前世の俺が健気すぎて逆に辛い!

『前世の俺が健気すぎて逆に辛い!』



説明
前世が健気すぎて、光に絶望を与えた




前世くん
 カリムの6番目の異母兄弟でありながら双子のような容姿。
そのため、双子コーデから始まり、影武者として育てあげられる。
信者である母親と周囲の教育、それに加えて聡明な頭脳から「後継者の影となり、盾となること」を求められていると自覚。
愛する家族のために自らを犠牲にする選択をした。
自分を殺し、兄の真似をした。
本当は読書が好きだ、部屋でゆっくりしているのが好きなのに。
 間違われたり、代わりに誘拐されたりとされたが『大丈夫だよ』と笑う。
 だけど、お金目的ではなく、恨みをもつ誘拐犯により暴行。
身体はあらぬ方向に曲がり、打撲や切り傷
火傷の跡まで。
虫の息なところをカリムの悪運が発揮され、たどり着いてしまった。
必死に呼びかける声に
『おれ、にーちゃ、…まもれ、た?』
「!…あ、あぁ!!」
『った、…よかったぁ……』
光を失う赤い瞳
「っ!!!だめだ!!だめだ!」
『に、ちゃ……ばいばい』
最後まで笑った。笑っていた。

葬式。顔は不自然なく、隠された。
犯人により、暴行と言えば誰も無理に見ようとせずに。
母親は泣いていなかった。
その姿に「強い母親」や「息子が死んだのに」と思う人はそれぞれいた。
「カリム様、あの子は役目を全うした。それだけてございます。」
「カリム様のお役にたてて、あの子も喜びましょう!」
そう笑っていた。

葬式の日。あの子が埋葬された日。
珍しく一日中、熱砂国は雨だった
そして、カリムは両親とジャミル以外の顔を認識できなくなった。
口調や声色で覚えるしかない。
そして、赤い宝石を好むように。宝箱にしまいこむ。

ジャミルは、原因がすぐにわかった。
弟君の死亡理由。その母親の言葉が引き金に。

カリムのわがままにより、弟君の部屋一式(その荷物も含め)て譲り受けた。
カリムの精神回復(本当は認識傷害の改善)のためにも、と許可された。
はじめは部屋で思い出に浸った。
はじめ知った、あの子がこんなに本が好きで勉強していたのを。
片付けをしていく中で、鍵付きの棚を見つけた。ベッド横に置いてあるちょっとした荷物置きにもできる程度のサイズ。
鍵は本の中に隠されていた。
開けると暗証番号8桁。思い当たる数字を試したが外れる。
ふと、自分とジャミルの誕生日を入力したら開いた。
そこには日記、色々と企画提案とか、服のデザインとか、たくさん隠されていた。
(※実は主人公が生存√だとアジーム家の金の鶏になっていた可能性があった)
そして日記は、『ぼくがお兄ちゃんをまもる』と覚悟を決めたものだった。
はじめは弟君が真似して楽しむ姿は単純に嬉しかった、それだけだった。
本当はなんとなくわかっていた。だから守っていたのに。
覚悟を決めたのか、
『どうして、ジャミルはがまんしないといけないの?』
『どうしてわざと兄ちゃんに負けるの?』
…まぁ、これによりスレカリムが登場。
弟君が残した計画書を元に色々とアジーム家を解体することに。
もういやだ、誰かが俺の代わりになるのは


小鳥遊 夕紅(ゆうべに)=主人公
 …健気すぎて自分の前世に泣き疲れた。
夢で見飽きるほどに。
ホラー耐性がついたよ。
結局、人間が一番怖い!!
クオーターで瞳が赤い。
また勘違いで死亡。ホームにて電車に向かって突き飛ばされる。
前世の余力なのか、魔法は使えるが寮の組分けはできない。
学園長を説得し、「補講生」の形にしてもらい、授業を受けながらも自主学習や先生方に質問しに行く形に。
なので監督生(一応正規の学生)とはすれ違いが多い。
理由としては
表向き≫生徒向け
「幼い子までも知っている常識すら分からない状態で授業についていける自信無いから〜」
「え?監督生は…俺に言われても、わかんないなぁ…学園長が決めたことだし」
表向き≫先生向け
「実は僕、死んでます。ここ来る前の記憶が…事故に合いました。だから、帰る場所がありませんのでちゃんと常識を身に着けて卒業したいと思います。実質ゴーストです!」
本音
上記の内容に加えて(兄ちゃんとうり二ついたァアアアアアアアアア!!!いやぁああああああああああああ!!!)
 両親が多忙で実質ひとり暮らし。
前世とは逆に質素に暮らしている。
進学校で首席。


?? 悠太(ゆうた)=監督生
混乱状態と夢見状態のままに流された。
でもエースとデュースに助けられながら、グリムのサポートもなんとかやってのける主人公くん。
本音は基礎力をつけながら両立して、授業するのツライけど、ファンタジー楽しい!!!
オタクということもあり、なんとか乗ってるが、いつまで両立できるか。
オンボロ寮で交代で家事をしている。
猛獣使い(見習い)



グリム
 子分二人だぞ!
子分2号に胃袋を掴まれている。




カリム
スレカリムに進化。
ジャミルに我慢させないし、実家を解体している真犯人として暗躍している。
赤色の宝石を集めているのは有名。
毎晩、眺めては磨いている。
「でもこの赤色じゃない」


