ドクターは空を見上げて、(×明日箱舟)
『ドクターは空を見上げて、(×明日箱舟)』
説明
明日箱舟とコラボを書きたかった
しかし、全員を召喚するのもいいけど…おいおい考えたら刀剣男士や英霊ならわかる。
でもさ、元々は人である人達を、前世の友人たちを召喚するってさ………なんか怖くない?
それは自分の記憶で作られた都合のいい存在なのか、友人たちの革をかぶる愉快犯()
とか疑心暗鬼になりそうなので…
主要人物(転生後)さ
それぞれがそれぞれの道を歩んでいる。
前世と同じ《ロドス・アイランド》の名の元に集まっている。
ドクターに対しては一定の親愛を持っており、中には寵愛している者、心酔している者までいる。色々と複雑な気持ちをそれぞれ抱いているが一定の信頼関係を持っている。
お互いになんだかんだ言って、協力体制。
【製薬会社 ロドス・アイランド】
通称「ロドス」
ここ数十年で生まれた成長期な製薬会社。
魔法薬の材料の生産の特許からはじまり、道具の開発、新たな魔法薬の開発などでメキメキとその存在感をしめしている。
それだけではなく、多くの著名人も支援者とおり、それもあるために注目されている。
最高責任者とされる人物は「最高責任者ではない」と言うため、本物は表に出てこないために探りを入れるものもいるらしいが……
本拠地は??
製薬会社ではあるが、部落同士の紛争地域や貧部の差のあるスラムへの支援をしていることもあり、武装部隊がある。
最高責任者、ヘラグおじさまにしょう。
アーミヤ
ロドスの本来の最高責任者
しかし、未成年と言うこともあり、その姿ごと隠している。
ケルシー
代表者ではあるが、ロドスの最高責任者ではない。
医療部門の最高責任者ではある。
ドーベルマン
武装部隊代表者。
以下、複数の部隊が彼女の下にいる。
クロージャ
エンジンニアであり、購買部担当。
サムさんと商人として何度か会ったこともあり、友好関係を持つ。
ヘラグ
仮の最高責任者。
アーミヤの盾とし、様々な人の思惑の死線をくぐりくけるナイスミドル。
【ペンギン・ロジスティクス】
通称「ペンギン運送」
世界中に支店を持つ運送会社。
時には要人輸送までやることもある、《輸送》がついていればやるらしい。
しかし、色々と繋がりもあるし、仄暗いところも繋がりがあるとかないとか。
社長がコウテイペンギン一族で、見た目からペンギン。獣人ですらないが、ミュージシャンとして有名。
本拠地は極東地方に分類される「龍門」にある。
ドクターに人の護衛(運送)、特に子供を手伝ってもらうとラクなことに気づく。
エンペラー
代表者取締役
完全にペンギンの容姿。
ちょいちょい、ドクター(人たらし)を利用して護衛(運送)を行う。
【ブラックスチール・ワールドワイド】
世界最大の民間警備コンサルタント会社。
【ライン生命ラボラトリー】
通称、ライン生命
医学系中心の研究企業。
医学系に絞っているわけでもなく、多方面に研究の手を伸ばしており、多くの実績と特許を取得している大手研究企業会社。
(アビサル…海に関する方々らしい、)
【ウルサス帝国】
非常に好戦的であり、他国とも戦争を繰り返していたがのちに改革が起きたために今は落ち着いている。
ギャンブルを好み、多くの競技場があるために金持ちが賭け事にくることも。
傭兵もたくさんいる。
【イェラグ】
雪山に閉ざされた雪国。
独自の宗教文化を持ち、他国との交流はカランド貿易程度しかないほど。
暑さに強い(溶けにくい)氷を輸出している。
シルバーアッシュ
カランド貿易のトップであり、三大貴族の当主。
【シエスタ】
いつでも真夏な常夏な国。
元々は漁村だったが、現在の市長により開拓を行われて有名な観光地となる。
【ラテラーノ】
サンクタ族と言われる一見天使とも思われる輪っかと羽根と思わしきものを持つ一族を中心の国家。
色々と謎の多く、他国の交流もほぼなく、独自の文化が根深く残っている。
