ユニーク魔法「折り紙」
『ユニーク魔法「折り紙」』
説明
今ひげのおっさんのゲーム実況動画を見ている影響とだけ言っておく。
ユニーク魔法 折り紙
様々な材質/素材、大きさ、種類にこだわった「紙」を錬成する。
尚且つ作った紙で折り紙をすると、動物なら動物に、植物なら植物に変化する。
ただし見た目は折り紙のままなので擬態とかはできない。あくまでも紙。
能力や体重はそのまま持っているので荷物持ちなどを依頼することが多い。
全部に炎耐性と水耐性はつけている。
畳まれるとミリサイズで可能。
〈ひとときの夢見の寄り道〉
折り紙を一時的に実体化させる。
つまりは肉体が付く。
数と実体化の時間が長いほどに負担がかかる。
〈偽りを真に〉
破かれた紙に分類されるとのものならば修正可能。
少しでも断片が残っていればできる。
折り紙
主である主人公の命令に忠実に動く駒。
元は紙のために知能はない。
主人公
陰陽師なのに魔法士とは、これ如何に???
いやまぁ、欲しい紙作れてすげぇ便利だからいっか☆
身内に売ったりとかしてたら外国からの呼び出し。
ひと悶着あったけどこれも修行として留学した。
合言葉は「遠い国からきたら勉強中」
バカにしてくる奴ら?作り笑顔で「ひどいなぁ、」てスルーすればいい。興味ないし、必要な情報を聞き出すだけの価値しか求めてない。
だから相手から友だちとか思われていたとしても一ミリもそう思ってない。
せいぜいクラスメイトか先輩としか思ってない。
作ろうとも思ってない。どうでもいいよね!!
友達と思う過程が長いし壁が高い。
勉学に励むためにイグニハイド。
陽キャに強いイグニハイド。
ストーリー
イグニハイドではあるが、普通に通うし、店にも食堂にも顔を出す。
友好関係は広くて浅い。
そう、だから
『(すげぇ、サバンナークロー寮生が多すぎないか??)』
モンストロ・ラウンジにも現れる。
嫌な予感がした。
元々海は集まりやすいが、ただ漂ってくるだけだからスルーをしていた。
普通の人なら食事など取る気分にはなれないのを視界に入れながら。慣れだ。
少し早めに食事を進めたが、
アズール「ぁああああああああああああああああああああああああああああ!!!」
『(あっ、遅かったわ)』
オーバーブロット。
正直に言えば怨霊の方々よりはマシだな、と勝手に思った。特に見た目。
タコ足に捕まるのを横目に見ながら、もう諦めてマイペースに食事を進めた。
結界術と認識誤差を使って居ないものとした。
倒れたもしくは怪我をして動けない生徒たちを優先し、認識誤差をかけて折り紙でできた虎や犬により外へ運び出した。
『(ごちそうさまでした)』
その様子にぼんやりとした半透明の子どもたちがニッコリと笑った。
水色でメッシュが入った髪色の子どもたちだ。
『(さて、と。どうするか)』
どこぞの寮長やその腹心、その一年生
ここの副寮長とその双子
どこぞの一年生たち
完全に鑑賞していた。映画館のようだ。
『一発、ぶっぱなせばいいか』
このまま何事も見なかったことにすることは可能だが、子どもたちが止めに入るのでここを壊されるのは嫌なようだ。
マイペースに食べるのは許してくれたが、
『イカヅチ、微弱程度にするか』
軽く地面を叩けば、地面を這う閃光がオーバーブロットごとその身体を突き抜けた。
甲高い悲鳴、身体がよろける。
その様子に動揺する彼ら。
同時に自分の周囲にかけた術式を解く
『ほら!今だ!!』
ジェイドが反射的に魔法を放えば、完全に崩れ落ちた。
オーバーブロットの化身は消え去っていた。
駆け寄る様子を見つつ、机の上におつりなしのお会計を置いていった。
監督生「あれ、さっきの人は……!?」
「「「「「え???」」」」」
ーーー居なくなってる!?
