電脳姫様は使い魔である
『電脳姫様は使い魔である』
説明
イデアたちと出会い、使い魔となった電脳姫様
ナナセ=電脳姫様
電脳歌声の集合体。
姫様だというが、基本的に女性の姿なだけで、他にも姿を変化させる。
イデアの好みに合わせ、実態になるときは猫である。
色々とチートできるが二人の頼みじゃないと基本的に動かない。
電脳の姿
契約者であるイデア、オルトにしか見えないもので、データで形成されている感じ。
実体化
第三者にも見える。
イデアの魔力と本人の魔力を消費して実体化する。
イデアの希望により黒猫でいる。
イデア
歌がうますぎる不思議なゴーストと友達になる。
ふわふわどっか行くから契約した。
君は!僕のなの!!!ふわふわしない!!
オルト
家族が増えて嬉しい!
たくさんお歌教えてね?
ストーリー
《イデア、先の道にケイトくんたちいるからあっちから行こう》
イデア「!」
《イデア、そろそろ起きないと…鬱歌を》
イデア「起きますぅ!!」
《イデア、先生の目線が鋭くなってるから起きて!》
イデア「!?」
イデアには他の人には見えない使い魔がいた。
いつもそばでフォローしてくれ、特に出会い頭で絡まれないようにしてくれているのが特に助かっている。
ゴーストの集まりに呼ばれているからと出かけてしている間にゴースト花嫁に誘拐された件について、
イデア(まぁナナセがいてもどうこうできる問題じゃないのはわかってますけど!!!助けて!!!)
陽キャ役に立たんよ!!!とか思っていたら、ゴーストの兵士が花嫁のもとに運ぼうと近づいてくる。
イデア「ひっ」
青白い稲妻が間に落ちた。
イデアの周りに青白い稲妻で出来たフェンスがあり、その中に共にいるのは大き過ぎる黒猫が守るようにいた。
イデア「ナナセ!!」
〈ごめんねぇ、遅くなった。つか強制的に呼んで??〉
イデア「あっ」
〈ドジっ子イデアくぅん……〉
イデア「やめて、そんな目で某見ないでぇ!!!」
〈まぁ、ボクがいてもどーにでもできる問題なのー?とかどうせ思ってたんでしょ。わかるわかる〉
イデア「うっ」
〈でも強制召喚は忘れてたと見える。ワロス〉
イデア「某の使い魔が冷たい件について」
〈おとぼけイデアくんが悪い〉
イデア「ぐすん……」
「えぇいい!!!なんだ、この檻は!!」
「く、なんだ。触れないぞ。痛い、痛い!!」
「ど、どうして、なんで邪魔をするの!」
〈はぁぁあ???イデアくんが望んだもんなら誠心誠意込めてお祝いソング響かせるに決まってるだろ。こっちとら使い魔だぞ??ボクさま使い魔ぞ??
イデアくんがものすっっごく嫌がってるのにそれを認めるとでも??とんだ花畑なもんなだなぁ!
ボクの家族に手を出したんだ、その報い受ける覚悟、あると見受ける。〉
放電しているのか、バチバチと響く。
〈あぁ、そこにいる生者の皆様動かないでね。誤って焦がしてしまうのは嫌だから。ゴーストは全て消え失せろ〉
次々と落雷を落としていく。
ゴーストは復活できると余裕ぶっていたが、戻ってこない。
〈〉にっこり
逃げる暇も、情けも、容赦もなく、すべてのゴーストを消し去った。
イデア「ナナセさん さいきょー」
〈もうイデアくんがお間抜けさんだからでしょ!!〉
背中に尻尾をぺちん!
