ハーツラビッツ寮の鬼

『ハーツラビッツ寮の鬼』



説明
鬼族が書きたかった



ジンライ・ドウジミヤ(童子宮 迅雷)=主人公
なんと、2m超え。202。マレリウスさんと目線が一緒だよ!!!ちなみに成長中。
ハーツラビッツ寮一年生。
トレーシア諸島。
しかし、個人情報を開示しないために謎の多い人物。
鬼族。日夜、悪霊や悪さをする妖怪、荒神、魔物の討伐を行っている家系の一つ。
そのために幼少期から虐待とも言われても反論できないほどの厳しく育てられる。
鬼族は身体能力が長けているために自我を失うことは他種族に迷惑をかけ、一族滅亡のきっかけになるかもしれないためである。
精神汚染対策などの術はもちろん、体術、空手etc.の身体強化を行う。
その反面、娯楽施設も充実し、ありとあらゆることを経験させる。
神様相手をし、競技をすることもあるためであるが。
無口。基本的には礼儀正しい。
しかし、敵とみなせば鬼「戦闘モード」となる。
仕事と外交的問題もあるために行事参加はしない。
魔法よりも物理的な方が得意。


術式
【術式 一之型 緋之牡丹】
戦闘服の一つ。
鬼面(角を出すとこは穴がある)を被る。
浪漫の文学少年風のもの。
薙刀


双子
自分たちよりも大きい一年生に興味津々。
ジェイドのユニーク魔法を弾き、深層を覗き見たことに驚きを隠せない。
ますます、興味津々となるがのらりくらりとかわしていく。
飽きるまで追いかけるが、飽きることがあるのだろうか!!ワクワク
シロナガスクジラ=クジラちゃん!と呼ばれる。
しかし、主人公から全く持って興味を持たれておらず、つれない態度をとられることになる。敵認定(仮)されそう。(確定)はあかん。殲滅される。


アズール
双子に気に入られてしまった哀れな一年生と認識。
それよりもオクタヴィル寮にいる“ナニカ”の対処に困っている。


イデア
アズールから相談を受けたというよりも、前寮長からも相談を受けていたが、お手上げ。
ゴースト専門なんで。
不明瞭なナニカの対処方法はわからん。見えるけども。見てみぬふり。
しかし、容赦なく目潰しをしているのを見てしまい、この一年生何者??と調べても不明。


リドル
双子よりも高く、マレリウス先輩と同身長の一年生に驚いた。
しかし、式典から見ていた礼儀正しさにハーツラビッツ寮に相応しいと考えており、会うたびに実感している。
会うたびに屈むのはイラッとしてなくもなかったが、『寮長の御首を痛めるのは不本意ですし、お顔をみてお話いたしたいのです。……不愉快でしょうか?』と。許す!!!


トレイ
身長の高さから、ベッドの長さを足りないと察して同行してベッドを大きくしてくれた。
流石、気の使える男。
なので主人公から好感度が割りと高め。
当番ではなくとも、率先して料理を手伝ってくれるのでにっこり。
対価は味見。作ってるやつの特権というやつだな。


ケイト
写真はスタンプを付けてくれるなら、という許可でマジカメに投稿した。
度々パーティーの雰囲気の中、撮ろうとするが、さり気なく居なくなるので映らないように配慮するように。
無理強いはしない。
独特の雰囲気からどこぞの坊っちゃんかもしれないじゃーん!と思っているから。



ジャック
同年で、自分よりも大きい生徒が初めてびっくり。


監督生
和服姿に、(日本食ぅ!!!)のために飛びついた。






ストーリー

この度の入学式、目立つ生徒がいた。
一人は身長の高い生徒。この程度ならば他にもちらほらいたこともあるため、その程度で終わるはずだったが、


【ハーツラビッツ寮】
『ありがとうございます、闇の鏡様』


闇の鏡に一礼したのだ。
感謝の言葉とともに。
他の生徒ならばありえない。大概が緊張していたり、長い時間立たされて疲れていたり、元よりそんなことを考える人もいないということから珍しい行動であった。


