異世界の魔法使いは海神の血を引く

『異世界の魔法使いは海神の血を引く』



説明
某世紀末魔法学校の卒業生は、あるモノの血をひく。




not監督生な寮生
トランク片手にやってきたジミーくん。
雑用係→事務員として雇われることになる。
はじめは雑用係の予定だったが、事務室から寄越せやゴルぁ(# ゚Д゚)と脅されたためにそうなった。
本人いわく「成人してます」ということもあり、事務員になる。
住む場所は空き室がないために、オンボロ寮。
実は某世紀末魔法学校のパラレルワールドの主席卒業生。大学院までいった。
古代言語や歴史を専攻していた若き研究者として、学院教授の学室に所属していた。
遺跡調査後に休みをもらってホテルに泊まっていたら、目覚めたら柩の中。足元には相棒の(四次元)トランクが。
反射的に切り札となる魔法を隠すために術式を発動させた。
そのために完全なモブになる。ちなみにこの世界の魔法を行使する魔力がないだけで、自分の世界の魔法は使える。
トラブルにはつかず離れずの距離感をもつ。
監督生さんには哀れみと慈悲として、グリムはやんちゃな子なので、こっそりと何重にも保護魔法をかけている。
実はリヴァイアサンの先祖返りをした人魚。生まれながらの海の神。
そのために威嚇は下手したら失神もしくは三途の川に片足を入れるほどに恐ろしいこともあり、普段は猫かぶりしている。
あと、ヴィル様とはまた違った系統の美人系の容姿。海の神にふさわしい。


監督生くん
何も知らないけど、こっそりと守られていた青年。
主人公のことは頼れるお兄さんと思っており、なるべく家事を手伝う。
一緒に勉強までしてくれるので精神的な支えである。
学園長は心底信頼していない。
先生方はちょっぴり頼ろうかな…?と悩み。
友達は抱えている問題(帰りたいや食費関係)なのでベクトル違いで頼る気はない。


グリム
人の世界の常識について主人公と監督生くんにさり気なく、叩き込まれている。
主人公の膝に座り、真剣に自身と向き合ってもらったのが印象深い。
監督生と同じく、大魔法士の夢を笑うわけでもなく、真摯に向き合ってくれたことが、とても嬉しい。
だから難しい人間社会についてや勉強も文句を言いながらも頑張る。





ストーリー

事務員として雇われ、早々に事務長からオンボロ寮について質問されたので素直に回答したら一階から二階までの内装やお風呂、台所の整備が行われることになった。
それは日中に日にちをかけて行われることになった。
ちなみにこのことに関しては事務長はチクチクと学園長に嫌味を言ったそうな。


ハーツラビッツ寮長のオーバーブロット
それは、廃坑事件により友人となった二人に巻き込まれた形で

サバナクロー寮長のオーバーブロット
それは、学園長から「学生同士なら素直に話してくれるかもしれないのでアルバイトとしてお願いしますね」と調査の末、これが事件と判明し、計画を止めた形で

オクタヴィル寮長のオーバーブロット
それは、学園長が「学生同士なら!」という明確な問題の押しつけであった。
一応、アルバイトの形ではあった。
自身もグリムもテスト対策のノートの契約なんぞしていない。
それにオンボロ寮を取り上げられたために同居人のフォンさんまで巻き込んでしまう。



『とりあえず俺は契約で関わるなってされる。つまりは学生同士で、ということなんだね。わかった、俺のことは気にしないで。寝る場所くらいどうにかするから自分たちを心配しな』
監督生「フォンさんっ」
グリム「ふなぁぁ……」
『大丈夫だから、な?』
監督生「っ、がんばります!」
『怪我をしなければいいよ、身を守りな』
「「はい!」」
『またね』


しかし、レオナさんから不思議なことを言われた。


レオナ「…あの学園長でも仕事してんだな」


その意味を知ることになったのは、あの事件をきっかけであった。






ある日、イノシシ型の魔獣の群れが侵入したとして生徒たちは避難。
しかし、監督生とグリム、エーデュースは避難先である鏡の間から遠いところにいた。
だって、運悪く その群れから逸れた魔獣と鬼ごっこしていたから。


監督生「あっ」
「「監督生っ」」
グリム「ふなぁあああああ!!!」


転けた監督生
グリムは反射的に火を吹くが、唸り声は火を消して向かってくる。
エースは風魔法を、デュースは大釜を、
そして自然とその体は監督生の元に走り、庇うように。


