無性別主人公VS女監督生

没『無性別主人公VS女監督生』


説明
 無性別が主人公を書いてねぇなぁ、と
監督生さんよりも目立ったために敵意を向けられるのは不本意



監督生ちゃん
 「女の子の私のほうがいいでしょ!そんなどっちともないなんて、気持ち悪い!!」なんて言ってしまうために孤立することになる。
この世界では、そういうことを口出すのは憚れる。まぁ、学生同士の喧嘩で悪口「やーい女顔〜」で言ったり、人魚や妖精の性転換もあるから受け入れられている。同性婚やこころが乙女の子だって世の中にいるのだ。つまるところ、ナイーブな問題なので……。
 みんなのマドンナ()であり、姫様扱いされている彼がぽっと出の普通の女の子にそんなこと言われて萎えた生徒たちである。
かわいいだけの普通の女の子よりも、たまにヴィラン顔して翻弄してくれ良い声の彼のほうが断然イイという。



主人公
 無性別。そのため、容姿もどちらともの思える中間的な美人。
本人の仕草ひとつでどちらとも見えてしまう。
普段は女性寄りで、影では姫様(ひーさま)呼ばわりされてるほどで思春期男子たちの性癖を狂わせた隣人のお姉さん()のポジションを確立。
だが、ふとしたときに男らしさが出るとギャップに堕ちるという…本当に狂わせたやべぇ生徒である。
匂いもどちらともつかず、石鹸の香りがするために獣人や人魚から喧嘩を売りづらいと言われている。
そしてなにより、【声がイイ】。
容姿も万人受けすることながら、なによりも声を重視するために特に人魚や妖精からの評判がいい。
 先祖にとある女神様がいる。
前世は文学少女。死因は階段から突き飛ばされたこと。犯人への復讐よりも、続きの小説などの後悔が気に入った女神様より転生。
重度の活字中毒患者。
それにより、本に釣られることが多い。
ちなみに実家からよく国営図書館に通っていて顔を覚えられた。試験合格後には禁書関連も読んだほど。
母親や姉様からは女性物、父親や兄様からは男物を貰うことが多いがどちらとも着れる服も贈られる。親戚にデザイナーがおり、モデル(※雑誌に出るわけでなく、試行錯誤中に)をしたことも。
 イグニハイド寮二年。オタサーの姫である。


オルト
 あまりにも性差がなく、不明な人物だったのでスキャンしちゃった。
『生まれながら無性別です。スキャン等の結果は心の中に閉まっておいてくださいな』と優しい笑顔と声に素直に頷いた。あとで兄さんに怒られました。
本が好きなの?父さんたちにお願いして貸してもらうね!読み聞かせをしてもらう。


イデア
 オルトのやらかしに頭を抱えたお兄さん。
本人が気にしてなさそうだが、謝罪は一応。
極東文化が面白く、ただホラーゲームは心臓が止まりそうになった。
オルトにつられて『兄さん、………あっ』も心臓に悪かった。
オタトークに付いてきてくれるかわいい後輩である。


イグニハイド寮モブ
 性差の姿ためにちぃーーと戸惑うことはあったが、人タラシにあう。


レオナ
 植物園のより奥にある使われなくなったガゼボ(※よくある庭先での茶会スペース的な)ところで出会う。
ちゃっかり前任の生徒たちのように改造していたのにはびっくりした。
マァ、王宮教育か生まれ持ったプライドか、あたりは優しめに。
その知識の倉庫に感心しつつ、気に入ったので本を貸し出す。その代わりに昼寝してる。
キラキラとした目が不本意にも(キュッ)としたおじたん。
『レオナ先輩』と申し訳なさそうに起こして質問してくる姿に癒やされている。
無防備に隣で寝たときは怒りかけたが、(女でもないしなぁ…)と信頼してくれる仔猫に色々と言えなかった。「あー、昼寝する相手は選べよ」としか。


ラギー
 あのレオナさんの横で寝るやつがいるーー………とびっくりしたが、ただの活字中毒患者なので納得してしまった。
家庭教師モドキなこともしてもらっており、恩があるため、対応はゆるやか。
むしろ、スラム出身関係なく、対等に扱ってくれるところが不愉快ではない。
たまに(お嬢様ァァ)と言いたくなるという謎の衝動にかられる。

- 1629 -