【ヴィクトリア】
王宮階級がある。
学問に優れた国であり、多くの学者や生徒たちを招き入れる。
【カジミエーシュ】
騎士制度がある。
【その他】
ファントム
種族、妖精
ドクターを見つけてからは影に住み込む。
リリアと過去に共同で戦争に参加したこともあるが、あっかりと茨の谷から出ていった。
茨の谷としてはこのまま、王族の護衛など国の為にその強さを使ってほしいと願っていたが、拒絶される。
実はいざこざ(戦争)が済んだので本格的にドクター探しの旅に出ていっただけ。
エンカク
一応、ロドス所属。
その腕を借りてペンギン運送会社とかでも働いている。
リーチ父親と仲が良く、ふらりと酒の相手もしているとか。
twst側
フィンドル・リーチ(父親)
ペンギン運送会社と懇意にしている。
何度か護衛(運送)をしてもらったこともある。
主人公のことをエンペラーが「ドクター」「大切な取引先だ」とか言うからちょいちょいちょっかいをかけている。
それは自身も気に入っているから。
リーチ兄弟
父親の「お得意先の」「大のお気に入り」として「ドクター」という人物を聞いている程度。
そして「バックボーンがやばいから何がなんでも敵に回すな」と釘を差すものの、写真を見せてもくれないので困ったものです。
レオナ
国がロドスと協力体制を築いており、話し合いが何度か行われている。
そこで同席したシルバーアッシュ家当主に偶然に運命の出会いをする。
「お前はなぜそのユニーク魔法を危惧する?周りがそう言うからなのか?…なら今度ロドスの仕事を手伝ってくれ」
そこで土木工事の手伝いをした。巨大な岩を砂にして開拓、その砂を固めれば地面となり、……「要は使い用だ、坊や」
そのためシルバーアッシュを尊敬している。
何度か「ドクター」という単語を聞いており、「親愛なる盟友だ」と優しげに笑っているのが印象的。
ラギー
ロドスの支援もあり、祖母たちと平穏な生活を送れているためにロドスに対して感謝の意しかない。
しかも祖母の治療もしてくれるから尚更である。
リリア
戦友でもあるファントムが国を出ていくことに反対したが、その意志に根負けした。
この度、探し人の「ドクター」と呼ばれる青年と出会うことになる。
アクス・アングイス(医神・蛇)=ドクター
紆余曲折、色々と…色々とあった人生。
多分、若くして亡くなってそう。
特性/天性のタラシ
アーミヤと再会後、即座に囲われており、秘密裏に入社(登録)させられている。
医者になるかは考え中。しかし知識深い。
橋渡し役(交渉役)として昔からの仲のところに行くことが多い。
イグニハイド寮生。三年生。副寮長。
プライベートの多忙のために副寮長の席も断ったが、プライベート優先でもいいから窓口対応お願いします!!!とされた。
ちなみにファントムのセコムぷりに、競技参加はしていない。
ストーリー
リリア(ファントムか…?この気配)
入学式にて、ふと感じた懐かしい気配。
視線を動かせば闇の鏡に呼ばれた青年に目が止まる。ただしはその影に。
リリア(…イグニハイドか、今度接触してみるか)
一方、その本人はイグニハイド寮の列に並んでいた。
小刻みに震える子が目に入る。
『…大丈夫か?気分でも悪いのか…?』
「!?だ、ダイジョブで、す(え?なになに!!?)」
『…ならいいが、無理なら寄りかかって構わないから』
「…あ、ありがと、(いい子ちゃんですか??でもまぁ、あっさり引いてくれて良かった…グイグイ来るやつもいるし…引き際わかってる…あーもう早く終わらないかなぁ!!)」
組分けは終わった。
イグニハイドは最後の方になり、歩いていたら
「わ、」
『大丈夫か』
「あ、ありがとう(はーー、某何やっての!!!)」
『腕、貸そうか?』
「ダイジョブで、」
つまずいてしまうが、先程声をかけてきた彼に助けられる。
二度も躓くとは……なんで??某、短期で2回躓くの?
