沈黙の森の主(×pkmn)
『沈黙の森の主(×pkmn)』
説明
野良猫がいるなら、野良犬ならぬ野良ポケ(野生ポケ)がいてもいいよね!!!
主人公
転生したら、ウィンディ(色違い)に転生。
2m超えの巨大な犬。
魔獣というより時代につれて神獣扱いとなる。
その信仰心からなのか、ワザ以外にも想像力(創造力)により、あれこれやりおっている。
広々とした学園にある奥底の森に住む。
森の主とか思われているために初代学園長からこの土地に学園設立の許可を、と来られたほど。
まぁ、我らの住む地域をこの程度残してくれるなら構わないよーと許可をして早数百年。
禁止区域であり、年がら年中 迷いの霧により包まれている。
カラーリングは、白とオレンジ色ではなく、純白と白金。なので真っ白。
なのに汚れない。流石ファンタジー。
森の主
学園の七不思議(七つだけとは言ってない)
森の奥深く、さらに最も奥深くに森の主が寝ている。
獅子のような容姿であるが、白金の毛色が太陽の光に反射すると淡い光が浮かぶ。
神の使い。神獣と言われている。
かの方の怒りを買ったものがいた。
その者はかの方を飼いならそうと多くの兵士を使いに出したが、結果 その国は炎の海に包まれた。
手を出せば牙を向ける。
しかし、何もしなければ何もしない。
かの方は平穏を望む。
決して、手を出してはならない。
炎の海に招かれたくなければ、関わってはならない。
深緑の森の白き主。
監督生
男の子。
いつものようになんか巻き込まれていたら、ここ何処???
マブとグリム
監督生ー!!!どこーーー!!!?
ストーリー
監督生、と呼ばれている少年は途方に暮れていた。
なにやら廊下で喧嘩しているなぁ、とこの学園の治安の悪さに遠い目をしていた。
それがいけなかった。Part1
マブとグリムが観戦して足を止めていることに気づかずに一人歩いていた。
そこを指定暴力団…おっと、オクタヴィル寮のやばい方のリーチであるフロイドが通りかかった。
しかも機嫌が悪かった。
喧嘩に割って入り、激化。
監督生も流石に(えぇ、………)と足を止めた。
それがいけなかった。Part2
彼がユニーク魔法で弾いたのをみんな避ける中、遅れて気づいた。
それがいけなかった。Part3
結果、当たってしまった。
監督生「ここどこぉ……」
多分、テレポート系統の魔法だったのだろう。
適当なところに飛ばされたらしい。
しかも森林の中。
休み前にもらったスマホは圏外だ。
監督生「終わった…」
遠い異世界の両親への謝罪とマブたちとお世話になった人たちの平穏を祈った。
ーガサ、
背後から音がした。
自分の最後を悟った。
せめて丸呑み!!なんと恐ろしいことを考えたが、一向に動きがない。
枝が落ちただけか?と振り向くと、大きな…リーチ兄弟よりもツノ太郎よりも遥か大きい犬(?)がいた。
しかも真っ白な犬。犬でいいよね??
じっと、こちらを見下ろしている。
監督生「…ここは、どこでしょうか……」
グリムのように会話ができるのでは?と僅かな望みをかけた。
“くるぅ……”
(うーん、言葉が通じるわけじゃないだろうしなぁ…)
うん。無理だね!!!
しかし、唸り声でもなく、どこか困ったようなもので…とりあえず食べる気はまだ無さそうだと安心した。
すると、非常にゆっくりと頭を下げできた。
鼻先で胸元にある学園のワッペンを突く。
監督生「ここ知ってる?俺、ここからのきたの。」
このわんこ様は、食べる気はないと確信した。
こちらに配慮してゆっくりとゆっくりと頭を下げてくれた。
理性的な面を感じたからだ。
その目もどこか、優しげだし。
“………”
(敷地内だし、連れて行くか。こんなところにいたら死んでしまう)
巨体を横向きに動かし、屈んでくれた。
監督生「…乗せてくれるの?」
“わふっ!”
(あぁ、乗りなさい。小さき人の子)
恐る恐る乗る。
尻尾でお尻を支えながら持ち上げてもらったが、……
のっそり、のっそりと歩いてくれた。
その歩き方に迷いはない。
監督生「もし、言葉がわかるならだけど…友だちが心配してくれてると思うからスピード…速さを出してくれませんか…?」
ととっと、
監督生「!ありがとう!!」
吹き飛ばない程度に調整されたスピード。
森を駆け抜けるのは楽しい!
