●花の踊り子
『花の踊り子』
説明
武術も嗜む踊り子→花が似合う→花の擬人化
アメノウズメさま
最古の踊り子。
岩戸に閉じこもったアマテラスさまを踊りで興味をひいて外に出すことに貢献した。
芸能を司る。
様々な芸能一家や芸能界関連の人たちからの信仰がある。
気に入ったものには加護を与えることも多い。
コノハナサクヤヒメさまからの頼みにより加護を与えたある一族に主人公を送った。
コノハナサクヤヒメさま
美しい花の神。
主人公とは縁があるとかなんとか、
神座(かみくら)一族
アメノウズメさまの加護を与えられる踊り子の家系。
伝統的な神舞を捧げるものから芸能界に入ったりと多種多様。
とある年に本家にある桜のご神木から子どもが生まれた(?)
本家前当主の奥方からは「コノハナサクヤヒメさまからアメノウズメさまがお預かりした御子じゃ。なぁにそれだけの子。他のことちと違うが道を外れぬよう目をかけよ」とのこと。
なのでまぁ、ここ稲穂の国だし!とあっけらかんとお世話をした。
戸籍上は本家の当主の御神籍(ごしんせき)=神の預かりの子であり、預かり先として登録。
陽キャの集まり。
飛花(ひか)=主人公
前世でコノハナサクヤヒメさまとご縁があったらしいが本人はその関連の記憶がない。
神座の本家にあるご神木から生まれた御子。
性別の概念がないため、無性。
本家のご指導と本人のやる気により、伝統的な舞踊、舞、神楽をはじめ、アクロバティックな現代のダンスも。
歌や楽器などのお稽古も必死に頑張ってる。
そのためか、二人の女神を中心とした加護か、極東基準にしても結構体力オバケ。
特異体質で【身体を植物化】。
お茶よりも紅茶よりも水を好む。
大量に飲むため驚かれるが『のどが渇きやすいから人より飲まないと倒れる。』と説明。
なのにスカラビア寮で『干やがる…!』と憂いている。
あの合宿はマジでジャミルとカリムを恨んだが、それはそれとして尊敬はしている。
普通にジャミルと目を合わせる。そもそと加護付き&御子なので効かないので。
身長に反して軽くてビビられる。だって植物人間だし…とは言えない。説明が面倒だから。
スカラビア寮での宴で踊りたくなるが、他国で騒ぐのもなぁと抑えている。
テンションあがると花びらが出ることがあるためもある。ご飯の席だし…。
実は体臭が微量だが花の香り。全生物が落ち着く香りと無駄な機能。
特異体質
身体を植物化
身体をすべて(臓器も含めて)、花や木=植物にすることが可能。
数や総重量など不明。
分裂からの自立させることもできるし、その辺に落ちていたりする葉っぱや生えている花なども支配下におくことも。
桜のドラゴンにしたり、舞台の演出して使うことも。
服装も好きに変えられる。だって植物から服作れるでしょ?それの応用(※ゴリ押し)
ダンスには某森の妖精さんのように植物を急成長させる能力もある。
無から種を作ることもできるが、「種」がないと作れないことにしている。
だって「黄金の木」とか変なことを要求されるので。
植物系と火の魔法と相性がいいのはコノハナサクヤヒメさまの寵愛によるもの。
日光と水浴びは好き。だが日照りと海水はNG。
テンションが可笑しくなるのが難点。
ユニーク魔法
【芽吹く焔(ほむら)の元に集え 開花を告げるのは導の花】
防御系ユニーク魔法
植物と炎が混ざりあった発動者を中心に現れる絶対結界。
あらゆる干渉を妨害するが、発動者はそれ以外の魔法などを発動できない。
持ち物
神域
御子なので、御上から頂いた。
衣装部屋、キッチン、ダンスホールなどなんかちょっとした一軒家
水風呂でゆったりする。
ジャミル
特に可もなく、不可もない大人しい生徒として認識していた。
しかし、「いい匂いするな、お前!」とカリムとたまたまぶつかったことをきっかけに話すことも。
別に魅了などのそんなものではなかったので目を配る程度に。体臭がいい香りてなんだ??とは思ったけど。
しかしながら「操れなかった」ことに気付なかったことが悔しい。
『ジャミル副寮長以外に副寮長を務められる方がいるとは思えない』とか言ってもらえて嬉しいとか思ってないんだからっっ!!
あと、『効かない体質なので、』とか言って目を合わせてくんな!!覗き込むなァ!!カリムが真似する!!
