語り部さんは語らない(×小さな悪夢)
『語り部さんは語らない(×小さな悪夢)』
説明
SCPやボカロ曲、ちょっと泣ける話とか語ってくれ
このネタを放置していたせいでキャラの設定が濃くなった。
そして久々に小さな悪夢を見て使い魔に。
主人公
「瞳だけ日光アレルギー」という特異体質のため、特殊加工されたサングラスを着用。
万が一のことを考えて体育や一部の競技の参加を不可を認められている。
『昔さおもしろ半分で取ろうとする奴がいて…失明させてたらもちろん人生の責任取ってもらうよ。身内も巻き込んで☆』と言い放った。
実は瞳が特殊。魔力を取り込む虹色の瞳“アースアイ”の持ち主。
自然の中にいると緑系のグラデーション
海の近くのいると青系のグラデーション
火の近くにいると火色のグラデーションと変異する。
魔力を取り込む量を間違えると激痛を感じるため、普段からサングラス。
そんな世界で唯一に相応しく、美しい瞳のために主に妖精に誘拐されかけたのが何度があるため、苦手。
あとは裏世界関連で。
だが使い魔や警察、近所の皆様により無事に生きている。
そのため、家に引きこもりがちになったために時間を有効活用しょうとアニメやマンガに触れていき、前世との温度差を感じた。
声を活かして“語り部”としてマジチューブに。
NRC2年生。アズールとは元同室だが、ほとんど話したことはない。
主人公が超朝型のため、夜寝るのが早いのが原因。
瞳のことあり、モンスト・ロラウンジへの誘いはしなかったから。
ユニーク魔法
「鏡の世界(ミラー・ミラー・ミラー)」
世界の裏側に移動する。まるで鏡の世界のように逆の世界。
ただし、本人は避難先して利用するくらい。
語り部
マジチューブにASMRとして有名人。
眠る前のおともにをテーマに10分程度の物語。
冒険談、逸話、両片思いの悲恋、ヤンデレ、ダークヒーローetc.
10分程度で語り終えないためにファイルごとに話はまとめられている。
語り部や女性の声、男性の声はもちろん、子供の声まで一人で担当していると信じてもらえていなかった。
10万人記念にて生放送にて「薔薇の女王」の逸話について語ったことから信じられた。
使い魔
シックス
黄色のレインコートがトレードマークの少女。
結構物理的なところがある。
食いしん坊だが、主人公の語り部でも満たされるらしい。
ありとあらゆるものを食べる能力。
モノ
紙袋をかぶった男の子。
電脳世界に入り込める能力を持つ。
そのため、“語り部”としての活動を全面的にサポートしている。
ストーリー
監督生がストレスにより、夢見病になる。
それに気づいたのは夜が本番のゴーストのおじさんたち。
監督生に声をかけても反応しない。
ただついて回り、なんとか誘導して帰宅させるのを繰り返し。
グリムに言うものの、眠りが深いため一度寝ると起きないのだ。夜ふかしもできない。
来たばかりの頃は授業についていくため、雑用したりと倒れるように寝ていた。
だが、今は体力がついたのか、慣れたのか、余裕が持てるようになった。
だから故郷のことを考える時間も増えた。
何もしていない時間が恐ろしくて、泊まりに来てくれるのがありがたかった。
そんな中、見つけたのが「寝れない夜にオススメ」に出てきたマジチューブの動画。
【今日、お話するのは熱砂の国の…】
ゆっくりと語られる。
これにより眠れるようになるが、月末になると通信制限に。
エースたちが泊まりにこないと夢見病が。
だけど毎回、なにかと理由をつけて泊まれないこともある。
ゴーストや1年生の手に負えない。
最近友人になったオルトにより、違法であるが個人使用を条件に動画をコピー。
通信制限関係なく、コピーを見ることができるように。
これにより、落ち着きを見せた。
……はずだった。
「■■■」(落ちた)
『シックス?』
「■■■」(外、なにか落ちた)
一人の学生が朝日がかすかに見える空き教室にて過ごしていた。
傍らには紙袋の少年とレインコートの少女。
物音が聞こえたようだ。
『…バレたのかな』
「■■■」(わからない。出よう)
「■■■」(ぼくが調べる)
紙袋の少年【モノ】が扉を開けた。
「■■■」(誰かが倒れてる)
『えっ』
同じように覗き込む。
『…誰だろ、……あれ?この子、監督生だったけ…?』
恐る恐る近寄り、抱き上げた。
「んー、……ひぐっ、……」
『!?』
泣きはじめた。いや、ぐずりはじめたのか。
身体を丸めて怯えるように。
『……』
そっと抱きしめて背中をさする。
『…♪』
小さな子守唄。
それを見ていたシックスは煤のような黒い影を伸ばして何かをコネコネ。
一口で食べた。
すると監督生の顔色は落ち着いた。
『ありがとう、シックス』
「■■■」(ううん。でもどうするの?)
