折紙師は今日も勘違いされている

『折紙師は今日も勘違いされている』



説明
ユニーク魔法が折紙だと勘違いされているモブの話





ユチヨ・オールド=主人公
前世。陰陽師と協力体制をしていた職業の1つ 折紙師と呼ばれていた。
刺し違えて死んだ。そういう運命なのはわかっていたから受けいれていた。
しかし、今世で米や味噌が食えないことに藻掻いていたらユニーク魔法『箱庭の創造主(インフィガーデン・クラフター)』=マ○クラが開花したから頑張った。
前世で仕事で交流したりしていて良かった…!!記憶力に感謝!
んでまぁ、折紙を飛ばしたり、していたらこれがユニーク魔法と勘違いされる。訂正する気はめんどくさそうなでやめた。
イグニハイド。


折紙師
紙使いとも呼ばれていた。
紙を作成し、伝達として鳥を、戦闘補助として狼だったりを折った。
紙を生み出すことが最低条件であり、己の霊力で編み込まれたものが、紙となる。
紙に関することなら誰よりも優れており、古来より契約書などに使用されている。
最低条件である紙を作り出すこと、それができなくとも、よくある手作業で紙を作る仕事もしていた。
一級品としての価値があり、相当の値段がしたが火事などでも生き残るという縁起を担いでいたこともあり、重宝されている。


オルト
鶴(紙)が動いていて声をかけたことがきっかけで話をした。

イデア
オルトが気に入っている生徒ととして認識している。

アズール
紙を作り出すユニーク魔法に興味を持った。
自身も契約書を作り出し、ということから前々から別の紙にできないかと思っていたがどれも耐えられることなく粉々になった。
しかし、ユニーク魔法でできたものなら或いは?と思い、指名した。
あっさりと付加価値をつけた主人公に驚きながらもニッコリした。


ジェイド
アズールからのご指名である主人公を連れて行った。
面白いことをしてくれてニッコリ。


フロイド
紙が生き物みたいに動いて面白いからニッコリ。





ストーリー

入学して早数カ月。
どこの寮長がオーバーブロットしたなんてあったなぁ、とふと思い出した。
まぁ、こっちはこっちで飛行術の授業で手を滑らせた生徒を紙の束のクッション(in風術)で助けたり、
錬金術の授業で爆発するのを、嫌な予感としてキャッチしたから防衛に紙の束の壁(in防衛術)を作成して身を守ったり、
理由は知らんけど倒れていた生徒を大判用紙(in風術)で保健室まで輸送したり、
……うん。忙しかったんよ。

それでまぁ、一人昼食を取っていたら人影が重なる。
見上げたら、なんとまぁ長身の美麗な人物。
…まぁ、肩に“どろり”とした何がいるからその魅力はだだ下がりだが、


「こんにちは」
『こんにちは、何か?』
「ユチヨ・オールドさんでいらっしゃいますか?」
『…はぁ、そうですけど』
「よかった。僕はジェイド・リーチと申します。実はあなたに会いたい人がおりまして頼まれてきました。来ていただけませんか?」
『僕に…?』
「えぇ、お手数ですが…」
『…食べ終わってからでいいですか?』
「えぇ、もちろん」


隣に座ってきた。逃がす気はなさそうだ。
見られながら食事、気にしない気にしない。


グー……


気にしな、


『?』
ジェイド「……すみません」
『お昼ごはんは?』
ジェイド「食べましたが、その…燃費が悪いので…」
『……食べます?サンドイッチ。たまごとハムと、カツ、デザートにいちごです。』
ジェイド「………ありがとうございます。」

『あ、肩にゴミついてます。取っても?』
ジェイド「」こくこく


食べている最中にそんなことを聞くのはわざとだ。
“どろり”としたのを物理的に消していつの間にかもっていた糸くずを見せてポイ。
嘘じゃないという証明だ。


ジェイド「ありがとうございます。とても美味しかったです」
『いえいえ、お口にあってよかったです』
ジェイド「では、参りますか」


途中で飲み物を彼は買いつつ、連れて来られたのはオクタヴィネル寮。
噂のモストロラウンジであり、VIPルー厶に連れて来られた。
…次の時間が先生の都合で休校なのはわかっていてここまで連れてきたんだろうなぁと。
中にいたのは、寮長であるアズール。リーチ先輩の片割れ 確かフロイドだったなと推測をつけた。


アズール「どうぞ、お座りください」
『はい、失礼します』


対極の位置に座る。
フロイドさんの隣とはこれいかに。
ここまで案内し、部屋までは入ってこなかったジェイドさんが紅茶を置いてくれた。
お礼は言うが飲みはしない。
いやだって怖いし??


