「ベラちゃん」と呼ばれる優しげな子は鬼である。

『「ベラちゃん」と呼ばれる優しげな子は鬼である。』



説明
「ベラちゃん」と呼ばれる優しげな子は鬼である。





主人公
「ホンソメワケベラ」=「ベラちゃん」と呼ばれることになる。
基本的に温厚ではあるが、手を出されれば持ち前の怪力と体術を駆使して早々に片付けられる。
長引かせるのはいたぶりたいほどに激怒したぐらい。
鬼という種族。類まれなる人外の身体能力と回復速度の速さを誇る。
鬼族の中でも温厚過ぎると評されていたが、同い年たちが好奇心で可愛がっていた仔うさぎを殺したことから半々殺し(ほぼ死にかけ)にした過去を持つ。
やりすぎではあるが、学園の所有物であるペットに手をかけたことから停学処分を受ける。主人公もやり過ぎたので同じく短期ではあるが停学処分を受けた。
裏話として学園に多額の寄付していたある名家一族の怒りを買ったとかでその生徒は退学を志願したとかないとか。お嬢様が仔うさぎを可愛がっていたから当主の祖父が怒ったからとか??
そもそも温厚的ではあるが、元より鬼である。その鬼に手を出したので大馬鹿者だと笑われたとか。
お国柄、言霊を扱えるが程々にしている。
色々と謎の多い、自称「普通の男」
オカルト耐性もカンストしており、瘴気や穢のある様子に遠い目をしている。


フロイド
クッキーをもらい(強奪)してたらカスを取ってもらう。
そのためにベラちゃん!と呼ぶようになる。
なので彼の手料理をもらう(強奪)ようになるが、対価として彼に絡むのを掃除ついでに弱みを握ってアズールにプレゼントしている。
しかし、目を離した隙に絡まれているところに居合わせて助けようとしたら人が壁に埋め込むところを目撃。
お口を(。・×・。)キュッとした。
とりあえず、彼らの弱み(写真撮影)をした。
あと絶対喧嘩を売らない、賢いウツボは学んだ。


ジェイド
フロイドのお気に入りの子かー程度だったが、「実はやばいディアソムニア寮生」となった主人公とささないことから交流を持つことなり、気にいる。
事件の写真を見て喧嘩を売らないことを学習した。


アズール
フロイドがお気に入りの生徒に絡む生徒から弱みを運んでくれるから喜んでいた。
料理ができるなら計画に入れるか、と考えていた。
事件のことから対立しないようにしょうと思った。





ストーリー

フロイドには入学当初からお気に入りの生徒がいる。
彼との出会いは教室。
小腹が空きながらも、アズールがうるさいからと渋々教室に入った。
すると甘い香りに誘われてある生徒の隣の席に座った。


フロイド「ソレ、ちょーだい」
『?あぁ、いいよ』


パク、


フロイド「!!」


海では味わうことのない感触。
口の中でサクッ、と解け落ち、口の中に溶ける甘さ


『チョコチップクッキー気に入ったの?』
フロイド「ん!」
『いいよ、お食べ』
フロイド「んっ!!」


もぐもぐ、遠慮なく食べていく


フロイド「ごちそうさまぁ」
『ん。あ、動かないで』


口の端についていたカスをティシュで取られる。


『はい、これで大丈夫。』
フロイド「……ホンソメワケベラだー」
『え?』
フロイド「ベラちゃん、俺フロイド!よろしくねー」
『うん?う、うん』
フロイド「授業なんだっけ?」
『あぁ、歴史学だよ』
フロイド「うげぇ…」


それから。
ベラちゃんとあだ名をつけた彼からお菓子をもらうことが習慣となった。
もちろん、お返しに購買部でみつけたお菓子を渡した。押し付けたとも言う。
それだけではなく、彼はこの学園に似合わないほど温厚で優しい。
だからパシリしょうとする奴らやタカろうというやつもいるので、牽制したり時にはアズールに贈り物()としてすることもある。


フロイド(なんだってトモダチだからねー)


彼の作る料理目当て、というのもあるが…彼のそばは心地いい。
例え自分の機嫌が悪くとも、媚びるわけでも怯えるわけもなく


『あぁ、そういう気分なの。サボりも程々に』
『おやつ、置いておくから後で食べたくなったら食べてね。残すなら誰かにあげていいから』


あっさりとした対応をされる。
もらったおやつ?しっかり食べましたが???
オベントウ、というのも美味しかった!!
極東生まれらしく、見たこともあり料理と味付けに驚いた。
でも、ジェイドにもアズールにも秘密だ。まだ食べさせてあげない。
でも、アズールの契約を守れない奴らを相手にしていたせいで彼のもとに雑魚が、とジェイドから教えられたので行ってみると


