弔いとなるかは不明(ホラー)

『弔いとなるかは不明(ホラー)』


説明
火の扱い方に気をつけよ
ヒ(日・火)の扱い方
太陽と鍛冶と家事のトリプル炎。よくばりセット


神罰
神、またはその代行者が扱えるもの。
逃げることはできず、赦されず。聖なる行いとされる。
本物か、どうか判断するかは難しい。
神にとってすべて蟻にしか過ぎないので。
【神鳴り(かみなり)】…雷
【劫火】…炎

浄化
魂を強制的に洗浄すること。
ただし、相手に無害とも限らない。
神の救いが痛みがないと誰が決めた?
その痛みを感じる前にTHE ENDしただけなのかもよ。
例えるなら無菌室に放り込まれた雑菌の塊が消毒薬品をぶっこまれているだけ。
傍から見たら「神の救いの手」と思えても実際はこんな感じ。
慈悲?なにそれ、綺麗になりたいんでしょ??
≫つまりは必殺技、大技を使うのは慎重にならなんといかんとこと。


NRC怪異相談室
 NRCに所属する怪異関連のスレの総称
自主的に作られた治安部隊の側面をもつ。
過去、嘆きの島出身に学園長が細々と押し付けていた経緯があり、さらにある教授(故人に“なった”)により、騒動になる。
まぁ、簡単に言うと押し付けられた側が身体欠損等の被害となり、NRCに在籍できなくなった。
まぁ、教授に押し返した結果である。
これがNRC怪異相談室を作るきっかけになる。
《怪異が対策できるからって異能者に押し付けるなー!!》
《こっちだって命がけだー!テメェらの命なんか知るかー!》
《人権寄越せやぁああああ》
《対価を成立させろ》
 そのため、NRCに関する怪異相談はここが仕切っている。
もし、ある人物が怪異に関連して依頼をしたとしてその対価を渋ったら情報共通されて二度とその人物からの依頼は受け付けないことになる。
例え、オーバーキル()が予想できたとしても。見捨てる。
 この経緯については簡易的に各寮長から新入生から説明されるし、スレッドの名前を教えられる。
あとは自己責任と自分の運命である。



【NRC怪異相談室】【Part■■■】
≫怪異相談室に相談する一般スレ。
気のせいからガチヤバまでと、色々と有る。
最近ではAIにより、選別や管理されており見やすくなっている。
教えて!事務員さん=AI回答が得られる。


【NRC怪異相談室】【■■■部隊】
≫怪異へ対して自衛手段持ちのみしか閲覧できない特殊スレ。
一般スレと差がどうやってできているかは不明。相談室代表しか知らない。
学園側が把握してない主にサポート型がいる。
学園や他の生徒に搾取されないための集まり。
新入生の親切スレがあるのは、自分の仕事が減るし、勉強になったりといろいろ。
 期待の新人くんがあまりにも機械音痴に「はじめてマジフォン触る妖精ちゃんかよ…」と思われている。




カゲロウ・アサヒ(朝日 陽炎)=主人公
 太陽神の血筋とその力をコントロールするための特異訓練を受けることに。
その過程で、鍛冶神(武器の相性アップなど)と家事神(焼き加減は任せて!)に加護をもらうことに。
 修行・鍛錬・修行・勉強・修行・鍛錬etc.
そうしなければ火に呑まれてしまうから。人であるために。
喋るのが億劫。めんどくさい。
マジフォンを未だに使いこなせないが、メモ帳を使って絵文字会話するぐらいはできる。
周囲がスペック高く、それで読み取れるから…余計に話さなくなった。
無駄に絵が上手い。
 視える人からは足元に火花が散っているようにみえる。
黒髪赤目の黒マスクの長身。でも行動が幼げ。
でも対人などめちゃくちゃ物理に強い。
隠し武器持ち。某世直しオオカミ様。
スカラビア寮1年。不思議ちゃん


イデア
 NRC怪異相談室代表。
開設経緯と先代たちの意思を継いでおり、ほかの異能者の保護に回る。
アズール等の商人の契約にも目を光らせており、特に「雇用契約という奴隷契約してこようとするから気をつけな。」と警告を欠かさない。
代表のため、面倒事が一番に回ってくる損な役回りだがその分、ほかメンバーから格安支援や将来使える生徒を探せるから悪くない。
 謎の新人ちゃんが見た目に反して弟みがつよくてお兄ちゃん戸惑ってる……
ごめん、絵文字ってなに??( ; - ; )は泣いてるの?哀しいとかそういう意味??
えっっおもしろ。
一気にオカスレが絵文字にスレッドになったのが最近のニュース。


オルト
 絵文字文化を学習したから任せね!



