げきやばな過去持ち

『げきやばな過去持ち』



説明
悪女(悪質)な監督生を言葉巧みに利用し、立ち回る主人公な話。
ほら、一緒にトリップした監督生が悪女だからイジメられる→実は…みたいなのはあるけどうまーく立ち回る子がいてもいいかなぁと。
あと、ついすては、ヴィランといっても男子高校生。そんな悪質な女子との付き合いって少なそう。
ヴィルさんは芸能界の裏側で、
レオナさんは王宮の裏側で、
オクタさんは、まぁ弱肉強食だし…?
妖精さんは人間観察してそうだし、
イグニは、ネットの顔と現実の違いで知ってそう
なんだろ、純人間(という表現でいいのか?)という枠組みは知らなさそう。
でもまぁ、噂に翻弄されてしまうから意味なし。
彼らは、ヴィランだけども学生だし、黒さはあるけど…闇までは知らないと思うのよ。

イメージ
ヴィラン=クロ。
監督生=グレー
主人公=闇



悪女というよりも悪質な監督生
生粋の魔性を持つ男の娘。
男の娘ぽい見た目だが、仕草からは女子とわかる。
容姿端麗な世界観にグラッ、ときたために学園長の言葉を丸呑みしてなんとか頑張る。
主人公のせいで『男性恐怖症か男性に何かされた過去がある』と勘違いされている。
仕草は小動物や弱々しいために拍車をかけていることに気づいてないし、むしろ反応がよくて助かっている。
男性に好かれ、女性に必ず嫌われるタイプ。
主人公は完全に下僕化モブ扱いだし、護衛にゴーストがいるのも当然だと思っているが…残念、主人公に差し向けられた監視役だ。
料理と共有場の清掃をしてもらっている。
洗濯は洗い方と洗剤のこだわりがあるからと断れたのでしかたなくしている。
うまくお姫様になっているが、ただ「女の子」だからというだけで勘違いしているカワイソウな女の子。
あれだ、優しくされてキュンキュンしているだけ。
元の世界よりも女性の扱いが丁寧だからそう思うだけ。
このままいればよかったのに、恋に狂う。



主人公
こちらも女性。完璧な男装の麗人。
激重な過去を持ち、そのために他者を信頼してないために言葉巧みに誘導していく。
観察眼が異様に優れており、誘導していくことを得意とする。
なので彼女のことも把握し、この世界の枠組みを学び、学園長を誘導していく。
のちにこの学園から退学する予定。
戸籍がないのに卒業してもなんの意味もないだろ。と。
たった四年間で帰り道が見つかるとは思ってないし、帰りたくないのでひっそこりこっそり物書き=小説家して稼いでいる。
魔力は程々。平均的。
監督生を黙らせるなら仕事の多さは請け負うが、ゴーストたちには(無理してないか??)と心配されるように仕向けている。

主人公の激重という人間不信履歴
・両親がそもそもダブル不倫している。
家にほとんど帰らずに、家政婦により育てられる。
父親は長くて数人いるし、母親はつまみグセがある。
・信じていた家政婦が家のものを盗んで転売していた。
「可哀想な子を励ましてあげていた時間外労働していたからいいじゃない!!」という言い訳を聞いてしまい、幼い彼女の心が壊れた。
・有名なエスカレーター学校ではあったが、陰湿なイジメとカースト制度があった。
両親がそれなりの地位を持った人達だから中くらいにはいた。
そのために様々な人間模様を観察していた。
基本的に傍観者だったが、手を出してくるならば上の人間に売ることもした中々の悪童。手は汚さないけどね。
・母親のとある浮気相手の奥様に殺されかけた。
大切な人を奪ったから、奪ってやるということで刺された。
ま、母様に心に傷を作るわけがないが。
両親ともども、必要最小限しか病院にも来なかった。
主人公は身長差もあり、胸上に刺された痕が残る。
・父親の兄から手を出されそうになった。警察に駆け込んで事件になったものの、父親からは「二人とも。面倒なことをして。あいつも手を出すなんて、お前も黙っていればよかったんだ」
etc.