『転けるよりはいいと思うけど…』
「……お願いします…」
『あぁ』
彼の腕を借り、ぞろぞろと歩いた。
寮長の説明を受けて解散。
部屋は隣同士だった。
…互いに自己紹介し、少しずつではあるが話すようになる。
ある日の放課後
リリアというディアソムニア寮生から声をかけられる。
すると影から、
リリア「…やはり、ファントムか」
ファントム「…リリアでしたか、」
リリア「久しいな。ファントム!」
ファントム「えぇ」
『知り合いのようなら私はこれで…』
ファントム「最優先はあなたですよ、ドクター」
『いやいや、ファントム。彼は君に用があって会いに来たのだから話しておいでよ』
ファントム「いいえ。あなたの護衛が最優先です」
『少しくらいなら大丈夫だから、』
ファントム「いいえ。この学園の治安の悪さはわかっておいででしょ」
『自分の身は守れるから』
ファントム「いいえ」
リリア「よいよい。今度時間のあるときに二人ともディアソムニアに遊びに来てくれ」
『え、』
リリア「なに。ファントムの紹介ならば気にすることもない。是非とも来てくれ。」
『…そうさせてもらうよ』
リリア「あぁ」
連絡先を交換し、後日 お話した。
危害を加えるな!危険人物。
簡単に言えば、イグニハイド寮生だからと絡まれていたら、ファントムがフルボッコにする話。
『あーうん、イデア。離れてないでくれな』
イデア「…うん………ファントム氏つょい」
『ははは、…………』
この後、イデアにより社会的に死亡する。
つまるところ黒歴史が放流される。
そして
リリア「ファントムが護衛している彼に手を出すのは…命が取られなくてよかったの!!普通なら即死じゃ」
と、笑顔で発言したために周りから喧嘩を売ってはいけない人ランキングに入った。
百獣の王とドクター
温室にて
『君がレオナ先輩?』
レオナ「……あ?」
寝ているのに声をかけてきたのは、話だけは聞いているやつだ。
『天文学の先生から頼まれて届けに来たんだ、はい』
レオナ「…そうかよ」
『それじゃ、…あ』
レオナ「まだなんかあんのか」
『これも大切な用事だった。彼からの手紙』
レオナ「!?」
エンシオディス・シルバーアッシュ、と書かれたもの。
レオナ「な、なんでお前が…!」
『彼とは昔からの仲なんだ、それじゃ』
呆然としたが、慌てて手紙を開けた。
尊敬する人からの手紙だ。
季節の挨拶から始まり、あっちの状況、こちらの健康を心配してくれる言葉。
そして
ーー…手紙を預けた彼は盟友だ。彼のことを君が良ければ目にかけてほしい。
君も気に入ることだろう。
彼がそう言うなら、話しかけてみることにした。
レオナ「おい、」
『レオナ先輩…?』
レオナ「…今度、来い。話がある」
『…わかったよ』
イデア「だ、だだだだ大丈夫!!?レオナ氏に呼ばれてんでしょ!!!」
『大丈夫だよ。最悪、ファントムいるし(シルバーアッシュのお気に入りだから手荒なことはしてこないだろうけど)』
イデア「あっ、そうでした」スンッ
それからレオナさんのお気に入りとしても認定されるために、サバナクローは完全に手出しをしなくなった。できなくなったともいう。
ヴィルさんとクラスメートで、指定された課題をキッカケに話すようになり、ルークさんとも。
トレイさんとは、魔法薬学で指定されたふたり組でやることをキッカケに話すようになる。ケイトさんとも。
二年生になりました。
なんだか、知り合いの方の子どもが入学したそうな。
『(あの子達だな、完全に)』
イデア「どうしたの、あぁあの双子?関わったらダメだよ」
『どうしてまた?』
イデア「入学式早々に大騒ぎしたらしい。詳しいことは知らないけど…」
『そ、わかったよ(まぁ関わることはないだろ)』
図書館にて新しい友人ができた。
名前はジャミル。
ジャミル「先輩っ!」
『あぁ、今日はこの前の続きだったな』
ジャミル「お願いします」
勉強熱心な彼と出会ったのは図書館で、古語についての本を読んでいたら声をかけられてそこから読み方と発音を教えるようになった。
