監督生のオアシスになってたディアソムニア寮生の話。
『監督生のオアシスになってたディアソムニア寮生の話。』
説明
監督生のオアシスになってたディアソムニア寮生の話。
星の瞬き島
魔法石がよく取れる島国として過去、戦争により多数の国から狙われた歴史を持つ。
その際はある魔法士により、古代魔法により海を利用した巨大な結界を作り上げ、舟一つも近づけずに鎖国した。
この国で魔法石の取扱シェア 6割〜8割を掌握していると言われる。
魔法石のみならず、鉱石も取れる。
主に貿易で経済が回っている。
魔法石や鉱石、それらを魔導具やアクセサリーなどに加工する職人たちが暮らしている。
歴史も中々に古く、鎖国した時代もあるために独自な文化(大和文化)を持つ。
実はこの巨大な結界を作ったのはトレーシア諸国 稲穂の国から移り住んだ魔法士だとか。
ユニーク魔法「工具箱(チェスト)」
???家
主人公の母方。
星の瞬き島の中でも大きな企業のひとつ 社長一族。
そして先祖にトレーシア諸国の魔法士がいるとか。
主人公作のアクセサリーを高く評価しているために取扱っている。専属にしているほど。
大きな鉱山島を何個か持っている。
アストロム
主人公が作成しているアクセサリーのブランド名。
見えないほどのミクロサイズの古代魔法の護り手が刻まれており、「アストロム(astrum)」もミクロサイズなために一見しただけではこの商品かはわからない。
顕微鏡の魔導具を使って探し回ればわかる程度。
運気上昇にあやかりたいという人の購入が多い。
学生値段から大金持ち向け(だいたいデザイン指定される)まで買える。
主人公
ご近所の工房に出入りしていたところ、才能が開花する。
基本的に無口。聞き手。無表情。
高身長。
監督生
おしゃべり好きなのに、周りが我の強い人達ばかりだし話も合わないことや知らないことばかりで多く、自然と聞き手に回ることになる。
そればかりではなく、問題児に巻き込まれ、喧嘩に巻き込まれたり、忙しくてストレスが…偶然にも助けてくれた主人公に懐く。
しかも給料とご飯のおそそわけにセコムになる勢いでしゅき!!(like)が爆発しそう。
ストーリー
監督生と出会ったのは、確か何かのスポーツ大会が終わった頃だっただろうか。
テストが近づき、苛立ちやそわそわしている中、いつも通り許可をもらった空き教室にて作業していた。
この空き教室、鏡の間から遠いことと使われていた授業科目が廃止となったことから空き教室になったらしく、使っていないならと担任であるトレイン先生に許可をもらった。
ちなみに、(わざわざ使用許可をもらってくる生徒がいるとは…)と感動されたのは知らない。
本人のユニーク魔法「工具箱(チェスト)」は亜空間に生物以外のものを保管することが可能。冷蔵庫や荷物入れはもちろん、時間を腐食防止に止めたり、発酵食品のために進めたりと便利機能がある。
しかし、取り出すだけで作る場所が必要だった。寮室は防音すればいいが、広さが足りないし、訝しげな目で見てくる妖精族にストレスがあるからだ。
そこで作業していたらなんだか騒がしい。
誰かを複数人が追いかけ回しているようだ。
防音といっても外の音は拾うようにしている。夢中になると時間を忘れてしまうから時刻を告げる鐘を聞くためだ。
仕方なく、追われている生徒を引き込んだ。
ここは防音とドアを見えなくなる識別誤差をしているために簡単には見つけられないようになっている。
追いかけ回されていたのはオンボロ寮に属する監督生のようだ。
『あいつらがいなくなるまでここに隠れていればいい、そこの冷蔵庫に水やオレンジジュースとかあるから好きに飲め』
監督生「あ、…ありがとう」
『おう』
ちびちびと水を飲む監督生
箱詰めする主人公
監督生「…あ、あの」
『?』
監督生「助けてくれたお礼に箱詰め手伝っても?」
『そう、頼む』
監督生「うん」
それからというもの。
ふらり、と監督生が訪れるようになる。
正しくはうろついているのに気づいて招き入れる、だが。
そして口数も増えて会話するようになり、鬱憤が相当溜まっているのを知ることになる。
ここに来るときは大概 ハイライトが無くなるので、そのまま聞き手に回る。
作業の手はとまらないのでいいかと。
作業のないときはテストも近いし、勉強するが多い。お菓子パーティーもするけど。
魔法士がほとんどいない僻地からきたことから知識がないらしく、困っているとか。
魔獣は論外だし、ハーツラビッツの問題児は馬鹿にしてくるし、まだサバナクローの狼に時間が合えばツンデレながらも手助けしてくれるようだとか。
お腹が空いていることも多いので、給料込で祖先の味付けの料理を上げたら似ている環境らしく、「給料よりも現物支給でいいっ」と泣きながら言われた。
さすかに入りようなこともあるだろうからと給料はやめなかった。ただし、現物支給は色々と理由をつけて多めにした。
手のかかる弟分ができた気分だ。
さて、監督生との出会いを思い返しているのはただの現実逃避だ。
監督生「ぜっっっったいにラウンジでバイトなんてしませんんんんん!!!!」
びぇぇええええええん!!!と泣きながら抱きついてくる監督生がいるからだ。
監督生とはクラスも違うし、会うことは不思議なことにない。
監督生「やだぁあああああああ!!!!!」
オクタヴィルの三頭が、ショックを受けている顔になんてツッコミをしていいのだろうか…とさらに現実逃避を重ねた。
『ユウ、俺次の授業、錬金術なんだ。下準備したいから離してくれ』
監督生「うぅん、…わかったぁ………」
三頭に会釈をし、立ち去った。