カリム
たまたまぶつかった一年生が本当にいい匂い!と思った。
香水じゃないのか!?とびっくり。
ちょっと購入を考えたほど気に入ったので。
それをきっかけに時折話すようになる。
ジャミルを評価した姿勢や態度が結構嬉しい。お気に入りにランクアップ。
水が必要なら飲むか?
ストーリー
カリムと偶然にもぶつかり、香水の匂いに反応されるが、
『えっと、付けておりませんが…?』
カリム「えっそうなのか!?いい匂いだけどな」
ジャミル「やめろ、不審者だ」
カリム「あっ、わりぃ」
『いいえ。よく言われますので』
そんな些細なことをきっかけに声をかけられるようになる。
元より、カリム寮長は人見知りという言葉に縁がない。そのコミ力もあり、いつの間にか人が集まる。
『!副寮長、手伝います』
ジャミル「あぁ。ありがとう」
その傍らで忙しいそうなジャミル副寮長が目に入る。
手伝うことが多い。
そしてその後の宴でこっそりと多めに料理をもらうおちゃめなことも。
そんな中、カリム寮長に異変が。乱暴な様子が見られるようになる。
副寮長共々困ったが、特に対策が思いつかないままに長期休暇に。
命令により帰れず、全員残ることになったのは大半が熱砂の国で住む生徒たちばかりだろう。
他の生徒も家が商人や1次産業の家系もあるため逆らえなかった。
そんな中、オンボロ寮まで。
『(干からびる…)ひゅー、ひゅー…』
「お、おい。大丈夫か?」
「呼吸がおかしいぞ!」
「日影に入れ、倒れるぞ」
オアシスでの休憩。
同級生たちにより、日影に置かれて水を飲まされた。
先輩方も異常に気づいた。
ジャミル「大丈夫か!」
「ジャミル。無理そうだ。歩かせて帰らせるのは…わっ!!」
カリムがグリムたちと話していたら正気に戻ったようだ。
それでユニーク魔法により、水をばらまいた。
ジャミル「…今なら乗せられるだろ、言ってくる」
「あぁ」
帰りは象に乗り、なぜかカリムの膝枕。
自室で一足先に休むことに。
しばらく訓練に参加をせずに自室で休ませてもらう。
代わり代わりに友人やジャミル、カリムがやってくる。
そしたら聞いたのは監督生たちが脱走後にオクタヴィネル寮を連れてきたとか。
オクタヴィネル寮とも合同合宿に。
体調も落ち着いたことだし、合宿に戻った日そうそうに問題が発生。
そう、この一連はジャミルによるものとオクタヴィネル寮とオンボロ寮により、発覚。
オーバーブロットとしたジャミルにより、操られた寮生。
吹き飛ばされたカリムたちオクタヴィネル寮。
ジャミル【宴の準備をしろ!新たな寮長の就任だ!】
「「「はい、ジャミル寮長」」」
『(………………)』
そして戻ってきたカリムたちにより鎮圧が行われるが、ジャミルは盾に寮生を差し向ける
カリム「お前らごめんな!」
アズール「やれやれ、仕方ありませんね」
フロイド「雑魚が、邪魔ァ」
ジェイド「ふふ。フロイド、本当の事を言ってはいけません」
監督生「うわっ、」
グリム「ふなぁ…!」
しかし、地面から蔦が生えて拘束。
「「「!」」」
ジャミル【な、!】
グッ…と締め上げて気絶。
順々にバケツリレーのように後ろに運ばれていく。
一人の後ろに置かれた。
『こちらはお気になさらず』
結界を施す。
カリム「頼んだ!ヒカ」
『はい、寮長』
ジャミル【邪魔をするなぁああああああああ!】
カリム「相手は俺だ!ジャミルっ」
結果、この一連の騒動の原因はジャミルと発覚。
後日、説明が行われた。
カリム「責任は俺にある。ジャミルを責めないでくれ」
そう言われてしまえばこちらはどうも言えない。
そこにひとり、手を上げた。
『寮長』
カリム「おう、なんだ?ヒカ」
『その言葉を真に理解して述べておりますか?』
カリム「…えっと、……俺が悪いから…」
『………』
立ち上がり、カリムの前に座る。
『 ちょっと話をしましょうか 』
カリム「ぴゃ↑」
