私の愛したアルジ様
『私の愛したアルジ様』
説明
眠りについた吸血鬼の主人公を起こすために配下が奮闘する。
ネタバレ
主人公(吸血鬼)は友である陰陽師(人)のためにこの国の生贄(人柱)になる。
しかし、陰陽師は友愛を利用し、この国のために化け物を封印したと……
しもべは怒りを示し、暴走。封印されたものの数千年後に蘇る。
黒の組織のボス、烏丸により契約を行う。
しもべの要求は、餌となる人間の奴隷とその奴隷の生活管理の保証。
理由は主人公を呼び覚ますために捧げる血と食事として
烏丸の要求はその吸血鬼としての血液の提供。それを研究の糧として使用する。
理由はそれをサンプルとし、不老長寿を得るために。頑丈な体は戦争に勝つためとかに役立つから。様々な人間に対して実験を行ない死人を作って使い捨てにしている。
とある吸血鬼
氷と植物でできた棺に封印された。
すべてを察した上で封印されたお人好し。
この国を、日ノ本を守りたかった。
配下には帰るように伝えていた。
配下
アルジ様の意思を尊重したが、後日陰陽師に裏切られたことを知る。そのために封印された。
人間に対する憎悪は深いものの、利用する。
諸伏さんに対してはだんだんと対応が優しくなる。
烏丸
生け捕りにしたのは、モルモットか餌になる。
それは気分。
ジン
ある時から「生け捕り」を命じられる。
なので捕獲して専用の車にあとを任せるように。
そうするとボスは喜んでくれたから。
諸伏
贄となった。
配下さんのことが心配なお人好し。
「お前たち人間が、私からアルジさまを奪ったんだ!!」
「この国のために贄となったこのお方を笑ったくせに!!」
彼女の鬱憤を受け止め続けた。
彼女のいう言葉が事実ならば、長年この日本のために…と思うと。
主人公
吸血鬼が転生した。
転化すると吸血鬼(前世)の姿になれるが、本来の力は出せない。前世の肉体を吸収しないといけない。
棺を探し出して、封印ではなく今度は討伐する。
実は肉体に自動封印システムを時間をかけて大地に入力している。
奇しくもそしかい日と重なることに。
ストーリー
満開の桜の木の下に、白雪のような髪色の女性がいた。
氷と植物でできた棺に寄りかかり、空を見上げていた。
「ミラ」
「……またきたの」
「あぁ」
前から男性が歩いてきた。
一定の距離をおいて座った
「なぁ、アルジさんの話をしてくれよ」
「……飽きないわね、あなたも」
「ミラの話し方が上手いだけさ」
「…そう」
「あの人は、奴隷にされた私を家族のように愛してくれた。とっても優しくて誰よりも強くて…」
「……」
「本当に、本当に優しい方なの…」
そしかい
隠れた屋敷にも迫りくる警察官たち。
ミラ「邪魔なんてさせない」
「待ってくれ、ミラ!彼らを傷つけないでくれ!」
ミラ「この場所は誰にも渡さない!!」
「俺が話をつける!だから落ち着いてくれ!!」
ミラ「邪魔よ!!ささっと消え失せて!」
二本の大きな鎖、尻尾のように生えている。
「っ」
ミラ「さぁ、どいて!お願いだから!!」
「っできない!ミラもアルジさんも、彼らも俺が守る!!」
固くとざれた扉が開く
「ヒロ!?」
「ゼロ」
「っ!!!」
「待ってくれ!彼女を傷つけないでくれ!!」
「な、」
あらかさまに人でない女性を庇う
ミラ「どいて!!この場所を荒らすものは誰も許さない!!いくらあなたの友人だとしてもよ!!」
「俺が話をつけるから!」
ミラ「っそう言ってまた私を裏切るのでしょ!!!?人間はいつだってそう!結局は人でない私達を都合が悪くなれば殺すのよ!!!」
「ミラ!」
ミラ「人間なんて、もう信じないっ!!!」
ばきん、
ぴしっ、ピシッ!!
「「「!?」」」
木がひび割れていく、
大地も柩も
ミラ「アルジさま!!」
「ば、ミラ!!」
「ヒロ!!」
棺に駆け寄る彼女を後方に突き飛ばし、かわりに棺から落ちかけた中身を抱きとめる。
(危なかった…)
「ヒロ!後ろ!!」
ミラ「ヒロ!!」
「な、」
キッンーーーー……
「、あれ……?」
『そこまでだ、厄災』
「あかりさん?」
ミラ「 」
『ありがとう、私を守ってくれて。今度は私の番だ』
「な」
棺の中身であった人は星屑となり、目の前にいる彼女に吸収された。
『さ、離れるよ』
「わ!!」
抱えられ、一瞬で移動
「ヒロ!大丈夫か!!」
「あ、あぁ……」
ミラ「アルジさま、アルジ様!!」
『ミラ、お前は言いつけを破ったんだね』
ミラ「だ、だって…」
『…話はあとにしょう。あの厄災をどうにかせねば日ノ本は沈む』
亀裂から出てくる。黒い無数の手。
『今度こそ、討伐せねば』
地面に光るは無数の文字
『何百年、何千年と用意したんだ。今度こそ仕留める』
その容姿は棺の姿と変わりないものになっていた。
『この日ノ本を、沈めさせはしない!』
片手を上げ、敵に向ける。
『ーーーーー・ーーーー・ーー・ーーーーーーーー!!』
もがく黒いては暴れ狂うものの、少しずつ花びらに変わり果てる。
地面に大きなひび割れが残ったものの、ナニカはいなくなった。
ミラ「っアルジ様!?アルジ様!しっかりしてください!」
『、大丈夫…ちょっと寝るだけだ。もうすこしだけ、…待てるよね…』
ミラ「はい、ミラはずっと…ずっと待っています!」
『、いい子だ…』
ミラ「アルジ様!……アルジ様…………」
二人は烏丸に捉えられていたとして保護された。主人公は誘拐されたとかにすればいい(雑)
降谷「吸血鬼って、……」
諸伏「アレをみても嘘だと思うか?」
降谷「…………。」
諸伏「ミラはアルジさんである彼女に手を出さないで献血を分ければ何もしない。そうじゃなかったら全員殺されていたさ。」
目覚めた彼女から説明を受けた。
あの化け物を討伐するために転生してきたと。
ミラ「…あなた様はわかっていて、贄になっていたっと…!?なぜ、なぜです!!!」
『私はね、ミラ。日ノ本が好きなんだ。陰陽師のためにじゃない、ここに生きる彼らを選んだよ』
ミラ「っ、ばからしい!あなたさまではなくともこの国の人間がやればよかったんだ!」
『ミラ』
ミラ「なんにも関係ないではないですか、ただこの国を気に入ったからと…私を置いていったと…!」
『ミラ』
『今度こそ、共に死のうか』
ミラ「!」
『私はもう人だ。人として死ぬ。今度こそお前と共に死のう』
ミラ「……はい!」
ミラは猫となり、生活することを決めた。
彼女のそばにはいつも猫がいた。