監督生(ジャックに乗せてもらったらこんな感じかなー)
と、呑気であった。
一方、学園は大慌て。そりゃ、魔力無しの異例の一年生が喧嘩に巻き込まれて行方不明なのだから。
フロイドもそんなことを小エビちゃんにするつもりなく、ただ弾いただけだったために真っ青。
喧嘩していた生徒もそんなつもりはなかった。
マブたちは守れなかったことを強く責めた。
捜索が開始されたが、テキトウなテレポートだったためにどこに行ったかわからない。
電波すら繋がらない場所に飛ばされた。
マレリウス「ーー」
ぴり、熱さを感じ取った。
その足を森の方に向けた。
リリア「マレリウス」
マレリウス「何か来る。大きな存在が、」
リリア「…あぁ、近づいてくる」
その気配に気づいた者たちが森に視線を向けた。
マジカルペンを手に持ちつつ、待った。
そして飛び出してきた。
真っ白な巨体な犬、いや獅子と行ったほうがあるほど貫禄ある魔獣がいた。
監督生「わ、学園に戻って来れた!ありがとう、わんこ!」
(((わんこー!!?他に呼び方あっだろーーーー!!!)))
“わふ、”
(はは、構わない)
わんこは屈み、伏せの体制となり、尻尾で監督生を支えながら降ろした。
フロイド「っ、小エビちゃーーーん!!!」
アズール「こら!待ちなさいフロイド!」
ジェイド「フロイド!まだ状況を確認してから、!」
フロイドは一直線に監督生に飛びついた。
ふらついた監督生をわんこ(すぐさまお座りの状態)は尻尾でフォローした。
フロイド「ごめんね、ごめんねー!」
監督生「あー、大丈夫ですよ。フロイド先輩も俺を狙ったわけじゃないんでしょ。わかってますって、!」
フロイド「うぇーーん!!」
監督生「すぐにわんこが見つけてくれて連れてきてくれたから怪我もしてないですよ!本当にありがとうね、わんこ!」
フロイド「小エビちゃん助けてくれてありがとうぉ」
“わっふ”
(うんうん、どういたしまして)
チロ、と舐められた。
泣くな、と慰められるかのように。
フロイド「うぅ、……」
温厚的な様子に一応、マジカルペンは閉まったがいつもでも持ち出せる状態だ。
学園長「………森の主、監督生さんて本当に魔獣使い。いや、この方を魔獣なんて、恐ろしいや…」
クールウェル「学園長、何か知っていて?」
学園長「え、えぇまぁ……生徒たちは近寄らせないでください。お願いしますね」
学園長はゆっくりと近づいた。
わんこはこちらに顔を向けた。
学園長「はじめまして」
シルエットを取り、深々と頭を下げた。
学園長「沈黙の森の主さま。本校の生徒を保護していただき、ありがとうございます。今代の学園長を務めますディア・クロウリーと申します。」
“………フゥ………”
《ほう、汝か(おぉ、烏か?)》
学園長「御足労をおかけいたしました」
“わふ、ふぅぅ…”
《構わぬよ。この程度。しかし、》
学園長「は、はい!」
“がぅ”
《魔力を持たぬ子どもに対し、護りが薄いのではないか?魔導具すら無いぞ》
学園長「いや、そのー……」
“ガルぅぅ”
《おい、もしや出し惜しみと言わぬな》
学園長「ひょっ」
“……”(あっっきれた!!!よーわかんけども!魔力無しで、魔力耐性無い子に魔導具なんてクッッソ値段が張るけども!!!この学園の生徒ならそれぐらいやれや!!)
怒りを抑えた唸り声が響く。
周りは二人の会話が不安が募る。
(仕方ない。アレを送ろう)
今や、召喚術でもお目にかかれない古代式の魔法陣が彼らの足元に光る。
マジカルペンを構えるが、
フロイド「まっ、待って!!ただ会話してるだけだから!!!」
(((ん???)))