ラギー「お会計、きっちり置いて帰ってるッス……」
レオナ「それにだ、生徒が減ってる。アイツが運び出したんだろ」
ラギー「えっ、あの騒動の最中ッスか!!」
レオナ「その騒動の中、悠々と食事をしていたやつだぞ。それぐらいの余裕があってことだろうが」
ジャック「匂いも気配もしなかった…」
レオナ「見えないようにしてんだろ、はぁ帰るぞ」
ラギー「は!はい!!」
しかし、避難させられた生徒たち呼び出された先生に捕獲されて事情聴取に入ることになったのであった。
主人公も後日、呼び出された。いやだってイグニハイド生徒があそこにいたというだけで限定されるから。
食事をし続けていたのは?
『せっかく作ってくれたものを破棄したくなったから』
食事よりもオーバーブロットを止めるべきでは?
『相手している人たちがいたし、それよりも足手まといを避難させるのを優先したまででーす』
『つか、生徒がオーバーブロットにしないようにフォローすんのが教師の役目じゃないの?三回目だぜ。
まるで食事をしていた俺が悪いみたいな、そんなふうに聞こえるンデスけど。
空気読めない?役割を考えただけデショ。
戦う彼らと戦闘に支障のある生徒たちの避難させる、それだけ
厭きられるのはわかるけど、責められるのは意味わかんねぇ
つか、あの程度で動揺するのがわかんねー!もうちょい鍛えたら?せめて逃げ足は早くしてやらないと、簡単に死ぬぜ?』
稲穂の国。
見えざる隣人たちとの距離がより近く。
日夜、災害や天災と戦い、時には神とさえも争う戦闘民族として知られている。
『生き物なんて、簡単に死ぬんだ』
『守りたきゃ気をつけな』
『それは肉体の死か、はたまた精神の死かはわかんねーけどな』
『簡単に死ぬ』
そう言い放った彼の言葉は冷たくも重かった。
事情聴取が終わり、鏡の間へ向かうと現れたのは
アズール「こんにちは」
『、オクタヴィル寮長』
アズール「お話がありましてお時間くれませんか?」
『寮に帰りながらなら』
アズール「えぇ、構いません」
歩き始めた二人の後ろで双子が片や興味なさそうに、片やニコニコと
そして見えざる子どもたちもニコニコ。
大所帯だ。
アズール「この度は巻き込んでしまって申し訳ありません」
『あぁ、はい』
アズール「怪我はなされてませんか?」
『ない』
アズール「それは良かった」
ふわりと微笑んだ。
アズール「お詫びにぜひともモストロ・ラウンジに。もてなさせていただきたい」
『あぁ、はぁい。今度にでも』
アズール「はい」
アズール「そうそう、生徒の避難をしていただいてありがとうございます。少しでも被害が抑えられたのはあなたのおかげです」
『そうですか、』
アズール「僕は我を忘れていたのでわかっていませんでしたが、二人に聞いてもよくわかっておらず…どうやって成されたのか気になって、教えていただきませんか?」
ニッコリと、目を弓のように閉じた。
『ちょっと見えなくなして運んだだけでーす』
アズール「ほう、見えなくした」
『見えなきゃわからないデショ?』
アズール「えぇ、そうですね。」
それで??と聞こえてきそうな雰囲気
『それ以上なにかあるわけないじゃないですかーやだー』
アズール「 」
言う気はないようだ。
『あぁ、そうだ。あなたにあったら渡したいものがあったんだ』
アズール「は?」
A4サイズよりも大きめな茶色の封筒
『じゃ!!』
アズール「な、え!?」
フロイド「は?」
ジェイド「!」
いつの間にか数キロ前にいた。
『急いでまーす』
行ってしまった。
フロイド「なにそれ」
ジェイド「なんでしょうね」
アズール「……開けてみますか」
恐る恐る開けたら、見覚えのある文字
アズール「!!?」
ジェイド「は、」
フロイド「これ、アズールの契約書じゃん!!?なんで!?」
アズール「……いや、違います。ただの紙になってます…」
パラパラとめくる。
多少の文字のかすれはあるものの、ほぼ契約書だ。効力無いただの紙ではあるが。
付箋があった。
ーーなんか直せたからお渡しますーー
たったそんな一言。
アズール「えっ、えーーー……………………」
フロイド「なんなのアイツ……」
ジェイド「よくわからない方ですね……」
一ヶ月後経っても彼はこない。
その代わりにゴーストの花嫁が襲来。
遅れて状況を知った主人公、流石にこの案件は死亡者出る(確定)なために出動。
※寮専用の連絡網でオルトにより報告されていた。
食堂に向かうほどにゴーストの襲撃を受けるが、ここは陰陽師。札で強制成仏!!
