屋敷神さまはそこにいる

『屋敷神さまはそこにいる』 



説明
よく、ホラーで「カリムは守られている」という扱いが多いので。
いっそこと、祀られているnot監督生がいてもえぇやろ。



屋敷神さま
 アジーム家憑く、神として扱われる存在。
熱砂の国がその名前で呼ばれる前からその土地にいたナニカ。
中身は異世界の撫子魂がわずか残るもの。
永く生き過ぎて人外よりな思考に。
 アジーム家を暇つぶしに観察している。
祠を建て直してくれたお礼をしていたら調子に乗り始めので、初代当主にお叱りをした。
それからギリギリまで見守りながら小言を言うように。
その信仰深さから力が増したので恩返しとして小言を言うようになるがそれがサイクルになっていることに苦笑い。
成長しても、自分をはっきりと目視できるカリムとジャミルに何かしているわけでない。
まぁその分、目をかけてしまうのだが。
 NRCでは透明化した真っ白な蛇。中々視えないようにしていたんだが…妖精王と右腕、冥府の番人は感知した。


容姿
 熱砂の国の踊り子+和風の衣装が溶け込んだもの。露出は上部、肩や胸元程度。
全体的に貴金属のアクセサリーをしており、褐色の肌。
白雪の髪は床につくほど
マレウスと並ぶ長身女性。
 顔は踊り子と同じく顔を隠しており、金などの細やかなアクセサリーが付いている。
 胸元は黒のレース編みなので、細かく言うと肌が出ているわけでない。
和風のように布が重なるようになっているが、谷間程度の開きはある。
ネックレスをたくさんつけている。
 肩は切り込みから出ており、肌は伝統的なヘナタトゥーをしている。
 袖は、振袖のように大きな広がりをある。
帯下は熱砂の国伝統の赤とオレンジ色、金色を基調とし、刺繍もされている布が折り重なっている。足は見えないほどに長い。
彼女が歩くたびにゆらゆらとクラゲのように揺れる。






初代アジーム当主
 家を建てる場所を探していており、ある土地で見かけた古びた祠を発見。
「ここに建てる」と直感的に決めた際に撤去せずに聖職者に依頼して立て直して祈願をした。
すると仕事が順調に進むようになり、調子に乗りかけたが夢で祠とその上に座る何かに言われた。
【金は、時に人を狂わせる。お前は狂気の前にいる】
【だが金の使いどきを誤るな、優秀な人間に投資するのを惜しむな!】
【経済を回せ、人を動かせ、物を上手く扱え】
【金に振り回せるな、お前が扱うんだ】
 それから時折、警告に現れるナニカを「アジーム家の守護神」と認識。
【余裕ができたなら福祉事業、水道などの整備も国を押せ。生活にゆとりを持ち、生活があるならめぐりにめぐりにお前たちを殺す暗殺者になることもならんだろ】
【専門家は専門家に任せればいいが、複数人にしておけ。争わせて良きものを作らせろ、もちろん敗者だろうと金と感謝の意を忘れるな】
【裏金などの心配はあるが、財を成すものが一人に固まると危険性が高まる。お前の信頼する者たちに引き継ぎしろ。あぁ地盤はしっかり持っておけ、足元をすくわれるな】etc.
 だからその息子のアジーム家当主にも伝えており、代々引き継ぎされている。
危機を何度も助けてもらい、信心深い。盲目とも。
それはアジーム家に仕えている家も恩恵を受けているため、こちらも信心深い。
 


現代当主とその奥方
 信心深く、毎朝のあいさつを欠かさない。
妻はひとり、息子は三人いる。
誘拐されても神さまが守ってくれたのでおとなしく待ってた。


カリム(長男)
 祠で微睡む神さまと出会った。
暗殺計画に誘拐されても神さまとジャミルが迎えに来てくれるので怖くない。
両親の説明と身を守るために厳しい訓練を受けている。
「神に甘えては神に見離されるのも当然。己ができることまで甘えて腑抜けになるな」と何度も言われている。
甘えるときは甘えるが、頑張ると褒めてくれるのでもっと頑張るからな!