え???と雰囲気の中、淡々とカリムに極小の針を指すか如くに言葉を突き刺す。
『寮長、そもそも従者と友達になりたいという世迷い言を言わないでください』
カリム「えっ」
『乳母兄弟と言わずとも長い付き合いがあるのはわかりますが、根本的に立場が違います。従者はどこまでも主とは従者として付き合えなければなりません。そもそもどうやったら友達付き合いになるのか?その辺りはの境界線はどこですか、ジャミル副寮長がいないと生活できないのに以前の問題でしょうが。』
カリム「うっ、」
『前からいいたかったんですけど、』
その叱られてる光景にハラハラする寮生。
ザマァ、と笑いながら頷くジャミル。
おもしろーいと笑うフロイドたち
『カリム寮長。自身の発言を理解し、説明できないなら軽々と責任を取るなど言わないでください。あなたの立場はそう安いものではない。』
カリム「…わかった。すまん!」
『わかっていただければ、…ジャミル副寮長』
ジャミル「!?」
『あなたもあなたですが、』
矛先は変わった。
カリムがオロオロする中、こちらも極小の針を指すか如くに説教。
ジャミル「…すみませんでした」
『わかればよろしい。それで寮長共々交代になるのですか?』
カリム「総意がそうならば従う」
『そうですが、…私としてはこのままお二人に務めていただきたいです。』
カリム「!」
ジャミル「!」
『カリム寮長の働きはこの半年で見ております。そしてその働きを完璧にサポートできるのはジャミル副寮長とも。』
その意見に反論はなく、というか言いたいことをめちゃくちゃ言ってる姿を見たらザマァwwwできたので。
それに他の人を、というのが思いつかなかった。
続行が決まる。
明後日までには責任を持って帰国志望者の各生徒たちのサポートを約束。
生徒の名前と帰国する予定地の確認など必要なことをしたあとに
カリム「オアシス行こうぜ!」
その提案にノリのいい寮生たちは開放されたこともあり、向かう準備に。
カリム「ヒカはこっちだ!」
『えっ、わ』
カリムとジャミルと共にぞうの上に。
カリム「前倒れちまいそうだったしな」
『ありがとうございます、』
こちらを伺うジャミルには気づかないふりをしてオアシスまでおしゃべり。
はしゃぎまくるのを横目に木陰で見ていた。
そこに遊んできたカリムが戻ってきた。
カリム「俺、ヒカに聞きたいことあったんだよ!」
『?』
カリム「ジャミルのユニーク魔法効かなかったのか?」
『え?あぁ、…はい』
カリム「どうしてだ?」
『どうして、と言われても……副寮長』
ジャミル「?なんだ」
近寄ってきたジャミルの頬をホールド
ジャミル「!?」
『ユニーク魔法、かけてくれません?』
ジャミル「は?」
『いや、効かないのを立証しょうかと』
ジャミル「、【(ジャミルのユニーク魔法呪文)】」
『…』
ジャミル「手を離せ」
むにゅーーー!と伸ばす。
ジャミル「!?ひょおー!」(なにをする!)
『いえね。ここで倒れかけた恨むを忘れたわけでないので、』
外そうとするがびくともしない。
パンッ!と外す。
『ご理解いただけました?』
カリム「おっ、…おう。本当に効かないんだな!」
ジャミル「(本当に効かないのか、…しかし洗脳をかけられたかそれを判断できるようにならないとな…)」
そこにやってきたエースとデュース。
監督生から連絡をもらって飛んできたようだ。
彼らも合流し、遊んだあと。
帰る時間となり、
カリム「なぁ、ジャミル。ヒカ抱えてみてくれないか?」
ジャミル「は??」
『は?』
カリム「ちょっとでいいから!」
仕方無しに持ち上げてみた。おろした。
ジャミル「???」
『あの、副寮長?』
もう一度上げて、おろす。
ジャミル「お前中身あるのか??」
『………』
カリム「だよな!!なんか軽いなーって思ったんだ!」
ジャミル「飯食わせないと」
カリム「」うんうん!
