お狐さまの御子はクラフターくん

『お狐さまの御子はクラフターくん』



説明
わがままに多方面から愛され狐様が書きたかった



御狐様
 稲穂の国にて、作物関連の第一産業のドン。
食文化の大元、畑や食品工場関連、飲食店にて他の神様とともに祀らわれていることが多い。
食べ物や子どもに関しては沸点が低く厳しく、ブチ切れる。
雷=神鳴である。


御子
 とある神様に寵愛をいただく存在。
その家系の子孫だったり、門下生徒だったり、パラレルワールドの自分に頼まれて異世界から転生した魂とか。
ただし、現在の法律で神隠しなどの干渉を基本的に禁止されている。呼び出しは神社仏閣を経由。
御子の生命的危険などの理由があったら免除されるが、大体は守ってない。
まぁ、他の神様に怒られることが多く互いに牽制し合う関係に落ち着いた。
 存在によっては神降ろしの能力持ちがいる。



ソウテン・ウカノ(御饌津 蒼天)=主人公
 御狐様の御子。神降ろしも可能。
理由としては子孫であり、パラレルワールドから渡された子なので面倒を見てくれている。
天性超絶器用系廃スペック御狐の御子。
数多のハンドメイドに手を伸ばして日夜レベルアップしており、陰陽寮までにも御守まで依頼される子。
 イグニハイド寮一年。あらゆる人物をお兄ちゃんにしてしまう甘えん坊だが、相手は選ぶ。
誰にだって甘えない。計算高い甘えん坊くん。『なでなでしてぇ』とおねだりできる。
 カリムとジャミルは執着というよりも無自覚狂信者と信者のふりをした狂信者。
 前世は覚えてないが、旅行ルポライター。飯テロや神社仏閣をメインに飛んでいたとか。


アジーム家との関係
 祖父の時代から声掛けを続けてやっとのことで貿易し、父親の時代になって直接面談する機会に恵まれた。
その際、熱砂の国で有名な料理のひとつでもある「カレー」で歓迎する際にジャミルが毒に当たりかける。
スプーンが泥のように溶けたために無事だったが、御子(in御狐様)の怒りを買う。
その神々しさに呑まれてしまう。
 神の怒りを買った犯人と実行犯は呪われ、牢獄にて今も味覚障害(※テロ飯か味を感じなくなる、すべて刺激物などの気まぐれコース)で苦しんでいる。魔法により自決行為はできないゾ!
 アジーム家当主は粛々と叱られ、これ以上の妻と子どもを持たないことを。
本妻とその息子であるカリムが時期当主の教育と護衛の強化。
その従者であるジャミルへの負担軽減に励むこと。
ほかの側室とその子どもへの生活費と教育費の支払い。
富が集中し過ぎてるために解体による外部への業務依頼。
未成年者の労働についてなどと一晩で変わってしまう。
 ちなみにジャミルへの「目立つな」というのはカリムの顔を立てるのと同時に「従者は影であること」を重視したもの。代々そういう教えだから疑問にも思ってない。
「支え合えばよかろうに。そもそもジャミルがカリムに仕えたくないと思いもしないのか?本人の意志は?」とのちにブチ切れる。
=ジャミルのオーバーブロットフラグが折られた。
 アジーム家はこのことをきっかけに神棚を置いており、毎日お手入れとご挨拶を自主的にしている。
そのためか、運の巡りあわせに恵まれる。
毒が入ることがあれば、食器が溶けるか持ってくるものがずっこけるなど口に入らない。
※ずっこける人=何も知らない巻き込まれた人
突然の味覚障害に襲われたもの=さてはお前らだな?と扱われる。


カリム
 カレーは好物な世界線。
だって友人〈かみさま〉との思い出の料理だからな!
無自覚な狂信者。
主人公にでろでろに甘く、すぐに貢ごうとする。
※ただしお小遣いではなく、父親から勉強として任されている仕事のお給料から。
 在学中、寮長になった際に初めてのお仕事に主人公自作の御狐様(陶器)を自室からスカラビア寮広間に飾ることにした。
毎朝、自ら布(お高いもの)で拭いている。念の為にガチガチの防衛術をつけているほど。
 いつも御守(※神社によくあるやつ)を忍ばせている。
 仕度は自分でできるぞ!勉強はそこそこ。仕事に関するものだと成績はいい。数学とか


