。
NRC生徒も知ってるし、取材はNGだ。
だからお土産は買ってきてくれるし、「お買い物はたまに行ってるから問題無い!」と。
 トラブルに巻き込まれてはや数カ月。友人も増えた。


エース「監督生との出かけるの、俺達も付いていったらいけないわけ?そしたら俺達と外で遊べるじゃん」
「「「エース、頭がいい!!」」」
エース「でしょ」
監督生「学園長が許可してくれるかな」
デュース「護衛してくる人がいるなら問題ないだろ?人数が多いだろうか」
ジャック「分かれて出かけるか?」
エペル「それがいいんじゃない!」
セベク「対象が多いのも困るだろうからな、俺達を人質にという可能性もある」
オルト「だったら兄さんを呼ぶ?ほかにも自衛手段がある人と行くのもだめかな?」
監督生「いや、護衛してくれる人が学園長の娘さんだから。めちゃくちゃ溺愛してるから男と出かけるの許してくれなさそう」


………。



「「「学園長の娘ェェエエ工!!!!?」」」
監督生「わ、びっくりした。そうだよ。学園長のひとり娘さん」
エース「あの人結婚できたの!!?」
監督生「失礼だな、エース」
デュース「俺もそう思ってた」
監督生「えー、めちゃくちゃ美人さんだよ」
「「「」」」がた、
監督生「ふっ、…だから一緒に行くの学園長が許可してくれないんじゃない?」
エース「そう言う監督生は俺達と出かけたくないわけー?」
監督生「いや、出かけたいけど…」
デュース「なら学園長も一緒に行けばいいんじゃないか?」
「「「それだ!」」」


ってことで、監督生が根回して主人公から学園長にお願いして出かけることになった。
しかし、何故か当日、先生や寮長たちまでもが来た。
そう、監督生の前以外姿を表したことがないのだ。
今日は賢者の島をめぐることにしたため、門前に集まっていた。


学園長「……」

監督生「学園長、不機嫌そう」
エース「めちゃめちゃ溺愛してんのな」


黒い羽が舞う。


監督生「お姉様ぁ!」
『…ユウちゃん、ととさま』

「「「」」」ぽけぇー

学園長「ソフィア」
『…人が多いのね、?』
学園長「…すみません。気にすることはないですよ、さぁ車に乗りなさい」

「おねーさんだー!」


と、フロイドが手を握った


学園長「 」

フロイド「おねえさん、俺のこと、覚えてなーい?」
『?』
フロイド「えぇっと、海!俺、ウツボの人魚なのー密猟者に捕まったとき、助けてくれたでしょ?」
『……そんなこともあったのは覚えているけどあなただとはわからないわ』
フロイド「…そっか、…でもいっか。助けてくれてありがとうー!ずっと言いたかった!」
『どういたしまして』

アズール「そんなことが?」
ジェイド「いえ、知りませんでした。でも、…美しい鳥を見つけたとは言ってましたが彼女のことでしたか」

クールウェル「学園長!落ち着つけ!!!抑えろ!!!」
バルガトス「負けるな!俺の筋肉!!」
トレイン「落ち着け!」

フロイド「俺も一緒「フロイド!!お前は仕事があるでしょが!」えー」
ジェイド「それに、」


視線を追うと、真っ黒なオーラをもつ学園長に流石に怯えた。
恐る恐る手を離したら学園長は先生たちを振り払い、娘の手を拭いた。


学園長「さぁ、出かけましょうか?」
「「「あっはい」」」


そんな感じで出かけましたとさ。
え??不審者?そんな方々、キュッとしてポイッですな。
そんな感じで過ごしている。
保護対象にバレないように。

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