【其方の学園生活に幸が多くあらぬことを願う】


さらに頭を下げ、感謝の意を示した。
それを見ていたハーツラビッツ寮長 リドル・ローズハート。
己の寮に相応しい人間だと深く頷いた。
そのそばにいた副寮長は幼馴染が目にかける生徒になることを踏まえてとりあえずベットを大きくしないとなぁ、と澄ました顔で考えていた。
このあと、大勢の生徒は魔獣の乱入により彼に対しての記憶が薄れるのであった。



トレイ「君の身長じゃ、ベットが足りないからな。大きくしないとな」
『お世話かけます、副寮長』
トレイ「一年生の世話も仕事だからな」
『…そう言っていただけると、ありがたいです』
トレイ「はは。身長はどれくらいだ?」
『202cmです』
トレイ「…た、高いな……」
『よく言われます。家系が高身長になりやすいようで、』
トレイ「へぇ、そうなのか」


次の日、朝


リドル「!おはよう」
『おはよう御座います。寮長』
リドル「早いね」
『習慣でございます。寮長もお早いことで』
リドル「あぁ、庭の様子を見にね。君も来るかい?」
『はい。ご迷惑ではなければ』
リドル「構わないよ、来なさい」
『はい』


……とまぁ、こんな感じに。
礼儀正しく、薔薇の女王の規律を守る生徒を気に入っていく。





寮長の犬、と呼ばれる一年生。
目が合うと、そばに来て屈んで目線を合わせる。


『お呼びですが、寮長』
リドル「あぁ。図書館に行かないかい?」
『はい、予定はございません』
リドル「!では行こうか」
『はい』


こんな様子に早々に寮長の犬だとか、言われ始める。


トレイ(リドルの機嫌を取ってくれて助かるなぁ……)


ちくり、と引っかかるものがあるがいつもどおり見てみぬふりをした。
騒ぎを起こした一年生がいたために機嫌が悪かったリドルの相手をしてもらい、助かったとため息をこぼしかけたが堪えた。
だが、この騒ぎを起こした一年生により、好転するとは思っても見なかった。
決闘には、彼はいなかった。
実家から呼び出しのために一時帰宅をしていたためだ。
その間にリドルがオーバーブロットにより、大騒ぎになったが、なんとか収められた。
そしてパーティーのやり直しが行われた。


『あの、副寮長』
トレイ「どうした?」
『俺がこの席にいるのは間違いでは…?』
トレイ「間違ってないさ。リドルが呼んだだよ」
『え?このパーティーは、やり直しということで監督生たちへのもので…』
トレイ「そうだな」
『?』
トレイ「まぁまぁ、ここにいてくれ」
『は、はい』


そう、この席にいるのは…
監督生とグリム。
今回の騒動の中心人物でありパーティーのやり直しを希望したエース。
一緒に決闘を申し込んだデュース。
副寮長であるトレイ。
副寮長とともにサポートすることも多い、ケイト。


『(なんで俺がここに…?)』


そこにリドルがタルトを持ってやってきた。
ケイトから話は聞いており、お詫びのタルトだとか。
自分にも切り分けられたタルトを渡されたので食べることに。


「「「しょっぱーーーい!!!!!」」」
『………』
リドル「え?なんでだい!?」


でまぁ、トレイに騙されており、オイスターソースを素直に入れてしまった結果とわかり、笑いがこぼれた。


リドル「改めて、すまなかった」
エース「!……受け取ったんで、別に…」
ケイト「ハイハイ!仲直り記念で写真ねー!」
エース「ちょ、ケイト先輩重いッス!!」
ケイト「えぇ〜ひどーい!!」

デュース「えっ、ケイト先輩!寮長のタルト喰ったんすか!?」
ケイト「案外イケたよー」
リドル「!?」
トレイ「ケイトは甘いの苦手だもんな」
「「「えっ」」」
ケイト「ちょ、!!それ言わないお約束じゃないのー!」
トレイ「そんな約束した覚えないしな、ははは」
ケイト「雰囲気でわかるもんでしょーー!!もーーー!!」
トレイ「はは、今度から甘くないのを増やすから許せ」
ケイト「もー!約束だからねー!」
トレイ「はいはい」