出版社
応募してきた作品がドストライク!
「人狼ゲーム」を小説化したもので、ある財閥の遺産相続として選ばれた赤の他人同士が閉じ込められて脱出を試みるもの。
中にいる殺人犯(人狼)をみつけだせ
…作者本人が有名な学園の生徒と知って驚いたが、家が厳しくやっと夢を叶えていると言われ、泣きかけた。
だから彼のために口座を用意して使えるようにした。
もちろん、同情だけではなく彼の実力で出版している。
大ヒットだよ!!


学園長
主人公の言葉を鵜呑みにしたわけでないが、監督生“は”魔法で調べたら女子だと把握し、意見を参考にして保護することに。
・監督生は女子だから、要るものが多いだろう。支援金は多めにするためにもグリムが護衛役として世話するにも金額は多い、だが二人一緒に分けると半分にするだろうから渡せない。なら二人に分けて渡すこと。
でも性別の違いから依怙贔屓は、と思ったら「ではパソコンを一つ、それで構いません。」と言うのでそれで済ませた。
こっそりと依怙贔屓している。
ただし、主人公のことは調べておらず、勉強として町中に出かけているのは知っているがプライベートを探る気はない。
もしものために警報ベルを持たせている。
出版社でバイトをしていることは伝えられた。


ゴースト
いい子な二人だが、片やに負担をかけすぎじゃないか???と思っている。
『僕は大丈夫だよ』って、うーんおじいちゃん心配。
なので、チーム分けして二人は監督生に、一人は主人公の手伝いをするように。
…女の子の監督生のフォローではなく、主人公が監督生にオンボロ寮と言う密室でも側にいないことを証明するため。


グリム
なんにもわかってないが、理性的な面がある。
ただ、魔力のない監督生とコンビなので一緒にいるし、世話をしてやってるだけ。
主人公からはお世話してもらっているという自覚はあるから言うことは聞く方。
簡単に言うと「猫ちゃんを飼うの!と言ったこどもが世話をしなくなったので仕方なくお母さんがお世話するようになったから、猫ちゃんはお母さんを主人として認める。子どもは遊ぶだけ。」というありきたりな話。
可愛がってくる監督生よりも、対等に接してお世話してくれる主人公が好き。
…グリムが完全に猫型なために、対人恐怖症である主人公にとっては壁が低め。
尻尾や耳に表情が出てきてわかりやすく、可愛がっているからその愛情により懐く。


アズール(主人公に恋したキャラポジ)
監督生→アズール→主人公となる。
不可も可もなく、目立たないオンボロ寮の寮長。
はじめはオンボロ寮が欲しいのに困ったので調査していた。
その中で出版社でバイトしていたり、堅実なところを知っていった。
偶然にも見たグリムへの本当の笑顔に一目惚れした。
自分にも向けてほしかったが、監督生からの矢印に困った。
主人公のどきつい過去に、思考停止からの「じゃ、人魚の姿なら愛してくれますかぁ!!!?」(混乱/錯乱)てなる。


双子
アズールの初恋にニヤニヤしていたし、平凡過ぎる主人公への反応を楽しんでいた愉快犯。
しかし、げきやばな過去に思考停止。
「アズールに幸せにして貰わないと、この子だめだわ」
「僕達が二人の幸せ守らなきゃ」てなる。
イデアさん曰く「推しの幸せ守らなきゃ」






ストーリー

監督生ちゃんが、アズールに恋して狂っちゃう。
振り向いてもらえない、はじめの人。
だから主人公ちゃんにいじめられたとか噂たてちゃうの。追い出そうとするのよ。

でもまぁ、うまくいかないの。
主人公ちゃんはだいたい誰かといるし、グリムがそもそも味方してくれないからオンボロ寮内でもいじめなんてない。
みんな「勘違いしているよ」って。
でもまぁ、少しは監督生ちゃん派閥もいてさ、食堂でなんとか悪品な真実薬を主人公ちゃんに飲ませてさぁ大変!!