『…オンボロ寮まで運ぶ。保健室も開いてないからねぇ』
「■■■」(片付けしておく)
『お願い、ふたりとも』
荷物を頼み、オンボロ寮に届ける。
ゴーストに感謝された。
リビングに寝かせておき、退出。
……しかしこれが3度もあると流石に心配になってきた。
『他の生徒だったら危ないのでは?』
‘そうだよね……’
ここでやっと、監督生本人に説明された。
無自覚だったがエースたちによる動画、3度も運んでくれた人もいると聞けば流石に黙った。
そのまま、クールウェル先生にも話が行った。
クールウェル先生により、他の教師も巻き込んで雑用係の仕事の禁止。
学園長にも固く言い渡す。
監督生もゴーストから教えてもらった人物である主人公に改めてお礼を伝えた。
なんで早朝に拾えたのかというと、
『1年生は知らないか。わたしは瞳だけ日光アレルギー、日の光を人一倍眩しく感じてしまう体質でね。まだ日の浅い早朝の散歩が日課なんだ。日中は外にいるのは危険だからね』
とのこと。
他の先輩からもそんな話を聞いていた。
いたずらにサングラスを取ったら失明させる可能性があるというのとも。
オクタヴィネル寮生徒だがその寮にふさわしく慈悲深い。
監督生に法外なことを請求せず、『いい運動になったけど気をつけてね』とさらっと流してくれた。
監督生の気持ちが済まないので食堂でおごることに。なんとかゴリ推した。
他の友人たちも穏やかな先輩になつく。
そんな中、事件が起こる。
主人公に対して好奇心が抑えられない1年生(ポムフィオーレ寮)がいた。
どうなるのか、ガマンできない。
サイエンス部で欲望を抑えていたが…ユニーク魔法が「フルネームを唱えた相手の身体の自由を1分だけ奪う」もの。
だから、彼に駆け寄る監督生を操り、サングラスを外した。
『ーーーーっ!!!!?』
金切り声、目をかきむしり、血が飛ぶ。
監督生「あ、」
顔に血が、その手にサングラス
『【鏡の世界(ミラー・ミラー・ミラー)】っ!』
彼が闇に飲まれて消えた。
監督生は身体から力が抜けた。
監督生「おっ、おれ、…な、なんでっ」
後方から悲鳴。ひとりのポムフィオーレ寮が抑えられた。
黄色のレインコートの少女に、特に顔を殴られている。
けたたましい身の毛もよだつ叫び声とともに。
流石に止めに入ろうとする生徒も現れたが、紙袋をかぶった少年が邪魔をする。
その手には端末。
【ぼくたちの友だちにひどいことした】
【監督生を操り、サングラスを奪った】
そう入力してある。
そう言われたら割って入るのも入れないが、
「殺す気かよ!!!」
その声にぐるり、と。
頭を回して見つめた。
「■■■」(は??失明させようとしたのに??ばか?)