カリム
 持ち前の悪運と家神により、本人の意志なく生きている。周囲の骸の上に。
 そのために主人公がキラキラ(※守護)しているようにみえて目を惹いた。
どんな見てきた宝石よりもキラキラしている。
だから積極的に声をかけてお世話したりする。それが必要なことだと本能が言うから。


ジャミル
 カリムが妙に構う一年生に警戒しているが、持ち前の幸運により助かったこともあるため、好きにさせている。
ぽややんとする一年生に気が抜ける。
だが、サバナクロー寮(大柄な一年生)を投げたところを目撃して呆然とした。
俺の前じゃ、あんなにぽやぽやしてるのに……!!?






ストーリー

【NRC怪異相談室】入学おめでとう!【100の1部隊】
1の相談室代表代行
今日は入学式となったので、スレは例年通り新しいのを用意したよ!
新入生さんの皆さん、入学おめでとう!
僕はこの『NRC怪異相談室代表』を務めるイグニハイド寮長の代行を担当してるよ!
何困ったらスレッドで呼んでね!「代行」で反応するように作られてるから!安心してね!

怪異に関しての話は寮長からされてるよね
ここは怪異への自衛手段等の持ち主しか見れない専門の特殊スレになってるの
怪異に関して相談を請け負ったり、押し付けられそうになったりしたらここに相談してほしい
ここで値段とか決めてあるし、他の専門家に依頼を交代することができる。
もし、対価を未払で逃げた生徒がいてブラックリストに入れるからね!



(以下、毎年恒例の説明文が流れる)



8番の異能者
乙。代行者!

異能者
ありがとう〜
さて、今年は何人、異能者ちゃんが入ったかなぁ????
いぇーい見てるー??

異能者
ぽえら、なかま

異能者
その心は

異能者
ブラックリストのチェック忘れるなよ★
そいつらは見捨てていいから
こっちも命がけなんだからさ

異能者
そゆこと。もとからちゃーーんとお支払いしてればそんなことしねぇのにね〜

異能者
学園長は特に気をつけろ
アイツ、成績とか盾に言ってくるから新入生はその対象になりやすい
二人にならずに、なるなら録音してここに情報流せ
代表がイロイロとしてくれるから
俺達も手伝うから♡

異能者
学園長、学園側に全員は把握されてないから
されると無茶振りされてるからな〜

異能者
まぁ、なにあったらコメよろ
ちょっと気になることでもおけおけ
こっちで調べるから

異能者
そういえばなんか入学式でトラブルあったの?
そろそろ、代表が挨拶する頃じゃん

代行者
入学式でトラブルがあったから兄さん疲れてそのまま寝ちゃったの!
録画から情報を簡単に共有するね
・猫型魔獣と新入生
・猫型魔獣=不法侵入により、追い出される
・新入生=魔力なしの新入生。なぜここにいるか不明

異能者
えっ、魔力なし!!?
こんな怪異の巣窟に!!!
怪異じゃねーの!!?

異能者
大丈夫か?それ

異能者
なんなん?闇の鏡もついにぼけた?

代行者
闇の鏡が何も行った様子が無く、判定したら問題は無いようだよ
各生徒は寮に返されたし、あの子も帰ったと思ったけど…防犯カメラを調べたらオンボロ寮に向かったと推測できるよ!

異能者
まっててて
一応、オンボロ寮にも怪異住んでんじゃねーの!?
ゴーストがいるけどさ

異能者
ほんと人の心がないわー
生贄なの?そいつ

異能者
つかなんで?家に返さないの?