監督生「グリムっ!!!」


一番前に庇うように立っているグリムは火を、


ーーーキィンンン……


「「「!!?」」」


三人と一匹を守るように金色の魔法円が出現。
グルグルと鎖が動き回る半球の中にいる。
魔獣が頭突きを繰り返してくるが微動だにすることもなく、ひび割れることもない。


『“”ステューピファイ“”!!』


魔獣は、倒れた。
声の持ち主は事務員さん。木の枝片手にこちらに来た。


『ユウくん、グリムくん、エースくん、デュースくん!大丈夫かい!!?』
「「「うわぁああああんんんん!!!!」」」


キラキラと魔法円が溶けた。
反射的に彼に駆け寄ってタックル。


『う、…みんなが無事でよかった。避難するよ』


聞きたいことはあるが、避難するのが先だ。
しかしだ、この魔獣。硬い。すぐに起きれるし俊敏。
拘束するのが難しい。ちょこまか、いるし、…気絶させて縄で拘束しているのにどこから湧いてくる。


『あぁああもう!!ユウくん、グリムくんが濡れないように上着で包んで!!』
ユウ「は、はい!」


事務員さんの姿が変わる。
オクタヴィル寮の双子よりも大きく、スラリとした体型だったのがジャックのようにガッシリとしている人魚。


『しっかり捕まって!』


三人(と抱えられたグリム)を背中に、空気中の水分を利用し水の道を用意する。
速い。


『っ、“”アロホモラ“”!!』


閉じられていた鏡の間のドアが強制的に開かされて飛び込んだ。


学園長「は、え???」


そりゃそうだ。見え覚えのない人魚が生徒たちを連れて入ってきたのだから。
ドア?反射的にまた締めました。


監督生「生きてる………」
エース「おう、そうだな……」
デュース「速かった…!」
グリム「ふなぁ………」
『あー、大丈夫かい?』
監督生「大丈夫ですけど、………ファンさん人魚だったの??しかも魔法みたいなの、……」
『あー……』

学園長「えっっっ?ファンさん!!!?」


あのジミーな???
いや、めっっさ美人系やん。


『それよりも魔獣をどうにかすべきだろ、』


人魚から人型になる。
ジミーのときよりも身長高くない??しかもスーツ姿イケメンやん。
呆れながら髪をかきあげる姿とかイケメンやん。


学園長「ンンっ、そうですね」


主人公と協力して討伐。


『異世界で早々に手札を切るわけねーだろ』
『信用も信頼もできるか。魔法を使えないやつになんの護りを施しを与えないやつなんざ、』


そう、レオナさんが感じた僅かな護り魔法。
学園長かと思いきや、主人公が監督生とグリムに与えたものだ。


『あと、なんだかんだユウくんに雑用係させるのは他の生徒からの嫌味を抑えるためにも必要なことはわかるけどこうやってオーバーブロットに巻き込まれているのに危険手当ないし、』


くどくどと不満を漏らす。
この場にいる教師陣や各寮長や副寮長は白い目を学園長に向けた。
相談しないのもわかる気がする……
でまぁ、改めて資金支援と雑用係(アルバイト)については話し合いが行われることに。
生活が改善させれました。
主人公も魔法を使えることを公開し、異世界の魔法学校卒業生の人魚と知らされる。



フロイド「ねーねー、なんの人魚なのー教えてよぉ!」
『仕事中だ。どっか行きなさい』
フロイド「ねぇーてばぁ!」
『 リーチ 』
フロイド「っ、んんんぐっ……!」


じわりと染み込む、圧力
サメか?くじらか?シャチか?


『……ふは、』
フロイド「は、」


息ができる


『そんなに気になるものか?異世界の人魚ごときに』
フロイド「気になるもん、」
『ただの人魚なのにか?』
フロイド「じゃ教えてくれていいじゃん」
『信じないから言わないだけさ』
フロイド「はぁ??どういう意味?」
『そのままの意味だ』
フロイド「むぅ」
『そうやっても、かわいいだけだぞー』
フロイド「かわいくねーもん」
『くははは、そうかそうか』


そう笑うだけだ。



√何も教えることもなく帰還する。
√諸事情か何かしらの方法でバレ、この世界にいてくれと願われるとか?

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