リドル「監督生、グリム」
監督生「は、はいっ」
グリム「ふな?」
リドル「二人ともハーツラビッツ寮の騒動に巻き込んですまなかった。」
監督生「い、いいえ!むしろ巻んできたのはエースなんで!!」
エース「俺!?」
監督生「だろうが」
デュース「だな。」
エース「えぇ………」
グリム「そうだぞ!俺様は美味しい食べれたからもういいゾ」
監督生「俺も。驚きましたけどみんな守ってくれたんで、」
リドル「…そう」

『(だからなんでここにいる???)』

トレイ「リドル」
リドル「!ジンライ」
『はい、寮長』
リドル「キミは、僕のわがままに付き合わせてしまってすまなかった。」
『……わがまま、ですか?』こてん
リドル「あぁ。図書館によく連れて行っただろ…君の時間を奪うようなことをして、…」
『俺は寮長と過ごす時間、どれも楽しかったので謝罪を受ける意味がわかりません』
リドル「!」
『寮長のお話はどれも為になりました。詳しい書物も教えていただき、感謝しております。』
リドル「………でも、色々と愚痴を、八つ当たりも、してしまったと……」
『寮長も人でございます。愚痴のひとつや2つ、あるものでしょう。あの程度も八つ当たりとは……寮長も随分と可愛いことを仰る。』
リドル「!?」
『それに先約があると告げれば無理に連れて行くなどしなかったではありませんか。俺の時間のことも考えてくださってましたよ。』



※本国じゃ、そんな話聞いてくれないで連行されるから。
八つ当たりなんて、村一つ消えることだってある国です。理不尽極まりないことだと残った村人が復讐に走ります。そんなに国です。


『ですので、なにも気にすることはありません。お時間が合いましたらまた図書館に連れて行ってください』
リドル「……あぁもちろん」


するとリドルは他の寮生に呼ばれて席を立った。


エース「マジィ…?」
『?』
エース「肩凝りそう…」
『一つの意見として覚えておきます』
エース「つかさ、寮長とそんなにいてユニーク魔法かけられなかったわけ?」
『一度もありません』
「「「!!?」」」
トレイ「そういえば、リドルもそう言ってなぁ」
デュース「何かコツでもあるのか!?」
『いいえ、読んだら覚えれるタイプなので』
「「「…………」」」
ケイト「マジ?」
『はい』
デュース「うぅ、羨ましい……」
エース「頭の出来が違いすぎる…」
グリム「ふなぁぁ……」
監督生「あははは」
『…強いて言うなら、ストーリー性でも作ってみたらどうでしょうか』
デュース「ストーリー性か?」
『えぇ、例えば“どうして23条 祭典の場に猫を連れ込んではならないのか?”』


うーーん………


エース「そりゃ、猫が式典を邪魔して台無しにしたとか…?」
監督生「あー、まぁそう考えるのが普通だよね」
ケイト「俺もそう思う!」
トレイ「そうだと、推測するな」
『もしかしたら薔薇の女王様は無類の猫好きで、式典に猫が来たら集中できないから連れてきてはこさせないようにした、というのも有りでは?』
「「「あー!なんか面白い!」」」
『そうやって関連付けていけば覚えなくもないでしょう』
エース「他には?」
『186条 火曜日にハンバーグを食べるべからず。ハンバーグが大流行してしまい、毎日ハンバーグに飽き飽きして、いつの間にか大臣たちが太ってきたからなんとかして食べさせないようにした結果。一日だけ禁止となった』
デュース「なんだろ、食べたい大臣たちと薔薇の女王の言い争いが浮かぶ」
ケイト「わかる!」