(のちの監督生について語られていく)
(ちらほらと、新入生からの目撃情報も追加されていく)

(そして怪異の情報や質問)
(ブラックリスト手前のおバカさんたちの話とか)
(スレが増えていく)



異能者
あのさ、前から気になる子いんだけど

異能者
コイバナー?

異能者
ちーがーぃーまーす
一年生で祝福持ちいるよね?
アイツ、ここに顔出しした??

異能者
どんなやつ?

異能者
いたったけ?

異能者
うーん?そんな目新しいやついたか?

異能者
え??俺だけなの?こわっ
足元に火花が見える子、いるじゃん!ね!!

代表
いるね

異能者
≫代表

異能者
≫代表

異能者
≫代表


異能者
≫代表
代表がいうならいるか

異能者
火花なら目立ちそうだけど、いたか?

代表
たぶん、限りなく祝福が第三者にわからないようにされてるコ
君、確か視える特化だったしょ

異能者
ウッス
どうも目撃情報担当です

異能者
そういうやつならここ見れる?
守られてるじゃね?
あの金ピカくんと同じで目隠しされてそう

異能者
たまにいるよな、なにかしらの祝福により守られているだけの存在
いいよなぁ、

異能者
まぁ、ナニに気に入られたは問題点だけど

代表
見てる
ただコメしてない

代表
見てるでしょ
コメしな

異能者
まだ?

異能者
まだか?

異能者
え?じつはいない?

異能者
おーい

代表
まって、某が恥ずかしいだけじゃん!!!

異能者
|ω・)

異能者

異能者

異能者

異能者

代表

異能者


異能者
なにそれ〜!

異能者
覗きこむ?こんでるってこと?
こっちを伺ってるてことか!

代表
ちょっとコメ、まって。
多分、ちょー初心者。妖精ちゃん並の扱い方して

異能者
はやい

代表
名前、変更できる?

ヒバナ
Σd(≧ω≦*)グッ

代表
よし、祝福の自覚ありと
自分の説明できる範囲で教えて

ヒバナ
燃やす 得意

代表
うーーん、詳しく!!

ヒバナ
血と祝福 燃やす

代表
よーし、今度某と対面しょーね!

ヒバナ
( ˙꒳​˙ )?

代表
空いてる時間は?

ヒバナ
あした ほうかご

代表
OK。待ち合わせ場所は個人的に連絡するからいいね

ヒバナ
Σd(≧ω≦*)グッ

異能者
とりあえずそのイラスト文字教えてもらってきて
代表

代表
聞く内容と違うんだけどなぁ〜〜??





次の日、待ち合わせ場所はオルトに向かってもらい、ある空き教室に。
そこに連れられてきたのは黒マスクの長身の生徒。
スカラビア寮の腕章をつけている。


イデア「そこ、座って」


反対に着席。オルトはイデアの隣で録音することに。


イデア「…某はイデア・シュラウド。イグニハイド寮の寮長でNRC怪異対策相談室代表」
オルト「僕は代行者のオルト・シュラウド!兄さん共々よろしくね!」
『ん』
イデア「カゲロウ・アサヒ。どこ出身?」
『極東』
イデア「………マジか。え?もしかして、祝福じゃなくて加護?」
『加護』
イデア「うっそぉ………某たち以外ではじめてかも、……マジか」
『』こてん
イデア「あー、某たちは冥府の王の祝福でこんな髪してんの。おk?」
『』こくっ
イデア「祝福て言ったのは某への理解度によるものか」
『』こくっ
イデア「うんうん。でも血っていうのは、神の血族?」
『ん』
イデア「なーる、火系てことか……学園側にバレてない?」
『ん』
イデア「うーん、ここ最近、戦闘スキルや防御スキルがあっても低い子ばっかで魔導具に頼ってばっかで…最悪、その加護で怪異を燃やせる?」
『燃やす。戦う』
イデア「!やっば、極東から来てるから戦術スキル持ちだと思いましたわ〜!!助かる!!!」
『……』
イデア「ふー、NRCは見ての通り怪異が集まりやすい。その対処に某たち怪異相談室がありまして…そこはスレで見た?」
『ん』
イデア「なら説明は省くけど、表向きで出てきてるのは某などの数名、ほかはサポートに回ってもらってる。調査依頼多くてね…表に出てもらってもいいかな…?」
『………』
イデア「あっもちろん、対価は出しますしサポートはもちろんおこないますし!!バックアップ任せてくだされ!!初心者サポート付きです!!」