アズール「オクタヴィネル寮 寮長アズール・アーシュグロットと言います。」
『イグニハイド寮生。ユチヨ・オールドと申します。』
アズール「実は僕がジェイドにお願いしましてね、あなたとお話をしてみたかったです。」
『……?』
アズール「紙を生み出す、ユニーク魔法に興味がありまして」
『…はぁ、』
アズール「僕はこうしてこの店をやっているんですが、頑丈な紙を探しているんです。契約書に使えるとても丈夫な紙を。それで噂を聞きつけましてお招きしました。」
『そうですか、』
アズール「その紙、一度見せていただけませんか?」
『…どうぞ』


手のひらを出せば、編み込まれながら成形された名刺サイズの紙


アズール「失礼」


それを受け取ると、球体の中に閉じ込めて実験を始めた。
火を、水を、雷を、風を、あらゆるものを試していく。


『(暇だなぁ)』


静かな双子がなんか怖いが、待つのも暇だ。
また紙を形成し、折紙を作り出す。
そのまま、折り始めた。
双子の視線がこちらに向いたが、無視して完成。そのへんにいる魚である。


フロイド「ねー、ウツボ作ってーー!」
『ウツボ?ウツボ、はい』


ウツボ、完成!


フロイド「やべぇ、マジで出来た!!」
ジェイド「おやおや、すごいですね」


きゃっきゃっと騒ぐ様子に、悪戯心が。


『見ててください』
双子「??」


先ほど折った魚に息を吹きかけると、そのまま空中を泳ぎはじめた。


フロイド「泳いだ!紙で出来た魚が泳いだ!!」
ジェイド「おやおや、これはまた。面白い」
フロイド「このウツボも泳がせてよ」
『はーい』


ウツボも仲良く泳ぎだした。


フロイド「もう一匹ウツボ!タコも欲しい!」
『ご注文承りましたぁ』


んで、完成。
そのまま一気に海洋生物の生成して遊んでた。


アズール「……なにしてるんですか、」
「「『遊んでる/ます』」」
アズール「、」
『先輩たちが可愛くて、つい』
アズール「えっ」
双子「えっ」
『??反応が可愛くて、ついつい。あんな喜んでくれたし、暇だったんです』
アズール「…そ、そうですか…(可愛いと言われて???な二人は置いておきますか)」


こほん、
※綺麗や美しいとかは、言われて慣れてそう。
でも可愛いとか、親ぐらいにも言われて…るのかな??と思ったので。
しかもこの年齢になって言われるとは思ってなかったので。


アズール「素晴らしい紙です。僕の求めていた紙です!」
『そうですか』
アズール「是非とも、僕と契約して紙を使わせていただけませんか?」
『……ユニーク魔法に、ですか?』
アズール「」にっこり
『…普通の契約ならそこまでこだわる必要はない。しかし、魔法契約ならより重い契約となるためにユニーク魔法なんぞで作ったものよりも正式な紙がある。
でも寮長さんはユニーク魔法で、構わないという態度。という学生で毎回魔法契約なんぞしているのも些か違和感が。
普通の契約でも、より重い魔法契約でもない。ユニーク魔法ならユニーク魔法、あなたは契約するユニーク魔法だから、ということですか?でも同時に作れるならば必要ないのでは?』
アズール「ふふ、よくおわかりで。」


黄金の契約(イッツ・ア・ディール)!


アズール「前々からこの契約書に工夫をしたいと思っていたんですか、無理でしてね。だったら紙にできないかと考えたんですがね。ちり紙になってしまうばかり、しかし!あなたのユニーク魔法ではそんなこともなかった!!」
『だから欲しい、と』
アズール「えぇ、どうです?その代わりあなたの願い、叶えましょう!」
『あっお断ります』


・・・


アズール「はい?」
『別に、自分でやるんで。いいです』
アズール「勉強は?少テストの傾向は!?邪魔な生徒の弱みは!!」
『要らね』
アズール「っ!」
『というか、俺のこと調べてここまで連れてきたんでしょ?わかってるでしょ?』
アズール「〜〜〜っ!!!」
ジェイド「裏アカントもなかったですし、模範的な平穏な生徒さんですもんね。トラブルに巻き込まれても解決なされてますし」
フロイド「ふっつー!」
『でしょ???』
フロイド「でも何もない時点で普通じゃねーし!」
『突然の裏切り』
フロイド「こうなんか、あんじゃねーの???面白いけどつまんなぁ」
『それはただの矛盾である』


フロイドに「ねーねーなんかあるでしょ!ねーねー」と粘られても、困った表情。


『…っというか、なんで俺がひねり出す側なん????』
フロイド「だってアズールがもっと面白くなるためにひつよーだし?」
『はぁ、………でも大概自分でやりたいんで、あーうーん…』
アズール「」むむむっ

ジェイド「モンストロラウンジの割引券は??」

「「あっ」」
アズール「それです!偉いですよ、ジェイド!!」
ジェイド「」にこにこ
『はぁ、』
アズール「そうですね、30枚につき10%OFFの割引券を与えましょう。これならいいでしょ?」
『はぁ、どーぞ(なんかもうめんどくせー)』
アズール「では契約しましょうか!あなたの紙でやりますか?」
『先輩ので構いませんよ』


書き込んだ。


アズール「ふふ、では作ってもらいますか?」
『じゃ、オプションは?』
アズール「…………?オプション、」
『オプション』
フロイド「オプション?」
ジェイド「……オプション??」