リドル「面白い覚え方だね」
「「「!!?」」」
『寮長』
リドル「そうやって覚えるのもありなのかもしれないね。」


ふふふ、と楽しげに笑う。


リドル「さて、僕も話に混ぜてもらえるかな」


返事は決まっていた。


エース「もっちろん♪」
ケイト「当たり前じゃん」
デュース「どうぞ!」
トレイ「もちろんだ、リドル」
監督生「はい」
グリム「ダゾー!」
『はい、寮長』


来年から薔薇の女王の規則が書かれた本は新しくなる。のかもしれない。




オクタヴィル寮の兄弟

廊下の先から「あーーーー!!」と聞こえた。
振り向くとこちらに指を指す長身の男子生徒とその男子にうり二つな男子生徒がいた。
走ってきた彼は、


「身長たかーい!ね、ジェイド」


と、多少なりとも見上げながらこちらを見てきた。


ジェイド「えぇ、そうですね。フロイド」
フロイド「ね、名前は?」
『…ジンライと、お呼びください。先輩方』
フロイド「ふーん、じゃクジラちゃんね!」
『くじら、ですか』
ジェイド「フロイドの癖です。お気にならず」
『はい』


うず、と悪戯心が芽生えた。
顔色が変わることもなくこちら見る一年生。
試したくなった。


ジェイド「何か困ったことはありませんか?」
『はい?』
ジェイド「力になりたいです、」


ーパチッ


ジェイド「………?」
『先輩はきのこがお好きなんですか』
ジェイド「!!?」
フロイド「へ、」
『好奇心旺盛を抑えられず、見たことのないきのこを回収してしまう癖はやめたほうがいいのでは。先日回収した小柄な青っぽく、かさの裏が白なのは毒なので捨てたほうが宜しいかと。軽度の呼吸困難を引き起こします』
フロイド「ジェイドの弾いたの、?」
ジェイド「僕の中を見たのですか……!?」
『ご兄弟とご友人に、小さくなるきのこを粉末にして好奇心旺盛で盛ろうとするのはやめたほうがいいかと』
フロイド「ジェイド……?」
ジェイド「おやおや」
フロイド「ジェイドーーー!!!」
ジェイド「おやおや」


喧嘩が、始まった。
主人公はそっと現場から離れた。
しかし、移動時間中に腰にジェイドを引っ付けて現れた。


フロイド「ね!どこに隠したの!?」
『机の右側の引き出しの、一番下。黒い蓋がされて黄色のラベルを貼り付けて置いたのがちらっと見えましたね』
フロイド「わかった!」
ジェイド「あーあー!捨てないでください!!!」


すぐさま、誰かに電話していた。


『人に精神系のユニーク魔法をかけようとした罰ですよ、先輩』
ジェイド「しくしく」
フロイド「ありがとうねー。他には??」
『読み取れたのはここまです。次の授業がありますので、』
フロイド「じゃねー」
ジェイド「しくしく」
フロイド「いつまで嘘泣きしてのー?ごまかされるかよ」


それからというもの、時折絡まれるようになる。


フロイド「金魚ちゃん!クジラちゃん!!」
リドル「、」
『こんにちは、フロイド先輩』
フロイド「どこ行くのー?」
『図書館に』
フロイド「ふぅん、ねぇ。俺と遊ぼうー?」
『申し訳ありません。図書館に行かなくてはいけませんので』
フロイド「…は?」
『』こてん
フロイド「、」


リドルは後輩を守ろうと構えていたが、
フロイドは異様な寒気を感じた。


フロイド「そー、じゃあいいや」


本能が囁いた。
これ以上、機嫌を損ねてはいけない、と。


リドル「まったく、フロイドの気まぐれにも困ったものだ」
『図書館に行きましょうか』
リドル「あぁ」


時折、ジェイドから山登りに誘われるが断る。
先日の記憶を覗いてきのこについて答えたのがいけなかったようだ。
部員にもならない。





飛行術の授業中、サバナクローの生徒から今度あるマジフト大会について話をふられた。


「そんなに上手いなら選手狙えるな」
『家庭の事情で不参加です。関係ありませんので』
「へぇ、そうなんだ。勿体無いなー」
『そうですか。ありがとうございます』


このあと、マジフト大会で騒動が起こる事は後で知ったことであった。
(※参加するならば狙われていたが、レオナは例の事件で敵対していなくてよかったと思うことになる。)
例の監督生との付き合いでジャックからノートを頼まれた。承諾し、騒動の全容を聞くことに。