『正解だ』
ジャミル「!」
『偉いぞ、ジャミル』
ジャミル「…」
ふにゃ、と笑う彼が可愛いなぁ、と和んだ。
そんな彼の様子が一変したのは編入生であり、主のカリムという青年が入ってきたことによるものだ。
彼の世話があるためにこうしてあった勉強会の実施が難しくなってしまった。
主人公も私用で外に出ることも多いために時間が合わない。なので、電話でやり取りするようになる。
ジャミル(あぁ、先輩に会って褒められたい…)
ーぴこん
ーー…無理をするなよ、ジャミル。今度は茶会でもしょうな
ジャミル「せんぱい…」(´・ω・`)
これが来年のどっかーーん事件の理由の一つになる。
問題児の双子と蛸。
バルガトス先生に捕まり、ある事を頼まれた。
バルガトス先生「今年は例年に比べて箒が苦手な生徒が多くてな!!手伝いがほしい!」
ということで、手伝うことに。
他にも何名か声をかけたらしいが断られたらしい。
ファントムの影を扱う術もあり、フォローして行く中。
ある生徒たちを見ることに。
アズール「ふぐぅ……」
ジェイド「……っ、………」
フロイド「あーきーたーー…」
『…君ら姿勢をどうにかしょうか』
アズール「姿勢ですか?」
『そんな前のめりだと、万が一の場合一直線に高速に飛んで怪我するから。』
「「「……」」」
『姿勢はイスに座るように。それと空に対する恐怖心をどうにかしないと上手く魔力が流れずに浮かぶことすら難しくなっている。
はじめは飛ぶじゃなくて浮くことを心がけようか』
アズール「飛ぶのではなく、浮く…」
『バランスを取るのが難しいならネットで体幹を鍛えるストレッチを検索してみるといいよ。自分に合うのを見つけてやってごらん』
ジェイド「体幹…」
『陸で浮くことに実感がわかないなら私の後ろに乗って体験してみるかい?』
フロイド「するーー!!乗せてー!」
「「!?」」
『いいよ。ほら』
フロイド「やったー!」
このことをきっかけに話すようになる。
『(ほんと、彼の息子だな。リーチくんたち)』
授業参観にて
イデア「今年も親は来ないの…?」
『あぁ、来ないよ。忙しいから(だからって他の人たちがくるのは阻止したけど)』
イデア「まぁ、恥ずかしいだけですし要らん行事ですな」
『ねぇ』
でまぁ、学園長により拡大された食堂にて親もまじり、食事をしていた。
イデアは買い弁して何処かに。
主人公はパスタを食べたい気分なので食堂にいた。
そこでケイトたちと合流し、食事をともにすることに。
リドルともトレイの紹介により話す関係にはなっている。
ケイト「わ、見てみて!フロイドくんたちチョー目立つ」
トレイ「だな」
リドル「そうだね」
『、』
トレイ「どうしたアクス?」
『いや、驚いただけで「ドクター!!」………はは…あー、挨拶してくる。皿は置いておいてくれ、』
そう、呼ばれたようだ。
こちらに手を振る男性は、
「久しぶりな、ドクター」
『えぇ。フィンドルさん、奥様』
フィンドル・リーチ。
フロイドとジェイドの父親にあたる人物。
フィンドル「おう」
奥様「久しぶりね、ドクター」
『お元気そうでなにより』
フロイド「は!?親父も母さんもシャチ先輩と知り合いなわけ!?」
フィンドル「シャチか、ははは!!アンタにお似合いな名前じゃねーか!!」
奥様「ふふふ」
『ははは、』
そこに割って入る角を持った男性。
リーチ夫妻の護衛の方だろうか
エンカク「俺を無視とはいい度胸じゃねーか。なぁドクター」
『挨拶する順番があるだろ、久しぶりなエンカク』
エンカク「あぁ、久しぶりだな。相変わらず能天気な顔をしてやがる」
『はいはい。というか、エンカクを護衛にしたんですか』
フィンドル「あぁ。エンペラーに借りるのも良かったんだが、エンカクと連絡が取れたから呼んでみたんだ」
『あなたならブラックスチールに依頼できたのでは?』
フィンドル「それもよかったが、エンカクが…な」
『…………』
エンカク「何もお前の願い事は破ってねぇぜ。これも仕事だ」
『……全く。』