その日に監督生から、最近来なかったのは学園長の無茶ぶりと問題児組のトラブルに巻き込まれて結果的に気に入られたのかバイトに誘われたとか。
監督生「そりゃね、アージェグロット先輩の契約書をすべて消し済みにしちゃったけども、そこまでするとは思ってなかったし、指定もいたぞ。つかなんで気に入られるの?そういうふうに見せかけて使い潰そうとしてる…??笑顔の下に隠れた憎悪……??いやだ、オアシスから俺は出ない…癒やしをよこせやごるぁ……」
しかし、だ。
諦められないのか、隠していた作業部屋に乗り込んできた。
アズール「学園のバイトの許可無く金銭のやり取りは禁止です。」
それを盾に監督生を手に入れようとしたが、主人公の使い魔[ファントム]ー影を操るらしく拘束される。
しかも、トレイン先生経由で許可書は持っているからこの話はそもそも無意味だったのだ。
監督生に給料をあげることを決めたときにトレイン先生に事情を説明し、許可をもらったのだ。
トレイン先生は学園長に進言した。
しかし、学園長、給料(金額は歩合制)あるからいいかと特になにもしてない。
でまぁ、後日の昼休み。
機嫌が良くも悪くもないフロイド・リーチと出会う。
主人公の作成したサンドイッチセットとフロイドの持ち込むジュースを間に挟んで話をすることになる。
フロイド「あんなに、小エビちゃんに拒否られるとか思ってなかったし…」
話を聞いていくにつれて、色々と考えた。
フロイド「どうやったら小エビちゃん働いてくれんのー?マドル無いんでしょうー……」
『そもそも彼は貴方方に報復されるからと関わるのが怖い、と。』
フロイド「、」
『オクタヴィル寮長に罪悪はあるものの、本人としては学園長に脅されたことを発端に巻き込まれて、サバナクロー寮長に釘を差したもののあのような形となったことに罪悪感はある、と。しかし唯一の住処を奪われかけた恨みもある。随分と難儀に悩んでいました。』
フロイド「ぅ、うー……………」
『信頼されたくば彼に敵意はないと行動で示したらどうかと』
フロイド「どーすんの??」
『簡単です。彼の代わりに学園長を脅します』
フロイド「………は??」
まず、ハーツラビッツ寮長や副寮長、側近を味方につけます。
俺が聞いた彼の生活の話をすれば頷きます。
そして確認と彼らの納得のためにさり気なく、彼の生活関連、特に資金関係を聞き出します。
彼は無理やりここにつれてこられた関わらずに、故郷に返せないと闇の鏡に告げられた子です。言わば学園に誘拐されたも当然でしょう。
ハーツラビッツ寮長は彼を可愛がっているようですし、こんな理不尽極まりないことなど見過ごせないでしょう。
そしてトレイン先生とクールウェル先生にご協力してもらいます。
トレイン先生は俺から彼の話を聞いてますし、クールウェル先生は彼の担任ですから。
ハーツラビッツ寮長とオクタヴィル寮長が乗り込めば説得程度 簡単でしょう。
そもそもあの二人は行動してくれそうなタイプですから大丈夫でしょうけど。
そして学園長から彼の生活費の保証をオクタヴィル寮長により、契約すれば良いかと。
あぁ、あの魔獣の食事量も聞くのを忘れずに。アレは人と同じかそれ以上食事をするようですから。
『遠回りしてまで報復したいのか、とはじめは疑われるかもしれませんが契約書を作成して折り込んで書いて、正規のバイトとして雇うことを説明すれば頷くのでは。
彼は私用のものまで賄ってもらうのはしない性格でしょうから、バイトはしたがるでしょう』
あぁ、学園長との話し合いのその際は
『俺も呼んでください。学園長に話があるので』
この作戦を実行することにした。
ジェイドから聞いたリドルは驚いたようだったが、トレイとケイトに協力してもらい、さり気なく聞き出す。
その生活の貧困さに頭を抱え、そのままアズールと共に先生たちの協力を仰ぎ、乗り込んだ。
それはフロイドにより連絡が来た主人公が、学園長が締められているのを眺めながら見ていた。
トレイン「君の番だ」
『はい、では俺からはこの請求を飲んでもらうことです』
出されたのは、領収証。
学園長「は、あ!!?」
『彼にあげた身代わりの魔導具の請求します。本来ならばあなたが用意して彼に、渡すべきものでしょう、オーバーブロットに三回も巻き込まれているのにも関わらずに身を守るすべを与えずにいたあなたが払うべきものだ。この金額で命が守られるんです、安いものでしょう?それとも、高いとおっしゃるのですか?
あぁ、言っておきますが彼は既に一つ壊してます、確かオクタヴィル寮長のオーバーブロットを鎮める際に壊れたとかで。』
アズール「!」
『もう一度言います。この金額で命が守られるんです、安いでしょう?また壊れてしまえば請求するのでよろしいですよね?学園長』
学園長「こ、これはほんものですか、?」
『えぇ、本社に確認を取ってもらって構いません』
星の瞬く島 [???]コーポレーション専属職人 アストロムは[主人公の名前]ですか、と
「「「「!!?」」」」
有名な職人の名前だ。
それが彼だと?
『俺のからの話は以上です。』
学園長??断れるわけないだろ。
元々は彼の善意であるが、請求先が出てきたので請求したまでの話。
監督生は彼と契約書を隅々と読んで納得してオクタヴィル寮でバイトすることになった。
主人公との所に行くのは減ったが行くことはやめてない。
この度の礼なのか試食会に招かれる。
思いつきの発言が功を奏して、というのがあり試食会の常連にさせられる。
『いや、(オクタヴィル寮だけじゃないけど)愚痴は弱みになるから言わないでしょう。』
と、心の中に秘めている。