ジャミル
 カリムと普通(※近所のお姉さん的な)に遊ぶ神様に思考停止した。
カリムと自分以外に見えていないが当主に容姿を説明したら「守護神がお前たちを守っているのだ」と一言に周囲は次々と「良かったね」と。
だからカリムが誘拐されても一緒に迎えに行くことができる。
 神様なんて、怖くてたまらなかったが相手がそれを察して深くはかかわらないようにしてくれおり、カリムの無邪気さに付き合われて意思疎通を取るように。
カリム同様に大切にされることになるが、従者としての仕事はこなす。
カリムとの付き合い方に悩んだし、板挟みにもなったが、【お前の気持ちは?】と言われて話し合いを重ねて、現在の付き合い方(※オバブロ後)に。
お客様や公式の場所では「カリム様」、それ以外は「カリム」と使い分ける。
 年頃の男なので、膝に座らせるのはもうやめてほしいが【…だめか?】と言われると勝てない。膝枕も同様に。
甘やかされ慣れは未だにできない。



リリア
 部活を見学しに来た「高貴な方」が人の子の肩にーー!!?と混乱してケイトに心配された。
敵対だけはしたくなかったから、マレウスに警告したら挨拶して招待されたと喜びように気絶しかけた。
まぁ、とくにお気に入りに手を出さなきゃ問題ないし、見なかったことにした。
下手に恩恵を受けようなどと、傲慢というお手軽自○キッドである。
しかし、それを功を奏し、延命してもらえることになるとは思ってはいなかった。
ただし、半永久的ではなく、ただの時間稼ぎにしか過ぎず、マレウスへの自覚をさせるためと説教される。
色々と頭が上がらなくなる。


マレウス
 リリアから警告を受けた上で、妖精王として「高貴な方」に挨拶をした。
もっと話してみたい!とおもったら招待されて、ワクワク。
カリムとジャミルを年下の友人(お気に入り)に。
 





ストーリー


リリアは部活中のケイトと部室でのんびりしていた。購買部で買ったお菓子やジュースを持ち寄り、話すだけ。
するとノック音。誰かが部活見学に来たのだろうか。


ケイト「どーぞ!」


入ってきた少年はニッコリと笑った。
太陽のようなキラキラとした年相応の笑顔。


ケイト「いらっしゃーい」


それに応えるように。
しかし、隣から引きつる声に振り向く。


リリア「っ、な。」


歴史書ぐらいでしか見たことない妖精式の最高礼だ。


リリア「お初にお目にかかります。尊き方」


少年はキョトンとしたが、苦笑い


「うーん、見えちゃたかー!」


彼の首元から白い蛇が顔を出す。


「なぁ、御前様」


ちろり、と舌を出した。


「茨の谷時期国王 マレウス・ドラコニアに仕えますリリア・ヴァンジュールと申します」
「俺はカリム・アジーム!このお方はアジーム家 屋敷神様だ!俺たちは御前様とお呼びしている」
「なるほど。よろしくお願いいたします」


シュー…と返事を返すと引っ込んだ。


リリア「……」
カリム「帰ったぞ!俺達だけのほうがいいって」
リリア「あ"ーーーーー!!!!寿命が縮まったわぁー!!!」
ケイト「えっ、えっ、ケイトくんにもわかる説明してよ〜!!」
リリア「…先ほどの白蛇、神さまじゃ」
ケイト「は、………え」
リリア「無理もない。そんな超高位的存在がホイホイいると思わん!」
カリム「俺も。見れるやつがいるなんて思ってもみなかったぜ!」
リリア「ほんの些細なもんじゃった…見逃すかと思ったわい……」
カリム「すごいな〜リリアが初めてだ!」
リリア「んや、違う。わざとわしに見つかったのであろう、」


深いため息


リリア「おぬしにちょっかいをかけるか、試されたのであろうに……」
カリム「んー、屋敷神だしな!目をかけてもらってるんだ!」


ニコニコと笑う姿に力が抜ける。


カリム「別にあの御方は俺達の生活を眺めているのが好きなんだ。だから危機的ではない限り何かするわけじゃないから!」
リリア「そうか、……まぁよい。して軽音部に興味を?」
カリム「んっとなぁ、」


一方、ジャミルも気になっていた部活を何個か見学していた。
その首元には白い蛇がいたが、誰も気付かずに。
夜、互いに部活を決めたことを報告する。
その傍らには美しい女性。


【カリムは軽音部、ジャミルはバスケ部か。ふふっ楽しみだな】
カリム「おう!リリアもケイトもいいやつだった!」
【そうだな。あの妖精は問題ないし、少年も普通の子だ。楽しんでおいで】
カリム「うん!」


撫でてくれるその手に甘える。


【ジャミル】
ジャミル「なんだ」
【試合楽しみにしている】
ジャミル「あぁ。頑張るよ」


ふ、と笑う。しかし後日台風(フロイド)が乗り込んでくることになるとは知らないのであった。



スカラビア寮長の推薦により、カリムと交代が決まる。
同時に副寮長もジャミルに。
その挨拶も兼ねて、この度の寮長会議に同席することに。
ほかにも一年生ながら交代したのが、リドルという子らしい。