フィンドル「愛されもんは大変だなぁ!ドクター」にやにや
奥様「ドクター、彼女たちの紹介させてもらっても?」
『はい』
アズールのご両親とも挨拶をし、別れた。
『疲れた…』
ケイト「なになになに!?知り合いなわけ!?」
『友人の仕事先で何度かお会いしたんだ』
ケイト「へーー、すごいね!どんなとこ?」
『運送会社』
ケイト「運送会社?」
トレイ「運送会社、エンペラー……これか、ペンギン運送会社か??」
スマホに映されたのは、ペンギン運送会社のホームページ
リドル「有名な運送会社だね」
トレイ「あぁ、うちも何度か世話になってる」
ケイト「あっ、知ってるー!社長が完全獣人のペンギンだっけ」
『正解。そこは人も運送しているから、何度かフロイドたちのご両親も運送されているんだよ』
リドル「人を運送…」
『運送が付けば大体やるから、ね。そこの会社は。』
この裏で、フロイドたちにわーわーされているご両親
奥様「いい?フロイド、ジェイド、アズールくん。何があったとしてもドクターさんだけは敵対してはなりません。わかりましたね」
「「「はい…」」」
と、言われていることは後で知ることになる。
『えぇ、奥様ぁ……』
フロイド「親父も頷いてたけど」
『あの野郎…』
フロイド「親父を野郎なんて言うやつ、命知らずじゃーん」
『ははは。褒め言葉として受け取ろう』
フロイド「…ほんと、シャチ先輩って何者?」
『俺は俺だよ、フロイド』
にっこり、
フロイド「…はぁい」
それ以上は聞かない選択をした。
ドクター、本領発揮する。
フロイドが誰かを捕まえてクルクル回していた。
オロオロしているのはその子の友人たちだろうか。
『フロイド、何をしてる?』
フロイド「あ、シャチ先輩ーー!!」
『こらこら、その子が目を回してしまうからやめなさい』
フロイド「はぁい」
降ろされて、よろついた少年の身体を支える。
『大丈夫?』
「あ、…ありがとうございます……」
『……』
「あの、」
『ちょっとごめんね』
顔を触った。
「??」
『目を見てせてもらうね』
まるで医者のようだ。手慣れた手つき。
『………』
袖をめくり、腕を強弱をつけて握ってくる。
「あの、……」
フロイド「シャチせんぱーい?」
『最近、食欲はある?』
「え、うーん………」
「前よりは食べてないんじゃないか」
「そーそー、今日も定食残してグリムにあげたじゃん」
『そうなの?』
「あ、はい…なんか最近お腹すかなくて…」
『頭痛は?』
「!ちょっと、こう針に突かれてるぐらい…でもそんな痛くないですよ。ちょっと ん?となるぐらいで…」
『筋肉痛は?』
「バルガトス先生の課題かと、」
「あっ、こいつ魔力無しでここにいるんで他のよりも体育の課題多めなんですよ!」
『…魔力無し、』
「あの、」
『キミ、病院に行こう』
「「「!?」」」
「えっ」
「監督生どっか悪いんですか!?」
『魔力過多症状だろうね。魔力を抜かないと』
「それって赤ん坊とかがかかるやつじゃ、」
『そうだね。魔力をうまくコントロールできない幼い子がなるものだ。だけどこの子は周りの魔力を吸収してしまっている。無意識に取り込んでいる』
「「「!!」」」
『このまま魔力を取り込み続ければ、死ぬよ』
「っ」
「子分が死ぬのは嫌だぞ!!」
『だから病院に行くんだよ、さぁ』
「でも俺、えっと…」
「学園長がコイツの面倒見てんっすよ!ど田舎から来てるからって!」
『じゃ、学園長のところに行こうか』
「「はい!」」
だが、
学園長「魔力の無い監督生くんが魔力過多症なわけないでしょ!!」
『ですが、学園長』
学園長「はいはい!そんなに心配なら保健室の先生にみてもらいましょう!」
保健室の先生も同意見。
学園長「それに。一学生が判断した程度で騒ぐものじゃありません!!」
『、そうですか』
学園長「えぇ!!そうです!!!」
『じゃ、医者を呼べばいいんですね』
学園長「そうそう、医者の診断が……って!?アクスくん!??」
ープルプル
『私だ、ケルシー』
ケルシー“ドクター、キミからの電話とは…なんだ?”