そして今回、里帰りして戻ってきたらゴーストと鬼ごっこするはめになっていた。


「すばしっこいな!!」
「早いぞ!!?」

てきとーに逃げつつ、人の気配を見つけた。


リドル「ジンライ!?」
『寮長』
リドル「怪我はないかい!?」
『はい、これらはなんでしょうか』
リドル「あぁ。実はーー…」


簡易的に説明を受けつつ、ゴーストの戯言を聞きつつも、


『では、彼らは敵ということですか』
リドル「敵?まぁ、そうだろうね」
『わかりました。殲滅いたします』
リドル「 」
『一之型 緋之牡丹』


彼の格好が花びらに包まれてはれると変わっていた。
異国情緒のある服、仮面、角。手には…大型の武器と思わしきもの。
武器を両手で持ち、構える。


『戦闘を開始します』


ゴーストは悲鳴を上げる暇もなく消えた。


「我らは復活するぞ!意味はない!」
『…それはどうかな』
「、」
「おい、……ジョニーが……」
「………っ、」


柄を叩きつけた音が響く


『言っただろ、殲滅すると』


あまりの恐怖に逃げるが、誰一人逃げられなかった。
誰も姫君に仲間に伝えられなかった、逃げろ、と。


リドル「 」


その圧倒的な光景に何も言えなかった。


『失礼する』
リドル「わ、」


片手に持ち上げられた。


『食堂に直行する』
リドル「っ」


いつもの礼儀正しい彼とは違う口調にドキドキしてしまう。慣れないからだと言い訳する。
そして食堂前には閉じられて入れずにいるエースたちがいた。


『どけろ!!』


その声に反射的に隅によった。


リドル「ちょ、」


飛び蹴りをかました。
魔法で閉じられていたが強制的に吹き飛ばした。幸い蝶番が外れることもなかったために扉自体が飛ばなかった。
突然の乱入者に固まるが、その乱入者は平然とリドルを丁寧におろした。

そして、ゴーストたちにその武器を振るう。
次々と切り捨てていく。
号令によりゴーストが集まるが彼は止まらない。


リドル「トレイ!ケイト!」
トレイ「リドル!」
ケイト「うわーん、リドルくーん」
リドル「ケガは、なさそうだね。良かった」
トレイ「動けないんだ」
リドル「なんだって、…仕方ない。お前たち彼らを運び出すよ!」
「「はい!寮長!!」」
ルーク「ウィ!」


食堂の外に避難させた。


「なんでこんなひどいことするの!?」
『、ひどいことだと?』
「そうよ!みんなを、みんなを返して!!」
『……貴様は何を言ってる?人殺しをしょうとしている貴様らに情けをかけなければならぬ』
「えっ?」
『死者が生者を婿入りさせる。それ即ち、生者を死者にすること。それを人殺しと言わずになんというのだ?』
「……」
『しかも、だ。生者がそれを認めてるならわかる。しかしだ、当人を拘束し、こうして周りに祝福ではなく救出活動しているからに反対ということは明白。
貴様らを敵として判断して間違いないだろ、生者に害をなすのは敵だ』


武器を向けた。
庇う騎士がいるが、姫様はより真っ青な顔をしていた。


『だから、』


切り捨てた。
もうゴーストなんて残っていなかった。
柄が地面に当たると、妙に響いた。


『戦闘終了』


妙に堅苦しい空気の中、ジンライにタックルした者がいた。


『……?』
監督生「わふくーーー!!!!」
『わ、ふく…?大和服だが、』
監督生「和食…」
『わしょく……?』
監督生「料理の基本!さしすせそ!」
『砂糖、塩、酢、味噌、醤油』
監督生「っ和食ーーー!!」
『わしょく…とやらではないのだが、…監督生。着替えたいから話してくれ』
監督生「あっはい、ごめんなさい」