フロイド「俺達と会話したいみたい!言語が古いから動物語で伝わらないからって、…小エビちゃんにプレゼントの説明したいからだって!」
そう、内側にいる二人には頭に響く声がした。
《さて、これで会話ができよう。余の言葉は古いものだからなぁ、》
「「!」」
《小さき子よ、お前に贈り物をしたい》
フロイドはマジカルペンを構える周りを止めに入ったのだ。
《おぉ、面倒をかけたな。海の子》
フロイド「!俺が人魚ってわかるの?」
《わかるとも。すまんな、余は海の子にとっては暑つかろうに。》
フロイド「ううん、だいじょーぶ。調整してくれんでしょ?人間になってるし、俺がんじょーよ!」
《そうか、そうか。強い子よ、しかし辛いなら離れるように》
フロイド「はぁい」
《して、小さき子よ》
監督生「!はい」
《その身、魔力は無いな》
監督生「はい、俺には魔力はありません」
《うむ、しかしこの学園に選ばれた。そして居ることを選んだのか?》
監督生「選んだというか、その…」
《正しくは、帰れぬからか》
監督生「!!」
《見ればわかる。魂がこの世界のものでは無い。異邦人であろう》
フロイド「え、小エビちゃん、異邦人なの!!?」
学園長「あっ」
「「「学園長………???」」」
学園長「ひょ」
監督生「異邦人…?」
《異なる世界から来たものをそう呼ぶ。時折、迷い込む者がいる。》
監督生「!お、俺みたいにこの世界に来た人たちがいるんですか!!!」
《あぁ、永らく生きた余でも、極わずかならばその話を聞いた。》
監督生「その人たちは無事に帰れたのですか…?」
《……難しい問である。》
監督生「、」
《全員がどうなかったは、余も知らぬ。
知るものはこの地に骨を埋めた者も居れば、ある日姿を消したとも、…》
監督生「そう、ですか…」
《消えたものを帰った、と解釈することもできる。希望を忘れてはならぬよ、異邦人》
監督生「、ありがとうございます」
《して、どうやってここに?》
監督生「実は、ーーー………」
(((学園の責任だろーが!!!!)))
《闇の鏡か、ふむ……やはりなにか意味のあってここにいるのかも知れぬなぁ…》
監督生「意味、ですか?」
《この地に骨を埋めた者は、真実の愛を冷酷な王に教えて生涯国をともに豊かにした。
ある日突然、消えたものは喪われたはずのアーティファクトを修復させた後日に消えた。職人だったそうな。
他にも役目を持った異邦人が現れた。お主にも何かの役目を与えられてここにいるのだろう》
監督生「俺の役目、……」
《それがなにか、わからぬ。
しかし、この世界の身勝手に巻き込まれたことは事実。
この世界に住むものとして、謝罪と感謝を》
監督生「!?お、俺は何もしてませんよ!!」
《そうだとしても、だ。この様な親も友もいない…なにも関係のないことに巻き込んだ。》
監督生「っ、」
《よう、ここまで頑張ってきたなぁ、》
監督生「〜〜〜っ!!!」
ぼぶ、と抱きついた。
モゴモゴと泣き声が聞こえてきた。
フロイドは外に向けて、水魔法を使い、文字を作った。
なのでわんこの言語を通訳しており、二人の会話が聞こえていた。
異邦人、それは昔から幻のように語られる存在。
どこかにいるかもしれない不思議な存在。
様々な話が伝えられるが、幻とされる。
学園長「いやだって、流石に異邦人とは思わなくって……!!」
そう、幻故に信じられなかった。
学園長は記憶の混濁と決めつけていた。
魂を見ることができるなど、マレウスさえも、できぬ芸当である。
それほど高等な術である。
《だからこそ、余からの贈り物を受け取ってはくれぬか》
監督生「っ、あぅ…」
《どうか、お主が帰るべき処へ帰れるまで》
亜空間から取り出さたるは、ネックレスだ。
小ぶりの石に、銀細工が付けられている。
その小ぶりの石は青と白混じり。ゆらりゆらりと動いているように見える。
レオナ「おいおい、マジか」
ラギー「え?なんっすか」
レオナ「あの石、もう存在しない“生きた鉱石”て言われた青藍石じゃねーかよ。」
ラギー「…幾らっすか」
レオナ「バカ言え。買えるか。現存してねぇーんだよ。あるとしても美術館だ。採取先はない」
ラギー「ひぃ…」
カリム「わ!レオナの言うとおりだな!!美術館以外で初めて見た!」
ジャミル「あぁ」
ヴィル「カリムすら初めてなら相当じゃない…」
ルーク「オーラララ………」
《これを肌に離さず持っておるといい。お風呂も大丈夫だ》
監督生「ぁ、ありがとうございます」
《あぁ。して、人魚の子》
フロイド「…俺?」
《お前にもやろう》
フロイド「えっ」
亜空間から取り出されたるは、ブローチ。
海をモチーフにしたものだ。
真珠を中心に大小様々な大きさとカラーリングをきた貝殻。
《お前を見ていると思い出すなぁ、アスーラの使い魔を》
フロイド「!?海の魔女様を知っての!?」
《あぁ、あやつは鏡を使って余に会いに来てくれた。正しくは通話した程度があるがな。
知識を求めてなぁ、ははは。懐かしい、本当に似ておる。》
フロイド「〜〜〜っ!」
《そうか、もうそんな時が経ったのかぁ…》
フロイド「…」
監督生「……」
その目に寂しさと懐かしをみたが、隠すように続けた。
《汝らの行く先にどうか幸、多からぬことを》
陽炎のように消えた。