何を言っているかはわからない。
【ぼくたちの友達の目を奪おうとしたのに?】
端末はそれを読み上げた。
「や、やりすぎ…」
【やりすぎ?彼がどういった理由でサングラスを取ろうとしたかなんてどうでもいい】
【ただ、ぼくたちの友達に手を出したことを許さないだけ】
【そもそも失明せようとした、それだけって考えるの?】
【ね。一生目が見えないてどういうことが考えた上で発言であると捉えていい?】
イライラしたような紙袋をかぶった男の子。
【あの人はもともと、太陽の下を歩けない】
【限られた時間での生活を強いられて、不自由に縛られてきた。】
【それからまだ奪うの?】
「お前たちの言うとおりだ。しかし、私罰は許されない。法に従い、罰を与えろ」
飛んできたクールウェル先生により、場は抑えられた。
錯乱した監督生を保健室に。
1年生が支えるように仲に入り、他は追い出された。部屋に入る量があるから…
クールウェル「して仔犬はどこに?」
【ユニーク魔法。裏側の世界に避難している】
クールウェル「裏側の世界?」
【鏡の世界、影の世界とも言われる。足元にいるけど、目を抑えている】
思わず、下を見たが何も見えない。
【この部屋を薄暗くして】
カーテンが閉められ、灯りも必要最低限に。
互いにそこにいる、そのぐらいしかわからない。
しばらくしてズルっと音がして何かが下から出てきた。
『……』
手のひらので目を隠す彼だ。
子どもたちが誘導し、席につかせた。
反対にすわっているのは保険医。
深呼吸を繰り返し、その後ろに控えたクールウェル先生。
保険医「よし、やるぞ。もしものときは頼んだ」
クールウェル「あぁ」
保険医「…目を開けて」
ゆっくりとまぶたを開けた。
保険医「っ、…クールウェル!」
1発、鞭で。
これにはびっくり。
保険医「よし。治療開始する。」
「「「いやいやいや!!!」」」
クールウェル「この瞳を見ればわかる。だが、妖精や人魚には毒だ。注意しろ」
セベクは妖精族のハーフ。
戸惑ったがエースたちもクールウェル先生と同じ場所に立つと、固まった。
虹色に揺らめく瞳に魅入る。美しい。
セベク「っ!」
目をそらす。呼吸を整える。
本能だ、この美しい瞳を自分のものにしたいという欲望を抑える。
エース「ほわぁ、」
ジャック「…………………」
デュース「宝石????」
監督生「はわわわ…」
エペル「ほげ」
オルト「アースアイだね。でも色が変わるなんて…」
クールウェル「保険医は妖精族のハーフだ。魅入ってしまうからもしもの場合は物理的手段を取る」
手当をする保険医。
目の周りは爪で掻きむしった跡。
それを最後は黒革に似たベルトで目をバツ型に覆う。
完全に暗闇にした。
『私の瞳は特異だね。虹のように色をとりどりだけではない。人が魔素(マナ)を空気中から呼吸を経て体内に補充するように瞳からも補充する。でも吸収しやすいため、身体が耐えられない。だから表向きは日光アレルギーとして申請している』
「「「ほわ…」」」
『先生方は入学前に説明済みだから、こういうことに』
クールウェル「驚いたがな。あの時は…だがあの生徒はどうする?」
『もちろん、家族の方に報告させていただきます』
クールウェル「…あの学園長が穏便に済ませようとするが…」
『その際は社会的にNRCの評判を落とします』
にっこり、と告げられた内容に固まる。
彼がそんな冗談を言う性格ではないからだ。
つまりはそのような手段を持っているということ。
『監督生さんなら知ってるよね。マジチューブの語り部』
監督生「!はい、大ファンで…もしかして」
『“今日は薔薇の王国。迷子と女王の物語として有名な…”』
監督生「語り部さんっ!?」
オルト「鑑定。99%の確率でマジチューブにて語り部として活動する人物の声紋と一致。本物だ!」
エース「あ。大物マジチューブがこのこと発表したら…やばくね??」
全員の表情が落ちた。
オルト「NRCに批難の電話の嵐だね!!来年の入学生はいないんじゃないかな。親御さんも止めそう。語り部さんは上はおじいちゃん、下は子持ちのお母さんまで視聴者がいるもん!それにNRCも視聴者はいるから……うんっあの犯人生きて出れられるといいね!」
監督生「ほんと、スミマセン……!」
『監督生さんは操られていただけだろ?怒ってない』
少年と少女にじっと見上げられたが彼らはこちらに危害を加える気は今のところは無いらしい。
このあと、クールウェル先生の予想通り、学園長が内々に済ませようとほかの寮長たちの前で話し合い。
しかし、あの二人の発狂した姿を食堂で見かけたりと賛同するものはいなかった。
ヴィルも「手に負えないわ、退学にすべき」と譲らなかった。
学園長「みなさんんんんっ…!」
『学園長がそのような考えならわたしも手段を取らせていただきます』
監督生「ほわっ、」
学園長「えっ?」
端末出席のイデアの悲鳴が響いた
リドル「なんだい!まったく」
イデア【ひっ!い、いや、……マジチューブで有名な配信者が無期限の配信停止って…大騒ぎで…!】
レオナ「んなことかよ、」
イデア【いやいやいや!!!これは事件ですぞ!!あの語り部さまですぞ!!】
レオナ「、」
ヴィル「うっそ」
アズール「え」
カリム「うそだろ!?俺、ファンなのに!!えーーー!!」
リドル「語り部って、えっと物語を配信する人だったかい?」
監督生「は、はい。合ってます」
イデア【なになに。“実はアレルギーを持っており、とある人からわざと発病させられました。その治療の専念のため…”はい???】
なんとまぁ、……あれ?