カリム「よろしく」
リドル「あぁ。よろしく」


学園長により、会議内容が話される直前、転移魔法特有の弾ける音が響く。


マレウス「遅れた」
学園長「マママママママ、マレウスくん!!?」


一種の呪いと囁かれ、会議に参加できない人物の登場にびっくり。


マレウス「尊き方、挨拶が遅れたことをお詫いたします。わたくし、茨の谷 ドラコニア家時期国王 マレウス・ドラコニアと申します」


妖精式最高礼をおこなった。
その先にいたのはカリム。


カリム「あはは、リリアにバレたならわかるか!」


する、と首元から白蛇が顔を出す。
全くいるとは思えなかったとレオナは内心驚いた。
目が合う両者。
だが、白蛇はおとなしくカリムの首に巻き付いた。


カリム「今は会議中だから、あとで話そうぜ」
マレウス「わかった」


マレウスが席につく。
学園長は混乱したままだが、話を進めた。
1時間も満たないうちに話し合いは終わった。
ただの挨拶が主な理由だったからだ。
普段ならゾロゾロと出るが、カリムとマレウスが気になるようだ。


カリム「マレウス〜」


と駆け寄る。
マレウスはすぐに立ち上がる。


カリム「御前様だ!俺はカリム。このお方はアジーム家屋敷神様」


白蛇はシュー…と返事をする。
しかし、蛇語でないためどのような言葉なのか不明だ。


マレウス「よろしくお願いいたします」
カリム「な、な!今度スカラビア寮に来ないか!」
マレウス「、」
カリム「御前様が話したいって!本当は御前様のお客様だから1年かけて用意したいけどなぁ〜!近日中に空いてる時間ないか?」
マレウス「俺を、招待するのか?」
カリム「?あぁ!リリアたちと来てくれよ!!御前様のお客様だ!歓迎する」
マレウス「…わかった。リリアと相談する」
カリム「おう!」


そのまま、マレウスの手を取り、


カリム「俺の従者紹介したいから行こうぜ!」
マレウス「、あぁ」


そのまま退出。唖然とする室内は無視だ。
 一方、体育館でバスケをしていたジャミルは練習しながら白蛇から情報を聞き、表面には出さずに動揺していた。
だが、すぐに切り替えで食事会について考えないとなぁと算段を建てた。
数十分後にはカリムとマレウスが来たので、騒然とするのを無視してご挨拶。
アレルギー等がないが、確認した。もちろん、後日改めてカリムとともに軽音部に行ってリリアにも確認を念の為にとる。




そして会談の日。
マレウス、リリア、シルバーがスカラビア寮に。
ジャミルの案内により、寮長室に連れられていくとそこには白蛇ではなく、顔を隠した妙齢の女性がそこにいた。下半身は蛇だ。
絢爛豪華な装飾品を身に着けたどこかの貴婦人と勘違いしそうな出で立ち。
その隣にいるカリムは普段通りなのが、逆に恐ろしい。
マレウスをはじめ、妖精式最高礼をする。


【楽にせよ、客人。わたしの招待を受け取ってもらい、感謝する】
マレウス「招待していただき、感謝いたします。尊き方」
リリア「この者は我が息子、シルバーと」
シルバー「シルバーと申します」
【アァ、そうか】


ほほ、とごきげんなようにひとまず安堵。
着席を勧められ、食事を囲むように座る。


【ジャミルの飯は美味しいぞ】
カリム「おう!好きなの食べてくれ!」


これは〜!と紹介していていく。
その様子をジャミルは飽きれたように、尊き方はご機嫌に見守る。
本当にただの食事会だ。カリムが居なければ静まり返っていただろう。
 珍しい茨の谷について楽しげに聞いてくる。
神様というよりも、近所のお姉さんかのように。




あとはわからん。
でもまぁ、寮長と副寮長は警戒するだろうなぁ
でもジャンルのそばにもいるかと思っていなかったと甘く考えてるやつがいたら事件になりそう
フロイドがどちゃくそ機嫌悪くて、ジャンル含め他の部活生徒への八つ当たりしょうになったときには絞め殺し手前までニッコリと追い詰めそう。
ジャンルがなだめて、手前だけど。
アズールとジェイドとともにあらためて謝罪にくるし、両親も来そう。
知らんけど

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