念話より(身内が大変失礼しました)
『念話より(身内が大変失礼しました)』
説明
魔獣に守られている主人公が誘拐される話。
???諸島=失われし大陸
バイオームごとの島が存在し、弱肉強食/順応能力があるものが生き残る。
例外を覗いて人種に分類される人、獣人、人魚、妖精族(人寄り)のはいない。
この諸島の管理人は人種からランダムに選ばれる。
過去、悪意をもった管理人も何度かいたことあり、金儲けされたがバイオームの主たち討伐されている。
そのために存在は知られている。
バイオームの主
バイオームごとを取り締まる古参組
交代は、先代からの任命や死闘による勝者。
主人公
前世の記憶が無かったら、古参の神獣寄りな思考になっていただろうと毎回思っている苦労人。
念話で会話するのが基本のために言葉を話すことを忘れていた。
ユニーク魔法は建築ゲーのマイ○ラ。
過去の管理人の遺産を後片付けしたり、農園したり、建築したり、工作したりetc.
外に魔獣の抜け毛とかを売りに行くついでに買い物に出かけたら黒い馬に誘拐される。
魔法よりも魔術、古代魔術を扱う。
だって師匠が古参なのためで……。
シュカ=ヴァルガン(種族名)
真っ赤なドラゴン
主人公を「うちの子」扱いするマミー
火山に住む。暑いところを好み、寒いのは苦手。
長老=真っ白なフクロウ
賢者様的な長老的なポジション。
まとめ役。
緑深い森に住む。
リクウミネコ(種族名)
身体は猫。尻尾が何かしらの人魚の尾を持つ。
主人公の側にいるのは双子。
リュウグウノツカイの人魚の尾を持つ。
なので白銀の毛色に、赤色の背びれ。
繁殖が難しく、繁殖も3匹産めばいいほうで、そもそも飼い慣らすのでは難しい。
ストーリー
でまぁ、久々に街に出かけていたら学園の馬車に乗せられてしまう。
混乱したまま、学園長に連れて行かれて鏡の前まで来て
闇の鏡【名は?】
『』“…みんな、助けてぇ!!!”
脳内に響いた声に全員固まった。
同時に抉れた壁。ホコリと煙が舞う。
“わたしの子を返せぇえええええええええ!!!!!”
顔を出したのは真っ赤なドラゴン。
誰もが反対側に、少しでも離れるために逃げる。
しかし、足がおぼつかず、倒れる者もいる。
“お前か、わたしの子を連れ去ったのわぁあああああああ!!!”
一番魔力の多い学園長に顔を向く、
響く声は怒りに一色に染まっている。
真っ青な学園長。
先生は倒れている生徒たちを優先に奥に避難させる。
『(あ、やべ。マミーがめっっちゃ怒ってる)』
スンッ、と冷静になった。
自分よりも怒っている人を見かけると冷静になる現象だ。
とりあえず、関係のない若者(生徒たち)を浮遊魔法で持ち上げて奥に避難させるのを手伝う。
そして魔法陣を展開させて、
『』“ここに居たら安全だから、焼死体になりたくないならここから出ないでね”
さて、と。魔法陣の前に立ち、悩む。
逃げ回る学園長と、長い首を唸らせ襲っているマミー。
“おぉ、我らの子よ。探したぞ”
『』“長老!!”
“心配したぞ、このようなところにいるとは”
『』“俺にもわかんない。品物を売りに街に行ったら、馬車が目の前に来て……目覚めたらここにいた。マミーが追いかけている人に魔法士育成学園だとか言われたけども……”
フクロウが彼の肩にとまる。
生徒は(あれ??コイツ何も知らないのか??)と知ることになる。
そりゃ、助けてと叫びたくなるものでは……??巻き込まれたけども。
トレイン「すまない、話を聞いてもよろしいか」
“…我らの子に、危害を加えるのか”
トレイン「いいえ、私どもなぜこのようなことになったとかわかっておりません。しかし聞くところによると突然、連れてこられたと聞こえましたので…」
『』“はい。ここはどこですか?あの人に聞かされましたけど、何も知りません”
トレイン「この学園に入学する際、手紙が届く。届きませんでしたか?」
“手紙か…すまんが我らの住む領域に俗物は届かぬ。一切な”
トレイン「……もしや、なのですが。手紙が届かず、迎えの馬車が彷徨っていたところご子息を見つけたために仕事をまっとうするために連れてきたのではないかと…本人もあなたがたの了解もなく。」
………………
かたや、手紙が届かずのところ
かたや、仕事をまっとうするための馬車
2つが絡み合ったために起こった出来事だ。
“なんという、か………まったく…”
トレイン「申し訳ありません」
“不運な出来事よなぁ、アトラス。シュカを止めよ”
『』“はい、長老。シュカママー!!シュカママー!!!!!”
