お呼びですか、専門職を
『お呼びですか、専門職を』
説明
陰陽師が幽霊の花嫁をお相手します(遅れて)
主人公
ミツキ・ツチミカド(土御門 満月)
陰陽師の一族。
稲穂国ー通称 極東からやってきた。
艷やかな濡れ鴉色の髪に、月夜を思い出される夜色の瞳。
家庭の事情から一切の部活動やバイトをしなくてよい、その代わり学年の順位は10位内にいることとなっている。
あまり人の名前を呼ばずに敬称ばかり。
監督生
黒寄りの茶色の髪と瞳
オクタ寮
人魚は元より容姿が整っているものが多く、モテる要素は声(特に歌声)とその髪である。あと鱗。
その中で珍しいのが、黒髪と黒目。
黒いほどに褒められる。
そのために主人公が人魚的にはドストライク。ちなみにジャミルさんも。
でもジャミルさんよりも黒いために投票されると主人公がちょっと上。
黒目だし、声もいい。だから人気が高い。
アズール
見た目も声も良し、まさに人魚の理想の生徒の登場に驚いた。
しかし家庭の事情から店で働いてくれないのが残念でならないが、あの容姿に(´・ω・`)とされながらお願されるのは弱い。
しかし、家庭の事情とは??
フロイド
その黒髪と瞳をひと目で気に入って、触らせてもらう。
『手荒くなければ構いませんよ、』と少し困った様子なんで丁寧に扱うように心がけている。
似たような鳴らないグラデーションがかった鳴らない鈴をもらう。
スマホにつけている。
コリドラス・ベネズエラブラック=コリドちゃんと呼ぶ。
掃除屋という直感がのちに正解だと知る。
ジェイド
眺めている、鑑賞しているだけで満足している。
でもフロイドのように触れてみたいとも少なからず思う。
是非とも手料理を食べているところを見たい。
好みは薄味派ですか、わかりました。にこにこ
ストーリー
騒がしい入学式が終わった次の日。
寮の団欒室を通り、鏡の間へ行こうとしたアズールを呼び止める声が聞こえた。
『寮長』
凛とした芯のある声。
振り向くと、黒髪の黒目の端正な青年がいた。
人魚的にはドストライクな黒髪であり、しかも黒目で声もいい。
『寮長?』
見惚れてしまった。
そう、彼はその容姿から人魚たちにより昨日騒がれていた子だ。
部屋と人数の都合上、角部屋の一人部屋となったはず。
この一人部屋、人魚向けのお風呂ではないためにそもそも人限定である。
アズール「なんでしょうか?」
『この紙をご拝見していただませんか?』
差し出されたのは、学園長のサインが書かれた一枚の紙。
アズール「ミツキ・ツチミカドは、家庭の事情から一切の部活並びにバイト、行事をしなくて良いことを許可する。その代わり、学年10位以内に入ること。」
『はい。そのためにモンストロ・ラウンジでのバイトはできないことをお伝えしたく、お待ちしておりました』
アズール「(学園長のサインがある、強制はできないだろう……)わかりました」
『ありがとうございます。お先に失礼します』
アズール「はい。あぁ、慣れなくて大変なことがあるかと思いますが困ったらいつでも頼ってください。対価を支払っていただければ協力いたします」
『その際は宜しくお願いします』
アズール「はい」
一礼して行ってしまう。
アズール「はぁー…声がいい」
フロイド「誰がぁ?」
アズール「!居たんですか、フロイド」
フロイド「いた。で?なにがあったの?」
ジェイド「彼、綺麗ですよね…ほんとうに」
フロイド「えー、あの子?いいなぁ。俺も聞きたかった!!」
アズール「あぁ、実は彼。学園長直々に部活等々のしなくていいと許可をもらってましたよ」
フロイド「えぇ〜一緒にバイトできねぇのーー!ショック〜」
ジェイド「それはそれは、あの学園長が許可したとなると…コレでも握らされたか」
フロイド「それなりの子、ってことかー…まぁいいや今度髪触らせてもらおーと」
アズール「はぁ、ほどほどに」
フロイド「はぁい」
後日、昼ごはんを食べ終えてふらりついていたら偶然にも見つけた。
フロイド「ねぇーね」
『なにか?』
フロイド「髪、触らせて」
『髪、ですか?』
フロイド「そ、髪」
少し困ったような顔をして
『手荒なくなければ構いませんが、』
フロイド「わーい」
髪留めを外してもらうと、腰までのストレート
フロイド「わぁ、よくしまえてたけどそーいう魔導具??」
『はい』
フロイド「へぇ、さらさら〜!!ちょーきれー!」
