絡繰人形師 常闇
『絡繰人形師 常闇』
説明
奈落→常闇に変更。
降霊術の1つ 魂を人形に憑依される使い手が転生する。
「絡繰人形師 常闇」
人や動物などの“生物”の魂と仮契約をし、仕事を行っていた。
死者と生者を会わせて別れを告げる。時に犯人逮捕のため。
復讐に手を貸せと脅されれば脅し返した。
戦争に利用されかけた。理由は契約すれば主人が死なない限り不滅だから。
仮契約
・姿は半透明。
主人から魔力を分けてもらうことで他人にも見せられるし触れる。会話もできる。
しかし、半透明だから物理(接触/攻撃)は無視。他人からは触れられない。
・仮契約なので一方的に解除が可能。
本契約
・実体をもつ。己の気力で。
ただし、主人が死ぬまで従う。契約を死者からは破棄できない。なので死ぬまで奴隷となる。
百年の愛も一方的に冷めたとしてもずっと一緒♡になる。
主人公
幽霊の萩原さんにブチ切れたことから巻き込まれることに。
幽霊に対してはすぐ手が出る。
持病持ち。薬は手放せない。
勝手に部屋で相談室を開設したので自分たちでやれと放置。
自室とトイレとお風呂は進入禁止の護符をはっているためにプライベートは保持。
リビングのみ、仮契約した二人を実体化できる札により丸投げしている。
文系大学生3年生。バイトでルポライターをしている。
萩原さん(幽霊)
地縛霊として跡地にできたマンションで彷徨っていたところをぶん殴られたことから主人公に付きまとう。
松田さんとともに幽霊専門の相談屋を開く。
主人公を色々と巻き込んでしまってるためにできることはする!とやる気はあるけどせいぜい目覚まし時計の役目しかない。家事かな。
本契約しても構わないと思ってるのに本気にしてもらえないのが不満。
松田さん(幽霊)
萩原さんと主人公により再会し殴り合いした。
主人公は役目御免と消えたものの二人で追いかけた。
色々と面倒かけているために萩原さんと同じく守る所存。
諸伏さん
死んだはずの萩原さんに助けられた。
降谷さん
死んだはずの松田さんに止められ、案内された。
伊達さん
二人に呼ばれた気がした。
ストーリー
引っ越した先に地縛霊。
“視える”というだけでまとわりつかれるのはわかっている。
わかっているのに、
『黙れこの地縛霊!!うるさいわ!』
っと、殴ってしまったのが運のつき。
〈ね、ね。俺のこと視えるんだよね、ちょっといいから話したいんだけど〉
絡まれるようになった。
ただし自宅のあるマンション限定だ。地縛霊だもの。
〈知りたいことがあるんだ、友達のこと。お願い協力してほしい〉
あの日から一度も言葉をかわさないでいた。
それなりの理性はあるのか、トイレや寝室までは来なかった。
『……何を調べてほしいの?』
〈!あのね、松田陣平っていう警察官なんだけど!〉
警察官に用もなく接触できるわけねぇーーだろ!!とぶん殴った。
『とりあえずネットで名前を調べてからでいい?該当者がいるかも』
〈う、うん〉
しかし、調べて出てきたのは…
〈うそだろ、死んでるのか……〉
ネットに残された新聞記事に死亡した警察官として名前が乗っていた。
〈松田ぁ……!ごめん、俺のせいだよな………!俺が、俺が〉
『うざい』
〈ぐふっ!!?〉
『悪霊になるなら強制的に成仏させるぞ』
〈す、すみません……〉
『…会いに行けばいいだろ』
〈え、〉
『アンタと同じようにそこにいるかもよ』
〈でも俺、動けないよ〉
『行きたいの?行きたくないの?』
〈っ行きたい!会いたいに決まってるだろ!〉
『じゃ、行こう。』
差し出された手を握った。
掴めた感触が僅かにあった。
『連れて行くから、ちゃんと』
〈、〉
電車やバスに乗って遊園地に到着。
チケットを買って入り、観覧車に行った。
電話をかけるふりをして話しかける
『多分、観覧車の中にいるだろうから行っておいで』
〈うん、ありがとう〉
『どーも、ささっと終わらせてこいよ』
あの場所にいたのは、
〈松田〉
〈、はぎわら……?〉
主人公はふらりと回ったらささっと帰宅した。
もう会うことはないだろ、と…柄になくしんみりしていたのだが…リビングに二人いるのはなんで??