フロイド「そんな軽いわけ、……??」
ジェイド「お……?」
アズール「………!?」
エース「!!!?」
デュース「???」
『…………』
夜、めちゃくちゃ飯を進められました。
もちろん、帰りもぞうに乗りました。
朝、教員により開かれた闇の鏡により帰宅。
エースとデュースはそのままオンボロ寮に。
スカラビア寮での残りの食材はカリムによりオンボロ寮、オクタヴィネル寮、残る寮生である主人公に。
ほかは寮生たちの土産代わりに持たせた。
最後に
カリム「何かあったら連絡してくれな」
ジャミル「お前なら心配してないが…何かあれば連絡しろ」
『はい。お気をつけて』
アズール「今なぜ僕を見ました?ジャミルさん」
カリム「じゃなー」
アズールの声は聞こえてないようだ。
これで全員、帰宅をした。
教員はアズール(※オクタヴィネル寮長なので)と少し話して帰宅した。
『それでは俺はこれで』
ジェイド「おや、お急ぎで?」
『えぇ、課題を進めておこうと。早く終わらせてゆっくり過ごしたいので』
ジェイド「いい心構えですね」
監督生「…あ、あ"ーーーー!!」
「「「!!?」」」
監督生「グリム!課題!手を付けてない!!」
グリム「……タゾぉおお!!!!」
エース「なにやっての??」
監督生「だって初日から監禁されてたし!勉強はしてたけど課題の範囲超えてた!!そもそも…手ぶら!!」
アズール「おやおや、お困りですか?」
フロイド「小エビちゃん♡アザラシちゃん♡」
「「「ひっっ」」」
エース「イソギンチャクは嫌です!!」
デュース「イソギンチャクはいやだイソギンチャクはいやだ…」
アズール「おやおや、僕は心を入れ替えましたよ。モンスト・ロラウンジでバイトをして下されば不問としましょう。勤務日数は…監督生さんたち次第ですが」
そんな詰め寄るのを横目に。
ジェイド「いかかがします?」
『いりません。休み前にある程度は進めていたので。』
ジェイド「わかりました。なにかわからないところがありましたらぜひモンスト・ロラウンジに」
『ありがとうございます。では』
そのままスカラビア寮に。
監督生たちの悲鳴は彼には届くことはなかった。
『あ"ーー………』
身体を伸ばして一息。
『メシ、作るか…』
スカラビア寮に置いていかれた材料を使うことに。
『…オムライスカレーにするか』
時間としては早めたが早速準備にとりかかる。
そこに足音が。
監督生「あ、遅かったか」
『監督生?それにリーチ先輩』
ジェイド「どうも。夕ごはんのお誘いにきましたが…お作りになってましたか」
監督生「何作ってるの?」
『あー。腹空いて…カレーオムライスだよ』
監督生「えっ、めちゃくちゃうまそう」
ジェイド「オムライス…とは?」
監督生「えっ、知りませんか?卵でご飯を包むんです」
ジェイド「聞いたことありません」
『外津國じゃ聞かないだろ、生まれはこっちだから』
監督生「?」
『?あぁ、極東だ。極東生まれなんだよ、オムライス』
監督生「……マジ??」
『そうだが、?』
そう回答しながら手早くすすめる。
ジェイド「…今から量増やせますか?」
『え。何人分ですか?』
ジェイド「二人分で。アズールたちには僕から伝えておきます」
『はぁ、まぁ。二人分なら』
監督生「ごめん。グリムとマブ…!手伝う」
ジェイド「連絡してきます」
監督生に指示をし、具材を増やして調理再開。
途中からジェイドも加わって完成。
ジェイド「これが、オムライス」
監督生「カレーの部分は抜いたらオムライスです。いただきます」
『召し上がれ』
ジェイド「いただきます…?」
『召し上がれ』
監督生「んぐ、米おいしいーー!!はぁ…幸せ…!久しぶりの米…!」
ジェイド「米の味が違います。美味しい…カレーもスカラビア寮にストックされている香辛料により深みが違います…!」
『(余りそうにないな…グラタン…冷凍ごはんあってよかった…)』
バクバク食べる二人に残りはなさそうだと判断したのであった。
代わりに皿洗いをしてもらう。
ジェイドからモンスト・ロラウンジでのお食事券を。
監督生からは「宴の準備を手伝わせていただきます」
監督生がひょっこりとやってくるようになったら、自ずとエースたちも来る。
そもそも料理できるやつがいなかったため、スカラビア寮からわけられたのも切って炒めるぐらい。
学園長から一応、食事は届いたようだがこれも食材と調味料。
『プロ(オクタヴィネル寮)いるだろ』
エース「そうだけどさ!対価めちゃくちゃ怖いじゃん!」
『知らん。俺なら適当にしてもいいという発言に取れるが?』
エース「そんなことねーし」
冷めた目線と呆れたため息。
エース「ちゃんと手伝いしまーす」
『…それが人にものを頼む態度か?』
監督生「あぁああもう!エース!」
エース「監督生、なに!?痛いってば!!」
監督生「このばかっ、何をすればいいっすか!」
デュース「おう。切ることと皿洗いは任せてくれ!少しばかりなら料理はできる!」
グリム「ふなぁ、腹空いたぞ」
監督生「グリム」
グリム「ぶなっ!!お、お願いするダゾ」
エース「お願いします…、」
主人公から提示したのは、
・作るのは主人公が食べたいもの。意見は聞くが採用するかは保証しない。味は期待するな。ただしアレルギーは配慮する。
・切るなどの下準備や調理の手伝いをする。
・皿洗いは3人でやること。
・食材の提供する。
・グリムは魔獣なのでキッチンの出入り禁止。その代わりカトラリーの準備、皿を運びをすること。
・付け加えて最優先にスカラビア寮での宴の手伝いをすること。
・破ったら飯抜きかおかわり無し。
っというのことで、オンボロ寮から運び出して食材を仕分け、下準備。
主人公とデュースが一番手慣れており、エースは持ち前の器用さを発揮し、監督生は地道に頑張った。
暇そうなグリム?