『あぁ、フロイド。どうしたの?』
フロイド「エ、あー……ベラちゃんが危ないかもーって聞いて、来たの……」
『!心配してくれたの。ありがとう』
フロイド「ウ、ウン」


壁に下半身を埋められたのが、三人。
地面に下半身を埋められたのが二人、上半身は一人。
木の上に引っかかるのが、五人。
散らばるのが、八人。
…アズールの契約に関わったことのある奴らばかりだ。
多分、自分のオトモダチだから、先生のお気に入りだとか良い子ちゃんだからとか…色々なやっかみと面倒事に巻き込まれた形だろう。
だけど彼は多少の身嗜みが崩れている程度で無傷だ。
相手方は気を失っている。生きてはいるだろう…
とりあえず写真を取ってアズールに送信しておいた。


『フロイド?』
フロイド「先生に言わないといけないじゃん、そのために証拠を残しているだけ。ほら報告に行こう!」
『あ、うん。そうだね』


でまぁ、先生方もびっくり。
だって珍しく温厚な生徒として可愛がっていた子がこんなことするんだもの。
でまぁ、生徒側も骨にヒビや折れている程度で気絶と身動きを塞がれている程度だったので主人公に非はなく、フロイドの友人だからという理由をはじめ大したことないことばかり。
生徒たちは反省文と課題を出されることとなった。
そして口々に「実はやばいディアソムニア寮生」として有名になる。
…その裏で、不機嫌になったフロイドにより大掃除することになったとか。


アズール「で?」
フロイド「んーー?」
アズール「そのベラさんにはいつ会わせてもらえるんです」
フロイド「まだだめー!俺のベラちゃん(クリーナーフィッシュ)だもん!」
アズール「はぁ、そうですか」


合わせる気はあるようなので、待つことにした。
したのだが、ジェイドは違った。





放課後、ある教室にて


「実はやばいディアソムニア寮生って言われるんだぜ」
『実はやばいって、なんかしたっけ?』
「壁や地面に埋めたんだろ」
『……あぁ!アレか、でもしつこかったし、(半殺しにしないためにも)しかたないだろ』
「んは!やっぱお前も闇の鏡に選ばれた生徒って安心けどな!やばい方のリーチとも仲いいし」
『ええっと、フロイドのこと?』
「そ!やばい方のリーチがフロイドで、お前と似ているあだ名の実はやばい方のリーチが、」
「僕のことですか?」
「ウッヒョ」
『?』
「はじめまして。フロイドがお世話になってます。実はやばい方のリーチ ジェイド・リーチです。」
「 」
『よろしく。ジェイド』
ジェイド「はい。前々からお会いしたかったんですがフロイドが中々会わせてくれなくて、会いに来ちゃいました♡」
『そうなの』
ジェイド「お話しても?」
『課題が、「あー急用思いだしたー!!続きは今度教えてくれ!!」あ』
ジェイド「僕も課題がありまして、」
『あ、…うん』


二人でそれぞれの課題を進め、終わらせた。
なのでそのまま簡易的なお茶会が開かれた。


ジェイド「フロイドが褒めていた手料理を食べられて嬉しいです」
『そ、そう……(どんだけ食べるんだ??)』


クッキー数種類、ゼリー数種類、パウンドケーキ数種類、カップケーキ数種類………
それほど持っている君も君だが。


『(よく食べるなぁ)』
ジェイド「それで僕、山を愛する会という同好会をしておりまして…山に興味ありませんか?」
『山?』
ジェイド「はい」
『…んー、まぁ山ならよく登ったな』
ジェイド「!!」
『親に頼まれてたけのこや山菜を取りに行くことあ「是非とも入部しませんか!!」おっふぅ…』
ジェイド「経験者がいると心強いです!是非と「ジェイド!!!」…おや、フロイド」

フロイド「なんで!俺のベラちゃん(クリーナーフィッシュ)といんの!!!まだだめって言ったじゃん!!」
ジェイド「すみません。偶然僕の話をしてくださってたので、つい」
フロイド「はぁぁ??わざと突っかかったの間違いでしょが」
ジェイド「おやおや、」

『(おや、おやおやおや…)』


話がそれていき、互いの悪口が始まってついには…殴り合いが始まったので、頭を掴んでぶつけ合い。
よろめいたので、一撃を与えて地面に転がす。
彼らは突然の痛みと、重い一撃に崩れ落ちた。
見上げるといつものように彼が微笑んでいるが、キュッ…と瞳孔が狭まっている。


『 フロイド ジェイド 』
「「ヒョ」」
『 兄弟喧嘩は他所でやってくれ 』
「「あぃ…」」

『分かればいい。僕は帰るけど片付けをしておくこと。いいね』
「「はい……」」


二人は、捕食されると覚悟を決めたとか。
次の日 フロイドは恐る恐る彼に近づいたが普段通りの様子に安心した。
その日の昼に主人公を連れてちゃんとジェイドとアズールに紹介したとか。

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