イデア【……“アレルギーは人によっては死にいたるほどの危険なもの、その人にとっては毒です。それを好奇心や気合で治るなどの世迷い言を言わないでください。それで相手は重度により、奇跡的に死ななくても障害として残ることもあります。あなたはその責任をおえますか?どうか周囲の方にアレルギーの方がいたらご理解していただけると幸いです。”】
………あれ……?
自然と目線が集まる。
『次にこの学園長のやりとりを配信したらどうなるか、試してみませんか』
監督生「………」(目をそらす)
学園長「あっ、あああああああああの!!!」
イデア【“なんでひどいことを、殺人未遂として警察に連絡したのか?”“事件だ!事件!”“語り部さま!!早くの回復をお祈りしております!!”“お医者さまぁああああああああ!!!”…めちゃくちゃ荒れてますわ。】
アズール「……もし、配信したらNRCと特定されるのでは?」
イデア【特定厨っていうのがいますからな。学園長なんて有名人ですし、半日もいらずにバレるのでしょ。ここにはヴィル氏の声も入ればもっと短縮されるわ】
学園長「ピョっ」
レオナ「…すぐに配信できんのか?」
『わたしの使い魔、電子系の子が控えてますので』
レオナ「ほー……いいんじゃね?だが、俺達の会話は抜くか濁せ」
『わかりました。必要なところがピックアップして…』
学園長「スミマセン!!話し合いましょう!ね?ね!!!」
彼はニッコリと笑みを深めて
『 は?こっちは失明させられそうになったのを穏便に済まされそうになったんだぞ。 』
『 話し合いしましょう? 』
『 なに言ってんだ。自分の発言に責任を持てや。あ"? 』
レオナでさえ、ピンッ!と背筋を伸ばしたほどのドス声。
学園長「ず、スミマセンでした…」
『傷害事件として取り扱い、親御さんにも詳細にお話を通していただきます』
学園長「はい…」
この件は傷害事件として取り扱われた。
該当生徒は警察に、親御さんにも「アレルギー持ちの生徒にわざと発病させた。」と。
親御さんは意外にも示談に持っていかなかったのは「昔から好奇心を抑えられず、危険なことをしていた。注意していたのにもこんなことになり、むしろ牢屋に入れたほうがいい」と考えていたそうな。
未成年だが、とりわけ厳しいところに飛ばされたそうだ。
ちなみに学園長とのやりとりは念の為に保管している。
保健室で生活していたが、本人は見えずとも感知系の魔法と使い魔のサポートもあるために寮に戻ることを検討。
寮長であるアズールが「おまかせを」と来るが、
『えっ、やだ』
と、即答。
アズール「えっ、元同室の仲ではありませんか!」
『え?本気で言ってる?』
アズール「 」
『わたし、このアレルギーだから超朝型だ。夜寝るのが早いし、モンスト・ロラウンジのバイトも誘われることもなかった。話すタイミングなんて無かっただろ。むしろ一年生の勉強を見たことあるからそっちのほうが話しているほどだ。無論、リーチ兄弟なんてもっと話したことないからな』
リーチ「「………」」
恩を売り、モンスト・ロラウンジでの講演を狙っているのだろう。
だがはっきりと拒絶。
監督生「でしたらオンボロ寮に来ませんか!ゴーストもサポートについてくれると思いますし!中はキレイです」
『ん?んー…』
エース「風呂も他のやつ気にしないで入れるからいいんじゃね?」
デュース「1階の部屋を借りれば転倒の問題とかないかと!」
グリム「俺様たちしかいねーから、ちょっと騒いだって問題ねーぞ!」
ジャック「学校まで時間はかかるが朝方なら問題ないかと」
「■■■」(シックスのことも考えたらオンボロ寮がいいんじゃない?)
一年生のオンボロ寮押しに負けて泊まることをすんなり決めた。
外泊届を提出。
1階の客間を借りることに。
『シックスに寝物語をしないといけないから防音の魔法を』
「「聞きたい!」」
『え』
シックスが渋々許可してみんなで寝泊まりする大きめな部屋に。
『それでは。』
ゆったりと物語を紡ぐ。
まぁ、この話を聞いたほかの一年生が羨ましがる。
なのでみんなで寝泊まり。
使い魔は彼のそばに最も近いが文句は言わずに、ハラハラドキドキ。
アズールは彼にいい顔をしたいが、警戒というか距離感が。
カリムが泊まりに来そう。
ジャミルも仕方なく来るしかなく。
つか、物語を暗記している主人公、すごいわ。
オルト経由でイデアから生声録画頼まれそう