ゴースト「な、何者かが我々を消しています!!」
そりゃびっくり。肉体を持たさない、ゴーストを消している???
ゴースト「止められません!どうか姫様だけでもお逃げください!」
しかし、
『さて、ここで最後か?』
開け放たれたドアから私服を来た主人公
ゴースト「アイツです!逃げてください!!」
ゴースト「我々が時間を稼ぎます!!」
長方形の紙を投げ放ち、当てていく。
本当に消えていく
姫「な、なんで!!そんなひどいことを!!」
『ひどいこと?は、可笑しいことを言うなぁ…あんたこそ、結婚したいからってその相手を殺そうとしているのになにがひどいんだぁ?』
姫「 」
『死者と生者はあいそれないもの。天地がひっくり返ろうが変わらぬことよ、』
『さ、彼らと同じように強制的にあの世に行くか?それとも逃げるか…どちらを選ぶ?』
騎士長によりすぐさま連れ出された。
ほかにまだいた生き残りも慌てて逃げる。
『ちぇ、とっと成仏して来世に期待しろよ』
呆気なく、終わってしまった。
帰ろうとしたが先程飛び越えてした先輩方をみた
『うわ、金縛りか…伊達に500年近くは居なかったてことか、執着心強いな…』
パンッ!!!柏手を一つ
『これでいいでしょ、じゃお先に。ちゃんとお風呂に入ってくださいねぇ』
そのまま行ってしまった。
オルトは兄を迎えに。
他の人はとりあえず今日は長風呂にしょうと決めた。
後日、イデア(タブレット越し)とオルトからお礼と粗品をもらう。
イデア〈あと、アズール氏がいつお店に来るって………〉
『あっ、面倒臭そうな気配を察知して忘れてた』
イデア〈素直でよろしいwwwでもそろそろ乗り込んでくるか、捕獲される前に行ったほうがいいよ…〉
『うっす』
向かうと、腕の紋章を見られて名前を確認された。
すると「少しお待ちください!」
来たのはジェイド。そのままVIPルームに案内される。
ソファーに座ると、注文表を渡されて
アズール「どうぞ、お好きなものを。お礼に料金は請求しません」
『…はぁ、じゃあ飲み物は水でパスタは、あー……おすすめで。あとはオニオンスープで』
ジェイド「かしこまりました」
ジェイド、メニュー表を持って退室。
対面に座ったアズール。
アズール「ありがとうございます」
『?…あぁ、紙のこと?どういたしまして』
アズール「驚きました。戻ってくるとは」
『俺も直せるとは思っていなかったなぁ』
アズール「随分と素敵なユニーク魔法ですね、どんなものなのでしょうか?」
催促?んなもん、
『答える義理はないッスねぇ』
アズール「ま、それもそうですね」
『あっさり引くもんだ』
アズール「はじめから答えるとは思ってませんよ、試しに聞いただけです」
『ふーん……』
アズール「そういえば、遠い国から来たと小耳に挟みましたがどこから来たんです?」
『遠い国、あぁそう説明したな、確か……』
アズール「えぇそのようで…ですが教えてはなかったようで」
『まぁ、な。うざかったし』
アズール「はい?」
『そのへんの子どもが知ってそうなことを知らないから馬鹿にされたんだ。だから遠い国から来たから仕方ないだろ、て説明したんだ。別に素直に話す必要性ないだろ?』
アズール「…まぁ、そうですね」
『つかそんなに気になるの?』
アズール「えぇ、あなたは謎が多くて興味があります」
『そう?』
アズール「えぇ、友人関係は広くて浅い。なのにそこまで親しい人はいない…線をうまく引いているようで、」
『』にっこり
アズール「ゴーストに対する対処も、素晴らしいものでした」
『そりゃどうも』
話す気はなさそうだ。
コンコンっ、ジェイドが持ってきてくれた。
ジェイド「どうぞ」
『ん、ありがとう』
ジェイド「僕にも教えていただけませんか?」
『は?』
当然の言葉に彼に目を向けた
ジェイド「あなたのこと」
ショック・ザ・ハート〈齧とる歯〉を使おうとしたが、その前に手で遮られた。
『やめておけ、俺は常時外部からの攻撃に備えている。損傷しても知らないぜ』
ジェイド「、」
アズール「………」