ちらちら、と迷いながら彼を見る
顔色が変わることない。


『ん。わかった』
イデア「あーーー!!あざまーす!」
オルト「よかったね、兄さん!あと昨日の文字について教えてほしいな」


オルトに絵文字文化がインストールされ、イグニハイド寮有志により無料アプリが用意された。
元々が有志の集まりによるものなので、自作発言や販売しなきゃ問題ないとのことなので。
このため、イグニハイド寮から絵文字文化が流行していくのであった。




そして、イデアの言っていた初心者サポートによる任務。
モンスト・ロラウンジの定期清掃に同行してもらうことに。
海ということ、モンスト・ロラウンジという店でお客様を招くという主な理由から定期清掃の依頼を受けている。
人魚は元から怪異耐性が妖精の次に高いこともあり、それが生存戦略でもある。


ジェイド「いらっしやいませ。おや、?」
イデア「あー、新人ですわ」


開店前、準備中にやってきた。


ジェイド「はじめまして。僕はジェイド・リーチ。このオクタヴィネル寮副寮長であり、モンスト・ロラウンジの副支配人です。」
『』こくっ
ジェイド「?」
イデア「アサヒだよ、この子話すの億劫らしく、YESかNOしか答えないよ」
ジェイド「おやおや…」


ジェイドからは見えていないが、イデアの上着を掴んでおり、くいくいと引っ張って催促している。


イデア「じゃ、店内見回りますか〜あ"?」


グッ、と止められた。


イデア「なぁに?」


振り向くと、一点を指差す。


イデア「…棚の上?」
ジェイド「何かいますか?」
イデア「…居る?」
『』こてん
イデア「んんんっ、……ある?」
『』こくっ
イデア「ジェイド氏」
ジェイド「どうぞ」


そこはワインボトル(飾り)などを置く棚。
その手前には一人席用のテーブル。
ここでよくジェイドが飲み物を用意する姿は外部からの客の評判が高い。


ジェイド「あ。脚立持ってき」


棚に足をかけ、ヒョイと上から取る。


イデア「ぎゃああああああ人魚特攻の■■夫人の■■■レストランの招待状!!?素手で触っちゃメッッ!!」


隔離魔法により、手紙は没収。
見た目としては球体の中に保管される。


ジェイド「さ、こちらで洗ってください」


そのまま、手洗い場で怪異対策用の石鹸と聖水によりお手洗いを。
支配人室に案内される。


アズール「新人の方ですか。はじめまして!オクタヴィネル寮長でありモンスト・ロラウンジ支配人のアズール・アーシェングロットと言います。今後共ぜひ、よろしくお願いします!」
イデア「アズール氏、うちの新人なのだが??」
アズール「いやですね、ただの挨拶です。挨拶。大切でしょう」
イデア「はぁ〜……、コレ」


その宛先は、


イデア「アズール氏宛じゃん。どーすんの?」
アズール「NRC怪異対策室に追加依頼します。」
イデア「ま、そうなりますわな」


めんどくさそうに「あ〜…」とため息。
隣に座った新人が不思議そうな顔をするので解説することに


イデア「人魚特攻の怪異で、人魚を招いて食べちゃうの」
『』こくっ
イデア「でまぁ、怪異のいる場所が未だに特定できておらず、移動式の可能性大。対策は第三者に移すか、肩代わりの人形を用意、人魚を隠して諦めるのを待つか。それだけ」
アズール「はぁ……」


二人で肩代わりの人形についての値段交渉が始まったのを横目にぽややんとしている彼にふと質問をして見ることに。
ソファーの横に屈んで視線を近くにする。


ジェイド「質問しても?」
『?』
ジェイド「この怪異は選んだ人魚に招待状を直接送ります。しかしのちに人魚が複数いた場合、その中から選ぶことがわかっています。でははじめに選ばれた人魚、わかりますか?」
『…』
イデア「あ、そっか。あんなところにあったということは移したのか」
アズール「そのようなことをするのが居るとは、…話をしなくてはいけませんね。はははは」
イデア「ひぇ…」