『至急、ナイトブレインガレッチに来てほしい。診断をしてほしい子どもがいる。』
ケルシー“まったく、……仕方ない。ドクターたっての願いだ。すぐに向かう”
『感謝する』
『フロイド』
フロイド「はいっ!」
『私はケルシーを迎えに行く。学園長たちをここから一歩も出すな』
フロイド「はい!喜んで!!」
『よし、いい子だ』
…………
そして戻ってきた彼の隣にいたのは、
学園長「ロドスの、ケルシーさんっ…」
ケルシー「あぁ、アンタか」
学園長「えっえっえ!」
『ケルシー、この子の診断を』
ケルシー「もちろんだ。私は医者のケルシーだ。よろしくな」
監督生「よ、宜しくお願いします」
ケルシー「さて、診断を始める」
・
・
・
ケルシー「私も同意見だ、ドクター」
学園長「そ、そそそうですよね!!魔力過多症なんて魔力無しの監督生くんが」
ケルシー「私は。ドクターと同意見だと言ったんだ、学園長」
学園長「 」
ケルシー「この子は私が連れて行く。治療せねばな」
学園長「 」
ケルシー「学園長、詳しい話は追って使いを出す。そしてヘラグの耳にも伝わることだろうな」
学園長「ヒッ」
『いっそのこと、ヘラグさんが来てくれればいいんじゃないか』
学園長「 」
ケルシー「ドクターがそう望むなら来るかもしれんな。予定をこじ開けて」
『はははは』
ケルシー「この子については追ってドクター、連絡する」
『頼んだ、ケルシー』
ケルシー「無論だ」
灰になった学園長と保健室の先生を無視してお見送りした。
「子分は大丈夫なのか?」
ケルシー「私は医者だ。彼を早めに返すように努力はしょう。なにかあればドクターと来てくれれば歓迎する。」
『来週の休みには会いに行こうか、』
「ふなふな!」こくこく
「俺達もお願いします!!」
「お願いします!」
『もちろん』
「「!」」
ケルシー「荷物はこちらで用意しょう」
監督生「え?あ、はい」
『監督生くんはケルシーのこと知らないかな』
監督生「お、、お恥ずかしいですか…」
「ケルシーさんはロドスっていう、ちょー有名な製薬会社のエライ人!」
「知らない人はいないぞ!」
フロイド「人魚の俺でも知ってるよ、海にも薬卸しているし、変化薬もロドス製品だし」
監督生「ほぇ」
『その医療部門のトップを務める方だよ』
監督生「ほぇ」
フロイド「あー、親父がシャチ先輩を敵に回すなって意味。ちょーわかる」
ケルシー「はは!ドクターをシャチか、くくくっ。そうだな、お前はシャチだな!」
そう笑った意味がわかるのは、三日後だ。
訪問客が訪れた。
ちなみに学園長に付きまとわれたがスルーした。
製薬会社 ロドス・アイランド最高責任者
ヘラグ
「いやはや、大きい校舎だな」
その付き添い。
ドーベルマン
「……全く。気が重い…」
ペンギン・ロジスティクス運送会社代表
エンペラー
「楽しみだな、アイツを怒らせた人間の顔を拝み行くのが」
その付き添い
エクシア
「そうだね、社長!あのリーダーを怒らせる奴がいるなんて、さ」
ブラックスチール・ワールドワイド
代表代行 フランカ
「んー……ふぁ、眠いー」
同じく代表代行
リスカム
「フランカ……全く。しっかりしてください」
ライン生命ラボラトリー
代表代行
サイエンス
「…………………」
カランド貿易会社 社長
シルバーアッシュ
「さて盟友とレオナはどこだ?」
ととっ、
『待て待て待て待て待て待て!!なんで!こんなに!いる!!?』
「「「ファントムから連絡を受けた」」」
『ファントムッ!!!』
ファントム「」( *˙ω˙*)و グッ!