〈あ、!!おはよう〉
『…なんで成仏してねぇーんだよ!!』
〈えへへ、まだ心残りあるから!〉
『ざけんな!!ここに来るな!』
〈いいじゃーん!俺と君の中だろ?それに松田だけと話してても飽きた〜〉
『知るかよ!』
〈あー、世話になる…〉
『やだよ!』
〈邪魔はしない。萩原も黙らせる〉
『二人ともどっか行けば済む話だろ…』
勝手に居座る彼らのせいで、ほかの幽霊も集まるようになったために護符をリビング以外に貼り付けた。
外でも追いかけようとしてくるが責任を感じた二人が護衛するようになる。
しつこい奴はしつこいし、悪霊もいるし、警察官の二人はそんな幽霊を無視できない。よく彼らの不満を聞いてやっている。
なので
『もう幽霊相談屋でも開けよ』
〈〈え??〉〉
『お前らだけならここで実体化させる。それで警察か犯人に告発文でも書け。無論、来たやつの実体化なんかしない、犯罪に手を貸すつもりもない。
お前らに天国地獄、成仏、悪霊になった際の転生の負債だったりみっっちり教えてやる。それで悪霊にならずに未練を無くして成仏できる手伝いをすればいい。』
〈っいいの!?〉
『自分たちが気になるなら自分で片付けろ。ノートパソコンぐらい安いの用意してやるからあとは勝手してくれ』
〈ありがとう〜!!〉
〈ありがとうな〉
『はいはい』
諸伏さん、救出。
二人にドアを叩かれて起きると土下座され、手伝う羽目に。
ふた手に分かれて萩原さんと共に行くと、
萩原〈あは、ダチをこっち連れて行かせるのはいやだなぁ〉
「は、……」
「!?」
幽霊として上から着地。足にいくほどに透けている。
萩原〈ダチをいじめないでほしいなぁ、おにーさん〉
時間を稼ぐ。もし銃弾が放たれたさいは突き抜けるために主人公がどうにかする予定。
そもそも二人にも視えるようにしているのは彼女のチカラだ。
「ど、どうして…」
萩原〈ダチが心配でさぁ、もう俺もアイツも成仏できないだよ!ほんと!〉
「!」
萩原〈んで、おにーさんはダチにどんな用?ナンパ?〉
「、あぁそうだな。スコッチ、俺と来い。お前が死ぬのは惜しい」
「…どういうことだ」
「俺は天秤だ」
「!!」
「だから、」
「スコッチ!!」
松田〈よっ〉
「ライ!?」
「待って、コイツも!ネズミだ!」
「は、…はぁ!?」
萩原〈ほらほら話し合いはいいけど逃げないと!〉
松田〈こんなところにいたら見つけてくれって言ってるもんだろ〉
「お前ら、」
萩原〈まだ俺達と同じならないで、お願いだからさ〉
松田〈こっち来るのは早いだろ〉
萩原〈さぁ、どっかに隠れる場所に行って。話し合いはそれからでしょ?〉
「また会えるか」
萩原〈死者がホイホイ出てくるわけないでしょ、特別サービスでーーす!!〉
松田〈次会うのはお前らが老衰するときだっつーの〉
萩原〈じゃ、それまでさよなら〉
松田〈じゃな〉
「「あ、!」」
三人は避難した。
それを上から見守る幽霊と主人公。
萩原〈ありがとう、助かった〉
松田〈ありがとうな〉
『はぁ、もう疲れた。寝る。明日の授業が午後からで助かった』
萩原〈そうだねぇ〉
松田〈くわぁ、帰るか〉
伊達さん、救出
松田〈っ伊達!!後ろだ!!〉
伊達「っ!?」
この一言で無事だった。
後日、伊達さんは松田家に墓参り行きお礼を伝えた。それは本人の耳にも届いた。
松田〈伊達、結婚するってよ……〉
萩原〈マジ!!?うっっっそ!!今度見に行こう!!〉
松田〈だな〉
『(はぁ……)』
んで、主人公がテロ事件に巻き込まれ、崩壊した建物の下敷きになる。
二人が必死に声をかける
萩原〈いいよ!俺達と契約して!!助けるから!!〉
松田〈早くしろ!!〉
彼女は不敵に笑っただけで気絶した
松田〈くそっが!!意地張りやがって!!〉
萩原〈松田!?どこいくの!?〉
松田〈っ前に伊達が俺の声に反応した!少しでも応えるやつを探す!お前は声をかけ続けろ!〉
萩原〈わ、わかった!〉
外に出て探し回った。
聞こえる人なんて早々にいない、
伏見「、まつだ?」
だが視える人はいた。
諸伏景光から名前を変えた同期、伏見京。
伏見「そっちに何かあるんだな、」
人が通れる道で連れて行く
伏見「!こっちにも怪我人がいるぞ!!!早く!!」
病院にて主人公は容態が落ち着いてから病室を移動していた。
そこを盗聴している伏見さんたち
なぜあそこに松田がいて、この子のそばに萩原がいたのか、謎だからだ
【……さいよ、ふたりとも】
【わかった、わかった……】
【だが断る】
誰かと話しているのか、
しかしこの部屋には彼女以外はいない。
【…ありがとう、萩原さん松田さん】
そう言った。
彼女は視えるのか、聞こえているのな
【…盗聴しているならもっと早く言えや、このぼんくら共……!】
…………。あ、壊れた。
聴取を受けて退院した。
さて彼女とどう接触するかと悩んだ。
『人を死者と会いたいからって利用するのやめてよ。迷惑。
本来なら関わるべき存在じゃないだ。
そうやって相手が恋しくてたまらなくなって…壊れていった人たちを知っている。
そして私のような存在をその道具として縛り付けて利用するためになにをしたか、想像がつくでしょう?
どちらからも利用され続けた。虚しいわ。
だれも私を見てくれない。道具としてしか、必要としてくれない。その虚しさを利用して近づくのもいた。負の連鎖。
疲れたのよ、関わらないで』
逆鱗に触れてしまう。
萩原〈ごめんね、俺達のせいで〉
松田〈悪い〉
『いいよ、慣れてるから。昔からこうだから』
へらり、と諦めた笑いを浮かべる彼女に胸が締め付けられる。