『ありがとうございます』
フロイド「♪」
『あの、そろそろ授業に行かないと』
フロイド「うーん、また触らせて?」
『えぇ、と…はい』
フロイド「じゃねー」
二人に自慢気に話したそうな。
彼がつけている鳴らない鈴をもらう。
勝手に部屋に乗り込んできた。
フロイド「コリドちゃん、あーそぼ」
『先輩』
何かを片付けたようだが独特の匂いがした。
フロイド「なぁに、この匂い」スンスン
『墨です』
フロイド「墨……?たこの?」
『いえ、墨汁というインクの一種です』
フロイド「へぇ、見せて!」
『えぇ、どうぞ』
墨汁と筆を分けてもらい、フロイドとアズールに見せに行ったとか。
んで、ゴースト花嫁さん到来。
アズール寮長のオバブロ??関係ないです。図書館にいました。
フロイドがやったけど、叩かれそうになったが弾かれた。
フロイド「は???」
威嚇する小さい頃の自分にうり二つな稚魚がいた。
周りを見れば円球の中にいる。守られているようだ。
ゴーストたちは干渉できないしろもの。
服を後方に引っ張ってくるので、その必死に免じて下がった。
監督生「えっっっなにそのかわいい子…」
フロイド「知らねぇ〜」
〈ぴぃ!?ぴ、ぴぃ〜〜〉
監督生「うわ、泣かせた」
フロイド「ちょっ、なんで泣くわけ〜!?」
流石に焦った。
フロイド「ご、ごめん〜俺が悪かったから〜」
学園長「あ"っ、専門家いたのを忘れてました」
一方、騒いでいたけど学園長からお呼ばれしないで大丈夫だろうと思ってたら呼び出されました。
学園長「今すぐ来てください!」
《わかりました》
小さな旋風から現れたのは、主人公。
すぐに稚魚が顔面にタックル
『ゔっ』
〈びぃいいいいいい!!!びぃ!ぴい!〉
『…あぁ、付喪神になったのか。』
〈ぴ!ぴぃ〜〜♪〉
顔に擦り寄る
『わかったから、おちび。お仕事するから帰りなさい』
〈ぴぃ!〉
フロイドのそばにぴったりと寄り添った。
彼の視線が説明して、と言うがスルー。
というか、学園長が割って入ってきた。
学園長「どうして来てくれなかったんですか!?あなたの専門でしょう!」
『?どうして、とは…学園長がご依頼してくれないからです。』
学園長「えっっっ」
『学園長がご依頼からご連絡がなかったので私の手はいらないと判断しました。』
つまりは、自分がいなくても解決できるから連絡してこなかったと判断した。ということ。
監督生「……学園長、忘れてたっていってましたよね?」
フロイド「言ってた」
学園長「ごっっほん!!!」
((誤魔化したな……))
学園長「すみません、手を貸していただいても?」
『ご依頼っというのことで宜しいでしょうか?』
学園長「えぇもちろん!イデアくんをゴーストの花嫁から奪還してください!」
『承諾しました』
扉を向かう彼の腰には日本刀。
監督生はびっくり。日本刀だもん。なんで??と思う。
そんな視線に気づくことなく、ドアを蹴破って登場。
随分とラフな格好である。
花嫁「あら、あなた…そんな格好で何のよう?」
アズール「!?」
ジェイド「おや…?」
『確認させていただきます。あなたは後方におられる男性を花婿にしたいと?』
花婿「えぇ、そうよ!」
『そうですか、では……討伐させていただきます』
静かな殺気と抜いた刀に反応してゴースト兵士が向かってくるが、全て切り捨てた。
彼は普通に歩いているが、次々と切り捨て行く姿は美しい。
金縛りにあっている人たちはなんとか身体を動かして傍観していた。
見惚れてしまう。
「姫様に近寄るなぁ!!!」
『討伐対象ですから、生きているものを殺そうとしている時点で害悪と判断して何がいけない。』
花婿「っ!わ、わたしは」
「このようなものに耳を傾ける必要はございません!!!」
『こちらも仕事です、失せろ』
ま、とある兵士との一騎打ち。
『なんともまぁ、馬鹿げている。ここまであなたのために身を挺して戦っている王子様がいるというのに、』
花婿「あっ…」
『見逃すのは一回だけですよ』
花婿「っありがとう!!ごめんなさい、イデアさん!わたし彼としあわせになるわぁ!!」
イデア「あっはいどうぞ」
周りに戻ってきたゴーストの兵士。
一時的に捕獲してただけなので。
そのまま出ていった。
それを確認して入ってきたみなさん。
学園長「さすが!!専門家に依頼してよかった!わたしの依頼どおりにしてくださってありがとうございます!!