『やり切った…て顔をするんじゃありません!!俺が呼んだのはヘラグさんだけだ!』
エンペラー「ロドス代表代行のヘラグを呼ぶだけでも大打撃だろうが」
『エンペラーは面白がってるな!』
アッシュ「盟友。これでも人数はいない方だ。」
『 は ? 』
ドーベルマン「ほかにも、アビサルやラテラーノ連中はもちろん、ウルサス帝国、シエスタ、ヴィクトリア、カジミエーシュとかが来たがっていたぞ。生憎予定と人数を抑えるためにもこれだけに減らせたんだ…」
『…ごめん。ドーベルマン教官…』
ドーベルマン「全くだ。しかし、誰かのために動くのは相変わらずだな」
『……来てくれてありがとう、みんな』
頷いた。
『それじゃ、行こうか』
騒ぎになるので姿を認識誤差さえ、すすーっと学園長室に。
ヘラグ「あとは私達に任せてくれ」
『あぁ頼んだ』
え??学園長??どーなったかなぁ………??
主人公はコマの空き時間だったこともあり、そのまま一度食堂に寄った。
『学園長のお客様たちが来られると、伝言を頼まれました。10人です。』
というもの。
彼らが食堂で食べてみたいと話になったから名前を使わせてもらった。
本来は8人なのだが、主人公とレオナを付け足した。
ファントムは人前での食事は好まない、正しくは他人の前での食事を好まないので除外してある。
食堂は人数の多さに驚かれたが、よくあることなので早急にサムさんに協力してもらい、一角を予約席に変更した。
『あとは、(レオナ先輩だ)』
メールで“エンシオが学園に来ている。他にも人がいるが、ぜひとも食堂で落ち合おう”というもの。
“わかった”とすぐに帰ってきた。
『(普段からこうならラギーも困らないのに、)』
いつものように、残りの授業に向かった。
そして学園長に迎えば真っ白に絞られた学園長がいたが、目にもくれず、メンバーを食堂に案内した。
先にいたレオナは驚いた。著名人と同等にいる女性たちも何かしらの役職持ちだろうと察した。
んで、それぞれ好きな席に座り、食事を始める。
シルバーアッシュ「久しぶりな、レオナ」
レオナ「あぁ」
周りからの視線はスルーしていたが、熱心にこちらを見るラギーが視界に入った。
断りをいれて近寄った。
『どうしたの?ラギー』
ラギー「ロドスの、ヘラグさんがいるッスけど…!!」
『あぁ、そうだね』
ラギー「っお礼言いたいッス!ダメッスかね……」
『大丈夫だよ、ほら行こうか』
ラギー「!」こくこく
『ヘラグさん、彼が話あるって』
ヘラグ「ん?」
ラギー「ラギー・ブッチといいます!ロドスさんのおかげで俺の故郷、夕焼けの草原のスラムが助かりました!とーちゃんもかーちゃんも、ばーちゃんも!ありがとうございます!!」
ヘラグ「、どういたしまして。そう言ってもらえるとやったかいがあるよ」
ラギー「〜〜っ」
ヘラグ「そういえば、夕焼けの草原のスラム開拓の計画はドクターが初めて関わった議案だったね。懐かしい」
ラギー「へ、」
ドクター、と呼ばれたのは
目線の先にいたのは隣にいる友人
『君らが早々に巻き込んだ話だったな、アレは。ガキに何を聞いているかと思ったよ』
ヘラグ「はははは!君の発想は我らには無いからなぁ!」
『議案、終わらない書類、……うっ頭が…』
ラギー「アクスくん、関わってたッスか!!?」
『ちょっとね』
ラギー「は???命の恩人ここにいたなら教えろよ!」
『えっ、いやちょっとだけだし、』
ラギー「いやいや、それでも充分ッス!ヘラグさんがそう言っただけで!」
『えー………』
ラギー「困ったことあったら言ってくださいッス!アクスくんならタダで手伝うッスよ!」
『わー……友達付き合いのままで頼むよ…』
ラギー「うぅ、はい」
周りの視線が変わるけども、
裕福な家に絡まれるけども、
彼は相変わらずな笑みで流すのであった。