「監督生のこといじめるって噂マジ?」
『なんであんな自称オヒメサマなんて関わらないといけないのめんどくせーのに』
「え??」
『はぁ??食事作りも片付けもしねぇし、掃除だって自室以外は全く持ってしないオヒメサマ、俺は召使いじゃねーっのー。オレが進んでやってるからって手伝いや当番制にしょうて一言も言わないんだ。そんなやつに関わりたいとか思うわけ??』
「お、襲うとか」
『はぁあああああ???俺、同性愛者じゃないんだけど。女も男もクソ。そもそも人間嫌いだし、見るだけで吐き気するわ、今すぐ隕石落ちて滅びればいい』
「…おま、お前女なわけ!!?」
『そーだけど、ほら傷もののだけど』


強引破いた制服、胸元にあるのは傷跡
かすかな膨らみ


『ほら、』
「 」
『これ、面白いだよね。アバズレの母親が寝取った何人目かの男の奥さんが刺したの。
“私の大切な人を奪ったから奪ってやる!!”って娘の俺のを刺すの!!馬鹿だよね!!あの人達にとって俺に価値なんてないのに!!かわいそうに!殺人未遂で逮捕されちまってさ!!!』


止まらない 吐き出されるげきやばな過去に騒然とする。
両親のダブル不倫、そもそも不倫なんぞ男はもがれ、女はレッテルを貼られるほど批判的な面がある。人魚は一夫多妻はあるが妻側は了承して結婚するのだ。根本的に違う。
家政婦の裏切り、死にかけても、身内からの強姦未遂も、両親は見向きもしない。
学校だって、劣悪な環境。
え??????救いはないの??無いの!?


学園長「えっ、え…………???」


耐えられなくて逃げた学生により途中参加した先生方も真っ白。
狂った笑みを浮かべる彼、否彼女が恐ろしい。


『あぁ、学園長。俺、案外あんたのこと嫌いじゃないよ、』
学園長「あ、ありがどうございます…?」
『で、学園辞めるからよろしく。住んでた世界に帰る気もないから帰り方は知らせなくていいから』
学園長「は、は!?どうやって暮らしていくつもりですか!?」
『オレ、案外稼いでるけど。あぁ真っ当な仕事だよ』


名刺を渡した。


『はい、秘密だよ』
学園長「!」


有名な出版社での名刺だ。
バイトしているのは聞いていたが、あれ?
なんで名刺を?ただのバイトが?
「作家」と書かれている。


学園長「!!!?」
『荷物まとめてでるんで、あぁ今度時間空いたら酒飲みましょう?これでもイケる口なんで!あっとっくに成人してまーす』
学園長「はい!?」
『学生の方が色々と楽かなぁ、て。すみませんでした。じゃ荷物まと「お、俺様も行くぞ!コト!!」グリム?』
グリム「コトが出ていくなら俺様も行く!!あいつよりもコトが好きだぞ!」
『でも、大魔法士になるだろ?』
グリム「コトといるほうが大事だぞ!!コトは俺様にいっぱい教えてくれたぞ、だから、だからどっか行っちゃうのやだぞ!!」


言葉がうまくまとめられず、ボロボロと泣き出す。
驚いていたが頬を緩ませて ふんわり、と笑った。
グリムだけに向けられた本当の笑顔。女の子の笑顔だ。


『おいで、グリム』
グリム「!!コトぉ!」
『あんまり贅沢はできないけど、いい?』
グリム「いいぞ!コトといたいぞ!」
『じゃ、荷物まとめようか。学園長、先生方、皆様お世話になりました』
グリム「なりました、ぞ!!」