『課題、ここまでやらないとおやつ無しな』
グリム「 」
『おやつはティラミスだから』
おやつを人質に課題をやらせました。
お手軽ティラミス風味をつくってみんなで食べましたとさ。
夕飯には豚肉が多かったので、とろとろっに豚肉をこれでもかと圧力鍋により柔らかくした煮豚と大根を主役した。
ほかほかのご飯、厚揚げのみそ汁、適当なサラダの盛り合わせ、浅漬けのキュウリでまたサイクルが巡る。
「「「「…!!!」」」」
『(早いな…)』
まぁ、オンボロ寮に帰るのも面倒だとそのままスカラビア寮の客間に。
課題?各々のペースでやってる。集まっても気が散ってやらんから…
聞きたいことあるなら主人公の部屋に来るように。
時々、ジェイドが食べにくる。
まぁ、そんな日は長く続かない。
フロイドがオンボロ寮にいないからとこっちに来て、事の次第が発覚。
フロイド「ジェイドだけずるいー!俺も仲間に入れてよぉ」
ちなみにこの前は「作り過ぎたとのことで夕食をお世話になってきます」とだけだった。
アズールも極東の料理だと興味を持った。
『……』
ひとまず、エースたちのことに関してすでにジャミルに連絡していたがさらに追加事項が増えたとだけ。
下手に拒絶を繰り返しても時間の無駄と判断しただけであった。
ただし、『(寮長に泣きつくこ!)』と決めた。
実際にモンスト・ロラウンジへのバイトへの斡旋(圧力)がきたがのらりくらりと交わし、長期休暇後もしつこいので『寮長ー!』と泣きまねして頼った。
カリム?主人公の言葉を鵜呑みにして「バイトの勧誘やめてくれな。困ってるから」と怒った。
さすがにカリム(後ろで楽しげなジャミルの姿)が出てきたからおとなしくなるしかなった。
極東料理フェス?
『好感度0の人らに協力するほど金に困ってませんわ』
と、監督生と談笑したときに返答したほど。
エースがマジカメを投稿したことにより、ヴィルに極東料理を興味を持たれて今回の催し物の料理担当を依頼。
突然のことに『モンスト・ロラウンジがいるじゃないですか』と断る。
大和食に興味があることやモンスト・ロラウンジを引き合いに出すことなく、熱心に伝えたら承諾。
一つ頼んだのは
『世話になってる姐さん一家が先輩のファンなのでサインください』
ヴィル「もちろん」
そんなわけで協力することになる。
ヴィル「食事担当は彼よ」
『どーも、お邪魔します』
「「「しゃおらっ!!!」」」
エペル「!!?」
カリム「ヒカか!楽しみだな、ジャミル」
ジャミル「あぁ。(ヒカならやりやすい)」
『改めて食事担当のヒカ・カミクラ。スカラビア寮一年。出身の極東料理を中心に用意することになってるが…』
ヴィル「?」
『本当だったらNRCから支援されるはずなんだが、ヴィルさんのファンの姐さん一家や周囲のご厚意により商品としては出せないが味は保証されたB級品の食材を提供してくれることになった。』
ヴィル「聞いてないわよ!」
『今言いました。そのあたりは俺に一任していたでしょ?』
ヴィル「…そうだけど」
『恨むなら、熱心なファンがいる自身のことを』
ヴィル「っ」
まぁ、そんなわけで。
ヴィルの要望の健康志向であるが、豆腐ハンバーグなど青少年の満足する食事を目指した。
ヴィルさんのオーバーブロットの現場には…居なさそう。
『姐さんに映像頼まれるから』
観客席にて撮影するためにいない。
お疲れ様会には居たら話が進まないので、野暮用で一時帰国していて。
誘拐後に帰宅してカリムの精神的なフォローに回る。
ちなみに主人公も揃ってお疲れ様会を開催。
前回は話だけ。主人公が戻ってきたらパーティー予定だったのだ。
で、『姐さんたちからは《私たちにとっての一番はNRCさんだ》と事付けとお疲れ様会ということで…マグロをいただきました。皆さん、生で食べること慣れていませんでしょうが超速達で届いたので安心してください』
ヴィル「マグロ1本まるごと送ってきてくれたの!!?」
『捌くので。まかせてください』
「「「えっっあ…え???」」」
解体ショーはとても盛り上がりました。
流石に食べきれなかったので、そのままオンボロ寮の保存食に作りましたとさ。