膝に置いていたリュックからクロッキー帳を取り出し、何かを描く。
球体に縦長のブロックを付けたもの、簡易的な人型のようだ。
球体には《A》と。
招待状をもらって慌てているA(仮称)のイラストだ


ジェイド「これが一番始めにもらった生徒、ということですか?」
『』こくっ


《→》の次に描かれたのは、
とても悩んでいるAが何かを閃いたようだ。
《→》の次に描かれたのは、モンスト・ロラウンジの文字。


イデア「モンスト・ロラウンジに置いてまる投げじゃないですかぁ」
アズール「ふふっ」
イデア「ひぇ」


《→》の次。円に囲まれたB、C、…と人が移り変わったのを表現。
そして、最後にライトアップされたメガネ。


アズール「 」
イデア「ひっwww」
ジェイド「これがっ、アズールというわけですか」
『』こくっ


全く悪気もない、ただの解説イラストである。
至って真面目である。


ジェイド「では、このAを探したいのです。」


するとペンを変えた。赤いのペンで《←》を描く。


ジェイド「順に行けばわかる、ということですか?」
『』こくっ
ジェイド「お願いできませんか?」


イデアに振り向いた。


イデア「お支払いは?」
ジェイド「今日はモンスト・ロラウンジの持ちで」
アズール「えぇ、構いません」
イデア「いい?それで」
『……………』


イデアの服をつかむ


イデア「……某も?」
『おると、怒ってた』
イデア「ひんっ……」
アズール「またですか?不摂生をして…いいでしょ。イデアさんもです」
イデア「えっ」
『!』こくこくっ
アズール「お願いします」
イデア「え」


隣のページを切る。折りたたみ、手のひらサイズまで。
ジェイドの方に向き直り、その手に乗せてギュ、と挟む。
手を退けると


ジェイド「小鳥?」
アズール「消えた?」
「「え?」」
イデア「某にも見えませんな」
ジェイド「…僕にしか見えない鳥が導く、ということですか?」
『』こくっ
ジェイド「なるほど。たどり着く先が楽しみです」


立ち上がり、


ジェイド「では調べてきます」
アズール「お願いします」


ドアを閉じる直前、イデアの耳にはページをめくる音。紙がこすれる音が聞こえた気がした。
話を戻して身代わり人形について話し合いする二人とぽややんと眠そうな彼。
そんな中、ジェイドと入れ違いにやってきたのは、


フロイド「アズールまだ生きてる?」
アズール「勝手に殺すな!!」
フロイド「稚魚ちゃんいる〜」
イデア「あっあっ、うちの新人なので…」
フロイド「ふぅん」


ドアの音に驚いたが、眠だけにこちらを見上げる。


フロイド「なに?眠いの?」
『……』


ぐー………


「「「…………」」」


しょんもり、……お腹が空いたようだ。


フロイド「あっはっっっ!!なにこいつ〜」
アズール「今日はモンスト・ロラウンジ持ちなので用意してください」
フロイド「はぁい、アズールのことよろしく〜」


戸棚に置いてあったメニューを取り、二人に渡す。
そのメニューを聞き、キッチンに戻っていつた。
 一方その頃、ジェイドは店内を見回るふりをして小鳥の動きを見守っていた。
誰かの肩に、頭を代わる代わる移動していく。


「あ、副支配人!今日は清掃して終わりですか?」
ジェイド「えぇ。怪異が出ましたし、念入りに清掃をしてください。バイト代はきちんと出ますから」
「はい。わかりました」
ジェイド「点検に戻ります」
「あっお願いします!」


そしてある一年生の肩に止まる。
ふ、と小鳥は元の紙になってしまう。


「わっ!!」
「うぉ!?」
「あ!なに、…紙?」

ジェイド「すみません、落としてしまいました…」

「「「副支配人!」」」
「あっ、どうぞ、」
ジェイド「ありがとうございます。そういえば、怪異についてなにか心辺りありませんか?」
「、」
「いや、俺は何も。人魚特攻なら、…俺人なので」
「すみません。僕も…人魚ですけど、心辺りは特に。」
「俺も、…ないです」
ジェイド「そうですか、わかりました。清掃のほうよろしお願いします」
「「はい」」
「はいっ」