『いやだから、オプション。付加をつけるんですけど
例えば契約書が先輩の許可なく、第三者により処分された場合。第三者並びに契約者本人に罰を与えるとか
なぜか指定者以外触れないのは作った時点でそーなるからおすすめはしませんけど。契約書にならんし。
得意なのは、第三者により処分された場合の罰を与えるです、』

「「「…………」」」

『オプション内容は?どうします?』


無言で先程書いた契約書が破られた。


『!?』
アズール「自分を!!安売り!!しない!」
『………???』
アズール「自分の能力を安売りするとはどういうことですか!!」
『いや、そのまま契約したほうがあなたが得するのでは??』
アズール「えぇそうです!!ですが、安売りされるのは許しません。それは僕に対価が支払えないと言ってるもんじゃないですか!あなたが気に入らないならとことん搾取しますよ!ですが今は必要ありません!!さぁ書き直しなさい!」



30枚につき10%OFFの割引券
→ 30枚につき20%OFFの割引券・勉強会に変更になっていた。



『……勉強会?』
アズール「えぇ、あなたの成績の面倒を見ましょう」
フロイド「おもしろそー」
ジェイド「わかりました」
『わーぉ………』



で、あーだーこーだー話していたが時間が足りなくて後日改めて呼び出されて話し合い。
結果、第三者や許可無く処分後の半日経過したら……にゃんこ語などの動物言語しか話せなくなるとか。
契約書には「第三者並びに乙と甲の許可無く契約書が処分された場合、魔法が発動する」と最後文ではなく、途中に紛れてある。
流し読みしたら見逃しそうなあたりにいる。





まぁ、これにより監督生がイソギンチャクを解放後に問題になる。


アズール「契約書には初めからそう書かれてますから!!」
フロイド「そーいうこと」
ジェイド「ふふふふっ」


学校側はみょーに話さない生徒といつもの成績を比べてテストのやり直しをした。
内申点も下げた。
そのあと、気の済んだアズールからの連絡で主人公が解除したとか。





のちに監督生に日本食作っている生徒として捕獲されそうになるが、アズールを盾にする。
アズールも監督生が言うなまえも知らない珍しい料理に興味持つけど、その前に


フロイド「血走った小エビちゃんはきちゃだめー」
エース「フロイド先輩に賛成。その顔はやばい」
デュース「まるで飢えた熊だな!」
グリム「こわいぞ」


そりゃ逃げるわな、と血走った目をした監督生がいた。
アズールや双子が反射的に守る程度を示すぐらいだ。



アズール「ほら大丈夫ですよ、僕らがいますから」
『……心臓が止まるかと、』
フロイド「ははは、小エビちゃんやばい顔してたもんねぇ」
ジェイド「えぇそうですね」


監督生「」(´·ω·`)


フロイド「つかなんで教えてくれなかったの?」
『???なんで契約関係しかない先輩方に教える必要性があると?』


両膝ついて落ち込んだ。


『??』
アズール「く、蛸壺に入りたい…」
フロイド「ショックなんだけど…やる気でねぇ……」
ジェイド「ふふふ……ふ、ふふ………」
『?????』


イグニハイド寮生が指定暴力団の彼らを膝をつかせだと!?とニュースになるだろう。


エース「…案外かわいがってられる後輩にそれが伝わってなかった、て感じか。これ」

「「「うっ!!」」」

『え、俺のことなんて使える駒じゃないんですか』

「「「ちがうもん、かわいいこうはいだもん……」」」
アズール「ちょっと癖はありますけど、一生懸命勉強して質問してくるところが癒やされますもん…」
フロイド「餌付けのしがいがあるもん…」
ジェイド「一緒に山登りしたじゃないですか…」

『いや、勉強会は取引内容だし、餌付けは実験台だし、山登りは誰か来てほしかったのかって……』

エース「見事に伝わってない」
デュース「見事な落ち込みよう」
監督生「わぁ…」
グリム「ふなぁ………」


『…でも、先輩たちと仲良くなれてたのって思い違いじゃなくてよかっ、ぐぇっ』


あのイグニハイド寮生が指定暴力団を腰にあたりにひっつけて泣かせていたとニュースに(以下省略)



リドル「なんの騒ぎだい、これは」
ケイト「爆走している監督生くんがいるって流れてきたよー」
トレイ「どうしたんだ??」


かくかくしかじか


リドル「?どうして彼が監督生の知る料理を知っている。君は異世界から来てしまい保護されているだろ」


ーーーあ。
視線が集まる。


『二度目の人生』にっこり


( ˙꒳˙ )スンッ


アズール「、ということはあなたは一度死んで…」
『そうですけど』
アズール「ウッ」

フロイド「しんじゃたの…??」
『はい』
フロイド「ウッ」

ジェイド「、いつ頃…」
『……確か、20歳の誕生日の日だったかなぁ』

「「「 」」」

リドル「わ、かくして…」
トレイ「そんな……」


『…同情しないでもらえますか?俺の運命だったと、後悔してませんので』


その真っ直ぐした力強い視線に何も言えなかった。


『というか、離してもらっても?俺、この後予定があるので』
「「「あっはい」」」
『監督生さんはまた今度。じゃ』



多分、ここで本当のユニーク魔法が知られるし監督生含めて餌付けされる。

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