イデア「痛い!!ご褒美だけど痛い!!」
〈反省しない子にはボク、家出するよ!〉
イデア「ァああああああああああ!!やめて!!それだけはやめて!ごめんなさい!!」
〈とーぶん、お歌禁止!〉
イデア「ぁあああああああああああああああああああああああああ………」
両手両膝ついて落ち込むのを無視して尻尾で抱えて背中に乗せて出口に向かう。
学園長が生徒たちの拘束をさくっと解いたので、各々起き上がった。
〈あ、アズくんだぁ!〉
アズール「!?」
ボスっと胸元にすり寄って、顔を上げた
倒れないように絶妙な力加減がされている。
〈んふふふ、アズくんを見下ろしたのはじめて!〉
アズール「えっ、と…ナナセですか…?」
〈そーだよ。いつも部室で遊んでくれたじゃん〉
アズール「いえ、その大きさになれるとは思っていませんでしたので、驚きました。それに話せるとは」
〈イデアがダメって言うから〜また遊んでね〉
アズール「あっはい」
鼻先で額をちょん、とされた。食べられるかと思った…
そのまま出入り口へ
そこにはオルトが丁度迎えに来ており、背中に乗せて帰宅しました。
ちなみに、アズールは「猫 鼻先を当てる行動」を検索をかけて挨拶だと認識した。
ちなみに懐いていないとしてくれない行動、愛情表現の一つでもあるから内心ほっこりしたとか。
後日、オクタから助けようとしたお礼として主人公をもふもふさせろよ(意訳)と要求された。
実は海の世界だからもふもふと縁がなく、あまり触ったことがないとか。
それでフロイドが自分よりも大きいもふもふに興味をもったためにこうなった。
〈ボクは構わないけど、痛いって思ったら反射的に攻撃しちゃうから気をつけてね〉
と、約束をして後日中庭で待ち合わせ。
気配もなくひょっこりと登場。
フロイド「ギューってしていい??」
〈約束守ってね、〉
フロイド「うんっ!!」
首に手を回し、恐る恐る抱きつく。
フロイド「痛くない?」
〈だいじょーぶ〉
調整しながら抱きついた。
フロイド「ふわぁ、もふもふ…もふもふ………」
〈んふふふ、イデアくんがお手入れしてくれるからね〉
フロイド「すげぇ…ふぇ……」
〈ほら、二人もおいでよ〉
二人も胴体に恐る恐る、もふっ
「「はわわわわ」」
〈んふふふふ!〉
グルンっ、と身体を動かすと三人まとめて丸くなる。
お昼寝のポーズ
埋もれるもふもふに眠くなる。
周りにキラキラと輝くベールが用意される。
〈お昼寝しょう!邪魔させないよ!〉
「「「(っ˘ ꒳˘c)スヤァ」」」
〈聞こえてないwww〉
周りからは大きな猫のお腹に枕にして寝ている例のオクタヴィネル組に攻撃するもののすべてベールにより弾かれ、本人に返却される。
逃げて無駄。自分で防御せよ。
そろそろお昼休みも終わる15分前、しっぽでペチペチして起こして
〈まだあの人たち寝てると思ってるよ!〉
三人はニッコリとお礼を伝えてつつ、マジカルペンを構えてベールから飛び出した。
そのあとの大乱闘は予想済み。
アズール「僕らはただ昼寝していただけですよ、あの黒猫はイデアさんの使い魔で僕 仲良いのでお借りしただけです」
え??攻撃したやつの性癖や検索履歴がばら撒かれた??ナンデダローネ。
家出をした黒猫ちゃん
VIPルームにてお仕事をしていたアズールの膝がずし、と重みを感じて下を見るとナナセが丸くなっていた。
アズール「??ナナセさん?」
〈アズくん!〉
アズール「どうやって、いやどうしてここに?」
〈家出した!〉
アズール「…なんでまた??」
〈イデアがゲームの夜ふかしやめないから。定期的な家出だよ!ちゃんとオルトにはアズくんのところ行く言ったよ!〉
アズール「はぁ、そうですか」
〈…だめ??〉
アズール「ふふ、もふもふさせてくれるのが対価ですよ」
〈はーい〉
スマホがうるさい??知りませんね?
アズール「お食事はどうします?」
〈僕、お肉とか食べないんだ。魔力食べてる〉
アズール「魔力そのものを?」
〈ん、あとは魔法を食べる。炎とかパクって〉
アズール「魔法そのものを無効化するんですか、」
〈そこまで試したことないからわかんない。いつもイデアは魔力を食べさせてくれるもん。〉
アズール「どうやって食べるんです?」
〈くっついてるだけで食べれるよ!!〉
アズール「わぉ…」
〈でも勝手にはやらないよ!魔法を使っていると同じく疲れるから〉
アズール「そうですか、」
ペンを振って水の玉を出してみた。
アズール「どうぞ」
ぱくっ、
〈海の味、塩気がする、あと噛みごたえある〉
アズール「どんな評価ですか、それ…しかし本当に食べてしまうとは…不思議ですね。魔獣だからでしょうが」
〈んふふふ!どうしてだろうね!〉
得意げに猫ちゃんにキュンキュンしているのを顔に出さず、
アズール「仕事がありますのでこのままでいいですか?」
〈うん!静かにしてるね〉
アズール「えぇ」
書類を確認しながら無意識に撫でているのも指摘することなく、されるがままにした。
もふもふさせるって約束だからね!