店内を見回るふりをつづけて支配人室に戻るところでフロイドと合流点。
料理を運ぶのを手伝うことに。


フロイド「ご飯だよぉ」
『!!』


シュバ!と振り向く姿は餌を前にしたわんこのようだ。
ちなみにクールウェル先生の「仔犬」に『わん』と素直に返事をしたそうで、頭を撫でられたとか。
クールウェル先生曰く「なんの疑いも疑問もなく、素直に返事をされて…仔犬(実物)かと思った」
「反抗的な仔犬も躾がいがあっていいが、素直な子犬もかわいいものだ」


『』もっもっ…
イデア(めちゃくちゃたべる……)
アズール(よく食べますね……)
フロイド「はははは、めちゃくちゃ食うじゃん」
ジェイド「おやおや」

アズール「それで?相手は」
ジェイド「一年生の《フルネーム(省略)》です」
アズール「ふぅん、……」
フロイド「?」
ジェイド「彼のおかげで置いた犯人が特定できました」
フロイド「マジ?すげぇ」
ジェイド「あとは防犯カメラから物的証拠を…」


ふと、思いつく。


ジェイド「いつ頃か、検討がつきませんか?」
『』こくっ
ジェイド「!ではデザートを」
フロイド「!いいよぉ、気分いいからでっかいの用意してあげる」

イデア「そんな便利な、…できんの!!?えっマジで期待の新人じゃん…」


手を出す。
ジェイドはとっさに紙(元紙鳥)を返却する。
それを広げ、シワを伸ばすかのようにパン!と上下に揺らす。
一瞬、火が揺らめき、走ったように見えた。
紙にミミズが走ったかのような不思議な文字。
それを見てさっきの解説イラストの端に書き始めた。
Aの横に書かれた日付け。


ジェイド「約二週間前の話ですか、ありがとうございます」
『』こくっ

イデア「凄すぎ、チートじゃん」
アズール「これからもよろしくお願いします」
イデア「こら」
『』こてん
イデア「気にしなくていいよ」


よしよし、と撫でる。


イデア(あ………つい。オルトと同じ扱いしちゃいました!!?)


抵抗もせずにおとなしくして撫でられる後輩。
ちょっとかわいい、
そう癒やされていたら、


『!』


かっ!と目を開いた彼がナイフ(食器)を持って、イデアの結界をすり抜けて招待状に突き指した。
ゴッ!と火に呑まれて塵一つ残さずに消えた。
その光景に固まった。


『ぁ』


ナイフが真っ二つに砕けた。


『…』おろおろ


イデアを、アズールを、ジェイドを、何度も見て困った顔。
まるでいたずらがバレて怒られる手前の仔犬のよう。


イデア「やだ、うちの新人。かっこよすぎか?????」
ジェイド「おやおやおやおやおやおや」
アズール「…不問にしますから、気にせずに……ありがとうございます」


リュックをガサゴソ。
何かを差し出されたので、受け取る。
小袋、微かな香りがする。


アズール「サシェですか、…ありがとうございます」
イデア「それ、持っておきな。いいものだから」
アズール「はい」
ジェイド「僕にもくれませんか?わ、ありがとうございます」
イデア「ほいほいあげて大丈夫??」
『……?必要だから、』
「「 」」
イデア「…そっ、かーーー!うん。」
ジェイド「え?………え?」

フロイド「パフェできたよー!!!……何この空気??」

『おうち、ここ。帰る場所はここ。この者招く客に非ず』
ジェイド「!」
『否、否、否』


その瞳はジェイドの後ろを見ている。


『私はお前を否定する』


何か焦げる匂いがした。


『……くわぁ、ふにゅ………ぱふぇ』
フロイド「あっはい。どうぞ」


もきゅ、もきゅと食べ始めた。


イデア「……なんかあったのか、」
アズール「イデアさんっっ」
イデア「多分、目印でも付けられてたのかもね。自分のところに来るように…」
アズール「 」
フロイド「ジェイドも助けてくれたのー?えー稚魚ちゃんありがとう♡」
『ンっ』
フロイド「クリーム付いてるよ〜もーしかたないなぁー」