見向きも、後悔も、名残もなく、去っていった。
すぐに追いかけたのは、






ーーー…


『さて、と。行くか』
グリム「行くぞ!」


そもそも荷物なんてそこまでない二人、簡単にまとめられた。
ゴーストにも挨拶して別れをして玄関先で見送られていた。


「達者でな」
「元気でやるんだぞ」
「ちゃんとご飯食べるんだぞ」
グリム「おう!」
『じゃ、』


ドアが吹き飛んできた。
なんとか避けた


グリム「な、ななんだぞ!?」
『、???』


アズール「はぁ、はぁ、」


グリム「アズール…?」
『アズール先輩……?』


アズール「…、ら」


『?』


アズール「人魚の僕なら愛してくれますか!?ねぇ!?」


グリム「!?」
『わ、!』


抱きつかれた。
しかもタコ足が、足に絡みつく


アズール「いやだ、いやだいやだ!あなたが遠くに行くなんて認めない!絶対に認めやしない!許しはしない!!」
『???』
グリム「コトが痛いだろ!やめるんだぞ!!」
アズール「やーだーーー!!」

「「アズール!!!」」

グリム「そっくり双子!アズールをどうにかすんだぞ!!!」

フロイド「こんなところで、ささっとオクタヴィルに連れて行こうよ!!」
ジェイド「そうです!!お泊り用の部屋をコトさんの部屋にして閉じ込めればいいものを!!」
グリム「こいつらもやばいぞぉおお!!!?」
ゴースト「「「学園長!!誰かぁああああああああ!!!」」」


『なに?アズール先輩、俺のこと好きなの?』
アズール「っ、」
『はぁあ?こんな俺を?あぁ、演技に騙されてくれちゃって、可哀想に。それか同情?は、ばっかじゃねーの、』
アズール「馬鹿なのはあなたでは??」
『は??』
アズール「人魚はね、恋をしたら一途です。むしろあなたのことをもっと知ることができて嬉しいんです。できれば二人だけの秘密だったらもっとよかったんですが……」
フロイド「稚魚ちゃんのこといじめるやつは俺達がお話し合いしてくるから大丈夫だよー」
ジェイド「えぇ、あなたは僕らが守ります。アズールと幸せになってください」
アズール「お前たち…!」
「「アズールなら幸せにできるって俺/僕達信じてるからっ!!!」」
アズール「えぇ!任せなさい!!!」

『置いてけぼりだぞ、俺』
グリム「だぞ」

学園長「なんです、この状況」
「「「学園長!!この子、オクタヴィルの子にします!!!」」」
『いや、ちょ、』
学園長「あぁ……とりあえずオクタヴィル寮で引取ってください。退学の件については結果がかかるので」
『は!?なんで!!』
学園長「お願いしますね!!あぁいそがっしい!!」
『駄カラスぅう!!!』


グリムと共に、寮内に事実上の監禁される。


アズール「僕の言葉なんて信じてくれないでしょう。わかります、僕も形は違えど昔のことを忘れられませんから。でも、それでも伝えることを許してください。
あなたを愛してます、僕のことを愛してほしいです、
そう伝え続けることを許してください」

フロイド「アズールは本気だよ。人魚って、人間から言うとくっっそ重い感情向けてくるから、アレはガチ。稚魚ちゃんのことだまして無駄でしょ?それぐらいわかってるでしょー??アザラシちゃんとは引き離さないから陸生活絶対するよ、アズールはさ。俺達に守られてて♡」

ジェイド「ふふふ、アズールは本気ですから。時間もありますし、じっくりと過ごしてください」

ただし、
「逃しませんよ」
「逃げられないよ」
「逃げられないでしょうから」


グリム「ぴぇ」
『まじかよ…………』



尽くされて、ほだされる……かも???
蜜月関係は、主人公の過去があるからならない。
アズールは「自分のもの」になれば満足。
両親にも説明すれば理解してくれたので問題なし。
知らない周囲はうるさいので、そのまま主人公とグリムを実質監禁したまま。
「自分のもの」であり、「自分の巣」にいれば問題なし。
グリムは躾のかいがあり、お利口さん。空気も読める。
主人公の仕事の関係上、ネタ集めに出かけることがあるがGPS付きだし、グリムや双子という護衛付き。
でもなるべく出したくないので通販サイトや双子を活用。


『行ってらっしゃい、アズール』ちゅ、
「行ってきます」ちゅ


ぐらいはある。

- 878 -