その保存食を各自好きなのを持ち帰りましたとさ。
まぁ、マレウスのユニーク魔法の中とか…考えたら色々話がめちゃくちゃになるので横においておく。
マーちゃんのギャン泣き()があったんだよ、うん。しらん。
1年生組に付かず離れずの距離感だったが、巻き込まれるレベルに。
お泊り会に巻き込まれる。
そんなわけで、ほかの寮長たちからもなんだかんだ好感度が高い。
で!一番書きたかったのは。
あの一件からカリムに懐かれるわ、ジャミルに気に掛けられるわとスカラビア寮の中でもとりわけお気に入り扱い。
もちろん、カリムたちにとっては監督生たちも可愛い後輩。
だが、自身の寮生が特に可愛いのはどこも同じ。
アジーム家と親しくなりたいものやカリムとジャミルの仲を見守る推し活しているやつ()からも不評。
まぁ、つまり、決闘を挑まれる。
本人、了承した覚えがない。拒否権あったはずなんだけどなぁ?学園長。
『……』
目の前にはスカラビア寮所属学年が違うが、8人ほど。
「頭を地面につけて謝るなら、やめてやってもいいぜ〜」
「ほら、二人のそばにいることを詫びろ。小蝿が」
「自身の立場をわきまえろ」
心配そうに見守る監督生たち。
真顔のカリムから目を逸らすともいう。
『学園長、一つ確認したいことが』
学園長「あッはい」
『決闘は物理的行使を禁じ、魔法やそれに準ずるものではなければならない……ですよね?』
学園長「はい。そうですか」
『それが確認できればいいです。まぁ、本人の許可なくこの場が用意された理由も気になりますけど』
学園長「ぎくぅ!!」
え??そりゃ、支援金打ち止めが怖かったとかじゃないよ()
『どうぞ、合図を』
学園長「…でっでは。」
鏡が落ちて、割れた。
速攻魔法が飛んでいくが、彼は杖を構えない。
最悪の状況を考えたが
「は?」
当たる前にジュッ、と消えた。
何度もやっても同じ結果。
『ださ、』
「っ、テメェ!!守ってばっかで何も、」
男は吹き飛ばれた。地面から木が生えて飛ばされたのだ。
なんとか受け身を取るが痛みに震える。
「、わ!!」
「チッ」
「あぶねぇ!」
「どこ見てる!」
「っ、るーせな!」
「あ?」
「チッ」
「!」
次々と地面から急成長した木、…木木木木木木木木木木木木木木木木木木。
『…♪』
やっと彼が動く。
しかし、その様子は…水たまりを跳ねるかのように軽やかなステップ。
こちら見向きもせずに遊んでいるこどもだ。
それにキレたが、枝に叩かれて杖を落とす。
木が揺れている。彼に合わせるように。
もう囲まれているのだ。逃げ場はない。
『遊ぼう』
それを合図に葉が彼らの服を切り裂き、枝が鞭のようにしなり、大木は道を塞ぐように揺れ動く。
悲鳴が響く。一方的なリンチだ。
『♪』
なのに彼は相変わらずステップを踏んでいる。
クルクルと回ったり、バク転したりと興味がない。
なんとか隙間をかいくぐり、雷の魔法を放つ。
『…』
いつの間にか持っていた扇で、虫を払うかのように軽々と飛ばした。
だが、その身体を貫く矢のように細くなった氷魔法。
「や、……は?」
身体に空洞。それはまるで草木が作り上げた穴がそこにあった。
『あっは、』
それを発端に、彼の身体はバラバラに。
数多の花びらに、葉に変異して消えてしまう。
周囲には既に草や花びらが散っている。そこに混ざり、わからなくなる。
『ざんねんでした、せんぱい』
「!!?」
肩に形成されていく手、そこから腕、肩、顔半分。
『ハズレだよ』
「ひぃ!!!!」
振り払う。やまない攻撃に少しずつ擦り切れる制服と精神的に耐えられなくなっていく。
木々たちは彼らを逃さず、いたぶるだけだ。
監督生「あ、」
観客席にいるから気づいた。
木々の近くに草花が集まり、形成されていく。
そこにいたのは友人であるが、、まるで
セベク「俺達に近い…のか?」
デュース「??ユニーク魔法じゃないのか?」
セベク「違う。魔法ではない。魔法元素とは異なる。存在そのものが違うのだろうな、妖精族に近いものはある気がするが……」
マレウス「アレが本性だろうな、ふふふ。面白いな」