しかもオクタネビィル寮に相応しく、慈悲を与えて真実に愛に気づかせるとは流石です!!」
『お怪我はありませんか?』
フロイド「スルーされてやんのwww」
学園長「 」
イデア「ひっ、あ、…うん、…」
『失礼します』
イデア「(後ろに手を伸ばして、ふぁーーーーいい匂いするんですけど!!!なに!?ふろらぁるうううう!!!!!)」
※お香です
『縄、切れました。どうぞ』
イデア「(王子様がここにいるんですけど????)」
手を借りて起きた。
みんなのもとへ。
オルト「兄さん!」
イデア「オルト!!」
オルト「よかったぁ〜!ありがとう」
『いえ、これも仕事なので。どういたしまして』
イデア「…ぁ、ありがとう……」ゴニョゴニョ
『どういたしまして』
アズール「ちょっ、やめなさい!!フロイド!!」
監督生「ふぁーーーーwww」
フロイド「ふぁーーーーwww」
稚魚にメガネをペシペシされている。
金縛りだからね。
『学園長、金縛りを解かないのですか?』
学園長「依頼追加で☆」
『承諾しました』
ひょい、と稚魚を抱えた。
『オチビ、やめなさい』
〈ぴぃ〜ぴぃ〜〜〉
『ほらご主人のそばにいなさい』
〈ぴっ〉
フロイドのそばにいく。
『では寮長、副寮長。金縛りを解きますが多少の痛みを伴いますがよろしいですか?』
アズール「痛みの程度は?」
『針が刺された感覚程度です』
アズール「かまいません、早くしなさい」
ジェイド「同じく。構いませんよ」
『では、』
ーーー…パンッ!
「「!」」
『寮長、お手をどうぞ』
アズール「ありがとうございます」
フロイド「ジェイド〜」
ジェイド「ありがとうございます」
そのまま、他の人も救出。
『他にもゴーストがいないか、見廻ってきますので』
学園長「あっはい」
『依頼費忘れずに、学園長』
学園長「もっっっちろんです!!!!!」(冷や汗)
スタスタと歩く彼は懐から式紙である鳥を複数出して見回りに行かせた。
その様子を( ゚д゚)ポカーンとされたけど、無視だ。
見回りが終わって学園長に報告をし、オクタネビィル寮に帰還。
談話室で三人に捕獲され、VIPルームに連行される。
というか、帰宅したらオチビに顔面タックル二回目をもらった。
その隙に連行されたというのが正しい。
アズール「で、その子はなんですか」
『付喪神です』
「「「つくもがみ……?」」」
『リーチ先輩に差し上げた鳴らない青色の鈴が本体です』
「「「ほんたい」」」
『付喪神とは、九十九年 物を大切にしたら命が宿ると考えられている存在のことです。命というか意識、思考などが生まれるといったほうがいいですかね。』
フロイド「これそんなに古物なの…?」
『いいえ、原材料が原因かと。それがリーチ先輩の海寄りの魔力と相性が良くてできちゃった!て感じです』
アズール「…原材料は?」
『主なのは海神(かいじん)の鱗と私の霊力です。海の神といったほうがわかりやすいですか?』
「「「 」」」
『入学祝いにいただきました』
ジェイド「…霊力とは?」
『こちらでいう魔力です。わが祖国の概念でもありますから元の持ち主の私の効果もあったのでは?と推測しています』
フロイド「……じゃ、コリドちゃんと俺の子……???」
『たまたま偶然が重なった奇跡なだけかと』(食い気味)
アズール「なぜ、フロイドに渡したのですか!?」
『直感で渡してもいいなと判断したからです。ちなみに鈴が本体なので壊れたら死にます』
フロイド「ピッッ」
『保護術かかってますからそう簡単には壊れませんよ。あと名前をつけてあげてください、存在がふわふわしているのでそのへんの見えない隣人の食料になります』
そう言った瞬間にそのへんにあった本から名前を考えようとする一同に目を見張る。
あーでもない、こーでもないと意外と真面目に考えている。
フロイド「…」
〈ぴぃ??〉
フロイド「“カイ”」
〈ぴ!!〉
元気よく手を上げた
フロイド「カイジンさまの鱗だから、カイ。いいんじゃね??」
ジェイド「単純ですが、本人は気に入っているようですし良いのでは」