ジャミル
 信者にみせかけて無自覚狂信者。
主人公自作の御狐様(陶器)は部屋の簡易的な神棚に置いてある。
毎朝布(お高いもの)で拭いている。
御守(神社にあるやつ)を忍ばせている。
 御狐様と主人公により、運命が好転し、優秀さを隠さずにカリムを支援することを決めた。
別にカリムは嫌いじゃない、実力を隠すのが嫌だっただけ。
 主人公を「仕方ないな」と甘やかすタイプ。狐吸いをする。



オルト
 クラスメートの子の作品だ!わ、僕と兄さんのステッカー?嬉しい!
くれるの?ありがとう!みてみて兄さん!!
カリム・アジームさんとジャミル・バイパーさんととっても仲がいいんだね!
…んふふ、弟ができたみたい!


イデア
 え?「フロイド氏の海のあだ名をもらったひとをイラストにしてみました」?
なにそれ、…えっこれ某とオルト?うまっ!一年うまっ!
アズール氏ー、みてみてこれこれ!うちの一年ですわw
……いやこわ、取りませんけど。
…弟属性舐めてましたわぁ、くっ顔がいいっ撫でちゃう。手が止まらないッッッ


アズール
 ……お上手ですね、見事に本人の特徴とあだ名の海の生物を合わせてます。
フロイドに見せてあげましょう
え?欲しい?イデアさんに連絡しておきますからお財布用意しておきなさい。
…いやあの、…(くっ顔がいいっっ)
…撫でてあげますよ、仕方ない。
『撫でるのが不慣れなのがいい』?それ褒めてますか??


フロイド
 えー?なに?…わ、カニちゃんwステッカー?欲しいー!アズール俺これ欲しいー!!
お財布用意したー!早くチョーダイ!
 …なでなで?いいよぉ!抱っこもしちゃう〜!モンスト・ロラウンジに来る?ご飯食べさせてあげる


ジェイド
 おやおやおや、僕も行きたいです♡
キノコさんのシール!ありがとうございます!
…ほら、いい子。なでなでしてあげます





ストーリー

イグニハイド寮 大広間。
今日は金曜日、明日は休みだ。
夜ふかしするつもりなのだろうか、点々と人が集まってワイワイと話している。
 その中、ある一年生の塊。何か机に出している。


「これwカニッポラwwソウテン作ったぉw」
「か、カニwポッラwwwwww」
「まじ、かw」


赤いカニに、その身体に特徴的なハートのマーク。大きめのフレークシールだ。


「アレか、オクタヴィネルのあの双子か!」
「そうそうw」


す、と出された。
金魚に王冠。サバにスペード。
ウミガメにメガネとクローバー。
ハナダイにマジフォンとダイヤ。


「ふぁーーーーwwwwwwwハーツラビュルじゃんww」
「やべwやべっw」


そんな様子を机を枕にしてだらけている張本人が描いた本人である。
ぽけ、としてみんなが笑い袋になってるのを眺めている。
そこにやってきたオルト。
ほかの生徒が紹介すると楽しそうに笑い、混ざる。


オルト「僕はクリオネ、兄さんはホタルイカって呼ばれてるよ」


そう言うともぞもぞと動いて、タブレットを操作。
もしや?と思うと差し出されて見ると原画がそこに。


オルト「ふふ!ボクと兄さんだ」
「似てるww」
「さすさすw」
オルト「ソウテン・ウカノさん、コレ買わせてほしいな?だめ?」


画面がまた代わり料金表。


オルト「うん!わかったよ、兄さんとボクの分、2枚ずつ!」


契約が成立した。
後日、ステッカーと金額を交換。
オルトは早速兄であるイデアに見せる。


イデア「ふぐ、ホタルイカじゃんw某www」


そのまま寝ぼけていた勢いで普段の端末のカバーとの間に挟めば擬似的に固定された。
で、アズールにも自慢。
アズールはそれを写真に取り、フロイドに見せた。


アズール「ほかにも作っているようですよ」
フロイド「…ほしい。これ俺もほしいー!!」
アズール「交渉しておきますから財布用意しておきなさい」
フロイド「わーい」
ジェイド「僕も行きたいです」


んで、イデアはオルト経由でお願いしょうとしたが「後輩とお話するのも大切!」と引きこもりがちな兄を連れ出す。
ちょこんとした弟よりも低い身長の一年生に自然とかがむ。
その様子を見かけた寮生


(やっぱ兄属性)
(お兄ちゃんだ……)
(こーいうとぉw)


ほっこりされていることに気づかない当人は事情を説明。
こく、こくと頷く様子に少しずつだがお兄ちゃんの顔が出てしまう。
その様子を見守るオルトもそわそわしてしまう。


オルト(これが、お兄ちゃんになるってこと…!?)