『解』と言うといつもの制服姿に戻った。


『監督生』
監督生「はい」
『手に刃物を持っている人に近寄ってはいけません』
監督生「はい。すみませんでした。」
『分かればいいです。分かれば。』
監督生「はいっ 今度から気をつけます!!」
『…で、調味料がどうかしましたか?』
監督生「どこで買えますか!」
『……サムさんのところで、……あぁ値段が…』
監督生「…」こくっ
『しかし、なぜ監督生がご存で?』
監督生「あ、異世界から来ました」
『……………………………………あぁ、そういえば……そんなことを聞いたような……』
監督生「で、こっちの料理が味濃くて…もたれるんだよね…」
『わかります』
監督生「!!だよね!!!!たまに食うから美味しいんだよね!お味噌汁でホッ…としたいし、漬物も食べたい!なにより米!!米への情熱が足りない!!」
『わかります!』こくこく
監督生「ね!白米のもちもちが、もちもちがいと恋しい!!焼きおにぎり、味噌汁とのコラボ、あぁソースを付けた餃子をポンポンした米を食いてぇ……!」
『』こくこく
監督生「米ぇ……!」
『…あの、つかぬことをお聞きしますが、』
監督生「??」
『炊飯器…ありますか?』


監督生は膝をついた。


監督生「にゃい……にゃいの………いつもパン…麺類……」
『あー、えっと…料理は…』
監督生「うぅ…………!」
『あぁ…えっと、私で良ければ作りましょうか』
監督生「!!!」
『お口に合うかは保証できませんが、家庭料理程度ならば作れます』
監督生「神ぃ!!」タックル
『うっ』


飛び込んできた。地味に腹が痛い。


『では、オンボロ寮でしたっけ。行きますか。荷物は喚べば来るので手ぶらで大丈夫です』
監督生「お願いします!」
『はい』


そのままみんな放置してオンボロ寮へ
飯テロを発生。
監督生はお米同盟、ジャックは勉強会の予約。
グリムはツナ缶、2つ分。
エースとデュースは600マドル請求した。


ケイト「大和食って、トレーシア諸島の稲穂の国だよね!!!!!!」
『あ、あー…………トレーシア諸島 稲穂の国から来ました……』
「「「…………えっ!」」」


まぁ、すぐに広まったよね。
あんなところでヒントになりそうなことを言ってれば。

ルークさんから伝言で、伝統装束について知りたいと聞いて、本を貸し出す。

リーチ兄弟に捕獲されかけるが、軽々と逃げる。


エース「なんでそこまで逃げるの?フロイド先輩怖いんだけど」
『……嬉しくて、つい』
「「「「……??」」」」
『私と鬼事をしてくれる人なんて身内以外にいないので、懐かしくて』
※ただし命をかけていないことに限定される。
エース「…ぼっち?」
『…身体能力が恵まれる家系だから、大概1回目で諦める方が多くて、ここまで遊んでくれる方は久方ぶりで…』
「「「(遊んでもらっている意識なんだ……)」」」
『海の民の身体能力、なめていたましたが素晴らしいですね』
「「「(それでいいのか、?)」」」
『あと、調味料とかの提供をお店規模するのはちょっと…』
「「「あー…」」」

アズール「個人的に食べてみたいのはよろしいのですか!?」

『わぁ』
エース「諦められてなかったのか…」
デュース「上手いもんな」
グリム「いっっつも美味しんだぞ!」
ジャック「ギュウドン、上手い」
監督生「母なる料理……」
『それは言い過ぎでは…?』

アズール「対価はいかほどに!!」

『え、えぇ……プロの方々に食べさせるのも…ちょっと』
アズール「お気になさらず!」


でまぁ、結局鬼事開始することに。
後日、オンボロ寮にてやることになる。
その手際の良さからモンスト・ロラウンジでのバイトをしないかと言われるが、


『なんでもない日のパーティーの手伝いがあるので…実家からも呼び出しありますし…』
エース「うちの子なんでぇ!フロイド先輩いた、待って痛い!!締めないでぇ!!!」


みたいな。


あとキレた主人公と鬼事をしてほしい。
主人公が鬼側で、一定の距離で追いかけられる恐怖を味わえばいい。

モンスト・ロラウンジにおる、ナニカの退治もしてほしい。
『海ですから、ね…』

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