アズール「ふう。っだから僕のメガネに触らない!!フロイド!」
フロイド「ふぁーーーーーーーwwwwwカイわかってんじゃん!」
ジェイド「ふふふ」
アズール「こ、こら!カイ!返しなさい!!」
〈ぴっ〜〉
アズール「ああもう!」
『学園長に使い魔として報告しておいたほうがいいかと。わたしはこれで』
フロイド「学園長とこ、行こうか」
ジェイド「行きましょうか」
アズール「メガネ!」
『(なんでUターン…………)』
無事、使い魔として報告した。
三人のそばにいるのが基本だが、いたずらとかして主人公のところに逃げるようになる。
以上のことを実家と海神さまに連絡したら
実家「マ?wwwwwwwww」
海神「マ?じゃ、お前の持ってるの双子にやってみてwww新しいの2つ用意してやっから寮長ってやつにもやれよww仲間はずれは可哀想だからww」
という、連絡が来た。
ただしわかりやすくまとめただけなので会話としてはすごく真面目ではあったということはお忘れなく。
『副寮長に私が持っていたのを渡すように海神さまに言われたので、どうぞ』
ジェイド「あっっはい…」
フロイド「おそろーい」
『寮長にも同じものを送られたのでどうぞ』
アズール「 」
フロイド「息してねぇwww」
『わたしまでお揃いさせられた複雑な気持ちをどうにか昇華したい』
フロイド「いいじゃん、俺達仲良し〜」
『遠慮します』にっこり
フロイド「拒否♡」
『私のようなものが皆様と仲が良いなどと、身分が違いすぎますので』
フロイド「そんなの俺がぜぇんぶブッ壊してあげるよ♡」
『遠慮します』
フロイド「無理♡」
アズール「というか、フロイドとはお揃いだったじゃないですか…」
『強奪されたと思われてたので』
アズール「あ"っ」
一ヶ月と少し、稚魚が増えたのは予定通りだった。
フロイドの稚魚はカイ
ジェイドの稚魚はタツ(海神はワタツミとも呼ばれると話したらこうなった)
アズールの稚魚はマレ(海と意味する言語)
主人である彼らとともに、元の持ち主でもあり付喪神に理解のある主人公に懐く。
たまに三匹とも彼に乗って授業を受けているほどだ。
必ず一匹はいる。
『なんで……』
ジャック「護衛じゃねーのか。あの人たちのせいで絡まれないように」
『そんなの自分で対処するのに。ほっておいてくれ…』
マレ(タコの稚魚)がいやいやと首を振る。
『むしろ絡まれそうになるんだ。彼らが目立つから…!』
ジャック「あぁ、交代していればそうなるわな」
『はぁ……』
マレがそんな彼に機嫌を取るかのようにぐりぐりと頭を押し付けてくる。
ジャック「懐かれていてんな、ほんと」
『あぁ、不思議とね』
ジャック「でも見た目が幼少期のアーシグレット寮長なんだよな……」
『………本人の魔力の影響だから…寮長は恥ずかしそうだよ…本人の前では言わないでやってくれ………からかった人は、察して…』
ジャック「おう…わかった」
ジャック(まぁ、恥ずかしくなるのはそれだけじゃねぇだろうな)
主人公は普段は無表情、淡々としているが小さい稚魚である彼らには目元を緩ませて優しい声だ。
可愛い子を愛でるという特有の甘い声。
その撫でる手は優しく、その光景は一枚の宗教画。
ジャック(だから小さい自分がそんなふうに大切にされたら恥ずかしくもなるだろ。自分が与えられているかのように錯覚してしまう。ま、あの双子はずいずいと行くけどアーシグレット寮長はそういうの苦手そうだしな…あと単純に恥ずかしいのもあるだろけど。)
『そろそろ授業始まるからおとなしくしているんだよ、マレ』
〈うっ!〉
『よしよし、良い子良い子』
〈♪〉
(ママッ)(マミー……っ!)(母ちゃんっ!!!!)(お母様……)(元気かな…手紙出そうかなぁ…)(電話しょうかな……)
ジャック「あっ、そういえば監督生が用があるって…今度時間くれねぇか?」
『監督生くんが?……まぁ、構わないよ』
ジャック「ありがとうな」
和食の相談されるだけです。
雲外鏡で荷物を輸送しているのでぽいぽいと渡していく。
もしたから海神さまが乗り込んでくる…かも。
「みたかった☆」てな感じで。