リリア「いや、わしの予想外れてほしいんだが。ヤバヤバじゃぞ」
マレウス「リリア?」
リリア「マレウス、念の為じゃ。観客席に防御魔法を貼っておけ。」
マレウス「…リリアがそう言うなら」
気づいたのか、こちらを見る。
その瞳は淡い桃色に。おかしい、黒色なのに。
たなびく服は極東のものだ。
『…』
微笑む。たったそれだけなのに引き寄せられ、立ちくらみまでしてきそうだが耐えた。
『もっと遊んでよ!!つまんないっ』
彼が足を空に叩きつけた。
木々が彼らを叩きつけ、痛みに悶える。
『…』
歌を奏でる。聞いたことない極東の古い言語。
ゆったりと動き、扇をひらひらと遊ばせる姿は幻想的で見惚れてしまう。
「ぐ、ぞが、」
火の魔法が飛んでくるも、演出の一つかのようにスパッと扇で。
ヴィル「…あの子、踊れるじゃない……!!」
ルーク「おーらら……」
だが、次の瞬間。
『ーーー♪』
幻想的で古典舞踊から一点。
爆発するような声、現代音楽に。
一気にアイドルコンサートに。
監督生「!リドル先輩!リドル先輩!オレのマジカルペン、光らせてください!」
リドル「えっ?あぁ、」
やることは一つだ。
監督生「きゃーーーーー!!ヒカーー!!こっち向いてーー!!」
全員、ずっこけた。
おい。どこにマジカルペンをペンライト代わりにして応援するバカいる!??ここにいた!
『!』
こちらに見えるように踊ってくれるように。
エース「きゃーーヒカさまー!ステキーー!」
デュース「かっこいいぞー!」
エペル「やっちまえー!」
オルト「やれやれ!」
ジャック「…」
セベク「…」
ジャックとセベクは無言だが、マジカルペンを振るうのに参加した。
カリム「俺もやるー!!」
ジャミル「まったく、…おい振るの下手くそか」
イデア【は???アイドルコンサートになっますやん。えぇなにこれ推せる!なにこのギャップ萌、きゃわわわわわ見下ろして!!】
アズール「……」
ジェイド「諦めたほうがいいのでは?」
フロイド「無理でしょ」
アズール「何も言ってないだろ、」
「「………」」
ジェイド「モンスト・ロラウンジで踊ってくれるわけないでしょ」
アズール「……」
フロイド「失敗したねぇ、ちょーキレイ」
アズール「うぅうううう…!」
レオナ「悪くねぇ」
ラギー「ほわぁ……」
リドル「」( ºㅁº )
ケイト「えぇすご、アカペラなのに」
トレイ「普段のアイツからは想像がつかないな」
相手は放置されて痛みが落ち着いたのか、火の魔法を中心に飛ばしてきたがそれも演出のように片付けられた。
その熱の余波はマレウスの結界により相殺されている。
「こ、のっ」
「け、んなァ…!」
「クソがっ、!」
偶然にも数人の攻撃がデュオ魔法となるが、草花たちが混じり合い、大きな生物に形を変えて飲み込む。
そのまま襲いかかり、地面に叩きつけた。
体は限界だったのか、誰ひとり起き上がらない。
学園長「勝者!ヒカ・カミクラ」
歓声が上がる。
フラフラと監督生たちがいる方向に飛ぶ。
身体の端々が花びらのように散りうごめく姿は幻想的である。
監督生「おめでとう!すごいよ!」
エース「ちょークールじゃん!めちゃくちゃ面白かった!」
デュース「すごい!すごかった!」
グリム「ふなぁあ!!すげーな!」
ジャック「怪我はねぇか?」
セベク「素晴らしかったぞ!」
エペル「んだんだ」
『うん、ありがとう。怪我はない』
とろん、と眠たそうな様子。
普段はクールなめんどくさがり屋な兄貴分なところがあるのに
「「「(“うん”って言った…ギャップ萌……)」」」
カリム「眠いのか?ほら寮に帰るか!」
手を伸ばしてくるカリム。
ふわふわしているのでそのまま引っ張って行こうとしたのだろう。
だが、…
カリム「 」
ジャミル「!?」
ムギュッ、と抱きついてきた。
『つまんない、ねむたい』
ウリウリ、と甘えてくる仕草に…
カリム「そっか!早く休もうか」
お兄ちゃんモードに。そのままひっつけて帰宅しょうとしたが爆発音。
学園長が花火か爆竹か、追いかけられているようだ。
しかも生徒たちも襲われているがもう動けない。避けようと左右に動くくらい。
誰かのイタズラか?