“………。なによ、この鴉、食べちゃだめなの???”
“腹を下すからやめよ。これは不幸な入れ違いにより起こったことよ。まぁ、やり方を見直したほうがよいだろうがな…まったく”
“ふぅん、あぁアトラス!!ケガはない??ども痛くない?”
『』“うんっ、大丈夫だよ。びっくりしたけど”
“あぁ、良かったわ!………怪我をしていたらどうしてやろうかと…”
寒気した一同であった。
“さて、アトラス”
『』“はい、長老”
“どうする?生徒にでもなるか?”
『』“…俺、危険人物になってそうだから帰ったほうがいいんじゃない……?”
まぁ、ドラゴン来ちゃいましたからね!!
“しかし、学びは誰にも等しく与えられるもの。例え、人でも人魚でも獣人でも妖精でも。お前は人と学ぶ機会はなかった。良い機会ではないか”
『』“でも、”
“なに。嫌になったらいつでも帰ってこい。お前の居場所はある。”
彼の足元に出てきたのは、珍しいリクウミネコという半身を猫、もう半身を人魚である。
“アビスとアビム、二人を付けよう”
人に懐かないはずなのだが、彼にすり寄っている。白銀の毛色が美しい。
“それとも、この子に学ぶ資格はないと。言うかね?”
学園長「ソンナコト アリマセン」
“では、またの成長を楽しみにしている。励みなさい。荷物はすぐに送る。”
“またね!応援しているわ”
居なくなると同時に破損した壁も床も直された。
学園長「さ、どうぞ。やり直しましょうか…」
闇の鏡【名は】
『』“アトラスです”
誰もが自分の寮には来てほしくない!!と願った。
闇の鏡【……ふむ。汝、すべての寮に相応しい。しかし一つを選ばなくてならぬ。………ディアソムニア寮!!】
『』“ありがとうございます。あの怪我してませんか?”
闇の鏡【、あぁ。問題ない】
『』“良かった”
ふにゃ、と笑う姿は無害に等しい。
しかし、足元にいるリクウミネコの視線はこちらに向けられた。なんとも冷たく寒気の感じるもの。
彼は無害。危険なのは彼を守る存在、ということ。
それぞれ寮にわけられ、生活が始まる。
彼にはじめに声をかけたのは、副寮長でもありマレウスを護衛する役目を持つリリア。
彼と無関係よりも、仲良くしておいたほうがいいと判断した。
敵対は勘弁してほしいし、マレウス自身が彼に興味を持ってしまっているために先に親しくなっておことうした。
リリア「はじめまして、わしはリリア。このディアソムニア寮の副寮長を務める。」
『』“はじめまして、アトラスといいます”
リリア「ふむ。そなた口が聞けぬのか。念話で疲れぬのか?」
『』
リリア「アトラス?」
『』“あ、いえ。念話でしか話したことなくて…口で話すことを忘れてました”
リリア「 」
〈みぃー……〉〈にぃーー……〉
そのために、訓練が始まった。
リリアと向き合い、発音の練習。
リリア「これが、《あ》じゃ」
『、……っ、……』
リリア「ふむ。長年使わなかったために衰えておるな」
『』“念話での会話が普通だったための弊害が……”
リリア「なに、少しずつやればよい」
彼に恩を作らせればある程度の被害の回避という下心はもちろんあるが、妖精の性としてほうってはおけなかった。
シルバー「お、リリア様。マレウス様が…」
リリア「うむ。わかった。シルバー変わってくれ」
シルバー「はい」
『』“いってらしゃい、リリアさん。お願いね、シルバーくん”
リリア「おぉ、またの」
シルバー「あぁ、もちろんだ」
でまぁ、妖精にも人魚にも獣人にも懐かれるというか可愛がられる。