イデア「明後日の放課後、大丈夫そ?」
『……んっ』


その返事にシュラウド兄弟は「「うっ…!」」とシンクロ。
お菓子をあげて別れたのであった。




約束の日。
オルトが迎えに来て、イデアと廊下で会う。
そのまま、ボドゲ部に。
待っていたアズールたちにステッカーを。


フロイド「やっべwwwカニちゃんがカニちゃんwww」
オルト「みんなはカニッポラって言ってたよ!」
フロイド「wwww」
アズール「っふふふ…」
イデア「カニッポラwゴロ良すぎではwwww」


ジェイドは同じくステッカーを拝見していたが、ふと作者本人を見た。
くりりとした黒目が机を枕にこちらをじっと見ている。
怯えも歓喜もなく、ただこちらを観察している。なんて純粋な子どもの目。


ジェイド「どうかしましたか?」


手を伸ばすと、ペタッ
手袋に何かを付けられたようだ。


ジェイド「おや」


デフォルトされたウツボ(シール)
なんともかわいいいたずらだろう


ジェイド「ふふ」
フロイド「ジェイド?」
ジェイド「いたずらされました」


剥がしたシールを見せる


フロイド「ウツボじゃーん!」
アズール「ジェイドにいたずらするとは、意外と大胆ですね」


当人は「はて?」と言わん限りの態度に気が抜ける。


フロイド「俺にいたずらしてくれねぇの??」


手を伸ばすと、ペタッ
ウツボ(リアル)が穴から顔出して威嚇している姿


フロイド「ぶっ」
ジェイド「おやおや」
アズール「………」
イデア「リアルゥ」
オルト「わ、すごいや」

フロイド「テトラちゃん、おもしろぉ」
ジェイド「よかったですね」


本人は相変わらずだ。
するとノック音。アズールが返事をするとドアが開く。


カリム「ソウテンー!向かいに来たぞー!」


イデアは声にならない悲鳴を上げた


ジャミル「失礼します。ソウテン、行くぞ」


ニコニコなカリムが両手を広げている。
呼ばれた本人は立ち上がり、ぽんっと煙。


カリム「おっ抱っこか!いいぞ」


その腕に狐が一匹。尻尾が9本あるけどね。
固まる空気に二人は気づくことなく、そのまま退散。


イデア「えっ、あの子、狐?になれんの???」
オルト「ユニーク魔法かな?あ。外泊届出てた、スカラビア寮だって!」
イデア「ひぇぇ…」

アズール「な、ななななっカリムやジャミルのあの態度!彼は何者です!?」
ジェイド「随分と可愛がってる様子で」
フロイド「気持ち悪いくらいw」
アズール「気になります!」
フロイド「でも、泣かせたりしたらラッコちゃん怒るんじゃね?」
ジェイド「あの様子だと、潰されますね。確実に」
イデア「時限爆弾???」
オルト「もしくは地雷!」
アズール「…」


そんなことを言われているとは知らずにスカラビア寮。
いつものように宴が行われており、カリム直々に餌付けされているイグニハイド寮一年生に注目していた。


カリム「あーん」
『』もきゅもきゅ
カリム「」にこにこ


いつも以上にご機嫌なカリム。
次々とジャミルは料理を置いていく。


カリム「付いてるぞ〜」


その様子に困惑しつつも、アジーム家を敵に回さないためにも顔と名前を覚える賢明な寮生でした。
そのまま、寮長室にお泊りしたとさ。
そのまま、スカラビア寮で朝食を済まし、教室に。


「おまっ、スカラビア寮のふたりと知り合いなのか!?」


と、教室まで送ってもらったこともあり、聞かれた。


『ん。幼馴染』
「えっ、マジかよ」
「どこで出会うんだよ…ソウテンって実はお坊ちゃん?」
『??普通』
「あ、これ。参考にならんですわ」
「だな…」


イグニハイド寮で固まり、授業がはじまる。
いつものこと。



このあとのことは考えてない。
好奇心のままにフロイドが質問しに来そう
懐かれたら『なでてぇ〜』てくるショタである。
普通にルークに撫でられそう。観察されても慣れてるので気にしない。
尻尾とか丁寧に梳かされそう(笑)

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