ジャミル
カリムのそばですべてを知っている男として胃袋が痛い。
我慢せずに「俺が良いって言ってるだからいいだ」と両親に笑顔で言ったのが今でも怖い。
弟君の計画書には、カリムがいなかったら後継者として扱われていただろうと思っている。
カリムが「顔が見えた!!」と騒いだ補講生を密かに監視対象として見ている。
弟君と似ているのは瞳だけなのに。







ストーリー

入学式
見知らぬ棺桶から脱出してノック音がする棺桶からのちの監督生を救出。
互いに知らない場所と確認していたらグリムがやってきて、主人公が腕を引っ張って逃げる。
 学園長と会い、ついていくしかないため会場に。
主人公≫【魔力はあれど寮は決められぬ】
ユウ≫【魔力はない!】
グリムが騒ぎ、火のついた少年にフードを脱いで叩きつける。

カリム「ありがっ、…とな!(顔が見える、)」
『あぁ、(前世の兄貴に似てるー!!?)』


学園長に笑顔で『これ、誘拐ですよね??』と押す。
しっかりと生活保護費を個別に受け取る約束をした。
そりゃ、赤の他人と一緒にせんとあかんの?
主人公はそのまま学生として
ユウは雑用係に
オンボロ寮に行くが、学園長が退室し、掃除道具をふた手に別れている間にことが進んだ。
『ユウさんが決めたなら好きにすれば』と放置の方向。
つか、グリムの食費も自分から出すことになるのわかってるのかなぁ?と思ったが聞かないことにした。
先に自身を自立させないと。構ってる暇はない。
ひたむきに勉強をすることに。

ちょくちょく、カリムに声をかけられる。

監督生となったユウはすれ違い生活。
図書館の門限まで残るため、第三章時は荷物だけ持って空き教室でも寝床にするかと切り替えたが、カリムに偶然に出会って連行。
スカラビア寮でお世話になることに。

第三章後に謝罪を受けたが、
『君らにとって俺はその程度の存在なんでしょ』とスパッと距離を置く。

スカラビア寮の際は普通に学園長からの依頼をこなしていた。
スカラビア寮生徒から「監督生はスカラビア寮に泊まる」と聞いたので



でまぁ、ほんとに監督生たちとストーリーに関わらずにいた。
監督生と主人公が気に入らない生徒たちが【印象深い出来事を第三者目線で見れる】というジョークグッズを改良した薬品。
はじめに主人公にぶつかるふりをして別の人が飲み物に。
理由は「カリム様に声をかけられるから」
で、飲んで気絶した主人公。
見えたのは、…前世である誘拐犯たちによる無慈悲な暴力。
幼い子が大人たちに殴られ、蹴られ、罵詈雑言、火を押し付けられたりと…見るに耐えられないもの。
吐き気を抑えトイレに駆け込む生徒まで。
場面が切り替わり、誰かが幼子を抱き上げてる


ー「■■■!■■■!!」


それはカリム。傍らにジャミル。
二人とも今よりも幼さがあるということは前の話であろう。
いや、彼はここの人間ではずでは?


ー「目を開けて、くれ……頼むから、…頼むからっ」


ボロボロとその涙は、腫れた顔におちる。


ー『に、ちゃ?』
ー「あぁ、そうだ!兄ちゃんだぞ!!迎えに来た!帰ろう、帰ろう」
ー「■■■様、お気を確かに」


歪んだ笑み。顔を引きつりながら、笑っている。


ー『おれ、にーちゃ、…まもれ、た?』
ー「!…あ、あぁ!!」
ー『った、…よかったぁ……』


光を失う赤い瞳


ー「っ!!!だめだ!!だめだ!」
ー『に、ちゃ……ばいばい』


最後まで笑った。笑っていた。
……映像が切れた。


カリム「おれの、おとうと?」


静まり返った食堂に響いた声。
たまたま今日はいたのだ。シルバーたちと食べようとジャミルとともに。


カリム「…め、あけて……目を開けろ!」


駆け寄って揺さぶればすぐに起きた。


『!? カリムせ、!?』


抱きつかれた。


『???ジャミル先輩、なにがあったんですか』
ジャミル「……きみは、■■■様なのか?」
『、……何を言って…え?俺の名前を間違わないでくださいよ』
ジャミル「誤魔化せないぞ」


薬品について説明される。


『………』


頭を抱えた。周りの視線が痛い。


カリム「ごめん、ごめんな、……」


どう返事を返すか、決まってる。


『前の俺は、これっぽっちも後悔してない。例え生みの親の洗脳だと言われようとも。自分で考えて考えぬいた決意だから』
カリム「、」
『守ると決めた兄を傷つける可能性があったとしても、前の俺は同じ選択を選ぶ。』
カリム「っ…」
『ごめんな、生きてくれてありがとう』
カリム「…い…ずるい……」
『うん、俺ってばずる賢いの。知らなかった?』
カリム「あぁ、初めて知ったよ…もっと話したかったのに…」
『ははは、すまん』
カリム「…」


へら、と力なく笑ったカリムに笑い返す。
すすり泣く声が周りから聞こえるが気のせいだ。


『改めて後輩としてよろしくお願いします。カリム先輩』
カリム「養子はダメなのか?」
『だめに決まってるだろうがぃ。今の俺はアジーム家に関わりたくないです!!』
カリム「オレの弟だろ」
『それは前の話でーす。今の俺達は赤の他人!』
カリム「今もこれからもお前はオレの弟だ!」
『はぁぁ??』


にっこり


カリム「養子がダメだとしても、俺が世話するから!」
『…、ジャミル先輩!助けてぇえええ!!!!』
ジャミル「…はぁ〜〜」




………。
あとは思いついてないので、知らん。

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