イデア「ジェイド氏?ジェイド氏ー!?」
フロイド「あっは、そのうち動くよwww」

ジェイド「…泊まっていきませんか?」
『』いやいや
イデア「うちで泊まりなんで」
ジェイド「くっ…!」


フロイド「俺も欲しいー、だめ?」
『? いらない』
フロイド「欲しいだけ、だめ?」
『……』
フロイド「ありがとう〜」




抜粋
 監督生、グリム、エース、デュースが朝寝坊した。
怪異の出現により検査が行われることなったが、そのメールや中央階段横にある掲示板を見ることなく、規制線をくぐり抜けたグリムを追いかけた。
そこに餌が来た!と怪異が反応し、監督生たちを飲み込み、止めようとした主人公まで巻き込んで転移。

イデアをはじめ、全員から「庇えない」状態に。
グリムと監督生は寮長がいないため、学園長から説明がなかった件については同情するが、先生から「中央階段横にある掲示板は毎日欠かさず見るように」と通達はされている。
エースたちをはじめ、友人から説明無かったのも同情はするが、


代表
そもそも、「通れないようにしていた道」を通るほうが悪い
なんのために規制線があったと思ってんの?
「誰も通らないように」だ
猫氏、これは庇えない


ハート
はい。すみません
【写真・一通り読んでしわくちゃな顔をしたグリム】


代表
ヒバナ、彼ら放置していいから


異能者
脱出すること優先で、
そいつら囮でも


異能者
非常識。邪魔。無視


異能者
お前自身を優先しろ


規律寮長
僕のトランプ兵士が大変失礼なことをしたのはわかっています。
ですが、そのようなことを言うのはやめてください!


代表
黙れよ甘ちゃん
知るか
命がけなんだよ、こっちとら


規律副寮長
すまない。動揺しているだけだ。
こっちで落ち着かせる


代表
口出しすんな[規制]


異能者
代表含め俺達お怒りなんで
今後発言をしないでください


異能者
寮長、あなたの気持ちはわかります
ですが、こっちは巻き込まれないようにしたのに飛び込んできたのはあっちです
同情の余地もありません


ヒバナ
【写真・薄汚れた建物内】
【写真・資料と思われるもの】
【写真・薄汚れた建物内】
【写真・部屋】
【写真・部屋】


代表
この子マイペースに調査してやがるーーー!!!


異能者
この子たらーー!!!


異能者
んもーーー!!


ヒバナ
【写真・階段と窓】
【写真・日記】
【写真・古びた本棚】
【写真・落書きのノート】
【写真・日記】





淡々と投稿されていく。
それを照らし合わせ、どういう事件や過去に同じ資料が無いかとサポートのみなさんが動き回る。
そして、怪異の正体を突き止める。
転移用のテレポートすることに。
…まぁ、直前に業火したけど。資料て大切だよね、ケラケラ




代表
帰宅
【写真・監督生たちが疲れた顔をしている】


規律副寮長
迎えに行く


代表
そ。保健室に行って


異能者
ヒバナー!!かっこいい!!!


異能者
我らがルーキー!!







イデア「お疲れ」
『』こくっ
イデア「怪我は…無いね。お守りご苦労様」
『』こくっ


ほかの異能者たち(全員統一された服を着ており、顔も隠して誰が誰かわからないようにしている)からも「乙」「お疲れ様」と囲まれる。


リドル「キミ」
イデア「…」

リドル「改めて申し訳なかった。彼らを保護してくれてありがとう」


ハーツラビュル寮長、副寮長から頭をさげられた。
それに続くようにエースたちも。


イデア「…悪運が良かったね、ホント」
『…』
イデア「ささっと保健室に行きな、こっちは仕事をあんの」

リドル「はい」



抜粋
 トレイからお菓子もらいそう。
 のちに学園長に目をつけられて色々と脅されるかと思うが、イデアを中心とした異能者にブチ切れられる。
 後付けだが、主人公がここまでして喋らないのは単純に話すのが面倒なのはある。
でも神の血族だから、下手に話すと「嘘が真」的な。言霊的なものが作用するからふにゃふにゃしか話さない…ていう理由もあるかも。

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