“御子、御子”
“お前ら許さん”
“我らの御子”
リリア「やはりの…救いようがない」
マレウス「?」
リリア「ヒカは、極東の神の寵愛を受けた子どもだ。そんな子どもが理不尽にも決闘を申し込まれたら神が許さぬだろう」
爆発音。マレウスの結界が揺れるが観客席には被害はない。
学園長も該当の生徒たちも逃げられない。
その妨害をしているのは言わずともわかった。
『…うぅ、』
カリム「あぁ、うん。眠いんだな!帰ろうな」
くずった。なので放置して帰宅。
監督生たちもリリアにより帰宅したので他の観客も見飽きたのもあり、帰宅した。
先生方?じゃんけんして居残り決めたとか。
カリム「よしよし」
寝ぼけているがお風呂に入ると聞かないので、一緒に大風呂に入って見守った。
そのままカリムの部屋にて寝落ち。
カリム「…なぁ、ジャミル」
ジャミル「なんだ?」
主と二人で過ごさせるわけには従者としてできないのでいた。
カリム「ヒカって緑の妖精的な感じかな?なら家に植物園作ったら住んでくれないかなぁ」
ジャミル「ゴフッ!お、おまえっ」
カリム「?」
神の怒りを買うと怯えたが変化はない。
見逃してくれているようだ。
ジャミル「しらん」
カリム「え〜…」
次の日、まだふわふわしているが昨日よりは意識がある方。
まだ薄桃色の瞳だ。いつもよりもわかりやく花の匂いが漂う。
おとなしくカリムの手を引かれている。ジャミルもそばにいる。
※足元は浮いている。
監督生「ヒカ〜!」
カリム「お!監督生!お前らもきたか」
監督生たちと合流。
監督生「ヒカは、」
カリム「日光浴したいって、散歩してんだ!」
『…はよ』
監督生「おはよう。眠そうだね」
『うん、力使うと疲れる』
監督生「そっ、かーー!!」
こう、ほわほわする。これが萌……!!と監督生はいつもの笑顔の下に隠した。
『つまんなかった、もっと遊びたかった』
エース「めちゃくちゃすごかったけど…」
デュース「まぁ、ヒカ強かったもんな。仕方ないさ」
ジャック「燃焼しきれずにいるのか…」
エペル「ヴィルさんが気にしてたから当分隠れてたほうがいいよ。出なかったことに関して苛立ってたから」
『……?あぁ、チーム戦。好きにやるから無理』
「「「なるほど…」」」
『あそびたい』
ルーク「なら私と遊ばないかい!!」
「「「!!?」」」
突然、現れたルークに固まる。
『やっ』
ルーク「…おーらら、」
即答で断った。
ルーク「どうしても?」
『やっ』
ルーク「………」
エペル「あのルークさんが言葉を失ってる…」
監督生「取り繕う暇なくフラレてる…」
監督生は行動を起こした。
たまにこういうことがあるため、周囲はびっくりする。
監督生「あっそびまっしょ!」
『…いいよ』
監督生「しゃおら!花の絨毯やってほしい!」
『いいよ』
手を上げるとどこからか、花びらや葉っぱ集まっても監督生の足元に。乗るとふわふわ。
監督生「めちゃくちゃしっかりしてる…!」
グリム「そうなのか?」
興味津々な1年生組、そんな様子を見て花びらがより集合してきたのでみんなで乗る。
キャキャッと騒ぐので、絨毯から大きな龍に姿を変えて背中に乗る形に。
空中を泳ぐ姿に歓喜の悲鳴。
落ちかけてもさりげなく花びらがフォローしてくれ、見た目に反して意外と安全。
周りはソワソワするが。
カリム「すげぇーな!」
ジャミル「凄いな」
そんな二人の感想にごきげん。
『あそぶ?あそぶ?』
カリムの「ははは!遊ぶか!」
そんな返事を返したからには、カリムとジャミル、ついでにルークも同じく花びらの龍の背中に。
2匹の龍は楽しく遊ぶ姿にどんどんと人が集まるし、撮影される。
ハラハラする生徒もいるが口笛を吹いて盛り上げる生徒もいる。
《省略》
……多分。次の日にはいつもどおり。
二重人格?と言われそうだが、…まぁうん。
え??学園長とスカラビア寮生徒たちがどうなった?
多分、魘されるか地味な不幸に悩まされる。