ゆらりゆらりと尻尾をゆらしていたら、
アズール「あ、」
〈?〉
アズール「ナナセさん、お一つ聞きたいことが」
〈なぁに?〉
アズール「確か、イデアさんを助けて叱って際に歌わないとおっしゃてましたが、歌われるので??」
〈うんっ、お歌好きだよ〉
アズール「よろしければ歌ってくださいますか?」
〈うーーん、アズくんとの秘密にしてくればいいよ!〉
アズール「えぇ、もちろん」
膝から降りて距離をおいてジャンプ!
アズール「は?」
ジジッ、と砂嵐のような音がして青白くもあり緑色混じりな円を突き抜けたら人型になっていた。
波のように波打つ黒髪が膝まであり、黒のワンピースではあるが、左太ともががっつりとみえる。斜めにスカートが広がっている。
〈深海◯女〉
くるくると踊りながら、ふらふらと動く。
〈「ほらね、君も素敵な色を隠してた」〉
再び恋する乙女の歌。
思った以上の歌声であり、歌詞の内容にギュンした。
〈上手?上手?〉
アズール「とっっっても、じょうずですぅ!」
〈ほんと!嬉しい!!〉ぎゅ!
アズール「はわ、」
もとは猫であるが今の姿は少女である。免疫のない彼は固まった。
そして運悪く、
フロイド「今の声、な………うわぁサイテー」
アズール「ち!が!い!ま!す!!」
〈あ、フロくんだー!!〉
フロイド「ちょ、わ」
今度はフロイドに抱きついた。彼は反射的に受け止めながらも中に入り後ろ手でドアを締めた。
女子がいると騒がれるのは面倒だからだ。
フロイド「…ナナセ??」
〈んふふふ!!せーかい!〉
アズール「はぁ、……えぇナナセさんをイデアさんから預かることになったんです」
※そう言わないと、フロイドかジェイドにより飼われそうだからだ。
フロイド「ふぅん、猫じゃないの?」
〈猫にも女の子にも男の子にもなれるの!んふふふふ!すごいでしょー?〉
フロイド「すごーい!」
〈アズくんに歌、褒められた!すごーい?〉
フロイド「すごーい」
〈んふふふ!〉
彼女()のニコニコした顔に満足げなフロイド。
海では色々とモテていたが、どれもこんなキラキラとしたものではなかった。
ギラギラとしたもので、不愉快だった。
フロイド「俺にも聞かせて?」
〈んーじゃ、〉
また姿を変えた。
男性だ。黒いスーツ、深く帽子をかぶり、その手にはステッキ。
その足は地面についてないのに蹴り飛ばすと音が響いた。
〈フェイ◯サー〉
現状を嘆く一人が立ち上がった。
囁く声は内なる自分だ
〈どうせなら 奪え!飼い慣らした嘘暴いて煮え滾る頭に過ぎった虚像を見ていた。自分を見ていた〉
フロイド「…やっば、かっこいい…」
〈ははは!それはよきかな〉
アズール「ほら満足したら仕事に戻りなさい」
フロイド「えぇ〜!もっと聞きたい!!」
アズール「まったく、…」
〈じゃ、仕事頑張ったら褒美をやろう。俺で良ければ歌わせてもらう〉
フロイド「ほんと!?」
〈一晩、アズールに世話になるからな〉
フロイド「わかったー!今日アズールとこ行く!!ばいばい」
仕事に戻った。
〈これで良かったか?〉
アズール「えぇ、助かりました」
〈これくらい構わん〉
猫に戻り、膝に着地
〈アズくんのお仕事終わるまでねんねする〜〉
アズール「ングッ、えぇ構いませんよっ!」
結局、ジェイドもやってきて小さなコンサートが開かれることになる。
あぁ、イデアさん?ちゃんと一晩預かります、と連絡してあげました。
定期的な家出先となる。