『下手したら呪われる。一度だけは見逃そう』
ジェイド「…その慈悲に感謝します……」
『相手が跳ね返す術を持っている可能性を調べてからそういうのは使うべきだろ?学生の身だから取得していないとおもったんだろうけどさ』
ジェイド「……まぁ、はい…すみません……」
『分かればよろしい。オクタヴィル寮長も、使わせる相手は選ぼうな』
アズール「アッハイ」
呆れたような表情を浮かべる彼はどこか手慣れているようだ。
ますます、興味深い
『いただきます』
手を合わせて食べ始めた。
『ん、うまい』
ジェイド「ありがとうございます。その、いただきますとは?」
『……ん。うちの国の食事前のあいさつ。命を頂くことと作ってくれた人感謝を込めていただくことを言うんだ。最後はごちそうさまで締める。』
アズール「ほう、面白い風習ですね」
『そう?んで、どこの国か予想がつきそう?』
にやにや
アズール「………」
『ふは、ごめんごめん。稲穂の国だよ』
「「!!!」」
『戦闘民族として有名で、喧嘩を売れば子孫まで呪われると言われているやべぇ国さ!』
二人がそっと離れた。
『喧嘩を売ってこなきゃなにもしないさ!はははは!!』
プルプルする彼らを放置して食事を済ませる。
『ん、ごちそーさん』
帰ろうと腰を上げたが、何かに服を掴んでいる。
見えないが、服には手のシワがよる。
『おちびちゃんたち、怒らないでくれよ』
『おぉ、そんなに俺が遊びに来なかったことが不満なのか。はは俺もモテ期かなぁ』
『んー、そうか偉いなぁ』
“何かがいる”
それを普通に対応している彼は、
『え??今日は返さない??おにーさんお泊りはしなくないかなぁー?』
『待って、待って??』
服のシワが深くなる。
『おにーさん無理やり追い払うことはしたくないから離れようね』
『やめよ?寮長さんに迷惑かけるから、君たち双子には甘いけど寮長さんはおもちゃじゃないよ!!』
アズール「あの、なにがそこにいるんですか……」
『ゴースト、見えないゴーストだよ…寮長さん、たまに探しものが別の場所にあったりしない?服とか変にめくれているとか』
アズール「!」
『見えないゴーストがいたずらしてんの。水場はそういうのが集まりやすいから…』
アズール「ヒェッ」
ジェイド「……僕らに甘いというのは、」
『兄弟だからでしょ、ずっと生き残った君たちを守ってきたんだ』
ジェイド「!」
『まぁ、信じるか信じないかは自由だけど…だから離してくれ、寮長さんへのいたずらはまぁしかた「泊まりなさい!!部屋をただで貸します!!へ?」』
アズール「イデアさんには僕から連絡します!」
その言葉に力が抜けたのか、そのままソファーに戻され、くの字に曲がる。
『おちびちゃんたちのタックル死ぬ…!』
空いた部屋に案内された。
夕方、こっそりと訪れたジェイド。
ジェイド「実は、その……時折子供の声が聞こえてました。僕ら人魚は小さい頃は人魚語しか話せなくて、だからその子供が人魚語を話していたので人魚の子供がいると思ってました。それは、僕らの兄弟なんですか…?」
『だろうね、なんだかんだで君たちのこと見守ってるし…山が好きなのはいいけど片割れを困らせているのは面白いけど程々にだってよ』
ジェイド「!!聞こえるんですか」
『うん、』
一瞬、濁った目が見えた。
ジェイド「…それはいい事なんですか?」
『どーだろ、こうやって死者の声を伝えること仕事してはあるけど…君たちみたいな関係ばかりじゃないから』
へらり、
ジェイド「………」
『あんまり無茶しないでって、さ』
ジェイド「えぇわかりました。おやすみなさい」
『あぁ、良い夢を』
彼は懐かしい夢を見た。まだ兄弟たちがいたときの懐かしいものだ。
海に囚われたフロイドを守るおちびちゃんたちとかみたい。
『その子を、返してもらうぞ』
おちびちゃんたちと共同戦線。
人間が海でまともに動けない??んなわけねぇよ。
『こっちとら、時には陸を駆け回り、時には海に飛び込んで、時には空まで鬼ごっこする多忙な仕事してんだぞ!!!クッソ休ませろ!!!』